薬剤師の後悔しない転職先の選び方!おすすめの職場や成功・失敗談も紹介
薬剤師向けに転職先の選び方のコツ・ポイントについて現役エージェントが徹底解説します。
これまで培ってきた経験やスキル、資格を活かせるおすすめの職場・就職先や、先輩たちの成功体験・失敗談も紹介します。
転職先選びに悩んでいる薬剤師は必見です。
すべらない転職が紹介するサービスの一部には広告を含んでおり、当サイトを経由してサービスへの申込みがあった場合には、各企業から支払いを受け取ることがあります。ただし、ユーザーの利益を第一に考え客観的な視点でサービスを評価しており、当サイト内のランキングや商品の評価に関して影響を及ぼすことはございません。
薬剤師の転職で失敗しない職場の選び方のコツ5つ
薬剤師の転職を成功に導くには、以下の正しい選び方のコツをおさえておくことが大切です。
失敗しない職場選びの5つのコツを順番に紹介するので、薬剤師の転職で悩んでいる人は参考にしてみてください。
自己分析で転職軸を深掘りしてキャリアプランを立てておく
薬剤師の転職を成功させるためには自己分析をしっかりとおこない、転職理由やキャリアプランを明確にしておく必要があります。
自己分析で深掘りしておきたい主な項目は以下の通りです。
- 長所(得意なこと)・短所(苦手なこと)
- 好きなこと・嫌いなこと
- スキル・資格・経験
- 性格・価値観験
- 現在に至るまでのキャリア
- 将来の理想像
事前に自己分析を入念におこなっておくことで、自身の理想や目指す将来像に見合った職場に転職しやすくなります。
また、面接でも自信をもって説得力のある回答ができるようになり、選考通過率がアップします。
転職において自己分析はマストといっても過言ではない重要なポイントなので、選考に臨む前に自身の性格やスキル・実績、キャリアプランなどを言語化しておきましょう。
自己分析を疎かにすると、入社後にミスマッチになる可能性が高くなります。
自己分析のやり方や転職軸の考え方がわからない人は以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ合わせてチェックしてみてください。
給与・年収だけで選ばずに多角的に判断する
給与・年収といった額面だけでなく広い視野をもって仕事選びをすることも、薬剤師の転職を成功に導くためには大切です。
転職を検討する際、給与・年収面を最重要ポイントとしている人が多い傾向にありますが、あまりおすすめできません。
給与・年収が高いということは必ずそれ相応の理由があり、求められる仕事量や期待度も大きくなります。
年収が高くなりやすい例
- 調剤業務の全部を一人で担う「一人薬剤師」
- 処方箋枚数のノルマが多い
- レセコン(レセプトコンピューター)の入力業務あり
また、給与・年収をメインの目的に据えて転職してしまうと、その待遇面が不安定になった時に働きがいを感じなくなってしまう懸念点もあります。
「なぜその金額なのか」「報酬面以外にも魅力的なポイントがあるか」などをリサーチし、多角的な目線で転職先選びをしましょう。
事前に職場に関する情報収集をおこなう
薬剤師の転職成功者は事前に職場の内情に関する情報収集をおこない、入社後のギャップを想定しながらジョブチェンジしています。
募集要項や公式サイトの採用ページなどに記載された情報だけを鵜呑みにして就職してしまうと、入社後にミスマッチが起こりやすくなります。
ネットで従業員の口コミ・評判をチェックしたり、転職希望先に実際に足を運んでみたりするとリアルな職場環境が見えてくるのでおすすめです。
また、転職エージェントを活用すれば職場見学の調整・同行をサポートしてくれるので、内情を知りたい人はぜひ利用を検討してみてください。
薬剤師におすすめの転職エージェント
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転職の情報収集の方法やメリット・デメリットをさらに詳しく知りたい人は、以下の記事もチェックしてみてください。
転職対策を十分におこなった上で選考に臨む
薬剤師の転職対策の準備を万全におこなっておくことで、選考に通る確率を大幅にアップさせられます。
主な転職対策は以下の通りです。
- 自己分析
- 企業・業界のリサーチ
- 履歴書・職務経歴書の作成
- 面接対策
対策が不十分では希望の企業に受かりづらくなり、焦りが募って結果的に理想とかけ離れた企業に妥協して就職してしまうケースに陥りやすくなります。
