ISTPに向いてる仕事とは?巨匠タイプの性格や適職を見つける方法を紹介【適職10選】
MBTI診断(16personalities)のISTP(巨匠)タイプに向いてる仕事を解説します。
性格の特徴からわかる強み・弱みをもとに適職の紹介はもちろん、向いていない仕事についても紹介します。
職業選びを考える際に参考にしてください。
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ISTP(巨匠)とは
MBTIのISTP(巨匠)とは、好奇心旺盛で観察力に優れた実践的なクリエイタータイプの人を指します。
他の人にはない、自由な発想力をもち合わせており「新しいものを生み出す能力」に長けていることが特徴です。
また、友好的な性格をもっている一面もありますが、人前に出るよりも観察することを好むため、周囲からは少し謎めいた人や冷たい人に見られることがあります。
末永
自分の特徴を理解してくれる仲間や自由な職場環境のもとで、より力を発揮します。
一方で、規則や形式に縛られることを嫌う側面もあり、自由な職場環境でないとストレスを感じることがあります。
ここからは、ISTP(巨匠)の性格と特徴、ISTP-TとISTP-Aの違いについて詳しく解説していきます。
ISTP(巨匠)の性格と特徴
ISTP(巨匠)それぞれのアルファベットの意味と特徴について表でまとめました。
アルファベット | 性格と特徴 |
---|---|
I=内向型(Introverted) | ・自分の内側の世界観を大切にしている
・慎重で思慮深い ・大勢の交流は苦手 |
S=感覚型(Sensing) | ・現実を重視する
・具体的な数値やデータに基づいて事象を捉える |
T=思考型(Thinking) | ・論理的にも物事を捉える
・意志が強く他人に惑わされにくい |
P=知覚型(Perceiving) | ・柔軟性と適応力に優れている
・計画や規則に囚われない |
ISTP(巨匠)は、内向的かつ現実的で論理的に物事を考え、強い意志と優れた柔軟性をもち合わせた性格ということがわかります。
ISTP(巨匠)は、ISTP-TとISTP-Aで異なる特徴をもっているため、それぞれ詳しく解説していきます。
ISTP-TとISTP-Aの違いとは
末永
ISTP-T(Turbulent:神経型)とISTP-A(Assertive:自己主張型)の大きな違いは「ストレス耐性」が強いか弱いかです。
ISTP-Tは、物事をネガティブに捉えやすいため、ストレスを感じやすく、ISTP-Aは、物事をポジティブに捉えるため、ストレスを感じにくい性格をもっています。
ISTP-Tは、ストレスを感じやすい性格ですが、物事を慎重に進められ、斬新なアイディアを納得いくまで突き詰められる特徴があります。
一方、ISTP-Aは自分の意見に自信をもっているが故に、周りを考えずに独りよがりになってしまう可能性があるため、注意が必要です。
ISTP(巨匠)の強み・長所
これまでISTP(巨匠)について紹介しましたが、具体的な強みや長所、そして仕事にどう活かせるか気になる方も多いでしょう。
ここでは、ISTP(巨匠)の強みを3つ紹介していきます。
それぞれ詳しく解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。
論理的思考力があり問題解決能力が高い
ISTP(巨匠)の強みは、論理的思考力があり問題解決能力が高いことです。
末永
ISTP(巨匠)は状況を冷静に分析できることや論理的に考える力もあるため、難しい課題に直面しても自分なりのアイディアで解決に導くことができます。
戦略コンサルタントなどの職種では、顧客が業績不振に陥っている際に、売上データや市場動向を分析することが求められるため、ISTP(巨匠)の人に向いている仕事と言えます。
ISTP(巨匠)の人なら、分析結果から、販売戦略やコスト面を改善するプロセスを考え、顧客がすぐさま取り組めるアクションプランの提示が可能です。
このように、客観的な事実をもとに課題を特定し、顧客の目標達成に向けたアイディアを出せることがISTP(巨匠)の強みと言えます。
柔軟性があり臨機応変な対応ができる
ISTP(巨匠)は、柔軟な思考をもち、臨機応変に対応できる強みがあります。
緊急な対応が迫られているときでも、的確な解決策を見つけ出し、トラブルや予期せぬ事態にも柔軟に対処可能です。
