リクルートエージェントとパソナキャリアを比較！評判や機能を徹底解説

30秒でわかる！リクルートエージェントとパソナキャリアの比較表

リクルートエージェントとパソナキャリアはどちらも大手転職エージェントとして多くの人に利用されていますが、サービス内容や使い勝手は大きく異なります。まずは、以下の比較表で2つの違いを見ていきましょう。

リクルートエージェントとパソナキャリアの違い

リクルートエージェント	パソナキャリア
評価
(4.5点)	(4.2点)
求人数
847,800件 (2025年6月時点)	50,000件以上 (2025年6月時点)
対象者
全世代の求職者	30代以上のミドル・ハイクラスの求職者
強み
●業界No.1の求人数 ●全業界・全職種の求人	●外資系・ハイクラス求人 ●年収1,000万円以上も可能
弱み
●キャリアアドバイザーに当たり外れがある ●サポート期間の目安が3ヶ月と短い	●大手エージェントに比べると求人数が少ない ●経歴が浅い人に向かない
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リクルートエージェントは業界No.1の規模を誇るエージェントで、84万件以上の求人を保有しています。パソナキャリアは全体の求人数こそ少ないですが、キャリアサポートやハイクラス求人の提案には強みがあります。

また、リクルートエージェントは全年齢が対象で、20代向けの求人も多いですが、パソナキャリアは30代以上の経験者向け求人を中心として掲載しています。

リクルートエージェントとパソナキャリアの違い

リクルートエージェントとパソナキャリアには利用対象者や機能などにさまざまな違いがあり、人によって使いやすさは大きく異なります。本項では、2つのエージェントの違いを以下の流れで徹底的に解説していきます。

自分にはどちらのエージェントが合うのかをチェックして、よりスムーズな転職活動をしましょう。

基本的なサービスの違い

リクルートエージェントとパソナキャリアは、どちらも基本的には同じ流れでサービスが展開されていきます。

基本的なサポートは似ていますが、対象とする利用者層が異なります。リクルートエージェントは全年代を対象としており、パソナキャリアは30代以上や女性をメインターゲットとしています。

サービスの仕組みの違い

基本的なサービスの仕組みとしては、リクルートエージェントとパソナキャリアは全く同じです。

転職エージェントとして求職者のヒアリングをおこない、希望条件に合った企業の紹介から入社サポートまでを実施します。求職者の入社によって企業からエージェント側に成功報酬が支払われるというビジネスモデルとなっています。

報酬を支払う必要があるのは採用側である企業だけで、エージェントを利用する利用者側は特に費用を支払う必要がないのも共通しています。

ただし、リクルートエージェントはサポート期間の目安を3か月としていますが、パソナキャリアは特に目安を設けていません。ここが唯一のサービスの違いといえますね。

求人情報の違い

リクルートエージェントとパソナキャリアは、どちらもキャリアアドバイザーから直接求人情報を受け取れる点で共通しています。ただし、求人情報の数や質には2社の間で大きな違いがあります。

リクルートエージェントは2025年6月時点で約85万件の求人を保有しており、20代〜30代の若手向けだけでなく40代以上のミドル以上に対しても豊富な求人が用意されています。

一方で、パソナキャリアの求人数は5万件以上をベースとしています。リクルートエージェントと比べると明らかに少なくはありますが、コンサルタントによる求人紹介に加えて、スクリーニングという機能による求人紹介が可能です。AIが職務経歴書を審査して、マッチング度が高い企業を提案してくれるという独自機能です。

ターゲットとしては20代中盤〜40代程度の経験者向け求人が多く、30代がメイン層です。また、女性の転職支援も得意としています。ただし、バリキャリと呼ばれるキャリアウーマン向けの求人が多く、パートなどでのんびり働きたい人には向いていません。

スカウト機能の違い

スカウト希望に関しては、2社の間で異なる特徴を持っています。

リクルートエージェントは、登録した履歴書や職務経歴書の情報をもとに企業からのスカウトを受けられます。スカウト経由での書類選考通過率は通常応募の約4倍で、よりスムーズな選考が可能になります。

また、書類選考の通過が前提となる「面接確約オファー」も設定されており、面接通過率やマッチ率が高い状態で選考を受けられるようになります。

パソナキャリアでも同様のスカウト機能がありますが、リクルートエージェントのようにアプリ等でスカウトを確認するのではなく、キャリアアドバイザーから直接スカウトの提案を受ける形です。場合によっては応募を催促される可能性もあり、受ける受けないはアドバイザーに伝える必要があります。

ビズリーチの評判や使い勝手に関しては以下の記事でも詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

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使った人の評価の違い

リクルートエージェントとパソナキャリアは求人数から使い勝手まで異なるポイントが多いので、それぞれの評価を確認していきましょう。

リクルートエージェントは求人数の多さやキャリアアドバイザーの対応に良い口コミが集まっています。その反面、担当アドバイザーによってサポートの質に違いがあり、人によっては悪い評価を残しているのも事実です。ただし、アドバイザーの質の違いはどの転職エージェントでも見られる問題でもあります。