転職に不慣れな状態で、上記の対策を1人で一から講じるのは大変だと思う人も多いのではないでしょうか。
転職エージェントなら、求人紹介から選考・面接対策までのすべてのプロセスを無料でサポートしてくれるのでおすすめです。
薬剤師の面接対策や転職理由の考え方についてさらに詳しく知りたい人は、以下の記事もチェックしてみてください。
薬剤師向けの転職サイト・エージェントを活用する
薬剤師向けの転職サイト・エージェントを利用することで、キャリアチェンジを成功に導きやすくなります。
転職サイト・エージェントを活用する主なメリットは以下の通りです。
- 業界に特化したプロからアドバイスをもらえる
- 企業の人事に推薦してもらえる
- 非公開求人を紹介してもらえる
- プロに履歴書・職務経歴書を添削してもらえる
- 高品質な転職対策で内定獲得率をアップできる
とくにおすすめなのは、薬剤師に特化した転職サイト・エージェントです。
薬剤師転職や業界に精通したプロに無料でサポートしてもらえるので、転職の成功確率を大幅にアップできます。
後述の「薬剤師におすすめの転職サイト・エージェント7選」の項目で各転職サイト・エージェントについて詳しく解説しているので、ぜひ合わせてチェックしてみてください。
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薬剤師におすすめの転職サイトや転職エージェントのおすすめランキングを以下の記事で紹介しているので、ぜひ合わせてチェックしてみてください。
薬剤師転職で人気のおすすめ職場10選
薬剤師の転職先として人気のおすすめ職場を10個ピックアップしました。
薬剤師が転職する際には、自身の資格・スキルや経験値を活かせる職種に就くのがおすすめです。
各職業の特徴やおすすめの理由、平均年収目安などを順番に紹介するので、転職先選びの参考にしてみてください。
調剤薬局
調剤薬局は医師からの処方箋に応じて薬を調剤し、患者に薬の説明やアドバイスをおこなう仕事です。
薬剤師が活躍できる職場の代表として思い浮かべる人も多い、人気の転職先となっています。
おすすめポイント
- 全国各地に店舗があり、自宅から通いやすい
- 人材不足の職場が多く、年間を通して求人需要がある
- 転職難易度が比較的易しい
平均年収目安
- 調剤薬局:360万円
近年、かかりつけ薬剤師は「医療の担い手」としての存在価値が高まっており、職域や責務が年々大きくなりつつあります。
ただし、若手の採用を積極的におこなっているケースが多く、40代・50代・60代のベテラン薬剤師は不利になる可能性が高い点には注意が必要です。
転職を志すなら、30代までの行動をおすすめします。
調剤薬局の仕事内容や必要なスキル・年収については以下の記事でも詳しく解説しているので、ぜひチェックしてみてください。
病院・大学病院・クリニック
病院薬剤師は外来患者や入院患者に対し、調剤や薬剤の管理をおこなう仕事です。
医療従事者として医療現場に関われるので、薬剤師のプロフェッショナルとして働きたい人におすすめの転職先です。
おすすめポイント
- 医療現場の最前線で活躍できる
- 最先端医療に携われるチャンスがある
- キャリアアップを実現しやすい
平均年収目安
- 病院/大学病院/クリニック:372万円
病院薬剤師は夜勤や当直といった不規則な働き方になる可能性が高いので、自身の体力やキャリアプランと相談した上で決めることをおすすめします。
給与やワークライフバランスよりも、やりがいを重視したい人におすすめの職業です。
ただし、病院によっては当直や夜勤がない場合もあるので、転職エージェントに相談してみましょう。
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病院薬剤師の仕事内容や薬局薬剤師との違いについて詳しく知りたい人は、ぜひ以下の記事も合わせて読んでみてください。
ドラッグストア
転職先にドラッグストアを選択すれば、OTC医薬品の販売や調剤をはじめ、品出し、レジ打ち、在庫管理などの幅広い業務に従事できます。
ドラッグストアは薬剤師が活躍できるメジャーな職場の1つです。
おすすめポイント
- 接客や店舗管理などのスキルを同時に習得できる
- 全国各地に店舗があり、自宅から通いやすい
- 大手のドラッグストアなら高収入が見込める
平均年収目安
- ドラッグストア:360万円
