野村総研の激務度ランキングを解説|部署別の実態と転職

野村総研の激務度ランキングを解説|部署別の実態と転職

    NRIはコンサル業界の中でどのくらい激務なのか。

    残業時間の実態や部署ごとの違いを、業界内激務度ランキングと合わせて解説します。

    ITコンサルへの転職を検討している人に向けて、転職判断に役立つ情報もまとめました。

末永雄大 この記事を書いた人

末永雄大

新卒でリクルートエージェント(現リクルート)に入社。数百を超える企業の中途採用を支援。2012年アクシス(株)設立、代表取締役兼転職エージェントとして人材紹介サービスを展開しながら、年間数百人以上のキャリア相談に乗る。Youtubeチャンネル「末永雄大 / すべらない転職エージェント」の総再生回数は2,000万回以上。著書「成功する転職面接」「キャリアロジック
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野村総研の激務度はコンサル業界ランキング何位?

コンサル業界全体の激務度ランキング

コンサル業界は残業時間が多いイメージを持たれやすいですが、企業によって激務度には大きな差があります。

転職サービスのデータによると、コンサル各社の月間残業時間の目安は以下のとおりです。

順位 ファーム名 月間残業時間の目安
1位 経営共創基盤(IGPI) 約86時間
2位 マッキンゼー・アンド・カンパニー 約84時間
9位 野村総合研究所(NRI) 約54時間
10位 アクセンチュア 約41時間

NRIは業界内で9位前後に位置しており、戦略コンサルと呼ばれるファームより残業時間は少ない傾向にあります。

ただし、配属されるプロジェクトや部署によって実態は大きく変わります。

NRIの残業時間データと現場の実態

NRIが開示している2024年度の公式データによると、月平均残業時間は6.5時間です。

この数字はコーポレート部門や残業の少ない部署を含む全社平均のため、プロジェクトに携わるコンサルタントの実態とは乖離があります。

現場の口コミを見ると、繁忙期やプロジェクトの山場では月70〜100時間を超えるケースも確認できます。

公式データと現場実態の双方を把握した上で、入社後のイメージを形成することが大切です。

激務度Aランク評価 - 戦略コンサルとの違い

コンサル業界全体を俯瞰すると、MBB(マッキンゼー・BCG・ベイン)に代表される戦略コンサルが「Sランク激務」として知られています。

NRIはその下に位置する「Aランク激務」に分類されます。

アクセンチュアやデロイトトーマツ(Bランク)と比べると激務度は高めですが、戦略コンサルほどの極端な長時間労働が常態化しているわけではありません。

コンサル業界への転職を検討している場合、NRIは「激務覚悟だが現実的な選択肢」として位置づけられることが多いです。

末永雄大 末永

コンサル業界に「それほど激務ではないファームを探している」という理由で入ると、後から後悔するケースがあります。


どのランクのコンサルでも、良いアウトプットを出そうとすれば仕事量は増えます。


NRIを選ぶなら「なぜNRIでなければならないか」を明確にしてから飛び込む方が、入社後も充実して働けます。

部署別に見るNRIの激務度ランキング

1位 経営コンサルティング部門(月60〜80時間)

NRI内で最も激務とされるのが、経営コンサルティング部門です。

クライアント企業の経営課題に直接向き合うプロジェクトを担当するため、アウトプットの質と量への要求が高くなります。

月60〜80時間の残業が珍しくなく、プロジェクトの佳境では100時間を超えることもあります。

ただし、この部門のコンサルタントは「激務でも成長できる」と評価する声が多く、働きがいとセットで語られます。

2位 金融・産業ITソリューション(月40〜60時間)

金融システムや産業向けITソリューションを担当する部門は、激務度の中程度に位置します。

金融機関のシステムは障害時の影響が大きく、リリース前後の保守・運用フェーズでは残業時間が増えやすい傾向があります。

月40〜60時間の残業を見込んでおくと実態に近いです。

ITシステムの工程管理やプロジェクトマネジメントの経験者には馴染みやすい環境です。

3位 コーポレート系部門(月20〜30時間)

