転職したほうがいい人の特徴は?判断できる3つの問いも解説!

転職したほうがいい人

    転職したほうがいい人としないほうがいい人の特徴をはじめ、おすすめの診断ツールなどについて解説します。

    他にも転職を決めた人に向けた、プロからの4つのアドバイスについても詳しく紹介しています。

この記事を書いた人
末永雄大

末永雄大

新卒でリクルートエージェント(現リクルート)に入社。数百を超える企業の中途採用を支援。2012年アクシス(株)設立、代表取締役兼転職エージェントとして人材紹介サービスを展開しながら、年間数百人以上のキャリア相談に乗る。Youtubeチャンネル「末永雄大 / すべらない転職エージェント」の総再生回数は2,000万回以上。著書「成功する転職面接」「キャリアロジック
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転職したほうがいい人とは?

人物 Aさん

最近仕事に対してなんとなくモヤモヤする。周りで転職する人も増えてきたし、自分も転職したほうがいいのかな・・・

このように悩んでいる人は多いのではないでしょうか?このような人に向けて、転職したほうがいい人の特徴を解説していきますね。

プロの転職エージェントとしては、転職したほうがいいかどうかは以下の3つの問いによって判断できると思っています。全てに「はい」と答えられる人は転職したほうがいいです。

  • ・転職で解決したい課題、希望が明確か?
  • ・現職の不満を解消するために行動したか?
  • ・ニーズを満たす求人が実際に存在するか?

詳しくは後述しますが、転職したほうがいいか悩んでいる人は1度この問いの答えを考えてみてください。

明確に「はい」と答えられない、もしくは「いいえ」の人は、今転職しても成功する確率は高くありませんし、転職しないのが1番いいという可能性もあります。

今の感情に任せず、まずはこれらをしっかりと考えてみるのがおすすめです。

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とはいえ、上記の表を見ても実際に自分が当てはまるかよくわからなかったり「もっと手っ取り早く転職したほうがいいか診断してほしい」とお考えの方もいるのではないでしょうか。


そんな方には転職エージェントに登録して診断してもらうのをおすすめします。

というのも、自己分析サイトなどの簡易的な診断ではあなたが本当に転職すべきかの現実的な結果にはならないからです。

このページを見ているということは一定は転職したい気持ちがあり、診断サイトに「あなたは転職しない方がいい」と言われても結局はイマイチ腑に落ちないでしょう。

そこで転職エージェントに現職における自分の課題や不満、心境を伝えて本当に転職すべきかをまずキャリアのプロの視点から判断してもらいましょう。

そして実際転職する決断になったときのために、転職後どうなりたいか・そこにこれまでの実績をどう活かしたいかなどまでまとめてもらえればキャリアビジョンも明確になり転職意欲も固まるでしょう。

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とくにおすすめなのはdodaの転職タイプ診断です。

仕事で大事にしていること、やりがいを感じるポイントがわかる転職タイプといまの満足度を診断して、現職を離れるかの判断基準にできます。

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さらにリクルートエージェントは年間40万名以上、dodaは通算700万名以上の利用者数を誇っているので、それだけ多くの「転職したほうがいいか現職に残るべきか」「転職するならどのような理由づけがいいか」などを明確にしてくれます。

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転職したほうがいい人の特徴5選

最初に説明した内容を細かく分解して、「転職したほうがいい人の特徴」を以下に詳しくまとめてみました。

上記5つの特徴について、次でさらに詳しくお話していきますね。

転職目的が明確である人

1つ目の特徴は、転職する目的が明確である人です。

「なんとなく最近仕事に身が入らない」「周りが転職しているから自分も気になる」など、転職したい理由や希望がふわっとしたままでは、転職しても「やっぱり違った…」といったミスマッチが起きて失敗する可能性が高いです。まだ転職しないほうがいいでしょう。

それだけではなく、そもそも業界や職種選びがうまくいきませんし、履歴書・職務経歴書もうまく書くことができません。また、転職目的がしっかりしていないため、面接で自分をアピールすることも難しくなりますね。