例えば、プロジェクトの納期直前に外部の協力会社からの納品が遅れるという問題が起きた場合、ISTP(巨匠)タイプの人は次のように対応できます。
チーム内でタスクを再調整し、一部機能のリリースを分割して優先的に完成させるなど、遅れを最小限に抑えるプランを立て柔軟に対処します。
このように、ISTP(巨匠)のもつ柔軟な対応力は、変化が激しい現場で大きな強みとなります。
探求心が強く好奇心旺盛
末永
ISTP(巨匠)は探求心が強く好奇心旺盛なことも強みと言えます。
なぜなら、新しいことに対する興味や関心が強く、新しい領域への挑戦を前向きに楽しめるからです。
ISTP(巨匠)は、興味のある分野に取り組むと高い集中力を発揮しやすいため、より強みを活かすことができます。
例えば、デザイナーの場合、これまで携わったことのない分野に興味をもつことや流行しているデザインを自ら学習することで、新しい価値を生み出すことができます。
このように、探究心があり好奇心旺盛な人は自ら学習する機会をつくり出すことで「人の期待を超えた仕事」をすることができるでしょう。
ISTP(巨匠)の弱み・短所
ここまでは、ISTP(巨匠)の強みについて紹介してきました。
ここでは、ISTP(巨匠)の弱み・短所について3つ紹介していきます。
ISTP(巨匠)の弱みについて理解することで、自分には向いていない仕事がわかります。
それぞれ詳しく解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。
他人の気持ちに寄り添うことが苦手
ISTP(巨匠)は他人の気持ちに寄り添うことが苦手です。
末永
自分の軸や世界観があるため、他人の考えに流されることがない反面、相手の感情に対して共感する能力が不足しています。
例えば、社内でプロジェクトの改善に向けた意見を出し合う場面で、ISTP(巨匠)の人は論理的な解決策の提示に注力するため、個人的な感想をもとに意見を述べた人に対して共感を示しづらいです。
そのため、周りからは「冷たい」と言われることもあります。
ISTP(巨匠)は自ら積極的にコミュニケーションを取るタイプではないため、人間関係を構築するときは、人一倍相手への配慮や共感を意識することが重要です。
ストレスを感じやすい
ISTP(巨匠)は、柔軟に対応できる判断力の速さがある一方で、細部まで注意を払う特徴があるため、さまざまなことが気になってしまいストレスを感じやすいです。
どんなに忙しくても自分が気になったことに取り組まないと気が済まず、多くの仕事を抱えてしまった結果、強いストレスを感じてしまいます。
そのため、周りからの情報をシャットダウンして自分の時間を作ることが大切です。
末永
優先順位をつけたりタスクを分けたりすると、今やるべきことに集中でき、負担を減らすことができます。
特にISTP-Tの人は、ストレスを感じやすい傾向にあるため、趣味に没頭することや友人との時間をつくるなど、自分なりのストレス発散方法を見つけておくのがおすすめです。
計画性がない
ISTP(巨匠)は目の前の仕事に対して高い集中力を発揮する反面、長期間かけて取り組むような計画性のある仕事には苦手意識をもつ傾向があります。
末永
好奇心が旺盛で興味のあることに次々と目が向いてしまうため、一つのことに長く集中できません。
例えば、プロジェクトを進めている途中で、興味のある話題を見つけると、予定外のリサーチに時間を費やしてしまい、プロジェクトの進行が遅れる可能性があります。
そのため、あらかじめ目標を定めて物事に取り組みましょう。
また、長期目標を小さなステップに分けて、短期目標を決めると、達成するたびにやりがいを感じられ、集中して作業を続けやすくなります。
ISTP(巨匠)に向いてる仕事の特徴
ここまで、ISTP(巨匠)の強みと弱みを解説してきました。
ここでは、実際にISTP(巨匠)がどんな仕事に向いてるのかを紹介していきます。
ISTP(巨匠)に向いてる仕事の特徴を理解することで、より充実したキャリアを築くことができます。
詳しくみていきましょう。
手先の器用さ・論理的思考力を活かせる仕事
ISTP(巨匠)には、手先の器用さや論理的思考力を活かせる仕事が向いています。
なぜなら、ISTP(巨匠)は論理型(T)であるため知性と探求心をもっており、業務上の課題に対する解決策を見つけることが得意だからです。
