看護師は激務?つらい・忙しいポイントやスケジュールを徹底解説!

看護師の仕事はやりがいがある一方で、忙しい、激務な職だと思われがちです。

本記事では、看護師が忙しい・激務と感じるポイントや実際にどんな仕事をしているのか1日のスケジュールを解説します。

看護師が激務・つらいと感じるポイント

病院で働く看護師が、激務・つらいと感じるポイントとしてよくある例が以下の3つです。

ここからは、それぞれについて解説していきます。

病院内での人間関係

1つ目は、病院内での人間関係です。

看護師が働く病院は、多種多様な医療職が関わる環境であり、そういった他職種の人との関わりをつらいと感じる人は多いです。

代表的な例は医師との人間関係です。病院で働く看護師が医師から理不尽な叱責を受けてしまうことは少なくありません。

他にも、患者のためを思って発言したことが、医師の見立てた治療方針と異なるなどの理由で理解して貰えず、医師と意見が衝突してしまうこともよくあります。

入退院時の書類作成に追われる時

2つ目に、入退院時の書類作成に追われる瞬間があります。

これは、書類作成などの事務を担当することの多い看護師ならではの悩みです。

書類作成は基本的に、日常の業務に取り組みながらその合間でおこないます。看護師は忙しい仕事のため、書類作成に時間がなかなか取れず、気づいたら作成しなければならない書類がたくさん溜まってしまうこともあります。

書類作成を優先してしまうと患者の対応に使える時間が減ってしまうことも、つらく感じる理由の1つです。

患者相手に接する時

3つ目は、患者と、その家族に接する瞬間です。

看護師はたとえ忙しい状況であっても、患者の要望やナースコールには即座に対応する必要があります。しかし中には、本来の目的とは離れた目的でナースコールを利用したり、細かな要望をする人もいます。

患者や患者の家族には、そういった細かな要望へ完璧に応えなければ、クレームをする人もいるため、看護師は常に患者への対応方法へ気を遣う必要があります。

しかし、実際にはみずからの業務で精一杯の看護師も多いため、そういった看護師は患者の要望になかなかこたえられず、患者対応をしたくないと考える人もいます。

看護師の仕事はとにかく忙しい?1日の勤務スケジュール

看護師がどんなスケジュールで1日を過ごしているのか紹介します。

看護師といっても、病棟以外に外来や検査室など部署によって業務内容も忙しさも異なります。その中から、今回はとくに激務だとされる病棟勤務について1日のスケジュールを紹介します。

また、病棟では入院患者がいるため、24時間スタッフが常駐しており、看護師も日勤と夜勤の2交代制を採用していることが多いです。そこで今回は日勤と夜勤について病棟勤務看護師のスケジュールを紹介します。

日勤のスケジュール

日勤で働く病棟看護師のスケジュールは以下の通りです。

病棟看護師の日勤スケジュール
8:00-9:00 出勤・受け持ちの確認・申し送り
9:00-12:00 ラウンド業務
12:00-13:00 昼休憩・食事補助
13:00-16:30 バイタル測定・処置の補助・入院患者への説明
16:30-17:00 夜勤へ申し送り・終業準備
17:00 終業

日勤は朝8時ごろに受け持ちの確認、申し送りをすることから業務が始まります。

シフト制でスタッフが入れ替わる看護師の職場では、毎日同じ患者を見ることは少なく、その日ごとに担当する患者が割り当てられます。

そうして担当患者の情報を夜勤のスタッフから聞いて、日勤でおこなう仕事を整理します。

9時台にはラウンドをおこない、患者のバイタルや食事状況などをチェックします。

医師の回診と同時におこなわれることもあり、そこで医師の指示を受けることや処置の手伝いをすることもあります。

ラウンドは入院患者数にもよるものの、忙しい病院では看護師用のカルテにラウンドの情報を入力したら、午前が終わってしまうこともあります。

昼は食事補助の必要な患者の面倒を見ながら、交代で昼休憩に入ります。

もし病棟で急変する患者が出るなど、人手が必要になる場合は昼休憩に入れなかったり、夕方近くになって休憩をとることもあります。

休憩から戻ったら、午後はバイタル測定や患者の検査や処置の補助などをおこないます。また、入院してきた患者への説明なども看護師がおこないます。

こうして、問題がなければ16時半に夜勤の看護師に申し送りをして、その後に仕事がなければ終業となります。

しかし、基本的に終業時間は17時ではあるものの、16時以降に入院が確定した患者がいれば、書類作成のために残業をすることもあります。

夜勤のスケジュール

夜勤で働く病棟看護師のスケジュールは以下の通りです。

病棟看護師の夜勤スケジュール
15:30-16:30 出勤・ラウンド業務
16:30-17:00 申し送り
17:00-18:00 ラウンド業務
18:00-19:30 食事補助・夕食休憩
19:30-22:00 ラウンド業務
22:00-23:00 消灯・夕食休憩
23:00-6:00 カルテ作成・患者対応・仮眠
6:00-7:00 採血業務
7:00-8:00 食事補助
8:00-9:30 日勤へ申し送り・終業準備
9:30 終業

