NHK(日本放送協会)への転職方法!中途採用の難易度・求人情報を解説
NHK(日本放送協会)へ転職するコツを就職・転職支援のプロである現役転職エージェントが徹底解説します。
また、中途採用の転職難易度や求人情報、採用倍率の高い企業から内定獲得するためのポイントも紹介します。
あわせて企業文化や採用大学、面接で聞かれる質問や社員からの口コミも分かりやすくまとめました。
すべらない転職が紹介するサービスの一部には広告を含んでおり、当サイトを経由してサービスへの申込みがあった場合には、各企業から支払いを受け取ることがあります。ただし、ユーザーの利益を第一に考え客観的な視点でサービスを評価しており、当サイト内のランキングや商品の評価に関して影響を及ぼすことはございません。
NHKの転職難易度
NHK(日本放送協会)の中途採用の転職難易度は非常に高いです。
なぜなら、NHK(日本放送協会)は日本を代表するメディアの1つであり、抜群の知名度から新卒だけでなく中途にも人気があるからです。
doda発表の「転職人気企業ランキング2023」では69位にランクインしており、転職者からの注目度が高く、即戦力として活躍できる優秀な人材が殺到するため、高難易度と考えられます。
また、NHK(日本放送協会)の中途採用は通年採用ではなく、年に1回の定期採用を実施しています。
そのため転職を検討していても、タイミングよく希望する求人と出会えるわけではないことからも、NHK(日本放送協会)の転職難易度は高いといえます。
ただ、継続的に中途採用は実施されており、各事業年度における職員採用に占める中途採用比率は以下の通りです。
2019年度 | 2020年度 | 2021年度 | |
---|---|---|---|
中途採用比率 | 11% | 6% | 12% |
中途採用の門戸は開かれているので、求められるスキルや経験に合致し、熱意を持って応募できれば採用可能性は十分にあります。
NHKの求人を見つける方法
NHK(日本放送協会)の定期採用は少ない枠に優秀な人材や同じく放送・出版・報道関係に興味をもっている多くの転職者が応募するため転職難易度は非常に高いです。
末永
ちなみに非公開求人は検索しても出てきません。転職エージェントに登録後の面談で紹介してもらえる特別な求人です。
NHK(日本放送協会)に限らず、業務経歴やスキル・志望ポジションに近い広告やメディア業界の求人大手企業の求人にも出会える可能性があるので、まずは転職エージェントに相談してみることをおすすめします。
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NHKへ転職しやすい人の特徴
NHK(日本放送協会)の公式採用サイトでは求める人材像として「公共メディア プロ人財」を掲げています。
常に視聴者と真摯に向き合い、専門性を磨き上げながら「新しいNHKらしさの追求」と「公共的価値の最大化」に取り組み、視聴者・社会・地域から信頼され必要とされることが求められています。
そのため、以下のような特性・マインドを持っていることをアピールできれば転職活動は進むでしょう。
- 公共性:視聴者と真摯に向き合い、地域や社会に貢献する
- 次世代メディアへの進化:時代を捉え、新しいサービスの創造にチャレンジする
- プロフェッショナル:幅広い視野でキャリアをデザインし、高い専門性を磨き上げる
- 主体的なアクション:自ら行動を起こし、チームワークで課題を改善・解決する
また、公共放送であるNHK(日本放送協会)は視聴者からの受信料を財源としているため、特定の利益や視聴率に左右されずに自主的・自律的に番組制作をできるのが特徴です。
そのため、社会課題に対して強い関心がある、当事者意識や責任感が強い、情報を自ら発信したいと考えているなどの意欲・特性があると、NHKの文化になじみやすく転職後もスムーズに活躍できると考えられます。
そんなNHKへ転職する方法
NHK(日本放送協会)の公式採用ページから自分で直接応募するよりも転職エージェントの利用をおすすめします。
自分で直接応募すると実務経験と実績のある優秀な人材がライバルになってしまうからです。転職エージェントを利用すれば、企業に合わせたアピール方法を伝授してもらえるので、優秀なライバルに差をつけることが可能です。
末永
中途採用市場のルールなのですが、自分で直接応募してしまうと転職エージェントから応募できなくなります。
