4月入社の転職はまだ間に合う?いつから活動開始するかを徹底解説
4月入社を目指して転職したい人に向けて、いつから転職活動を始めればいいか、おすすめの時期や注意点について転職のプロが解説します。
ほかにも、4月入社のメリットや間に合わなそうな場合の対処法、転職が難しい時期についても紹介します。
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4月入社を目指すならいつから転職活動を開始する?
4月入社を目指すなら、12月〜遅くとも1月から転職活動を始めるのがおすすめです。
なぜなら、転職活動にかかる期間は、平均して3ヶ月位だからです。そのうえで、上記画像のようにスケジュールを立てて進めるようにしましょう。
そもそも4月入社が良いと言われているのは、転職に有利な時期の1つだからです。詳しくは後述しますが、一般的に転職市場が活発になるのは上半期、下半期の末月です。
年度で変わっている場合 | 上半期:4月1日~9月30日 下半期:10月1日~3月31日 |
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年で変わっている場合 | 上半期:1月1日~6月30日 下半期:7月1日~12月31日 |
どちらかといえば年度で区切っている企業が多いため、上の図のとおり7月〜9月、または1月〜3月に転職活動をするのがおすすめというわけです。
とくに4月には新卒が入社する関係で、4月〜6月頃まで求人を止めてしまう企業もあるため、それまでに転職活動をして4月に入社をするのは良い選択といえます。
末永
例えば、1月〜3月の期間に選考を並行して5社〜8社ほど受けていると、書類選考に加えて面接も大体10回以上受けることになるので、それぞれの面接準備や書類を書くことも考えるとかなり忙しいスケジュールになってしまいます。
末永
そのため、忙しい中転職する場合は日程調整や求人選定をリクルートエージェントなど無料の転職エージェントに任せて、本質的な転職活動に集中するのがおすすめです。
さらに、面接を受けている企業の選考結果が同じタイミングで出るように調整し、それぞれを比較した上で入社の意思決定をしやすくしてくれるため、4月入社を実現しやすくなるので、転職エージェントに代行してもらうといいですよ。
末永
このように、繁忙期で忙しい中内定獲得に向けて日程調整や面接対策まで一貫してサポートしてくれます。
人気どころを紹介しておくので、気になった人は相談してみてくださいね。
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4月入社にそこまで強いこだわりがない人や、ハイクラス転職・年収アップを狙っている人は、企業からスカウトが届くビズリーチに登録してあなたを求めるオファーを待つのも1つの方法です。
4月入社のためのスケジュールについては以下の動画でも解説しているので、参考にしてみてください。
4月入社が間に合わなそうな場合の対処法
4月入社を目指すなら、12月〜遅くとも1月から転職活動を進めておくのがおすすめと説明しましたが、「時期的に4月入社はもう間に合わなそう・・・」という人もいるのではないでしょうか?
転職活動を始めるのが遅くなってしまったり、内定がなかなか出なかったりなど、理由は様々あるでしょう。
4月入社は諦めて、5月入社やボーナス後の8月入社などを目指すのも1つですが、「とにかく早く内定を獲得して転職したい!」と考えている人も多いと思います。
末永
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4月入社の転職をする5つのメリット
4月入社を目指して転職活動をおこなうことには、以下5つのメリットがあります。
4月入社のメリット
上記5つのメリットについて、順番に解説していきますね。
転職市場が活発になり求人が増える
年度末までに年間の採用予算を消化したいことに加え、期の変わり目に合わせて組織体制を立て直す企業が多いため、求人が増える傾向にあります。