また、自ら手を動かし作業することが好きなタイプでもあるため、手先の器用さが活かせる仕事にも向いています。
例えば以下のような仕事です。
手先の器用さや論理的思考力が活かせる仕事
- ITエンジニア
- 建築作業員
- Webデザイナー
これらの仕事は、手先の器用さや論理的な思考力を活かせるため、ISTP(巨匠)に向いてる仕事と言えます。
課題を解決したり新しいものを生み出したりする場面で、ISTP(巨匠)の強みを最大限に活かすことができます。
冷静な判断力が活かせる仕事
ISTP(巨匠)は、冷静な判断力が活かせる仕事が向いています。
なぜなら、感覚型(S)であるため、目の前で起きている状況を冷静に見極め、的確な判断ができるからです。
また、知覚型(P)のため、状況に応じて柔軟に対応することも得意としています。
冷静な判断力が活かせる仕事を3つ紹介します。
冷静な判断力が活かせる仕事
- マーケティング
- コンサルタント
- データアナリスト
これらの仕事は、データをもとに課題を発見し、具体的な解決策を導き出すため、冷静な分析力と判断力が求められます。
目の前の状況に応じた柔軟な対応や迅速な意思決定ができるISTP(巨匠)は、上記の職場で重宝される人材です。
自分が思うように進められる仕事
ISTP(巨匠)は、自分が思うように進められる仕事が向いています。
その理由は、内向型(I)であるため自分の軸や価値観を強くもっているからです。
自分で目標を設定し、新しいスキルを積極的に学ぶ意欲があるため、自分のペースで柔軟に働ける環境を好む傾向があります。
例えば、以下のような仕事は自分のペースで働くことができます。
自分のペースで働くことができる仕事
- 技術職
- 検査員
- 料理人
このような仕事では、興味のある分野に集中して取り組める環境があるため、ISTP(巨匠)に向いています。
特に内向型(I)要素が強い人は自分の思うように取り組める仕事に就くことで、スキルや能力を最大限に発揮できる可能性が高まります。
ISTP(巨匠)に向いてない仕事の特徴
ここまでISTP(巨匠)に向いてる仕事を紹介してきましたが、向いていない仕事もあります。
以下の3つ要素のある仕事はISTP(巨匠)には向いていない可能性が高いです。
それぞれの仕事について、なぜ向いていないのかを詳しく解説していきます。
人の気持ちに寄り添う仕事
ISTP(巨匠)は人の気持ちに寄り添う仕事が苦手な傾向があります。
なぜなら、論理型(T)の性格をもっているため、物事を判断する際に感情よりも論理を優先する傾向があり、その結果、相手の感情に配慮できない可能性が高いためです。
人の気持ちに寄り添う仕事をいくつか紹介します。
人の気持ちに寄り添う仕事
- 看護師
- 介護福祉士
- 教員
- カウンセラー
- コーディネーター
これらの職業に就くと、相手に寄り添い続けることに疲れてしまい、ストレスや疲労を感じることがあります。
特に、相手の感情に長時間向き合う場面では負担が大きくなる可能性が高いです。
そのため、ISTP(巨匠)で「気持ちに寄り添うことが苦手」と感じる人は、上記の仕事に就くことはおすすめしません。
ルーティンワークが多い・規則に縛られる仕事
ISTP(巨匠)には、ルーティンワークが多い仕事や規則に縛られる仕事は向いていません。
論理型(T)であるため、自分で考えることがなく、定められた業務内容を着実にこなしていくような仕事を好まない傾向にあります。
また、知覚型(P)な性格をもっているため、規則に縛られた仕事に対する意欲が湧かない可能性が高いです。
ISTP(巨匠)に向かないルーティンワークが多い仕事を紹介します。
ルーティンワークが多い仕事
- コールセンター
- 事務職
- 銀行の窓口スタッフ
- 工場ラインの作業員
- 倉庫スタッフ
過去の経験からルーティンワークに飽きてしまうと感じる人は、これらの職種に就かない方が良いです。
なお、ISTP(巨匠)と診断された人で、現在ルーティンワークが多い仕事に就いている場合は、効率化するためのアイディアを出すことや現場での問題解決に目を向けるとモチベーションを保ちやすいです。
ISTP(巨匠)に向いた仕事に転職することで、強みを発揮でき、無理なく働けます。
対人コミュニケーションを必要とする仕事
