
看護師として向いてる科が知りたい人向け!診療科の選び方を解説!
看護師として自分に向いてる科がわからない人向けに、性格タイプ別の診断チャートで向いている診療科を逆引きできるように解説します。
診療科ごとの仕事内容や向いている人の特徴、夜勤や給与など診療科の選び方のポイントも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
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看護師に向いてる科がわかるタイプ別診断チャート
看護師に向いてる科は、自分の性格や仕事で大切にしたいことから逆引きすると見つけやすいです。
まずは以下の診断チャートで、自分に近いタイプの診療科の候補を確認してみてください。
| 性格・志向のタイプ | 向いている診療科の候補 |
|---|---|
| 患者と時間をかけて向き合いたい | 精神科・内科・婦人科 |
| 手技を磨いて手術に関わりたい | オペ室・外科・整形外科 |
| 観察力を活かして全身管理をしたい | ICU・循環器科 |
| 子供や家族のケアに関わりたい | 小児科・産婦人科 |
| 体力や生活とのバランスを優先したい | 眼科・皮膚科・耳鼻咽喉科 |
あてはまるタイプが複数あってもかまいません。候補の科を見比べて、興味を持てる順に絞り込んでみてください。
診療科ごとの仕事内容や向いている人の特徴も読むと、より自分に合う科を選びやすくなります。
【診療科別】看護師に向いている人の特徴
ここでは、以下の10の診療科について、仕事内容と向いている人の特徴を紹介します。
自分の特徴と照らし合わせながら、自分に向いてる科を見つけてみてください。
精神科
精神科の看護師は、主に患者とのコミュニケーションを行います。
精神科には、薬の服用や治療に前向きになれない患者もいます。
そうした患者にはまず信頼してもらうことが大切で、日々の声かけや関わりを積み重ねていきます。
患者の状態の観察と医師への報告、服薬の管理や日常生活の援助も主な業務です。
精神科看護師には、以下の人が向いています。
精神科看護師に向いている人
コミュニケーションが得意な人
他人を元気付けるのが好きな人
メンタルヘルスケアに興味がある人
精神科看護師の働き方については、以下の記事で詳しく解説しています。
小児科
小児科の看護師は、0歳から幅広い年齢の子供の検査介助や処置を行います。
対象年齢の上限は病院によって違い、先天的な疾患を持つ人は成人後も継続してケアする場合があります。
検査や処置の説明も業務の1つで、年齢の低い子供には人形を使ってわかりやすく伝える工夫もします。
小児科看護師には、以下の人が向いています。
小児科看護師に向いている人
子供が好きな人
子供とコミュニケーションをとれる人
保護者の気持ちに寄り添える人
小児科看護師のやりがいや平均年収は、以下の記事で紹介しています。
整形外科
整形外科は介助が必要な患者が多く、看護師は食事や入浴など身の回りのケアを幅広く担当します。
思うように体を動かせない患者の気持ちに寄り添いながら、手術の準備や入退院の手続きにも関わります。
整形外科看護師には、以下の人が向いています。
整形外科看護師に向いている人
患者の身の回りのケアにやりがいを感じる人
入退院が早くメリハリがある環境で仕事をしたい人
コミュニケーションが得意な人
整形外科看護師の転職事情ややりがいは、以下の記事が参考になります。
オペ室
オペ室の看護師は、手術に必要な機器の準備と手術中の介助が主な仕事です。
器械出しや患者の状態確認のほか、手術前後の処置、問診、薬品チェックも行います。
オペ室の看護師には、以下の人が向いています。
オペ室の看護師に向いている人
手際よく仕事を進められる人
最新技術を積極的に勉強できる人
突発的な出来事に対応できる判断力がある人
手術室看護師の仕事内容や平均年収は、以下の記事で詳しく解説しています。
ICU
ICU看護師の最も重要な仕事は、患者の状態管理です。
人工呼吸器や輸液ポンプなどの医療機器が正常に作動しているかも常に確認します。
容体が変化しやすい患者が多いため、体位変換や清潔ケアなど全身のケアも担当します。
ICUの看護師には、以下の人が向いています。
ICUの看護師に向いている人
観察力のある人
医療機器の知識がある人
自分から進んで勉強を続けられる人
ICU看護師の役割や給料については、以下の記事で詳しく紹介しています。
眼科
眼科の看護師は、視力・眼底・視野などの検査をします。
