40代で自分が何をしたいのかわからない…中年がやりたいことを見つける方法

40代で自分が何をしたいのかわからない…中年がやりたいことを見つける方法

    40代で自分が何をしたいのかわからない…その理由や特徴をわかりやすく紹介します。

    さらに仕事や人生に悩んでいる中年向けに、キャリアのプロがやりたいことを見つける方法を伝授します。どうすれば良いのかわからず困っている人必見です。

この記事を書いた人
末永雄大

末永雄大

新卒でリクルートエージェント(現リクルート)に入社。数百を超える企業の中途採用を支援。2012年アクシス(株)設立、代表取締役兼転職エージェントとして人材紹介サービスを展開しながら、年間数百人以上のキャリア相談に乗る。Youtubeチャンネル「末永雄大 / すべらない転職エージェント」の総再生回数は2,000万回以上。著書「成功する転職面接」「キャリアロジック
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40代で自分が何をしたいのかわからない原因

多くの人は時間が経てば、自分が何をしたいのか分かってくるものだろうと考えています。しかし、中には40代に入っても自分が何をしたいのかわからない人もいます。

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40代で自分が何をしたいのかわからないのは、不自然なことではありません。言葉に出さないだけで、多くの40代が経験していることです。


むしろ自分が何をしたいのか明確になっている人のほうが少ない可能性もあります。

人生の折り返し地点にいる40代で自分が何をしたいのかわからないと感じる原因は、さまざまです。実際にどのような原因があるのかを下記で紹介していきます。

中年の危機

40代は中年期特有の心理的危機に陥りやすいです。40代は人生の折り返し地点に到達し、これまでの選択や今後の方向性について考えるようになります。

これまでの選択で期待通りの満足度が得られなかった場合、一生を無駄にしてしまう間違った人生を歩んでいるのではないか?と不安になりやすいです。また、これまでの選択とその結果を踏まえ、今後の進むべき方向性がわからなくなってしまうことがあります。

キャリアの頭打ち

40代はキャリアが頭打ちになりやすいです。20代や30代のように昇進はしにくくなり、年齢的にもキャリアチェンジが難しいです。

変わらない仕事内容や新しいことへ挑戦するチャンスもなくなるので、自分は何を目指せば良いのかわからなくなってしまうのです。

価値観の変化

40代になると人生の価値観が変化することがあります。若いうちは刺激的な環境に価値を見出していた人が、40代では安定を最優先するようになるケースです。

安定を最優先にするあまり、自分のやりたいと思える仕事ではなく年収を基準に転職先を選んでしまうこともよくあります。そうすると自分が何をやりたいのかがわからなくなってしまいます。

ライフスタイルの変化

40代はライフスタイルの変化を受けやすい年代です。子供の成長や親の介護、自分自身の健康問題など、さまざまな変化が生じます。

家族中心の生活だった人が突然のライフスタイルの変化で適応しきれず、自分が何をしたいのかがわからなくなることはよくあります。

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40代のライフスタイルを考慮しながら自分のやりたいことを見つけたいのなら、キャリアコーチングに相談するのがおすすめです。


ライフスタイルに左右されず、本当にやりたいと思えることを一緒に見つけてくれます。

ライフスタイルも考慮したい人向け

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    40代の転職支援実績多数。ライフスタイルを考えた転職を実現できる