ISTP(巨匠)は、対人コミュニケーションを必要とする仕事には向いていません。
なぜなら、ISTP(巨匠)は内向的で、人の感情に関心を持ちにくい傾向があるためです。
また、ISTP(巨匠)はクレームや理不尽な意見にストレスを感じやすいので、社内外や顧客など幅広くコミュニケーションを取る仕事には向いていない可能性が高いです。
特に向いていない職種を5つ紹介します。
対人コミュニケーションを必要とする仕事
- 飲食店スタッフ
- イベントスタッフ
- カスタマーサポート
- ホテルフロント
- 客室乗務員
これらの仕事は、相手に寄り添う姿勢や理不尽な状況での対処が求められるため、ISTP(巨匠)には向いていません。
ISTP(巨匠)のタイプの人で、現在上記の仕事に就いている場合には、ISTP(巨匠)の強み(論理的思考力・問題解決能力・柔軟な対応力)が活かせる仕事への転職も検討してみてください。
ISTP(巨匠)に向いてる仕事10選
ISTP(巨匠)に向いてる仕事・向いてない仕事の特徴ついて紹介してきました。
ここからは、ISTP(巨匠)に向いてる仕事とその理由について紹介していきます。
向いてる仕事 | その理由 |
---|---|
ITエンジニア | 論理的思考力と問題解決能力を活かせるため |
技術職 | 手先の器用さと集中力を活かせるため |
Webデザイナー | 発想力と問題解決能力が活かせるため |
マーケティング | 客観的なデータを基に分析をおこなえるため |
コンサルタント | 状況を客観的に見極め、論理的な提案ができるため |
データアナリスト | 冷静な判断力を活かせるため |
検査員 | 細かいところまで集中できるため |
医師 | 冷静さと迅速な判断力を活かし、緊急事態に対応できるため |
料理人 | 手先の器用さが活かせるため |
建築作業員 | 柔軟な対応力と集中力が活かせるため |
それぞれの仕事の特徴とISTP(巨匠)に向いてる理由を解説していきます。
ITエンジニア
ITエンジニアは、ISTP(巨匠)に向いてる仕事と言えます。
なぜなら、ISTP(巨匠)は論理的思考力と問題解決能力を兼ね備えており、ITエンジニアに必要とされる、複雑なシステムや問題を冷静に分析する力があるためです。
ITエンジニアの仕事は、クライアントが求めている内容を整理して分かりやすくまとめ、それを実現するための計画や設計図を作ることです。
末永
論理的思考力と問題解決能力があることで、クライアントの曖昧な要望や複雑な課題を具体的に整理し、実現可能な方法を提案することができます。
このように、複雑なシステムや問題を冷静に分析できるISTP(巨匠)はITエンジニアに向いてると言えます。
技術職
ISTP(巨匠)は、技術職にも向いています。
理由は、ものづくりにおける綿密な作業や技術開発の際に手先の器用さと高い集中力が求められるためです。
技術職にも多くの作業工程があるため、簡単に紹介します。
技術職の作業工程
- 製品の開発や設計
- 生産ラインの技術開発
- 製品の修理・メンテナンス
特に、設計や製造工程では、効率的かつ正確に作業を進める力が求められるためISTP(巨匠)の強みが発揮される可能性が高いです。
ISTP(巨匠)は、興味のある分野への学習意欲と手先の器用さが特徴なので、技術職に向いています。
Webデザイナー
WebデザイナーもISTP(巨匠)に向いてる仕事の一つです。
末永
Webデザイナーは、抽象的なデザインを形にする仕事のため、ISTPの柔軟な思考力と発想力が活かせます。
また、細部までこだわりをもち、効率的に作業を進める能力が求められるため、ISTP(巨匠)に適しています。
柔軟な思考力と発想力のあるISTP(巨匠)タイプの人は、ユーザー視点に立った使いやすさや独自のデザイン性などの要素を取り込みつつ、クライアントの要望に応じたレイアウトに仕上げることができます。
このように、見た目の美しさだけではなく機能性も求められるWebデザイナーの仕事は、柔軟な思考力を発揮しやすいISTP(巨匠)には最適な仕事です。
マーケティング
マーケティング職はISTP(巨匠)に向いてる仕事と言えます。
なぜなら、マーケティング職は顧客のニーズや市場調査をして、具体的な戦略を立てるための論理的な思考力が求められるためです。
マーケティング職の主な仕事内容は以下のとおりです。
マーケティング職の主な仕事内容