近年ドラッグストアではOTC医薬品の販売だけでなく、調剤薬局が併設されている店舗も増えてきました。
基本ベースは調剤薬局の薬剤師として働きつつ、同時に接客業にも挑戦したい人におすすめです。
ドラッグストア薬剤師への転職方法についてさらに詳しく知りたい人は、以下の記事も合わせてご覧ください。
企業(製薬会社・化粧品メーカー)
薬剤師として製薬会社や化粧品メーカーなどの企業に転職すれば、新薬の研究や新商品の開発に携われます。
おすすめポイント
- 福利厚生が充実していて年収が高い傾向にある
- やりがいを大きく感じながら働ける
- キャリアアップの選択肢が広がる
平均年収目安
- 医薬品メーカー:676万円
企業への転職は基本的に難易度が高く、求人や中途採用が少ない傾向にあります。
1件でも多くの求人と出会うために、複数の転職エージェントに登録しておきましょう。
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企業薬剤師への転職方法が気になる人は、ぜひ以下の記事をチェックしてみてください。
公務員薬剤師
公務員薬剤師とは、国や地方自治体に所属して働く薬剤師のことです。
国家公務員薬剤師、地方公務員薬剤師、麻薬取締官の3つの働き方があります。
おすすめポイント
- 給与・年収や雇用が安定している
- ワークライフバランスを実現しやすい
- 独自の経験を積んでスキルアップできる
月給目安
- 公務員薬剤師:39万2810円
公務員薬剤師は別途で公務員試験を受ける必要があり、転職のハードルが高く設定されています。
公務員法上は公務員ではないものの、公務員と同等の待遇が受けられる「みなし公務員」という働き方もあるので、転職先の候補として検討すると選択肢を増やせます。
公務員薬剤師の仕事内容は以下の記事でさらに詳しく紹介しているので、ぜひこちらも合わせてチェックしてみてください。
MR(医療情報担当者)
「メディカル・リプレゼンタティブ」と呼ばれるMR(医療情報担当者)は、製薬会社に所属して営業職に従事する業種です。
病院の医師や薬剤師の担当者に対し、自社製品の営業活動や情報提供をおこなうのが主な仕事内容となります。
おすすめポイント
- 高年収が見込める
- 未経験でも転職しやすい
- 資格を取得できて手に職をつけられる
平均年収目安
- MR(医療情報担当者):764万円
MRは薬局や病院に従事する薬剤師と違い、営業力やコミュニケーション能力が必要です。
面接でプレゼンテーション力や営業力をアピールできると、選考に通る可能性は高くなります。
MRへの転職についてより詳しく知りたい人は、以下の記事もチェックしてみてください。
CRC(治験コーディネーター)
CRC(治験コーディネーター)は治験を実施している医療機関に所属し、新薬の臨床試験の橋渡し役をおこなう職種です。
医師と被験者、製薬会社の間に入って進捗管理やサポート、書類作成などを担う業務がメインとなります。
おすすめポイント
- 新薬の開発に携われる
- やりがいを感じながら働ける
- 特別な資格が不要なので未経験でも転職しやすい
平均年収目安
- 臨床開発・治験:563万円
MRと同じく、CRCも営業力やプランの進行能力などが問われる仕事です。
未経験からでも転職しやすい職業なので、コミュニケーション能力やスケジューリングに自信がある人はぜひトライしてみてください。
大学教員(薬科大学・薬学部など)
薬科大学や薬学部がある大学の教員も、薬剤師におすすめの転職先として候補にあげられます。
大学教員は薬学部に所属する学生に教鞭をとったり、研究活動をおこなったりするのが主な仕事内容です。
おすすめポイント
- 教師として次世代の薬剤師を育成できる
- 研究活動に専念できる
- 新薬の開発に携われる
平均年収目安
- 大学・研究施設:474万円
薬科大学の教員は「博士号」の取得が前提条件となるケースが多いので、転職は狭き門となっています。
薬剤師としての知見やスキルを最大限に発揮できる業種なので、人を育てることにやりがいを感じられる人は目指してみてはいかがでしょうか。
メディカルライター
メディカルライターは、医療関連の専門的な情報に関する文章を作成・発信する仕事です。
リモートワークが市民権を得て定着し始めた昨今、フリーランスや副業として働きたい薬剤師を中心に人気が高まっています。
おすすめポイント
- 文章力を活かせる
- フリーランスとして活躍できる
- スキル・実力次第で高収入が狙える
平均年収目安