ただ、増えるといってもものすごく増えるというわけではありません。どちらかというと「増えるのではないか」という転職者側の市場の期待に沿わせる形ですね。
そのため求人票に「4月入社可能」などの文言が増える傾向にあります。
転職するタイミングや時期について、詳しく知りたい人は以下の記事もチェックしてみてください。
3月末が期末となる企業が多く仕事の区切りをつけやすい
プロジェクトや目標を通期または下半期で設定している企業が多いため、担当している仕事を終わらせてから辞めることができます。
繁忙期を避けることができますので、お世話になった上司や同僚への挨拶はもちろんのこと、業務の引き継ぎも余裕を持ってスムーズにおこなえます。
そうすることで円満に退職することができますし、引き止められて退職時期が延びてしまうという恐れもありません。
ただし、期初が4月ではない企業もあるので、事前に調べておくようにしましょう。
新卒と同時期に入社するため受け入れ態勢が整っている
4月は人事異動や組織変更があるため、新卒者や中途採用者まとめての研修がおこなわれる場合があります。
新卒者と同じような丁寧な研修を受けることができるため大きな安心感がありますし、同期入社の人たちとの接点も持ちやすいですよ。
ただし、新卒者が入社して人事が手一杯のところに中途採用者を大量に入れるとなれば、受け入れがままならず同じように研修を受けるのが難しい場合もあります。
大手企業だと育成リソースが潤沢なので丁寧な研修を受けられる可能性があるものの、中規模くらいまでの企業だと4月1日に中途採用者も受け入れるというのは多くないですね。
ボーナスを受け取ってから転職活動を開始できる
4月入社のタイミングだと、現職でのボーナスを受け取ってから転職することが可能です。冬のボーナスの支給期間は4月入社に向けて転職活動をしている最中になります。
ボーナスを受け取らずに転職をしてしまうのはもったいないですよね。その点、4月入社を目指すと冬のボーナスが受け取れるのでおすすめです。
印象を悪くせずにボーナスをもらってから退職したいと考えている人は、以下の記事も参考にしてみてくださいね。
他の月と比べて会社に馴染みやすい
4月は新卒者が入社するため、年間で1番社内の交流が活発になる時期です。
コミュニケーションも取りやすいので、中途採用で同じ時期に入社した人と一緒にスタートできる可能性も高いと言えますね。
仕事をする上で人間関係はかなり大切だと思うので、職場の人間関係で悩むことが多い人は4月入社をおすすめします。
転職先の人間関係を見極める方法を知りたい人は、以下の記事も読んでみてくださいね。
4月入社の転職をする際の注意点
4月入社を目指して転職活動をする際の注意点は、以下の4つが挙げられます。
上記4つの注意点について、以下で順番に解説していきますね。
年末年始は求人数が停滞する
年末年始は選考が停滞してしまう傾向にあります。クリスマスから1月の第1週くらいまでは業務が停滞するので、求職者の選考も停滞してしまいます。
また、長期休暇中は転職者がこぞって応募をする期間なので、休み明けの人事の元には大量の応募書類が置かれているような状況になるんです。
数多くの候補者から選考するため自ずと採用の目線が上がるので、できれば長期休暇の前までには応募しておくことをおすすめします。
求人数自体は年末年始でそこまで増減はしませんが、期末の3月にかけて採用予算を使い切って目標達成しようと人事が動きます。
そのため、採用目標を達成していない場合は年明け〜2月などは若干内定が出やすい傾向がありますね。逆に早期に達成していれば、早々に求人がクローズする可能性もあります。
3月は第二新卒や未経験歓迎の求人が少なくなる
4月に新卒者が大量に増えるので、3月〜4月は第二新卒や未経験歓迎の求人が少なくなります。
第二新卒は新卒とかなりリアルに比較される時期になるため「新卒が入社してくるから、採用しなくていいか」とお見送りされてしまうケースが増えます。
また、社内での組織改編でポジションがなくなり、求人が止まるということも起こり得ますね。
以下の記事では、第二新卒で転職を成功したい人に向けて体験談やコツについて解説しています。気になる人は、こちらもご覧くださいね!