- 顧客のニーズや競合の状況を分析する
- 市場調査の結果を基に、新商品やサービスの計画を立案する
- 広告やキャンペーンを計画・実施する
- 実施した施策の効果をデータで分析し、改善点を見つける
これらを実行するには、論理的な思考力だけではなくプロジェクト完遂までの柔軟な対応力も求められます。
そのため、ISTP(巨匠)はデータをもとに仮説を立て、効果測定をして次の施策につなげるといったサイクルを回す、マーケティング職に最適な性格です。
コンサルタント
ISTP(巨匠)はコンサルタントとしての仕事にも向いています。
なぜなら、ISTP(巨匠)は冷静な判断力と柔軟な対応力があり、顧客の抱える課題に対して最適な解決策を提案できるからです。
末永
コンサルタントの仕事は顧客の課題を特定し、具体的な改善策を考え、目標達成に導くことです。そのため、客観的な情報から課題の背景を読み取り、適切なゴール設定まで求められます。
抽象的な課題を具体的な形にして、実装までおこなうコンサルタントの仕事は、問題解決能力と柔軟な思考力をもち合わせているISTP(巨匠)には最適な仕事です。
データアナリスト
データアナリストはISTP(巨匠)に向いてる仕事の1つです。
その理由は、ISTP(巨匠)の論理的な思考力が、膨大なデータの中からパターンやトレンドを見つけ出し、問題の原因を明確にするのに適しているからです。
例えば、売上データの分析では、表面上の数字だけではなく、裏側にある消費者の行動パターンなどを読み取る能力が求められます。
また、自分のペースで仕事を進められる点も、内向的な性格のISTPには最適な要素の1つです。
データアナリストはデータ分析能力に加えて、事実の裏側にある背景を読み取る力が求められるためISTP(巨匠)に向いています。
検査員
検査員の仕事もISTPに向いてると言えます。
検査員の仕事は一人で黙々と作業する時間が多いことや高い集中力が求められるためです。
「検査員」には自動車の検査をおこなう「自動車検査員」や製品の外見を検査する「製品検査員」などがあります。どちらの仕事内容も、細部までこだわった観察力が求められます。
例えば、自動車検査員は車両の安全性や性能を厳密にチェックし、基準を満たしているかを確認します。
一方、製品検査員は商品の外観や品質を入念に確認し、不備を見逃さないことが重要です。
このように、ISTP(巨匠)は内向的な性格かつ注意深く物事を観察する能力に長けているため、検査員の仕事は最適です。
医師
医師もISTPに向いてる仕事の1つです。
なぜなら、医師は冷静な判断と素早い提案力が求められるためです。
末永
患者の症状を冷静に観察し、素早く的確な治療を提案する能力は、ISTP(巨匠)の特徴に当てはまります。
診断や治療計画を立てる際に、具体的なデータや症状をもとに解決策を見つけ出す力も役立ちます。
さらに、患者の症状が悪化したときなどの緊急時には迅速な対応が求められるため、柔軟な対応力をもち合わせているISTP(巨匠)には最適な仕事の1つです。
器具を使った正確な処置や手術にも、器用さと集中力の高さが役立ちます。
料理人
ISTP(巨匠)は料理人の仕事に適しています。
手先が器用なISTP(巨匠)は、調理器具の扱いに慣れ、細部にこだわった料理を作ることが得意です。また、柔軟な思考力を活かして、新しいメニューの開発や調理方法の改善に取り組むことができます。
おいしさを追求することに目覚めてしまうと、取りつかれたように料理に没頭してしまうことも特徴の1つです。
一人で黙々と作業に集中できる点や冷静に対応できるISTPの性格は、忙しい厨房で十分に活かせます。
建築作業員
ISTP(巨匠)は建築作業員の仕事にも適しています。
なぜなら、手先が器用で細かい作業も得意なISTPは、工具や機械の扱いに長けており、正確で効率的に作業を進めることができるためです。
また、注意深く物事を観察する能力を活かすことで、図面や設計の細部にまで気を配ることができます。
さらに、対応力に優れているISTP(巨匠)は、現場での問題にも迅速に対処できるため、重宝される存在となります。
今までないものを形にできることに対して達成感を感じやすく、技術の向上にも惜しまずに努力できるISTP(巨匠)には、作業員の仕事は最適です。
ISTP(巨匠)に向いてる仕事の見つけ方