- Web編集/Webコンテンツ企画:372万円
製薬会社や医療系の出版社、医療情報を掲載するメディアなど、所属先は多岐にわたります。
自身がこれまで培ってきた知識やスキルを世に発信できるので、他の職種にはないやりがいを感じられる点も魅力ですよ。
医療コンサルタント
医療機関や製薬会社、医療機器メーカーなどへの経営改善に携わりたいのであれば、医療コンサルタントも薬剤師の転職先としておすすめです。
経営サポートや改善案の立案、開業サポート、ITツールの導入など、業務内容は多岐にわたります。
おすすめポイント
- 経営業務に携われる
- 社会貢献ができる
- 実力次第で高収入が狙える
平均年収目安
- 医療コンサルティング:490万円
医療コンサルタントは経営に関する知見や高いコミュニケーション能力、論理的な思考力などが求められます。
ただし、コンサルタントは実力主義の業種なので、本人の実力・スキル次第では高年収も見込めますよ。
薬剤師転職の経験者が語る成功体験・失敗談
理想の転職を叶えるためには、実際に薬剤師転職を経験した先輩の成功体験や失敗談を知ることも大切です。
成功体験は自身の状況と照らし合わせて成功の糧となり、失敗談はリスク回避の予防策になります。
弊社の独自調査で集めた成功体験と失敗談の両方を紹介するので、薬剤師転職を進める際の参考にしてみてください。
成功体験から学ぶ糸口
まずは薬剤師転職の成功例を紹介します。
大手調剤薬局への転職
元々は個人経営の門前薬局に勤務していましたが、結婚を機に名古屋に引っ越しをしなければならなくなり、やむなく退職しました。アットホームな職場環境で働きやすかっただけに退職は本当に辛かったです。
名古屋に引っ越してすぐに、大手調剤薬局の店舗への転職が決まりました。処方箋数が全然違って多く、仕事も大変だったのですが、大手なだけに福利厚生がしっかりしており、産休・育休をしっかり取ることができました。
以前の職場では産休・育休を取得するのが難しかったと思うので、結果的に転職してよかったです。
ドラッグストアへ転職
調剤薬局の薬剤師として勤務していましたが、毎日繰り返しの作業が性に合わず、大手ドラッグストアへ転職しました。
社員は私1人で後はアルバイトと、薬剤師が店長を担う職場だったので、これまでの環境とは一気に変わり、店舗運営から売上管理、マネジメントまで担うことになり、戸惑いの連続でした。
シフトの穴を埋めるための勤務、夜の勤務などもあり生活スタイルも一気に変わりましたが、さまざまな業務に携われ自分が大きく成長していると思える環境だと思います。
大手ドラッグストアなので県内の店舗異動が頻繁にあるのですが、また新しい環境で仕事ができるので、私には合っているように感じています。
大手調剤薬局への転職
ドラッグストアに併設されている調剤薬局へ勤務していましたが、専門性を高めスキルアップをしたいと考え、内科の門前薬局へ転職しました。
病院と連携がしっかり取れている薬局だったため、医師とのやりとりも頻繁でコミュニケーション力がさらに身についたように感じました。徐々にですが、しっかり専門性を高められたと思っています。
門前薬局での勤務が自分に本当にあっていたようで、働きぶりを評価してもらうことができ、エリアマネージャーに抜擢されるまでになりました。あの時、思い切って転職して良かったです。
病院薬剤師への転職
新卒で調剤薬局へ勤務し、薬局長を務める管理職という立場で活躍してきました。実は長年病院薬剤師になることが夢だったのですが、当直や緊急対応のことを考えると体力的にもギリギリだと考え、ダメもとで思い切って転職活動を開始し、熱意をしっかり伝えたことで、運よく念願の総合病院の病院薬剤師に勤務することができました。
もちろん、仕事内容も調剤薬局とは全然違い、入院患者の対応、医師や看護師との連携も重要です。夜勤もありそれなりに忙しいですが、ずっと夢だった仕事につけたので、全力で毎日頑張っています。
調剤薬局への転職
長年、病院薬剤師として勤務してきましたが、年齢も重ね、体力的にも不安を感じたため、無理なく働ける調剤薬局への転職をすることにしました。当時、年齢は高めだったのですが、病院薬剤師としてのスキルが活かせる門前薬局へ転職を叶えることができました。
当初は、自分の体力的な面に不安があって転職したのですが、転職した調剤薬局はアットホームな環境で、働きやすく仕事にもだいぶ余裕が生まれてきました。