あとになってプロにサポートしてもらいたくなったとしても断られてしまうので、直接応募する前に転職エージェントに相談してみましょう。
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NHKの面接傾向・選考対策
NHK(日本放送協会)の公式採用サイトでは以下の選考プロセスが掲載されています。
- 書類選考
- 一次試験(面接と適性検査)
- 二次試験(面接等)
- 三次試験(面接等)
- 最終試験(面接等)
面接回数が4回と多く、一次試験・二次試験はWeb面接、三次試験以降は東京または応募先拠点放送局の所在地で対面の面接となるようです。
NHKの面接でよく聞かれる質問
NHK(日本放送協会)の面接では以下の質問をされる傾向にあります。
- なぜ記者になりたいのか
- 自分が仕事をする上で一番大切にしていること
- 転勤は多いが大丈夫か
- NHKの番組をあえて批判してほしい
- 人を動かすために重要だと思うことは
- 映像メディアと活字メディアの違いは
一般的な志望動機や過去の業務経歴に関する質問が多いようですが、なぜテレビ局なのか、なぜNHK(日本放送協会)なのかを問う質問も多くみられます。NHK(日本放送協会)の番組をチェックし、他の民放・各種メディアとの報道姿勢の違いなどをきちんと答えられるようにしておくことが大切です。
また、人間性を問う質問も見られるという口コミもありました。
末永
末永
自分で面接対策ができるか不安な場合は転職エージェントを積極的に利用してみましょう。
転職エージェントは企業の詳細な情報を持っているだけでなく、人事に刺さるポイントも把握しています。利用すれば選考通過率を高められますよ。
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NHKのSPI・適性検査対策
NHK(日本放送協会)の選考プロセスでは適性検査としてSPIを実施します。リアル会場もしくはオンライン会場で受験する方式で、書類選考合格者に受験案内が届くようなので、内容をよく確認の上受験に臨みましょう。
以下の記事でSPI・適性検査の受検で気をつけるポイントなどをまとめているので、適性検査に苦手意識があるという人は参考にしてみてください。
NHKの企業情報・事業内容
会社名 | 日本放送協会 |
---|---|
略称 | NHK(エヌ・エイチ・ケイ) |
本社所在地 | 東京都渋谷区神南2-2-1 |
設立 | 1950年6月1日 |
会長 | 稲葉延雄 |
職員数 | 1万343人(2022年度) |
事業内容 | ・国内放送 ・放送と受信の進歩発達に必要な調査研究 ・国際放送 ・その他、放送法に定められた業務 |
URL | https://www.nhk.or.jp/ |
(2024年5月31日時点)
日本唯一の公共放送であるNHK(日本放送協会)は従来のラジオ放送・テレビ放送にとどまらず、インターネットや衛星放送などの新しいメディアも含めた幅広い分野で情報や文化の発信を行っています。
ここではそんなNHK(日本放送協会)の企業概要について紹介していきます。
NHK(日本放送協会)が公開している「令和3年度業務報告書」によると、主に以下の事業を展開しています。
国内放送 | 地上放送や衛生放送、ラジオで様々な番組の放送をおこなう。 |
---|---|
国際放送 | 衛生を使用して法人向けや外国人向けに、多彩な情報発信をおこなう。 |
放送番組の国際交流 | 放送番組の国際交流を積極的に推進し、海外への番組提供、および番組の共同制作や交換をおこなう。 |
インターネット活用業務 | インターネットを活用して放送番組などを提供する。 |
調査研究 | 放送番組および放送技術の両分野での調査研究活動を推進する。 |
営業および受信関係業務 | 放送受信契約の増加と受信料の確実な収納への取り組み、契約・収納等業務の法人委託化。また、効率的な契約・収納手法の開発をおこなう。 |
視聴者関係諸活動 | 視聴者との結びつきを強化するため、事業運営や放送番組などに関する広報活動をおこなう。 |
放送設備の建設および運用 | 良質な放送を確保するため、放送設備の改善や老朽設備の更新整備、災害に備えた機能強化をおこなう。 |
近年では、受信料で成り立つ公共メディアとして、信頼される「情報の社会的基盤」の役割を果たすとともに、時代のニーズをとらえながら、新たなメディア像の確立に挑戦しています。