器具の洗浄や補充、点眼の説明、手術前の検査や準備も業務に含まれます。
子供から高齢者まで幅広い年齢層の患者が来院する診療科です。
クリニックではパート募集も多く、夜勤なしで働きたい人が職場を選びやすいのも特徴です。
眼科看護師には、以下の人が向いています。
眼科看護師に向いている人
幅広い年齢層とコミュニケーションを取れる人
夜勤を避けて働きたい人
あまり残業をしたくない人
婦人科・産婦人科
婦人科と産婦人科では、担当する業務が少し違います。主なものは以下のとおりです。
婦人科の主な業務
- 患者への診察や処置の介助
- 手術前の患者への説明と精神的なケア
- 薬や点滴の管理や服薬指導
産婦人科の主な業務
妊婦健診の介助・産後1ヶ月間の介助
検査のための採血
助産師の各種サポート
婦人科・産婦人科の看護師には、以下の人が向いています。
婦人科看護師に向いている人
コミュニケーション能力がある人
女性特有の悩みに寄り添いたい人
同じ患者と長く付き合っていける人
産婦人科看護師に向いている人
産前産後のケアに関わりたい人
退院後も患者と関わっていきたい人
コミュニケーション能力がある人
皮膚科
皮膚科の看護師は、アレルギー検査や水虫の処置などを行います。
患者の症状は幅広く、病院やクリニックによって業務内容に違いがあります。
手術を行う施設では、看護師が手術の介助を担当することもあります。
皮膚科も眼科と同様に、子供から高齢者まで幅広い年齢層の患者が訪れます。
皮膚科看護師には、以下の人が向いています。
皮膚科看護師に向いている人
幅広い年齢層とコミュニケーションを取れる人
手術の介助経験がある人
様々な症状に落ち着いて対応できる人
美容分野に興味がある人は、以下の記事もあわせて参考にしてみてください。
耳鼻咽喉科
耳鼻咽喉科看護師の主な業務内容は、診察や検査の介助、薬の服用方法や病気の説明などです。
手術や入院設備がある病院では、手術の介助や入院生活のサポートも担当します。
耳鼻咽喉科も子供から高齢者まで様々な年齢層の患者が来院します。
耳鼻咽喉科看護師には、以下の人が向いています。
耳鼻咽喉科看護師に向いている人
手術の介助経験がある人
患者の身の回りのケアの経験がある人
幅広い年齢層とコミュニケーションがとれる人
内科・外科
内科と外科は、以下のように多くの診療科に分かれています。
内科の主な診療科
- 消化器科
- 循環器科
- 呼吸器科
- 腎臓科
- 内分泌科
- 糖尿病科
- 膠原病科
- リウマチ科
- アレルギー科
- 血液内科
- 神経内科
- 心療内科
- 感染症科
- 腫瘍科
外科の主な診療科
一般外科(消化器外科)
胸部外科
呼吸器外科
心臓血管外科
乳腺外科
甲状腺外科
小児外科
肛門科
診療科ごとに扱う疾患や患者層が違うため、興味がある科の仕事内容を個別に調べてみてください。
内科・外科の看護師それぞれに向いている人の特徴は、以下の通りです。
内科看護師に向いている人
観察力がある人
様々な状況を想定できる人
コミュニケーション能力がある人
外科看護師に向いている人
判断力がある人
責任感が強い人
向上心がある人

診療科ってこんなにたくさんあるんですね!自分に向いてる科がどこなのか、正直決めきれません…。

迷ったときは、性格・将来の理想像・働き方の条件の3つから考えると絞り込みやすいですよ。
決めきれない場合は、転職のプロに相談して客観的な意見をもらうのがおすすめです。
看護師に向いてる科を選ぶ3つの視点
診療科選びで後悔しないためには、性格・将来の理想像・働き方の条件の3つの視点で考えることが大切です。
それぞれの視点について詳しく紹介していきます。
性格や得意なことから選ぶ
性格から選ぶ方法は、過去の自分を起点に考えるやり方です。
これまでの仕事や生活を振り返り、自分の得意なことや好きなことを言葉にしてみてください。
考え方の例は以下のとおりです。
性格から考える例
子供と接するのが好きでコミュニケーションが得意だから小児科
新しい医療技術を学ぶのが好きだからICUやオペ室
コツコツ観察を続けるのが得意だから内科
自分の性格や適性が言葉になったら、各診療科の向いている人の特徴と照らし合わせて選んでみてください。
将来なりたい看護師像から選ぶ
将来の理想像から選ぶ方法は、未来の自分を起点に考えるやり方です。
なりたい看護師像がはっきりしているほど、選ぶ診療科も絞り込みやすくなります。
将来の理想像の例
- 認定看護師や専門看護師として専門性を高めたい
- 管理職として病棟をまとめたい
- 育児と両立しながら長く働き続けたい