人材育成などを積極的におこなえるようにもなり、周りから頼られる存在になれたと思っています。病院薬剤師の時は忙しいの一言だったのですが、今は人材育成や薬局全体のサービスの質向上など、新たな目標に向けて取り組んでいます。
ドラッグストアへの転職
私はこれまでMRとして製薬会社で勤務していました。
しかし、無理が祟り自分が体を壊してしまい、会社を退職してしばらく静養することで、やっと回復することができました。
次の職場でも、薬剤師の資格は活かしたいと考えていたため、周りのアドバイスをもらい調剤薬局へ転職することに。
調剤業務が未経験だったのですが、ご縁があり駅チカの調剤薬局へ転職を叶えることができました。残業も少なく無理なく働ける環境だったこと、MRで培ったコミュニケーションスキルを活かせる場面が多いため、かなり働きやすい環境です。
MRとしての経験をフルに活かせるおかげもあって、今は管理薬剤師として新しいことにチャレンジしています。
薬剤師からの成功に転職した先輩たちは、概ね以下のような傾向にありました。
薬剤師転職の成功者の傾向
- 大手で福利厚生が充実した職場選びをしている
- やりがいやスキルアップを求めて転職している
- 転職活動時に熱意をしっかりとアピールしている
- 経験やスキルを活かせる業種に転職している
薬剤師転職の成功者の多くは自己分析や転職対策を入念におこなった上で、キャリアプランを実現できる適切な職場選びをしています。
転職エージェントなら、求人紹介から面接対策までの全プロセスをプロが無料でサポートしてくれるのでおすすめですよ。
薬剤師におすすめの転職エージェント
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薬剤師からの転職方法や成功させるためのポイントを以下の記事でより詳しく解説しているので、ぜひ合わせてチェックしてみてください。
失敗談から学ぶ教訓
次に薬剤師転職に失敗した人の失敗談を紹介します。
年収に不満がある
前の職場はとにかく残業が多いし、薬剤師の数も足りてないなかクタクタで帰ってくる毎日でした。そんな無理が祟り、ついに体調を崩してしまうことになったので、残業が少なく処方箋数も少ない職場への転職を決意しました。
今度は薬剤師も充分に揃っている環境への転職だったので安心して就業をスタートさせたのですが、残業がない分、収入が薬剤師の年収相場より若干低くなりました。
また前職は大手だったので福利厚生なども手厚かったのですが、今後は個人経営の薬局だったので、時間的な融通は利きやすいですが以前に比べると昇給額や福利厚生も不十分に感じてしまいます。
職場の雰囲気に合っていない
私が転職した職場は男女差別や先輩後輩の間で上下関係が厳しい環境でした。毎日職場がギスギスした雰囲気でかなり居心地が悪かったです。
なかなか職場に馴染むことができず、周りの人とのコミュニケーションはもちろん、仕事をしているだけで萎縮してしまい集中することができませんでした。
上司が薬剤師ではない
転職した後にはじめて、自分の直属の上司が薬剤師じゃなく看護師長だったことがわかりました。
薬剤師のことをわかってくれないのか、薬剤師の業務以外の仕事を押し付けられることがあります。薬剤師を下に見ているところもあったので、かなり仕事はやりづらかったです。
業務内容がイメージと違う
転職する前は自分が持っている資格を活かして、調剤や監査、投薬など全般の業務に携わりながらキャリアアップしたいと思ってました。
だけど、働いてみると調剤業務をまったくさせてもらえず、投薬や調剤業務は助手がおこない、薬剤師は監査の仕事だけをするという方針でした。
ワークライフバランスを保って働けない
より専門性を身につけたいと思い、専門科クリニックの門前薬局へ就職しました。クリニックの医師と連携をとって患者さんのために仕事ができるため、やりがいを感じていました。でも、残業が多く、1人にかかる負担が大きすぎてこんなにハードだとは思っていませんでした。
日中は処方箋の対応することで時間が終わってしまうので、その他の事務処理は就業時間後におこなっています。
薬剤師からの成功に失敗してしまった先輩たちは、概ね以下のような傾向にありました。
薬剤師転職の失敗者の傾向
- 年収・福利厚生に関する下調べが不十分だった
- 職場の内情や雰囲気を知らずに転職した
- 業務内容や労働時間が想像と違った
薬剤師転職の失敗者は、事前の情報収集やリサーチが足りていないケースが多い傾向にあります。