ここまでISTP(巨匠)に向いてる仕事、向いていない仕事について紹介してきました。
向いてる仕事の中でも、たくさんの職種があるため、自分に最適な仕事を選ぶにはどうするべきか悩む人も多いでしょう。
ここでは、具体的なISTP(巨匠)に向いてる仕事の見つけ方について、3つ紹介していきます。
それぞれ詳しく解説していきます。
⑴自己分析をおこなう
ISTP(巨匠)に向いてる仕事を見つけるためには、自己分析をして自己理解を深めることが重要です。
向いてる仕事とは、自分の強みや価値観を活かせる仕事のことです。
自分に向いてる仕事を見つけるためには、自己分析をおこない自分の強みや価値観を言語化するプロセスが必要となります。
一方で、自己分析を一人でおこなってもやり方がわからない場合やバイアスが掛かってしまうケースが多く、本来の強みが特定できない可能性があります。
そのため、キャリアのプロなど第三者の視点を取り入れることがおすすめです。
末永
キャリアコーチングを通じて、自分の強みを言語化することで、仕事とのミスマッチを防げます。
キャリアコーチングのなかでも転職を考えているなら、マジキャリがおすすめです。
マジキャリは、国家資格をもったキャリアコンサルタントや元転職エージェント、元採用人事といったキャリアに関する知見が豊富なコーチが自己分析をサポートしてくれます。
また、転職サポート(面接対策やエントリーシートの添削など)も一貫して受けられるのも特徴の1つです。
以下の記事で自己分析のやり方について詳しく解説しているので、合わせてご覧ください。
向いてる仕事の見つけ方がわからない人におすすめ
-
マジキャリ
自己分析を通してやりたいことや向いてる仕事の発見をサポート
⑵強みを活かせる環境を言語化する
自己分析で強みを言語化したら、それを活かせる環境を言語化しましょう。
末永
強みがわかっても、それを活かせる環境でなければ強みを発揮できず転職後に後悔してしまう可能性が高いです。
例えば、「問題解決力と実行力」が強みであると自己分析でわかった場合、それを活かせる環境として「裁量権があり、解決策を実行できる職場」などと言語化することができます。
このように、自分の強みとそれを活かせる環境が一致しているかを確認することが大切です。
また、企業の社風や社員の年齢層、業務スタイルなども言語化すると具体的な職場がイメージでき自分に合った仕事を見つけやすくなります。
⑶業界や職種の情報収集をおこなう
自分に合った仕事を見つけるためには、業界や職種の情報収集や企業研究をおこなうことが重要です。
幅広い業界や職種の情報収集をおこなうことで自分に合っている仕事を見つけられる可能性が高まります。
また、仕事内容や社風が自分の性格や価値観、働き方のスタイルに合うか確認すると、転職後のミスマッチを防ぐことができます。
とはいえ、キャリアや転職の知見がなければ企業研究は難しいものです。
末永
そのため、転職エージェントやキャリアコーチングなどのキャリアのプロの力を借りることがおすすめです!
キャリアのプロの力を借りることでスムーズな業界研究ができ、 自分に合った仕事を効率よく見つけられます。
ISTP(巨匠)が仕事で活躍する方法
ここまで、自分に合う仕事の見つけ方について詳しく解説してきました。
ここでは、実際にISTP(巨匠)が仕事で活躍する方法を3つ紹介していきます。
自分が活躍するところまで明確にすることで、自分に合った環境を適切に判断できます。
それぞれ詳しく解説していきます。
自分のペースで働ける職場を見つける
ISTP(巨匠)は規則やルール、他人から縛られることを嫌うため、自分のペースで仕事ができる職場を見つけることが大切です。
逆に、自分のペースで働きづらい職場を選んでしまうと、ストレスが溜まり、仕事のパフォーマンスが低下する可能性が高まります。
自分のペースで働ける職場を見つける際には以下の点を意識しましょう。
自分のペースで働ける仕事の見極め方
- 自己裁量が認められる職種か
- 一人で集中できる環境か
- 勤務時間や場所が柔軟に選べる職場か
上記に当てはまる職場環境があると、自分のペースで仕事ができ、ストレスを溜め込まずに済みます。
仕事選びの際は、業界や職種の情報収集に時間をかけ、なるべく多角的にリサーチしてみてください。
末永
効率的にリサーチするために、転職エージェントやキャリアコーチングなどに相談することもおすすめです!