人事・財務・広報などコーポレート部門は、NRI内では比較的ワークライフバランスを保ちやすい職場です。

月20〜30時間の残業が目安で、繁忙期を除けば安定したペースで働けます。

コンサルタント職ではなく管理系職種でのキャリアを希望する場合、コーポレート部門はNRIの中でも特に入りやすいポジションです。

同じくコンサル系企業の激務実態が気になる人は、こちらの記事も参考にしてみてください。

NRIの激務度を理解した上で転職を検討しているなら、業界の実態に詳しいエージェントへの相談が近道です。

プロジェクト配属や選考対策など、自分だけでは調べにくい情報も整理できます。

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NRIが激務と言われる3つの理由

完璧主義な組織文化とアウトプットへのこだわり

NRIがコンサル業界でAランクの激務とされる背景には、高品質なアウトプットを追求する組織文化があります。

「100点ではなく120点のアウトプットを求める」という評価が社内外から聞かれており、完成度への要求が仕事量に直結します。

入社直後から高い期待値が設定される環境のため、自身の作業スピードを早期に上げる必要があります。

プレッシャーと感じる人もいれば、成長の糧と感じる人もおり、個人の価値観によって評価は分かれます。

金融システム特有の高いプレッシャー

NRIの収益の柱の一つが金融機関向けシステムの構築・運用です。

銀行や証券会社のシステムは障害が発生した場合の社会的影響が大きく、品質と安定性への要求が極めて高くなります。

特にリリース前後のテスト・保守フェーズでは長時間対応が必要になるケースが多く、緊張感を伴う業務が続きます。

SIer出身者には慣れ親しんだ状況でも、コンサルのスピード感で求められる点が違いとなります。

プロジェクトによって波があるワークスタイル

NRIでの働き方に関して「配属ガチャ」という表現がよく用いられます。

アサインされるプロジェクトによって残業時間が月10時間以下になることもあれば、100時間を超えることもあります。

プロジェクト間のインターバルでは余裕のある期間が続くこともあり、「ずっと激務が続く」わけではありません。

一定の波があることを前提に、メリハリのある働き方を身につけられるかどうかが、NRIで長く活躍するための鍵になります。

末永雄大 末永

プロジェクト型の仕事はどこのコンサルでも波があります。


重要なのは、繁忙期に「なぜ自分はここで働いているのか」という軸を持てているかどうかです。


その軸が明確な人ほど、激務を乗り越えた先に得られるスキルと年収の成長を実感できます。

激務でも人気のNRI - 離職率が低い理由

業界トップクラスの年収と福利厚生

NRIが激務でありながら人気を保ち続ける大きな要因の一つが、待遇の高さです。

NRIが開示している2025年3月期のデータによると、平均年収は約1,322万円。

コンサル業界の中でも屈指の水準です。

月5万円以上の家賃補助や充実した研修制度など、金銭的・非金銭的な福利厚生が手厚く整っています。

自己都合による離職率3.3%という低さは、この待遇水準が大きく支えていると考えられます。

市場価値向上につながるキャリアパス

NRIに在籍することで得られるキャリア資産も、離職率の低さに寄与しています。

大手金融機関や官公庁との大型プロジェクト経験に加え、コンサルのフレームワークとシステム実装スキルを同時に磨ける環境は、転職市場での評価を高めます。

20代〜30代前半でプロジェクトマネジャーや事業責任者として裁量を持てるケースも多く、若手のうちからリーダー経験を積めます。

NRIでの数年間が「市場価値を大きく上げた」と語る中途転職者は少なくありません。

NRIの年収水準についてさらに詳しく知りたい人は、こちらの記事もご覧ください。

ITコンサルへの転職は、準備期間が長いほど選択肢が広がります。

希望するポジションや年収水準を整理するためにも、まずは自身の市場価値を把握することから始めるのがおすすめです。

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NRIへの転職で知るべきポイント

NRIの中途採用難易度と採用の実態

NRIの中途採用は、コンサル業界の中でも難易度が高いとされています。

就職難易度はSランク(マッキンゼー・BCGのSS以下)に分類されており、書類選考の段階から倍率が高いです。

ただし、中途採用比率は25.8%(2025年3月期)で、SIer・SE出身者を中心に毎年一定数が採用されています。

IT実務経験に加え、コンサルタントとしての論理思考力を示せるかどうかが選考の鍵です。

NRIに向いている人・向いていない人の特徴

NRIへの転職で成功しやすいのは、「高い負荷の中でも成長意欲が続く人」です。

プロジェクトの難易度と自身の成長を比例して感じられる人には、非常に恵まれた環境です。

一方、ワークライフバランスを最優先に考えている場合は、入社後にギャップを感じる可能性があります。

NRIの実態を正確に把握した上で自分のキャリア志向と照らし合わせることが重要です。

ITコンサルへの転職で迷いがある場合は、すべらないキャリアエージェントへの相談で選択肢を整理できます。

NRIへの転職方法やITコンサル転職全般について知りたい人は、こちらの記事も参考にしてみてください。

野村総研の激務度ランキングに関するよくある質問

野村総研のコンサル業界での激務度ランキングは何位ですか?

転職サービスの残業時間データによると、コンサル業界全体では9位前後です。

戦略コンサル(MBBなど)より激務度は低く、業界内では中程度に位置します。

激務度はAランク評価であり、部署やプロジェクトによって大きく変わります。

野村総研の激務度が特に高い部署はどこですか?

最も激務とされるのは経営コンサルティング部門で、月60〜80時間の残業が目安です。

次いで金融・産業ITソリューション(40〜60時間)、コーポレート系(20〜30時間)の順になります。

激務覚悟でNRIへの転職を目指すにはどうすればいいですか?

NRIはSIer・SE出身者の中途採用を継続的におこなっており、IT実務経験を持つ人材を積極的に採用しています。

論理思考力のアピール方法や選考対策には、ITコンサル転職に詳しいエージェントへの相談が有効です。

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すべらないキャリアエージェントの評判が気になる人は、こちらの記事も参考にしてみてください。

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