転職する目的は内定を得ることだと考えている人も見られますが、そうではありません。転職先でその目的をどうやって叶えるのかが大切なんです。

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日々同じ仕事を繰り返していると、自分にスキルがついていないようで不安になり転職を考える気持ちは真っ当だと思います。


その漠然としたモヤモヤからあなたの転職の目的を見つけたいなら、転職エージェントに相談すると答えが見つかるでしょう。

というのも、転職エージェントはあなたの現職にとどまり続けることへの不安や不満を丁寧にヒアリングし、そこからあなたが本来キャリアに求めている働き方やどのような職種・社風ならあなたがやりがいを持って働けるかなどの「あなたの本音の転職の目的」を言語化してくれるからです。

転職の目的が本音でなければ志望動機や自己PRも説得力に欠けてしまい、お見送りになるので転職目的の明確化は非常に重要です。

第三者の視点なく自分1人で考えていても、転職したいという感情とやめないほうがいいという現状維持で揺れて答えがなかなか出ないので、これを機に新しい環境に踏み出すための第一歩を転職エージェントに委ねてみましょう。

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特にリクルートエージェントは年間40万名以上、dodaは通算700万名以上の利用者数を誇っているので、そのデータベースを活かしてあなたの本音から転職の目的を見つけてくれますよ。

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転職目的を明確にしないとどうなってしまうのか、以下の記事で詳しく解説しています。こちらも合わせて参考にしてみてください。

転職先に求める条件が明確である人

2つ目の特徴は、転職先に求める条件が明確である人です。

やりがいを第一優先に考えるのか、それとも給与アップを第一優先に考えるのか、譲れない条件を明確にしましょう。最低限これくらいはあるのが望ましいと、足切りラインを設けることで企業を選びやすくなります。

自分が希望する全ての条件を満たすような求人はほとんど見つからないことが多いです。希望を満たす求人が存在しない場合は高望みであると言えるので、希望を考え直すまで転職しないほうがいいと言えます。

希望貢献の中で「これだけは譲れない」というポイントをメモしていき、その中から優先順位をつけて絞り込んでいくようにしましょう。

転職時に確認しておきたい労働条件について、以下の記事で解説していますので、こちらも合わせて読んでみてください。

企業目線で転職ができる人

3つ目の特徴は、企業目線で転職ができる人です。

企業目線とは、例えば自分はどのように応募先企業の利益に貢献することができるのか、どんな活躍をして業績を上げることができるのかなどの考え方ですね。この部分は面接の際もアピールできるので、できるだけ具体的に考えるのが良いでしょう。

現職の不満を解消したい、転職先ではこんなことをやりたいなど、どうしても自分目線で転職を考えてしまいがちだからこそ、企業が自分を採用するメリットは何なのかをじっくり考えてみてください。

関連した内容で、30代とくに35歳以上の人が転職を考えた時は自分のもつスキルや経験が企業目線でどう見られるのか、慎重に考えて判断するようにしましょう。


なぜなら、30代以上の転職では即戦力性が求められ、転職難易度が格段に上がるからです。一般的に30代になるとマネジメント経験や専門スキルがある人が増え、それによって転職市場が求める基準も上がってしまうのです。

自己分析や自分のスキル・経験を客観的に見るのが難しい人は、会社の同僚や先輩、転職エージェントのキャリアアドバイザーに相談してみることをおすすめします。

以下の記事では、35歳以上の人でも転職できる方法について解説しています。こちらもぜひ合わせて読んでみてくださいね。

自分の欠点を反省して改善できる人

4つ目の特徴は、自分の欠点を反省して改善できる人です。

例えば、書類選考や面接でお見送りになってしまった際に「あの企業は見る目がない」と考えてしまう人もいますよね。しかし、お見送りになってしまうということは、自分に何かしら原因があるということなんです。

だからこそ、自分には何が足りていないのか、どんなことが課題になってしまっているのか、欠点を見つけ出してしっかり反省し、改善することが大切だと言えますね。

現職の不満を解消しようと動いている人

5つ目の特徴は、現職の不満を解消するために行動している人です。

現職での辛い点があると、解消するために転職したくなる気持ちもわかりますが、そのために今の職場で行動をしたのか考えてみましょう。

社内異動など、直談判したら意外と希望が叶ったという場合もあるので、現職のままで希望が叶うのであれば転職しないほうがいいでしょう。転職にもリスクがあり、メリットがなければする必要は無いからです。