一方で、パソナキャリアはアドバイザーによるサポートの手厚さやバリキャリ属性の女性に対する転職サポートに高評価が見られます。ただし、他社エージェントに比べると求人件数が少なく、高い専門性が必要な業界や業種に対するアドバイス力に欠けているといった口コミも存在します。

より詳しい口コミが知りたい人は、以下の記事を参考にしてください。

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企業側から見た違い

人員を必要としている企業側から見ると、リクルートエージェントもパソナキャリアも大きな違いはありません。採用担当者の代わりにエージェントが求職者を探してくれるため、企業からすると非常にありがたい存在です。

費用面では少し異なり、年収が高い経験者向けの求人が多いパソナキャリアは成功報酬も高額になりやすい傾向にあります。そのため、若手人材を採用したい企業はリクルートエージェントを積極的に利用する割合が高いといえます。

リクルートエージェントとパソナキャリアどちらがおすすめ？

人によっておすすめなエージェントは異なりますが、より多くの人にという観点ではリクルートエージェントがおすすめです。パソナキャリアはハイクラス向け求人や女性向け求人の割合が高いので、登録しても求人がうまく見つからないという人がどうしても出てきてしまいます。

幅広い求人を比較したいならリクルートエージェント、ハイクラス求人に出会いたいならパソナキャリアを選ぶのがおすすめですよ。

以下の状況に合わせてそれぞれどちらがおすすめかを解説していきますね。

1つずつ確認していきましょう。

選択肢を幅広く求人を比較しながら転職活動したい

幅広い求人を比較しながら理想の仕事を見つけたいという人には、リクルートエージェントがおすすめです。

リクルートエージェントは転職支援実績No.1で保有案件数は85万件以上、全年代かつ全国の求人を幅広く保有しています。大手企業ならではの豊富な実績も特徴で、転職活動で役立つ情報も幅広く届けてくれます。

第二新卒向けから管理職向けまでサポート実績が多く、採用側に好印象となりやすいなりやすい面接対策や応募書類作成サポートも実施してくれます。

ミドル・ハイクラス求人に出会いたい

ミドル・ハイクラス求人に出会いたい人は、パソナキャリアなら理想の求人が見つかりやすいので登録してみるのがおすすめです。他にも、パソナキャリアはこんな人でも使いやすいですよ。

パソナキャリアはミドル・ハイクラス向けエージェントのため、マネージャーや部長クラスで年収700万円以上を目指せるような求人を多く保有しています。大手企業の求人も多いので、キャリアアップを目指した転職もしやすくなります。

過去500万人分のデータを元にした徹底的な選考対策のほか、キャリアコンサルティングなどのサポートも高い評判を集めています。

また、パソナキャリアにはバリキャリなどの働く女性に向けた求人も多いので、女性に理解のある環境で働きたい人にもおすすめです。

自分の市場価値を把握して最適なエージェントを選ぶ

リクルートエージェントとパソナキャリアは対象とする求職者の層が違うため、自分とは異なる属性をターゲットにするエージェントを使っても意味がありません。

自身に合わないエージェントでは、求人が見つからなかったり条件に合わない転職をしなければいけなかったり、デメリットの方が多くなってしまいます。そのため、自分の市場価値を正しく理解して最適なエージェントを選ぶ必要があります。

また、ここでは紹介しきれない転職エージェントの評判や、他のおすすめエージェントも以下記事では解説しています。エージェント選びに迷っている人は、ぜひ参考にしてください。

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リクルートエージェントとパソナキャリアを使うなら他のサービスも併用する

転職エージェントは1つだけでなく複数利用することで転職活動の効率がよくなります。

特に大きなメリットとしては、アプローチできる求人の絶対数が増えること、また、それぞれのエージェントのアドバイザーとやり取りができますので、自分に合うアドバイザーを見つけやすくなるということが挙げられます。

年齢や正社員経験、探している業界や職種によって選ぶべき転職エージェントは異なります。ここからは以下の流れで併用をおすすめするエージェントを紹介していきます。

自分の属性を見極めて、最適なエージェントを選択しましょう。

すべての転職者におすすめの転職エージェント

まずは転職者全員に登録をおすすめする転職エージェントから紹介していきます。 これから転職活動を始めるという人は、リクルートエージェントと合わせて以下のエージェントの利用を真っ先に検討しましょう。

リクルートエージェントに次いで求人数が多いdodaは、転職エージェントと求人サイトの両方のサービスを一括で使えることが特徴です。適職診断などのツールも揃っているので、自分に合った仕事を選びやすいですよ。

マイナビエージェントは運営元のマイナビに新卒採用で高い知名度があり、若手向きの企業とのコネクションが強く、20代から30代中盤までの転職に強みを持っています。

また、大手総合型転職エージェントの中でも書類選考や面接の対策が特に手厚く、サポート力に定評があるのも嬉しいポイントですね。若手の人は必ずといってよいレベルで使いたいエージェントです。