自分に向いてる仕事がわからないから適職を知りたい、考えてばかりで行動できない人は下記の記事もチェックしてみてください。

40代で自分が何をしたいのかわからない人の特徴

40代で自分が何をしたいのかわからない人にはいくつか共通する特徴があります。

共通する特徴や状況を把握するということは、問題を解決するために必要不可欠です。

そこでここでは40代で自分が何をしたいのかわからない人の特徴を紹介していきます。

新しいことにチャレンジするのが怖い

40代の多くは新しいことを始めるのに躊躇してしまいがちです。長年慣れた生活様式を変えるのは大変なものです。

とくに問題なく生活ができているため、新しいことにチャレンジするリスクを避けてしまいがちです。

成長する機会が少ない

20代や30代と比べ、40代は成長する機会が少ないです。社内でも新しいことは伸び代に期待できる若手が担うことが多いです。

新規のポジションも若手が抜擢されることが多く、挑戦できる機会が減少していると感じる40代もいます。

満足感が得られない

以前と比べて、日常生活や仕事で満足感や達成感を得にくくなります。変化が少ないため、以前と同じような度合いでは満足できない状態になっていると考えられます。

また、仕事に対しての熱意が薄れているのも原因の1つです。情熱をかけて向き合った仕事なら達成できたときの感動も際立ちますが、淡々とこなせば達成感も気持ちに比例して得にくくなってしまうのです。

40代で自分のやりたいと思えることを見つける方法

40代は心理的・環境的にも新しいことにチャレンジするのが難しくなってくる年代です。そのような状況の中で、40代で自分のやりたいと思えることを見つけるのは簡単ではありません。

簡単ではありませんが、人生のターニングポイントで自分のやりたいと思えることを見つけ、今後の進むべき方向性を定めるのは有意義なことだと言えます。

自分が何をしたいのかわからない40代向けに、やりたいと思えることを見つけられる具体的な方法をいくつか紹介していきます。

自己理解を深める

自分がどのようなことに興味があるのか、気になることは何なのかを把握するために、自己理解を深めていくと良いです。

改めて自分に向き合うと思考が停止してしまう人も多いので、まずは日記をつけることから始めてみてください。日記に日々の感情や経験を記録し、何に興味を持つのかを振り返るのです。

また、20代の頃に抱いていた夢は実現できたのかを振り返ってみると良いです。もし、実現できていなかったら、なぜ実現できなかったのか、それは今からでも実現できるのかを考えてみてください。

末永雄大 末永

若い頃は力不足で実現できなかった夢も、さまざまなことを経験した40代なら実現できる可能性があります。

新しいことにチャレンジする

新しいことにチャレンジし、自分の興味の幅を広げてみましょう。たとえば、料理が好きな人であれば、園芸に挑戦するなど、これまでの趣味の延長線から始めると挑戦するハードルが低いのでおすすめです。

末永雄大 末永

趣味の延長線が始めやすいのですが、自分の能力・スキルを磨くために講座を受講するのも1つの方法です。仕事と直結しやすいパソコンスキルや英会話スクールは挑戦しやすいです。

転職も検討しているのなら経済産業省が推進する「スキリングを通じたキャリアアップ支援事業」を活用すると、自己負担を抑えて学び直しができます。

新しい人間関係を築く

人間は他人の影響を受ける生き物です。これまで付き合ってこなかった人々との出会いは、新しい視点や気づきを与えてくれる可能性があります。

新しい人間関係を築きたいのなら、自分が興味のあるイベントやセミナーへ参加してみると良いでしょう。参加者はそのイベント・セミナーに対し、何らかの興味を持っているので話をしやすいです。

専門家を頼る

手っ取り早く自分のやりたいことを見つけたいのなら専門家に頼るのがおすすめです。専門家は自分が何をしたいのかわからない40代を多く見てきています。

どのようなことに悩みやすいのか、どうすれば見つけられるのか、その方法を把握しているので、相談することで悩みを解消する糸口を見つけられる可能性が高いです。

末永雄大 末永

ちなみに40代で何をしたいのかわからない場合に役立つ専門家にはキャリアコーチングがあります。


キャリアコーチングは自己分析を通して、何をしたいのかを明確にします。その後、明確にしたやりたいことに沿った道筋を立てて転職を叶えてくれるサービスです。

キャリアコーチングの中でも特におすすめなのがマジキャリです。徹底的な自己分析を通して自分が本当は何をしたいのか、どうしたらそれが叶えられるのかを明確にしてくれます。