不満の原因が職場ではなく、実はあなたの考え方だったということもよくあります。どの会社でも一定仕方ないようなケースで転職を考えている場合は、転職したほうがいいとは言えません。考え方を変えなければ、どこで働いても辛い思いをする可能性があります。

また、現職の不満を他責にせず、きちんと反省して改善できる人が評価されます。他責な人は評価されないため、しっかりと反省をした上で改善するようにしましょう。

改善する努力ができる人は、面接での対応力が上がったり求人選定の目線が深まったりと、短期間で成長することができます。また、短期間で成長できる人は転職後も即戦力として、さらに成長していくことができるでしょう。

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ここまでの内容をまとめると今回なぜ転職をするのかの転職して叶えたいものの整理、転職の軸の整理をすることが大切です。


今回なぜ、あなたが転職をするのか、転職をしてどうなりたいのか、そもそも転職するべきなのか。


ここを整理することで、転職するのであれば何を基準に選べばいいかの基準ができ、良い転職活動を行うことができます。


ただ、この転職軸が整理できなければ、転職先で「こんなはずじゃなかったのに…」と短期離職をしてしまうというというケースは良くありますし、私自身も多くみてきました。

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この転職の軸などを整理にするためには転職エージェントを利用することがおすすめです。


転職を考えたきっかけやあなたがどんなキャリアを歩んでいきたいのか、過去のやりがいなどをヒアリングしながら、プロのアドバイザーが転職の軸を整理してくれます。


それだけでなく、その軸にあった企業様や面接対策などの転職活動をする上で難易度の高い作業をサポートしてくれるので転職について悩んでいるのであれば利用をおすすめします。

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どこに相談するか悩んでいる人は、以下の記事もご覧になってみてくださいね!

転職しないほうがいい人の特徴6選

多くの人の転職相談を受けているなかで、「まだ転職しないほうがいい」とアドバイスさせて頂く人も実際にいるんです。そこで、転職しないほうがいい人の特徴を以下にまとめてみました。

上記6つの特徴について、次でさらに詳しく解説していきたいと思います。

年収など待遇だけを重要視している

1つ目の特徴は、年収など待遇だけを重要視している人です。

現職の年収が低いため年収の高い企業へ転職したい気持ちはわかりますが、待遇だけを重視してしまうと、転職理由や求める条件がブレてしまいます。

もちろん現職の待遇が良くないから転職するのはアリですが、待遇だけに傾き過ぎてしまうと入社後に、待遇は良くても業務内容など別の部分に不満を抱いてしまう可能性もあります。

だからこそ、この理由で転職するのは妥当なのかを知るためにも、客観的に自分を見つめ直すのが良いと言えますね。

新卒と同じ感覚で企業選びをしている

2つ目の特徴は、新卒と同じ感覚で企業選びをしている人です。

新卒と同じ感覚で企業選びをしてしまうと、ミスマッチを起こす可能性が高くなります。

例えば、転職をするなら知名度の高い企業が良い、または安定している企業が良いなどの理由で転職したとしますよね。

しかし、そのような理由では、転職したとしても再び同じような課題や不満が出て、転職を繰り返すことになってしまいます。

安定した企業が良いのはもちろんのことですが、どのような理由で企業選びをするのか、きちんと振り返るようにしましょう。しっかりと反省をして、そしてその反省を活かして企業選びをする意識をしたほうが良いですね。

辞めたいという勢いだけで転職しようとする

3つ目の特徴は、辞めたいという勢いだけで転職しようとする人です。

現職を辞めてから退職する人も一定数いますが、ハイリスクのためおすすめはしません。離職期間のブランクが長くなればなるほど、企業側から懸念されるデメリットがあります。

また退職した後に転職する場合、収入面が不安定になりますから焦りも出やすくなります。「早く転職先を決めなければ」と、内定をもらえた会社に安易に意思決定してしまい、ミスマッチにつながってしまうケースもあります。