相手のことを理解し受け入れる
ISTP(巨匠)は、相手の考えや気持ちを尊重することが大切です。
自分の軸や世界観があるため、自分の考えを優先して行動する傾向があります。その結果、周囲から理解を得られず孤立することもあるため、相手の理解に努めることが重要です。
末永
相手の意見にも耳を傾け理解しようとする姿勢を見せることで周囲からの信頼を得られます。
例えば、ミーティングでメンバーの提案が根拠に乏しく、効率が悪いと感じた場合でも、相手の意見を否定せずに「どうしてそう考えたのか」相手の考えに理解を示しましょう。
そうすることで、相手からは「意見を尊重してくれ、解決策を一緒に考えてくれる人」と思われる可能性が高いです。
さらに、相手の理解に務めることで新たなアイディアを生み出すこともできます。
このように、ISTP(巨匠)タイプの人は相手の気持ちや考えを大切にすることで、職場での信頼関係を築き、より活躍しやすくなります。
長期的な計画を立てる
ISTP(巨匠)は、長期的な計画を立ててから行動すると、より活躍できるようになります。
なぜなら、ISTP(巨匠)は好奇心旺盛な性格のため、さまざまなことに興味を持ちやすく、一つのことに集中できずに中途半端になってしまう可能性があるためです。
そのため、目標を定めてから行動すると、長期に渡って集中力を保ち行動できるようになります。
また、計画を立てるだけではなく、適度に振り返る習慣を身に付けることが重要です。
振り返りをする習慣がないと、自分の進捗や課題を確認できないため、改善点が見えず、効率的に目標を達成することが難しくなります。
このように、ISTP(巨匠)は長期的な目標を立てることと、毎日振り返りをおこなうことで、より活躍できるようになります。
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末永
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末永
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タイプ | 割合 |
---|---|
INFP(仲介者型) | 16.44% |
ENFP(広報活動家型) | 13.78% |
INTP(論理学者型) | 7.19% |
ISFJ(擁護者型) | 6.82% |
INFJ(提唱者型) | 6.79% |
ESFJ(領事型) | 6.75% |
ISFP(冒険家型) | 6.74% |
ESFP(エンターテイナー型) | 6.02% |
ENFJ(主人公型) | 5.59% |
ENTP(討論者型) | 5.19% |
INTJ(建築家型) | 3.7% |
ISTJ(管理者型) | 3.57% |
ESTJ(幹部型) | 3.39% |
ISTP(巨匠型) | 2.87% |
ESTP(起業家型) | 2.62% |
ENTJ(指揮官型) | 2.57% |
出典:16personalities (2024年11月時点の回答者79,290人) |
ISTP(巨匠)によくある質問
ここでは、ISTP(巨匠)に関するよくある2つの質問に回答していきます。
まだ疑問が残っている人は確認してみてください。
ISTP(巨匠)と相性が良い職場環境はどんな環境ですか?
ISTP(巨匠)には、自由度の高い職場や技術的な改善が評価される職場などが向いてます。
自分のペースで進められることや論理的思考力を活かせるといったISTP(巨匠)の強みや価値観を活かせるからです。
また、自分の意志決定できる裁量権のある仕事にも向いています。
企業の社風や社員の年齢層、業務スタイルなども言語化すると具体的な職場がイメージでき自分に合った仕事を見つけやすくなります。
ISTP(巨匠)と相性が良い人はどんな人ですか?
ISTP(巨匠)は、外向的な人や計画的に動ける人と相性が良いです。
なぜなら、ISTPは内向的で好奇心旺盛な性格ゆえに、周りとのコミュニケーションが不足したり、計画性を欠いてしまうことがあるためです。
外向的な人は人間関係をスムーズにしてくれて、計画的な人がいると仕事や目標を整理してサポートしてくれるため、ISTPの強みを最大限に活かすことができます。
末永
具体的には、ENFP(広報運動家型)やINFJ(提唱者型)、ESTJ(幹部型)との相性が良いです。
また、論理的な思考力をもっている、内向型のINTP(論理学者)とも相性が良く、議論をスムーズに進めることができます。
そんなISTP(巨匠)に向いてる仕事は、論理的思考力や問題解決能力が求められる、ITエンジニアやシステムアナリスト、戦略コンサルタントです。