具体的には、2021年~2023年度のNHK経営計画にて以下のような5つの重点項目を定め、「新しいNHKらしさの追求」に取り組んでいます。
- 安全・安心を支える:「命と暮らしを守る」報道を強化し、より強靭なネットワークを構築
- 新時代へのチャレンジ:最新の技術を活用し、高品質なコンテンツを合理的なコストで提供
- あまねく伝える:確かな情報・サービスを一人ひとりに届け、分断化・多層化した社会をつなぐ
- 社会への貢献:地域の情報発信強化や日本の放送・メディア業界の発展に貢献
- 人事制度改革:組織の機能を最大限発揮するための"人財"改革を推進
ここからはNHK(日本放送協会)の売上業績やグループ会社などについて、以下でさらに詳しく紹介します。
売上業績・事業展望
令和5年度収支予算・事業計画・資金計画を参考にすると、NHK(日本放送協会)の事業収支は以下の通りです。
事業収支 | 2020年予算 | 2023年予算 | 増減額 |
---|---|---|---|
事業収入 | 6,840億円 | 6,440億円 | △450億円 |
事業収入 (受信料) |
6,700億円 | 6,440億円 | △460億円 |
事業支出 | 6,890億円 | 6,720億円 | △170億円 |
事業支出 (国内放送費) |
3,187億円 | 3,195億円 | 7億円 |
事業支出 (国際放送費) |
213億円 | 204億円 | △9億円 |
事業支出 (契約収納費) |
491億円 | 491億円 | 0.5億円 |
事業支出 (給与) |
1,134億円 | 1,124億円 | △9億円 |
事業収支差金 | - | △280億円 | △280億円 |
NHK(日本放送協会)の収入は視聴者からの受信料が中心です。2023年度は2023年10月からの受信料値下げなどの影響を受け、事業収入は約450億円の減収を見込んでいます。
一方、事業支出については受信料が長期的に減収傾向になる予想を受けて、構造改革による支出規模の圧縮に取り組んでおり、2023年度には事業支出を6,800億円規模に抑える見込みです。
また、構造改革により創出された150億円程度を新たな取り組みに重点投資することで視聴者のニーズに応えるとともに、将来的なコスト削減を見据えた先行投資を続けています。
支社・グループ会社一覧
NHK(日本放送協会)には様々な関連会社が存在します。業務報告書から関連会社情報を紹介します。
子会社 (関連事業持株会社を含む) |
●(株)NHKメディアホールディングス ●(株)NHKエンタープライズ ●(株)NHKエデュケーショナル ●(株)NHKグローバルメディアサービス ●(株)NHKプロモーション ●(株)NHKアート ●(株)日本国際放送 ●(株)NHKテクノロジーズ ●(株)NHK出版 ●(株)NHKビジネスクリエイト ●(株)NHK文化センター ●NHK営業サービス(株) |
---|---|
関連公益法人等 |
●(一財)NHKサービスセンター ●(一財)NHKインターナショナル ●(一財)NHKエンジニアリングシステム ●(一財)NHK放送研修センター ●(学)NHK学園 ●(公財)NHK交響楽団 ●(福)NHK厚生文化事業団 ●日本放送協会健康保険組合 ●(一財)日本放送協会共済会 |
関連会社 |
●(株)放送衛星システム ●NHK Cosmomedia America,Inc ●NHK Cosmomedia (Europe) Ltd. ●(株)ビーエス・コンディショナルアクセスシステムズ |
NHKの中途採用・求人情報
NHK(日本放送協会)には以下の3つの働き方があり、応募時に第1・第2希望を選択します。入社後の処遇はいずれも同じです。
全国職員 | 地域職員 | デジタル職員 | |
---|---|---|---|
勤務地 | ●全国・海外 | ●特定の道府県を基本 | ●デジタルサービスを担う部署を基本 |
働き方 | ●全国各地でキャリアを重ね、軸となる業務の専門性を深めながら、各方面での業務にあたる。 | ●地域に根ざし、軸となる業務の専門性を深めつつ、ジョブローテーションにより様々な業務を担当する。 | ●NHKのデジタル領域における主力サービス・プロダクト・コンテンツの成長、改善をけん引し、変革を実現する業務に従事する。 |