転職前に退職しても良いケースとしては、現職が忙しく有給休暇がまともに取得できない場合や、パワハラなどの精神的苦痛を受けている場合ですね。まずは退職してリフレッシュをしてから転職活動を始めてみましょう。

退職後の転職のリスクについて、さらに詳しく解説している記事があります。こちらも合わせて読んでみてくださいね。

大量に応募or1社に絞った転職活動をしようとする

4つ目の特徴は、大量の企業を受けようとしている、もしくは1社の企業に絞って転職しようとする人です。

1度に20件~30件など大量の求人にエントリーしてしまうと失敗してしまうケースが多いです。

なぜなら、現職を続けながら大量にエントリーしてしまうと、面接対策などの事前準備が十分にできず、応募先企業に対する思い入れも浅くなってしまうからなんです。

その結果、せっかく受かる可能性があった企業から、お見送りされてしまう事態も起こりかねません。

一方で、1社に絞ってエントリーするのもおすすめはしません。

比較対象がないからこそ、本当にこの企業でいいのかどうか迷いが出てしまいます。もしかしたら他にもっと良い企業があるのかもしれないと考えてしまい、せっかくご縁のあった企業の内定を辞退してしまうケースもありますね。

転職軸を明確にした上で、その軸に合致する企業3社〜5社ほどにエントリーするのが負担も少なく、転職活動をきちんと進めることができるのでおすすめです。

今の課題を解決するアクションをやり切っていない

5つ目の特徴は、今の課題を解決するアクションをやり切っていない人です。

不満を抱えて転職することは悪くありませんが、まずは現職で成果を出すなどコミットし、環境を変えられるようにアクションを起こしてみましょう。

何もアクションを起こさないまま転職してしまうと、転職先でも同じことで悩むようになってしまいます。

そういったことを防ぐためにも、抱えている課題を解決できないかどうか今一度考えてみて、何かしらのアクションを起こしてから転職を検討するのが望ましいと言えますね。

新卒1年目で転職しようとする

6つ目の特徴は、新卒1年目で転職しようとする人です。

新卒1年目で転職するのはおすすめしません。なぜなら、転職難易度が高いからなんです。企業側が「またすぐに辞めてしまうのではないか」というネガティブな印象を抱きやすいため、転職が難航してしまう可能性があります。

ただ、営業職へのジョブチェンジということであれば、転職を検討するのもアリですね。営業職は第二新卒や業界未経験者の採用を積極的におこなっているので、採用してもらえる可能性が高いでしょう。

新卒一年目で転職を考えている人はUZUZハタラクティブなど第二新卒に特化した転職エージェントに相談してみるのも一つの手です。

正社員経験が少ない人におすすめエージェント

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新卒1年目の転職について、さらに詳しく知りたい人は、こちらの記事も一緒にご覧になってみてください。

今すぐ転職すべき!危険なサイン3選

最初の問いの答えに関係なく、すぐにでも転職すべき人・辞めたほうがいい会社も存在します。

そのサインは以下の3つです。

以上3つのサインについて、順番に詳しく説明していきます。

心身ともに疲労が蓄積している

心身の疲労が溜まっており、倒れる寸前のような人は一刻も早くその環境から抜け出すべきです。とはいえ自分で限界に気づけない場合もあるので、その兆候から自覚することが必要でしょう。

具体的には、「笑うことができない」「朝起きれない、夜眠れない」「食事が喉を通らない」「酒量が増える」などがこのサインとして挙げられます。

疲労が蓄積しているにも関わらず使命感や責任感から我慢して辞めずにいる人が多くいますが、無理が祟って倒れてしまっては、療養により数ヶ月〜数年のあいだ働くことができなくなってしまう場合もあります。

そのような状況で我慢を続けても何もいいことはないので、状況が改善しないなら一刻も早く転職、または退職すべきです。

このような状況から転職をする際は、「残業過多が理由→残業の少ない会社」「人間関係が理由→面接時に一緒に働く同僚や上司に会わせてもらう」など、今のつらい状況の理由を整理してそれを解消できる転職先を選ぶようにしましょう。