例えば専門性を高めたいならICUや救急、育児との両立を優先したいなら外来やクリニックが候補になります。
夜勤や給与など働き方の条件から選ぶ
性格やキャリアだけでなく、夜勤の有無や給与などの条件も診療科選びの大切な判断ポイントです。
病棟勤務は夜勤手当のぶん収入が増えやすく、外来やクリニックが中心の科は夜勤なしの働き方を選びやすいです。
日本看護協会の調査による、夜勤1回あたりの定額手当の平均は以下のとおりです。
| 勤務形態 | 夜勤手当の平均(1回あたり) |
|---|---|
| 三交代制の準夜勤 | 4,300円 |
| 三交代制の深夜勤 | 5,211円 |
| 二交代制の夜勤 | 11,470円 |
出典:日本看護協会「2025年 病院看護実態調査」(2026年3月公表)
上記は定額の夜勤手当を支給している病院の平均で、金額は病院ごとに差があります。
同じ調査では、看護職員の確保のために「日勤のみ」の働き方を導入している病院が54.7%あります。
夜勤の回数や時間、曜日を選べる働き方を導入している病院も44.1%あります。
出典:日本看護協会「2025年 病院看護実態調査」
収入を優先するなら夜勤が多い病棟が、体調や家庭を優先するなら夜勤なしの職場が合っています。

面談前に「今の科でつらい業務」「続けたい業務」「避けたい勤務条件」の3つを書き出してみてください。
言葉にして持参すると、面接や異動願いでも説得力が変わりますよ。
看護師に人気の診療科
現役看護師に独自調査した結果、人気の診療科とその理由は以下のとおりです。
| 診療科 | 人気の理由 |
|---|---|
| 整形外科 | 終末期の患者が少ない |
| 外科全般 | 手術後の退院が早く入退院にメリハリがある |
| 内科 | 様々な疾患を学べる |
| 循環器科 | 心臓や血管に特化していて心電図に詳しくなれる |
| 脳外科 | リハビリが学べる |
調査では「その診療科で働くことが自分自身の成長につながる」という趣旨の回答が多くありました。
ただし人気があるかどうかより、自分の性格や希望する働き方に合っているかを優先して選んでみてください。
自分に向いてる科がわからない場合の対処法
1人で決めきれないときは、看護師向けの転職サイトで相談するのがおすすめです。
診療科選びには自己分析による自己理解が必要ですが、1人で進めるには限界があります。
転職サイトに登録すると、多くの看護師を支援してきたアドバイザーが、プロの視点で自己分析を手伝ってくれます。
その上で、希望や適性に合った診療科の求人も紹介してもらえます。
転職サイトで受けられるサポート
性格や希望のヒアリングと自己分析の支援
向いている診療科や職場の提案
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向いてる科を1人で悩み続けるより、看護師の転職事情を知るプロと話すほうが答えを出しやすくなります。
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看護師向けの転職サイト・エージェントの選び方は、以下の記事で詳しく比較しています。
看護師の向いてる科に関するよくある質問
看護師の向いてる科について、よくある質問に答えます。
看護師にとって楽な科はありますか?
誰にとっても楽といえる科はありません。
体力的な負担を減らしたいなら、外来が中心で夜勤がない眼科・皮膚科・耳鼻咽喉科などが候補になります。
ただし忙しさは職場ごとに差があるため、求人票や職場見学で確認してみてください。
新人看護師にはどの科がおすすめですか?
迷う場合は、患者層が幅広い内科や外科がおすすめです。
幅広い疾患に触れられるため、看護の基本となる知識と技術を身につけやすいからです。
興味のある科がはっきりしているなら、最初からその科を希望する選択もあります。
希望ではない科に配属されたらどうすればいいですか?
まずは配属先で一通りの業務を経験してから、院内で異動の希望を出す方法があります。
どうしても合わない場合は、希望の科の求人がある職場への転職も選択肢です。
向いてる科の診断はどこで受けられますか?
看護師向け転職サイトの適性診断や、アドバイザーとの面談で受けられます。
性格や経験を聞き取った上で、向いている診療科や職場を提案してもらえます。
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看護師の転職については、以下の記事もあわせて参考にしてみてください。