夜勤の看護師は15時半に出社します。このタイミングで自分の受け持ち患者が分かるので、午後のラウンドに同行するなどして患者への挨拶を済ませます。

16時半に申し送りを受けたら、夕食前にもう1度ラウンドをおこないます。

検査をしていて日中のラウンドで対応できなかった患者や、手術から帰ってきた患者の状態を確認します。他にも、点滴を刺し直すなど、夕食前のラウンドでは多くのポイントを確認します。

18時になると患者の食事になるので必要に応じて補助をおこないます。その際、補助をおこなわないスタッフは自分の夕食休憩をとります。30分程度は休憩が出来るものの、ナースコール対応などで休めないこともあります。

食事後は服薬状況や食事量を確認するため就寝前最後のラウンドをおこないます。

22時には多くの病院が消灯・就寝時間になります。忙しくて夕方に休憩を取れなかったスタッフはこの時間で夕食休憩をとります。就寝前のラウンドが長引くと、この休憩時間を削る必要があります。

夜間は原則、ナースセンターで待機をして、カルテの記入やナースコール対応をします。

交代で2時間仮眠を取ることもあるものの、急変する患者がいたりナースコールがひっきりなしに鳴っている場合はなかなか休めません。

こうして朝まで患者の様子を見ながら待機し、6時に患者の採血をおこないます。7時には朝食介助をおこない、日勤のスタッフへの申し送りをします。

ここまでの業務でとくに問題がなければ、9時半に終業となります。

環境を変えることで解決する問題もある

看護師の仕事について、つらいと感じる理由は人それぞれではあるものの、勤務する環境を変えることで問題が解決されることもあります。

夜勤がつらいと感じているなら、日勤のみで働けるクリニックや健診センター、外来看護師として働くことで悩みは解決されるでしょう。

残業が多い、忙しいと感じているなら、総合病院や大学病院などの大規模な病院ではなく個人クリニックなどの小規模な病院を選ぶべきでしょう。

看護師である以上、直面することのある看取りの場面がつらいなら、患者の急変が少ない慢性疾患病棟で働く選択肢もあります。

このように、自分の望む働き方に適した労働環境を探してみることで、悩みを解決できるかもしれません。

看護師の資格を活かして別の職種を目指すこともできる

また、看護師の知識を活かして別の職種を目指すのも選択肢の1つです。

保健師や助産師などは看護師の資格を持っていないと取得できないので、そういった資格の取得が出来るスクールにかようことで、看護師から離れることも可能です。

ただし、働きながらこういった勉強ができるかは職場によるところが非常に大きいです。

キャリアアップを応援してくれる職場であれば、スクールの日は休みにするなどの柔軟な対応をしてくれることもあります。一方でマンパワーに不安があるなど、人手を確保したい職場では働きながらの勉強を認めてくれないこともあります。

スクールにかようつもりなら、まずはキャリアアップに対して職場の対応はどうなのかを知る必要があります。

激務でつらくても看護師を続けている理由

たとえ激務だとしても、多くの人が看護師を続けている理由として、患者が元気になって退院することのやりがいがあります。

入院で心身ともに疲れていた患者から、退院するときに直接お礼の言葉を伝えられる喜びは他の仕事では得られないやりがいです。

死亡退院でも患者の家族ときちんと話し合うことで、患者と家族にとって穏やかな最期を迎えられたらいい、と患者に良い時間を過ごして貰うことにやりがいを感じている人も多くいます。

看護師は激務ではあるものの、患者の命に関わる責任の大きい仕事なので、それだけ仕事へのやりがいは大きいです。

労働環境を改善したいなら転職エージェントがオススメ

看護師として働くやりがいは大きく魅力的ではあるものの、激務が原因で転職を考える人は多いです。

看護師を続けながら、激務を改善したい人は転職エージェントの利用がオススメです。

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