倒産の危機にある会社に所属している

業績が悪化して、倒産の危機にある会社にいる人も危険です。会社への愛情があって離れられない人もいますが、自身の人生が崩れてしまっては取り返しがつきません。

このような会社で働く大きなデメリットは、業績悪化そのものではなく「新しい仕事に挑戦できない」ことです。

業績が悪化している会社は、目先の利益確保や資金繰りに奔走しており、今の事業で生き残ることに精一杯なことが多いです。そのため、新規事業への投資やチャレンジ精神はありません。

また、業績悪化により所属部署が解体になったことで、本来の仕事と関係ない事務作業をやらされることもあります。

その状態で時間が経ったあとに転職活動をしても、転職市場からは本来の仕事で得た経験が「以前のもの」として評価されなくなってしまうこともあり、こうなると書類選考で落とされてしまう可能性があるのです。

このような状態で、在籍するメリットがないなら辞めたほうがいい会社だといえますが、転職する際は次の会社で同じことにならないように気をつけましょう。

その方法としては、直近数年間の売上や利益の推移を確認したり、面接で将来的な事業の見通しを聞いておくことなどが挙げられます。

会社全体がパワハラ体質である

会社全体がパワハラ体質である場合は、程度にもよりますがすぐに転職したほうがいいです。

会社のカルチャーや慣例が、度を越したハラスメントや法令違反の場合は、大きな被害に遭う前にできるだけ早く転職を考えたほうが良いでしょう。

ただ、どの程度なら「転職しても仕方ない」と面接官から判断してもらえるのかについては、時と場合によって違ってきます。

今の会社のハラスメント体質はどの程度危険な状態なのか、転職したほうが自分にとってメリットになるのかは微妙な判断が必要になってくるので1人ではなかなか難しいです。

そのため、転職エージェントのキャリアアドバイザーなどに率直に「今の会社の体質を踏まえて、面接官から納得できる転職理由になるのか」「それを面接でどう伝えたらいいのか」などを相談するのもおすすめです。

今すぐ転職すべき人、辞めたほうがいい会社については以下の動画でも解説しているので、あわせて参考にしてみてください。

おすすめの転職診断ツール

転職したほうがいいか悩んでいる人に向けて、診断できるツールがいくつかあります。役に立つ診断ツールを以下に挙げてみました。

上記2つの診断ツールについて、次でさらに詳しくお話していきますね。

ビズリーチ

ビズリーチ

1つ目のおすすめ診断ツールは、ビズリーチです。

ビズリーチでは、企業からスカウトを受け取れるため、実際の転職市場におけるあなたの市場価値をリアルに知ることができます。

スカウトが来ることによって、あなたの市場価値が知れるだけでなく、たくさんの業界・職種を知るきっかけにもなります。

診断ツールを使うことも大切ですが、実際に自分が転職市場からどのように評価されるかをリアルに知ることができるのがビズリーチです。

公式HPはこちら

doda「転職タイプ診断」

dodaの転職タイプ診断の画像

2つ目のおすすめの診断ツールは、dodaの「転職タイプ診断」です。

この転職タイプ診断では、あなたがどんなことを大切にしているのか、どんなときにやりがいを感じるのか、転職タイプがわかります。他にも現状、仕事のどんな部分に満足しているのか、不満を感じているのかも一目でわかるようになっています。

自己分析を自分でおこなうのが苦手だという人や、転職したいけれど自分にあった仕事がわからない人にはぴったりの診断ツールだと言えますね。

質問は20問用意されてあり、全て回答し終えた後にあなたが重要だと選択した項目が1位〜16位まで表示され、優先順位を決める画面が表示されます。

優先順位を決めたら、直近の仕事を振り返る質問へと移ります。この質問は40問ありますが、とてもスムーズにおこなえます。その後、基本情報を入力して進むと自分の転職タイプの結果が表示されます。

今の仕事の満足度と一緒にグラフが表示されるので、自分がどんな部分に満足して不満を持っているのか、より具体的に知ることができます。自分では見えなかった部分も見えてくるので、ぜひ活用してみてくださいね。