ライフスタイルも考慮したい人向け

  • マジキャリ
    40代の転職支援実績多数。ライフスタイルを考えた転職を実現できる

マジキャリ以外でキャリア相談ができるキャリアコーチングについて、詳しく知りたい人は下記の記事も参考にしてみてください。

40代で自分のやりたいことを見つける際の注意点

40代で自分のやりたいことを見つける際には気を付けるべきことがあります。

第二の人生の方向性を定める意味でも、40代で自分のやりたいことを見つけるのは有意義です。一方で責任や制約があることも考慮する必要があります。

家族に与える影響も考慮する

40代の選択は家族にも大きな影響を与えます。とくに結婚して子供がいる場合、挑戦すること次第では経済的に不安定になる可能性があります。

転職して新しいキャリアへチャレンジする場合は家族としっかり話をして、納得してもらうことが大切です。趣味においても同様です。小さな趣味であれば問題ありませんが、初期投資が必要な場合は同意を得ることが重要です。

期間を区切ることも大切

時間は有限です。いつまでも若いままではなく、日々少しずつ老いていきます。期限を設けず、いつまでも自分のやりたいことを探していると、いずれは50代を迎えてしまいます。

期限が決まっていないと人は後回しにしてしまう癖があります。物事を先送りにせず、優先的に取り組むためにも期限を区切ることも大切なのです。

老後の生活も視野に入れる

40代で自分のやりたいことを見つけ、新しく始めると老後の生活に影響が出る可能性があります。

この時期に貯金を切り崩してしまうと、老後に必要な貯蓄がしづらくなっていきます。経済的に困った状況にならないように老後の生活も視野に入れた選択をすると良いです。

40代で自分のキャリアを見失った人によくある質問

40代で自分のキャリアを見失った人によくある質問をまとめてみました。

どのようなことに悩む40代が多いのか、ぜひ参考にしてみてください。

40代でやりたいことがわからないのは手遅れ?

人物 相談者

40代で自分のやりたいことがわからないのは手遅れですか?

末永雄大 末永

40代で自分のやりたいことがわからないのは手遅れではありません。


人生に迷うのはどの年代でもあるものです。ただ、40代は若い世代よりも責任や制約を受けやすいので、慎重に行動するのがおすすめです。

人生迷子だと感じる理由や抜け出す方法について、さらに詳しく知りたい人は下記の記事もチェックしてみてください。

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40代で自分には何もないと感じる理由

人物 相談者

40代で自分には何もないと感じる理由って何ですか?

末永雄大 末永

40代で自分に何もないと感じる理由ですが、自己分析が足りない可能性が高いです。40年間生きてきて、何も経験していないということはあり得ません。


必ず何かしらを経験しているので、まずは自己分析をおこなって自分に対する理解を深めると良いでしょう。

末永雄大 末永

自分で自己分析を徹底しておこなえる自信がない場合は、キャリアコーチングに相談してみると良いです。


プロのノウハウを活かして自己分析をおこなってくれるので、自己理解を深められます。

ライフスタイルも考慮したい人向け

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    40代の転職支援実績多数。ライフスタイルを考えた転職を実現できる

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40代でキャリアがないのはおかしい?

人物 相談者

40代でキャリアがないのはおかしいですか?

末永雄大 末永

何らかの理由によって40代でキャリアがない人もいます。おかしなことではないので安心してください。


ただ、キャリアは20代から継続して築いていくものです。これまでのキャリアがないということは、即戦力として活躍できるスキルがないと判断されることでもあります。

末永雄大 末永

自分のキャリアが20代からコツコツと働いてきた40代と比べ、評価されづらいことは認識するようにしてください。その上で、40代から歩めるキャリアを戦略的に考えていくことが大切です。

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他の年代でも何をしたいのかわからなくなる?

人物 相談者

他の年代でも何をしたいのかわからなくなることはありますか?

末永雄大 末永

もちろん40代以外でも今の自分が何をしたいのかわからなくなることがあります。


20代は20代、30代は30代でそれぞれの悩みを抱えています。

20代と30代で何がしたいのかわからない人は下記の記事も参考にしてみてください。

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