キャリアパス | ●軸となる業務の専門性を深める他、幅広い業務にもチャレンジできる機会がある。 | ●軸となる業務の専門性を磨きつつ、希望や適性を踏まえた「ジョブローテーション」を行い、幅広い業務を経験することでマルチスキルを身に付ける。 | ●NHKのデジタル領域における業務の専門性を深める他、幅広い業務にもチャレンジできる機会がある。 |
ここでは、全国職員とデジタル職員の求人情報について紹介します。
NHKの全国職員の中途採用・求人情報
NHK(日本放送協会)の全国職員は以下の業務内容から2~3個の希望業務を選択します。
- ニュース取材や調査報道
- ニュース・報道番組の映像取材・編集
- リポートや実況、司会など言葉で伝える業務
- 報道・情報番組などのコンテンツ制作
- 教養・教育番組などのコンテンツ制作
- 音楽・ドラマ番組などのコンテンツ制作
- スポーツ番組などのコンテンツ制作
- 番組セットやCGなどのデザイン
- コンテンツの音響デザイン
- 視聴者リレーションの推進に関わる業務(営業戦略・視聴者サービス企画など)
- コンテンツ展開に関わる業務(メディア戦略・編成・イベントなど)
- 組織マネジメントに関わる業務(総務人事・財務・経営戦略・広報など)
- 番組制作の技術業務(撮影・音声・照明・映像)
- 放送システムを支える技術の業務(番組送出・送受信)
- 放送に関する技術開発・研究
- 放送設備の建築に関する業務
ディレクターや記者、アナウンサーなどの具体的な職種名ではなく、具体的な業務内容を選択するのが特徴で、希望や適性を踏まえて、選考の中で「軸となる業務」を決めていくようです。
募集要項 | |
---|---|
職種 | 全国職種 |
応募条件 |
次の2つのいずれかに該当する人。 ●2023年4月から2024年3月の間に大学等を卒業・修了見込み。 |
勤務地 | 全国・海外 |
勤務時間 |
1週平均37.5時間 (フレックスタイム制度。希望により、週の勤務日を4日とする制度あり) ※専門業務型裁量労働制適用者(記者)はみなし労働時間(8.5時間/日)を適用 |
給与 |
大学院(修士)卒:231,360円 大学卒:218,360円 短大・専門・高専:199,410円 ※中途採用では実務経験・専門的知識等の程度を評価し、NHKの規定により決定。 |
NHKのデジタル職員の中途採用・求人情報
NHK(日本放送協会)のデジタル職員は膨大なアーカイブスや多彩なジャンルのコンテンツを用いて、ユーザー起点でサービス・プロダクトをつくり、新しいクリエイティブの創造やサービスのグロースを担う職種です。
デジタル職員はNHK(日本放送協会)のデジタルサービスを担う部署を基本にキャリアを重ねます。具体的な業務内容、職種は以下の通りです。
- 映像配信・WEB・アプリ・API・次世代技術などの開発と運用
●バックエンド エンジニアリング
●インフラ・データ エンジニアリング
●フロントエンド エンジニアリング
●テックリード - デジタルコンテンツの企画・開発・発信ディレクション
●Webコンテンツディレクション - プロダクトの成長戦略の立案やマーケティング
●データアナリシス - プロダクトの企画・開発・改善・UIUX設計
●プロジェクトマネジメント
●プロダクトマネジメント
●UXデザイン
募集要項 | |
---|---|
職種 | デジタル職員 |
応募条件 |
次の2つのいずれかに該当する人。 ●2023年4月から2024年3月の間に大学等を卒業・修了見込み。 |
勤務地 | デジタルサービスを担う部署を基本 |
勤務時間 |
1週平均37.5時間 (フレックスタイム制度。希望により、週の勤務日を4日とする制度あり) |
給与 |
大学院(修士)卒:231,360円 大学卒:218,360円 短大・専門・高専:199,410円 ※中途採用では実務経験・専門的知識等の程度を評価し、NHKの規定により決定。 |
NHK(日本放送協会)の中途採用はどれも難易度が高く、ライバルと差をつける高度スキルやアピールポイントが必要です。
そのため、NHK(日本放送協会)への転職を成功させたいのなら、まず必須スキル・経験を得た上で、求める人材像に合わせた入念な準備が重要です。
末永
これらの職種は公式の中途採用ページからでも応募はできますが、転職エージェントを利用したほうが内定獲得率を高められます。
また、その他の職種は転職エージェントで非公開求人として扱われている可能性があり、理想の求人と出会うためにも、まずは転職エージェントに登録することをおすすめします。