公式HPはこちら

転職先として避けたほうがいいブラック企業

今の職場が転職するならやっぱりブラック企業は避けたいですよね。どういう場合がブラック企業であるのかという明確な定義はありませんが、以下のような特徴が見られます。

  • 職場で日常的に怒鳴り声が飛んでいる
  • 残業が以上に多く常態化している
  • 給与が相場よりも異常に低い
  • 世間的に非常識なルールや強要事項がある

上記のような特徴に該当する場合は転職先に選ぶのは避けたほうが良いものの、実は実力のある成長意欲が高い人だけを採用している企業だった、というケースもあります。

ただ、上記で挙げた特徴に該当する企業だとしても、転職市場価値を高められないわけではありません。自分がありたい姿から逆算をして、キャリア形成とは切り離して考えるのが良いですね。

市場価値を高めていきたいと考えている人は、無形商材法人の営業職を経験してキャリアを積んでいくのがおすすめです。なぜなら、市場価値を上げられるだけではなく、給与レンジも上げやすく、マネジメント力も身につくからなんです。

ブラック企業の見分け方や無形商材営業について、さらに詳しく解説している記事があります。こちらも興味がある人は読んでみてくださいね。

転職を決めた人への4つのアドバイス

転職したほうがいいか悩んでいた人は、ここまでの内容でその判断が出来ていたら私としても嬉しいです。

ここからは、転職を決めた人がいざ転職活動を始めるという時、改めてアドバイスしたいことを4つ紹介します。

上記4つのポイントについて、次でさらに詳しくお話していきますね。

転職軸を明確にしよう

1つ目のアドバイスは、転職軸を明確にしようということです。

何を第一優先に考えて転職をするのか、将来どのようなキャリアビジョンを描いていきたいのか、この部分が明確であれば企業選びや入社後のミスマッチが避けられます。

自分はこういう業界・職種でこんなスキルを習得して経験を積み、最終的にはこういう姿でありたい、としっかり転職軸を明確にしましょう。

なんとなくという理由で転職してしまうと「こんなはずじゃなかった」と後悔してしまうことになるので、きちんと言語化できるレベルにしておくのが望ましいですね。

面接官が見ているポイントを把握しよう

2つ目のアドバイスは、面接官が見ているポイントを把握しようということです。

面接官がどんな部分をチェックしているのか把握しておけば、どのように面接対策をおこなえば良いのか、きちんと考えることができます。

どのような部分が見られているのかというと、あなたが長期的に働いてくれるかどうかです。他にも会社に貢献してくれるか、活躍できるかどうかについてもチェックされていますね。

なぜなら、面接官は採用することを目的としているのではなく、あなたが利益を出してくれることを目的としているからなんです。

だからこそ、定着できることや活躍できることを面接でいかにアピールすることができるかどうか、という部分が非常に重要になってきますね。

年収が下がるケースもあると認識しよう

3つ目のアドバイスは、年収が下がるケースもあると認識しようということです。

転職をすると年収は一般的に下がりやすい傾向にあります。もちろん、年齢やスキルによっても変わってきますが、やはり未経験の業界や職種に転職すると、初年度の年収は下がることが多いですね。

なぜなら、未経験業界や職種へ転職する場合、実務で評価できる人なのかが未知数だからです。そのため、実務に入って評価されれば、未経験で転職しても前職より年収を上げることはもちろん可能です。

一方で、同業界・同職種への転職であれば転職時から年収アップする可能性もあります。その場合は、3年〜5年くらい経験があると、なお年収アップする傾向が見られますね。

以下の記事では、転職で年収アップは可能なのかどうかをはじめ、年収が上がりやすい業界や職種について解説しています。こちらもぜひ目を通してみてくださいね。

自分の状況を客観的に見てもらおう

4つ目のアドバイスは、自分の状況を客観的に見てもらおうということです。

例えば、転職理由が「定時で帰宅できないから」という場合、他の会社に行っても同じような状況が起こる可能性が高いですよね。採用する側としても「働く意欲がないのではないか」と捉えてしまいます。