20代で未経験転職を目指す求職者におすすめの転職エージェント

社会人経験2年未満で経験が浅い人や正社員としての経験がない人なら、未経験者向き求人の多い、以下のエージェントがおすすめです。

マイナビジョブ20'sとUZUZ、ハタラクティブ、はどれも20代を対象としたエージェントで、正社員経験がほとんどない20代向けの求人が多いのが特徴です。

ミドル・ハイクラスの求職者におすすめの転職エージェント

ミドル・ハイクラスの求人を見つけたい人は、リクルートエージェント、dodaなどの大手エージェントとパソナキャリア、そして、以下の転職サービスを併用することを考えてみましょう。

ビズリーチはミドル・ハイクラスの求人に特化したスカウトサービスで、保有する求人の4割以上の求人が年収1,000万円以上なので、大幅なキャリアアップを目指せる可能性があります。また、JACリクルートメントは取締役や専門職の求人も多く、超高年収を目指せる可能性があるエージェントです。

LHH転職エージェントは360度式コンサルティングと呼ばれる企業の求人コンサルと、求職者のサポートを同時に一人のアドバイザーが担当する形を取っています。そのため、サポートの質が非常に高いのが特徴ですね。

doda Xはdodaが運営するハイクラスに特化したサービスで、スカウトサービスと求人サイトの両方を同時に利用できます。自分の状況に合わせて使い分けられるのが魅力です。

リクルートエージェントとパソナキャリアの利用の流れ

リクルートエージェントとパソナキャリアの利用の流れは基本的に同じです。それぞれの利用方法を解説していくので、それぞれ確認していきましょう。

リクルートエージェントの利用の流れ

リクルートエージェントは、主に面接や内定獲得までのサポートを実施しています。それぞれのプロセスを詳しく確認していきましょう。

面談や面接対策は電話で実施するケースが多く、それぞれ30分程度かかる可能性もあります。面倒に感じるかもしれませんが、必ず時間を作りましょう。また、選考が不安な人は応募書類作成のサポートを依頼するのもおすすめです。

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パソナキャリアを利用する流れ

パソナキャリアを利用する流れを解説していくので、それぞれ見ていきましょう。

基本的な流れはリクルートエージェントと同じで、会員登録後の面談で内定までの流れはアドバイザーが詳しく説明してくれます。

また、内定後には入社までに必要な書類準備のサポートや、入社後に発生した困りごとに関しても対応可能です。企業と直接やりとりをして問題解決まで導いてくれるので、安心して利用することができます。

リクルートエージェントとパソナキャリアのよくある質問

リクルートエージェントとパソナキャリアに寄せられるよくある質問を解説していくので、それぞれ確認していきましょう。

リクルートエージェントのよくある質問

まずは、リクルートエージェントに寄せられるよくある質問を紹介していきます。

リクルートエージェントにひとまず登録だけしてもよいですか？

リクルートエージェントは登録だけでも可能ですが、電話番号などの登録が必要なので1回は電話がかかってくる可能性があります。

「情報収集だけで登録した」と伝えれば連絡が来ることは無くなるので、転職を具体的に考えていない人でも安心して利用できます。登録だけしておくのもメリットがたくさんなので、以下の記事もチェックしてみてください。

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リクルートエージェントは費用がかかりますか？

リクルートエージェントは、利用に費用がかからない完全無料のサービスです。

転職成功の際には、採用側である企業側がエージェントに成功報酬を支払うビジネスモデルとなっているので、求職者は費用を支払う必要がないのです。

より詳しい転職エージェントの仕組みについては、以下の記事も参考にしてください。

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リクルートエージェントの企業スカウトとはなんですか？

企業スカウトとは、サービスに登録された求職者のキャリアシートをもとに、企業が求職者にアプローチをする仕組みです。

スカウトがあった企業への応募は書類選考通過率が高く、中には書類選考の通過が確約される面接確約スカウトも存在ます。

企業スカウトに関しては、以下の記事も参考にしてください。

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リクルートエージェントの企業スカウトを元社員が分析！口コミも紹介

リクルートエージェントはいつでも退会できますか？

リクルートエージェントの退会手続き専用フォームから基本情報を入力すれば、いつでも簡単に退会することができます。

また、アドバイザーとやりとりをしている場合は、退会したい旨を直接伝えることでも退会が可能です。

退会に関する詳しい情報やデメリットに関しては、以下の記事をチェックしましょう。

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リクルートエージェントの退会方法！解約する際の注意点などを解説

パソナキャリアのよくある質問

次に、パソナキャリアに寄せられるよくある質問を紹介していきます。

リクルートエージェントとパソナキャリアは他エージェントとも併用しよう

リクルートエージェントとパソナキャリアを同時に利用すれば、若手向きのものからハイクラスまで幅広い求人を比較できます。

ただ、この2つのエージェントだけを使うのではなく、自分の属性に合わせて他の大手エージェントや特化型エージェントを併用するのがスピーディに転職活動を進めていくコツだと考えてください。

アプローチできる求人の絶対数が増えますし、自分に合ったサポート体制があるエージェントを厳選することも可能です。どこも無料で使えますので、エージェントを有効活用して理想的な転職活動をしていきましょう。