しかも転職エージェントでは求人紹介だけでなく、応募企業に合わせた履歴書・職務経歴書の書き方、面接対策などのアドバイスをしてもらえるため、内定獲得率を高めることができます。
これまでの実績に基づいたノウハウを活かして自分の魅力を最大限アピールするコツを伝授してもらえるため、他の求職者に差がつけられるようになりますよ。
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NHKの平均年収・福利厚生
2024年6月時点の転職口コミサイト「ライトハウス」によると、NHK(日本放送協会)の平均年収は780万円でした。
回答者の年収を平均して算出しているので、参考程度に見てください。
また、NHK(日本放送協会)の公式サイトでは職員の平均年収について、以下のように紹介されています。
大卒モデル年収では、30歳で530万円、35歳で660万円(2022年度)です。
管理職については年俸制となっており、2020年度の基本年俸は全国職員の場合は、
●D1(課長クラス):913.6万円
●D5(部長クラス):1,173万円
●D8(局長クラス):1,428万円
などとなっています。
NHK(日本放送協会)の給与体系は基本給の「基準賃金」、時間外勤務や休日勤務の「基準外賃金」、家族手当や赴任手当などの「諸手当」の3つで構成されます。
年功序列の文化が強く、非管理職の期間はほぼ同期横並びの給与額となりますが、管理職書の一定グレード以上になると年間数百前円程度の差が付くようです。
昇給年1回(2022年度実績)、賞与は年2回(2022年度実績)となります。
評判・口コミ
20代・女性
制作
同じ年齢の人たちと比べればもらっている方だと思う。だが業界的に言えばもらっていない方。
またもらっていると言っても残業ありきの給料であり、働き方改革が進めば進むほど、給料が低く、都市圏などでは生活に支障が来ると言うような現状がある。
NHK職員は給料が高いと非難されることがあるが、そこに期待して入ると肩透かしを食らうと言うようなことがあり得る。
ライトハウス福利厚生
NHK(日本放送協会)の社員・元社員の口コミをサイトを参考にすると、福利厚生制度についてマイナスな意見は少ないです。
とくに各種手当が充実しているようで、家族手当や住宅補助についてポジティブな意見が多く見られました。
NHK(日本放送協会)の公式サイトでは諸手当について以下のように紹介されています。
- 家族手当
扶養補助:27,500~37,500円
子育て加算:10,000円
介護加算:10,000円 - 住宅補助
首都圏:30,000~50,000円
大阪・京都・神戸:15,000~30,000円
上記以外:10,000~20,000円 - 寒冷地補助:10,960~26,820円
- 赴任手当
単身補助:40,000円(転勤者用住宅に入居しない場合は15,000円を加算)
異任地補助:転勤発令に伴い住居移転が発生する場合は3年間10,000円
また、各年度連続5日間の休暇が取得できる「クリエイティブ休暇」や5年、15年、25年勤続者に各連続10日の休暇が取得できる「リフレッシュ休暇」、結婚休暇、産前産後休暇、母性保護休暇、パートナー出産休暇、看護休暇、介護休暇、積立休暇など様々な休暇制度があり、ライフステージに合わせた福利厚生制度が充実しているといった口コミもありました。
評判・口コミ
20代・女性
研究職
福利厚生は充実しています。住宅補助は地域によって異なりますが、東京では独身者が5万円、扶養がある場合は10万円が支給されます。以前は保養所がありましたが、ここ数年で相次いで閉鎖されており、現在は箱根に一つのみです。
そのほか、出張手当や深夜手当などがありましたが、見直しが続いています。
ライトハウス評判・口コミ
30代・男性
プロデューサー
退職金は一時金と企業年金があります。退職金は民間の大企業より安いと思いますが、企業年金が終身で支給され、本人が死亡しても配偶者に半額支給されるなど、総じて恵まれている方だと思います。
一般職の間は寮や借り上げ社宅に割安で入居できます。自分で住宅を購入する場合も住宅補助がでますが、転勤が多いので自宅を貸し出している人も多くいるようです。
ライトハウスNHKの企業文化・働きがい
NHK(日本放送協会)の社風・企業文化・働きがいに対する評価をライトハウスから集めてみました。
現役社員・元社員が社風・企業文化・働きがいに対して、どのように思っているのか、参考にしたい人はぜひ目を通してみてください!