他にも方法があったのに上記のような理由で転職してしまうことは、あなた自身が良くても客観的に見てもらうと妥当ではないと思われてしまう可能性が高いですよね。

だからこそ、面接官に納得してもらえるように転職理由を伝えるためには、具体的な数字や改善しようとしたアクションを伝えるのがおすすめです。

個人の能力不足によるものではないことや、改善を受け入れてもらえなかったから転職を決意したという自然な流れにできれば、納得感してもらえるはずですよ。

以下の記事では、面接での退職理由・転職理由の伝え方について詳しく解説していますので、合わせてご覧になってみてください。

転職したほうがいいか悩んでいる人のQ&A

転職したほうがいいか悩んでいる人の相談を受けた際、よく聞かれる質問と回答を以下で紹介します。

相談者の2人と似た状況の人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

大企業からは転職しないほうがいい?

人物 相談者

今は大企業に勤めていますが、年功序列の環境に嫌気がさしたので中小企業に転職したほうがいいか悩んでいます。大企業からは転職しないほうがいいのでしょうか?

転職エージェント末永 末永

大企業で風土が合わずに転職したほうがいいか悩んでいる人は実際多いです。頑張って入社しただけに、離れてしまっていいのか悩みますよね。


ここで注意したいのは、あなたの中で年功序列・成果主義などの評価制度や風土の優先順位が何番目に高いのか、ということです。

転職エージェント末永 末永

実際に大企業からベンチャー企業に転職して、風土は良いものの給与や福利厚生の水準に満足できずに後悔している人もいます。


年功序列が嫌だというのも事実だと思いますが、「それさえ解消できるなら年収が下がってもいいのか?」「福利厚生や残業時間はどうか?」といったように、優先順位で考えてみて下さい。


何にしてもメリット・デメリットは存在します。あなたの優先順位に合う企業があるのなら、大企業や中小企業といった枠組みは関係なく転職したほうがいいです。

大企業からの転職については以下の記事でも解説しているので、あわせて参考にしてみてください。

転職しないほうがいい時期はある?

人物 相談者

ぶっちゃけ、転職しないほうがいい時期ってありますか?


どうせなら有利な時期に転職したいと思い、いま転職活動したほうがいいのか分かりません。

転職エージェント末永 末永

強いて言えば、第二新卒や未経験転職を考えている人は、3月〜4月は避けたほうがいいです。


なぜなら、4月には新卒が入社する企業が多く、新卒と似た扱いである第二新卒や未経験OKの求人が減ってしまうからです。

転職エージェント末永 末永

このケース以外だと、転職市場では時期というよりも年齢が大きなポイントとなっており、基本的には若いほうが転職しやすいです。


そういった意味でも、時期で迷うくらいなら若いうちに転職活動をはじめるのがおすすめです。

転職する時期については以下の記事でも解説しているので、あわせて参考にしてみてください。

転職した方がいいのかわからない…というあなたへ

ここまで読んでみて「記事の内容は理解したけど自分自身に当てはまるのかわからない…」「自己分析が足りていない…」と悩んでいる人は転職エージェントに相談することをおすすめします。

もし、自分自身が転職活動を行うべきなのかをわからないまま転職活動をしてしまうと
・面接で話せず、受かるはずの企業に受からない。
・自分にあった転職先がわからず、転職して環境が合わずに早期離職をしてしまう。

上記のような形になり、結果的に転職という自分の人生における大事な選択で「こんなはずじゃなかったのに…」と後悔をしてしまうという方を多くみてきました。

転職エージェントであれば、転職を考えたきっかけやあなたがどんなキャリアを歩んでいきたいのか、過去のやりがいなどから深堀しながら、プロの第3者が客観視してくれます。

それだけでなくキャリアプランにあった求人や、面接対策、年収交渉などのサポートまでしてくれて「無料」と利用者にとって全くデメリットがないサービスとなっています。

ただ、キャリアアドバイザーによってサービスの質やスキル、保有している求人が異なるので、2〜3社複数登録をして利用する転職エージェントを決めるのがベストですね。

以下におすすめの転職エージェントをご紹介しますので、ぜひ活用してみてください。

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