部署異動で中途採用が一旦止まる可能性がある
4月に部署異動がある企業では、その前に中途採用が一旦止まる可能性があります。異動によって採用課題が解決する場合、新しく中途採用をする必要がなくなることもあるからですね。
上記の「3月は第二新卒や未経験歓迎の求人が少なくなる」でも触れましたが、このケースも同様に第二新卒は新卒と比較されてしまいます。その結果「新卒が入社するから必要ない」と考えて、中途採用をストップさせてしまうケースもあるため、注意が必要ですね。
また、社内の組織改変などで部署やポジションごとなくなってしまうことで、中途採用の求人が止まってしまう場合もあります。
多忙な中で転職活動をすることになる
一般的に年度末は転職者側の繁忙期にあたるため、忙しい中で転職活動をすることになります。事前にそのイメージをしておくと慌てずにすむでしょう。
たとえば5〜6社の選考を並行して受けると、書類の送付に加えて面接も大体10回以上受けることになります。この日程調整に加えて、それぞれの面接に準備や練習の時間も必要ですから、正直かなりしんどいと思う人も多いです。
少しでも不安に感じる人は、フルサポートをしてくれるリクルートエージェントなどの転職エージェントに相談すると安心でしょう。
専任のキャリアアドバイザーがあなたに合った求人の紹介や面接対策までしてくれるので、あなたの転職活動を最後までサポートしてくれる心強い味方になりますよ。
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4月入社を転職を目指すなら2月中旬〜3月に退職を伝える
法律上では2週間前に伝えていれば問題ないとされていますが、退職を切り出すタイミングは退職したい日の1ヶ月半前が理想です。
ですので、4月入社したい場合は、2月中旬〜3月に退職する旨をしっかり伝えましょう。
なぜなら、社内承認や引き継ぎ、有給休暇の消化など退職の申し出を受けてから、実際に退職できる状態になるまで時間を要することが多いからです。
まれに退職の申し出に対する回答を上司に保留にされたり、業務の引き継ぎに想像以上に時間がかかったりする場合もあるので、余裕を持って行動するようにしましょう。
また、いつから入社するかについては面接時に確認されますが、2ヶ月以上も先にしてもらうことは難しいです。
なぜなら、2ヶ月以上かかると待てない企業も多いからなんです。それを理由にお見送りされてしまうケースもあるため、注意するようにしてくださいね。
上司への退職の切り出し方をはじめ、退職後の転職について気になる人は、以下の記事もぜひ参考にしてみてください。
人事が忙しい月の入社はおすすめしない
人事の忙しさは転職に影響するので、人事が忙しい時期の入社はおすすめしません。
人事のスケジュールは、以下の画像のようになっています。
上記のスケジュールを見ると、2月に空きがあり4月は研修だけで人事がそこまで忙しくないということがわかります。
人事はいわゆる「縁の下の力持ち」的な存在であり、主に以下のような業務をこなしています。
人事の業務
- 社員の研修・教育業務
- 採用活動の企画・運営
- 社員の評価や報酬精度の構築
- 労働環境や職場環境の調整・管理
「優秀な人材にどう企業を知ってもらうか」「どうやったら優秀な人材が入社してくれるか」などの思考が求められます。そのことから、人事のことを「人材採用の営業職」と称する人もいます。
人事は社員の研修や教育業務のほかに、労働環境や職場環境の管理という業務も担います。
だからこそ、人事がほかの業務で忙しい時期に入社してしまうと、人事からサポートしてもらえず、企業に慣れるまで時間を要してしまいます。
そのため、人事が比較的忙しくない4月の入社を狙うことで、入社後に人事から最大限のサポートを受けることができます。
4月入社の転職を成功させるコツ
ここまで4月入社の転職について解説してきましたが、時期に関わらず転職活動の成功に重要なのは希望の入社時期と現職の状況を考慮して計画的に行動することです。
4月入社を目指した転職活動では、スケジュール管理が難しい可能性があることはお伝えしましたよね。先述の通り、繁忙期にあたる時期に転職活動をすることになるからです。
その可能性を考慮して計画的に行動することが重要になりますが、そのうえで役立つのが転職エージェントなんです。転職エージェントを利用すれば、4月入社に合わせた計画を立ててサポートしてもらえるので、忙しくても安心ですよ。
ただ、転職エージェントはキャリアアドバイザーによってサポート力が異なるため、2社〜3社複数登録をして面談した上で、信頼できるキャリアアドバイザーを選ぶのがおすすめです。
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