社風・企業文化
口コミを参考にすると、NHK(日本放送協会)は、基本的にまじめで親切な人が多く、自分たちの放送する番組・ニュースの価値を信じ、少しデモ社会を良くしようという熱い思いを持った人が多くいるようです。
ただ、若手をしっかり育てようという土壌はあるものの、手取り足取り教育してもらえるアシスタント的な期間はなく、OJTで業務をしながら学んでいくことになるため、自ら学ぶ意思が尊重されています。
また、ネガティブな意見としては、年功序列・縦割りの「お役所的な風土」を上げる意見が多くみられました。近年では番組内容や働き方でコンプライアンスを重視する傾向が強くなっており、息苦しさが増しているようです。
評判・口コミ
30代・男性
記者
年功序列で強烈な縦割り。社会のためにという使命感も強い一方で、物事が縦割りの発想でしか決まらない部分もあり、ユーザー本位のサービスが生まれにくい。
40代前後で管理職になるまで役職がつかないのもあってか、かなりフラットな関係が築ける。記者についてはとにもかくにもネタが取れるかどうかで扱いがガラリと変わる。
ライトハウス評判・口コミ
20代・男性
企画
評判・口コミ
20代・男性
記者
部門ごとの縦割り文化が根付いており、地方局同士の横のつながりもなく、記者職やディレクター職などの各業種もそれぞれが独立しています。
若手や本部を中心に部門を超えた取り組みを進めようとしていますが、管理職同士の意思疎通が図れていないため縦割り文化がなかなか解消されず、改革に時間がかかっているようにみえます。
ライトハウス成長・働きがい
NHK(日本放送協会)を知らない人はいないというほどの知名度や信頼感があり、自分の企画が実現することによる影響力の大きさ、社会貢献度の高さを働きがいに感じる意見が多く見られます。
テレビ離れが叫ばれていたり、受信料制度の是非が議論されていたりする状況にありながら、自分自身の仕事が多くの視聴者の目に留まっていることを実感する場面が多く、やりがい・達成感につながっているようです。
また、報道の最前線にたち、ニュースに触れることができること、NHK(日本放送協会)の名刺一枚で普段合うことができない人に会い・取材できることにモチベーションを感じる声もありました。
評判・口コミ
20代・女性
ディレクター
育ててくれるということはなく、先輩の背中を見たり自分で勉強したりして自己成長していく必要があります。番組も自分から提案する人が求められており、提案が通れば、年次に関係なく活躍できる土壌があります。
番組を全国くまなく放送することができ、自分の作った番組がだれかの励みや楽しみになる点が働きがいです。
ライトハウス評判・口コミ
20代・男性
ディレクター
スポンサーがいないので、真摯にものづくりに向き合える点が働きがい。
大きな組織で色々な考え方をする人間がいるため、価値観の合う人と出会えれば、とても刺激的な職場だと思う。反対に価値観が合わなければ縛られて息苦しいだけの職場です。
ライトハウス評判・口コミ
20代・女性
制作
番組作りやニュース取材を通じて、普段は合えない方に直接会ったり、歴史が動く重要な局面に立ち会えるのは大きな働きがいを感じます。
また、視聴者からの叱咤激励や視聴感想をもらえるのも制作の糧になっています。
ライトハウスNHKへの転職を成功させるコツ
dodaの「転職人気企業ランキング(2023年)」の69位にランクインするほど人気があるNHK(日本放送協会)への転職を考えているのなら、転職エージェントを利用すると良いです。
なぜなら、転職エージェントではNHK(日本放送協会)の非公開求人を保有している可能性があるからです。また、NHK(日本放送協会)の選考に合わせた応募書類の添削、面接対策なども無料でおこなってもらえます。
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転職エージェントで取り扱っているかを確認してみたところ、2023年3月時点のリクルートエージェントで技術分野のグループ会社である「株式会社NHKテクノロジーズ」の求人がありました。