今回のような口コミ・評判をチェックしたり、実際に職場に足を運んでみたりして、入社前に内情や雰囲気を知っておくことは大切です。
転職エージェントでは職場見学の調整・同行も無料でサポートしてくれるので、ぜひ積極的に活用してみてください。
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薬剤師の転職失敗例についてさらに詳しく知りたい人は、ぜひ以下の記事もチェックしてみてください。
薬剤師から転職したほうがよい人の特徴
薬剤師からの転職に向いているのは、以下の特徴に当てはまる人です。
薬剤師から転職したほうがよい人
- 現在の職場や自身のキャリアに将来性を感じられない
- 心身に不調をきたしてしまっている人
- ハラスメントを受けている人
- 人間関係の改善を試みたが状況が変わらなかった人
- 働きに対して適正な評価を受けられていない人
- 転職理由や将来のビジョンが明確になっている人
改善を働きかけても自身の力では解決できない問題がある、身体に苦痛を強いられているなどの特徴があげられます。
逆にキャリアプランや将来像が明確になっているといったプラス面の理由でも、薬剤師転職を検討するのはアリです。
上記の項目に1つでも当てはまった人は、薬剤師からの転職を前向きに考えてみてもよいでしょう。
薬剤師転職を検討する際は、業界を知り尽くしたプロの「転職エージェント」に気軽に無料相談してみてください。
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薬剤師から転職しないほうがよい人の特徴
一方、以下の特徴に当てはまる人は、薬剤師からの転職を慎重に考えたほうがよいかもしれません。
薬剤師から転職しないほうがよい人
- 転職目的や理由が曖昧な人
- 現実逃避や一過性の理由で転職を考えている人
- 安定した収入と福利厚生を得られている人
- 職場の人間関係が良好な人
- 現在の職場からキャリアアップを打診されている人
- 転職時の経済的な余裕や準備ができていない人
転職に対する意志がまだ強くない人や環境に恵まれている人は、今すぐの転職はおすすめできません。
また、異業種転職の場合は未経験転職となるので、難易度が高まる傾向にあります。
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薬剤師で転職しないほうがよいケースを以下の記事で解説しているので、気になる人はぜひ合わせてご覧ください。
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薬剤師の転職先の選び方に関するよくある質問【Q&A】
薬剤師の転職先の選び方に関するよくある質問をQ&A方式でまとめました。
薬剤師が転職しやすい仕事はある?
本記事で紹介した中では、以下の業種が比較的転職しやすい傾向にあります。
- 調剤薬局
- 病院・大学病院・クリニック
- ドラッグストア
- MR(医療情報担当者)
- CRC(治験コーディネーター)
上記の職種に興味があり、スムーズな転職を実現したい人は、ぜひ検討してみてください。
薬剤師が転職先を選ぶならおすすめはどこ?
人によって転職理由や目的は異なるので、一概にどの仕事がおすすめというのは言い切れません。
自身の希望条件やキャリアプランに見合った仕事を選ぶのがおすすめです。
自己分析を入念に行った上で、自身の希望条件や理想の将来像を実現できる職場を選ぶとよいでしょう。
薬剤師が転職する時期・タイミングはいつがベスト?
タイミングは年齢や現状によってもさまざまですが、一般的には以下の時期がよいとされています。
- 求人募集が出やすい1~3月や7~9月
- ボーナス支給後の1月・7月
- 比較的競争率の低い4~6月や10~12月
- 円満退職しやすい3月
- 第二新卒を最大限に活かせる入社後2年目以降
- 転職が厳しくなる40代を迎える前
自身の現状と照らし合わせて当てはまるのであれば、転職する時期に適していると判断してもよいかもしれません。
薬剤師が1番稼げる職場はどこ?
dodaの業種別の平均年収ランキング最新版によると、薬剤師が転職できる職種の中ではMR(医療情報担当者)が1位となっています。
- MR(医療情報担当者):764万円
- 医薬品メーカー:676万円
- 臨床開発・治験:563万円
- 医療コンサルティング:490万円
- 大学・研究施設:474万円
給与・年収だけを重視して転職すると入社後のミスマッチが起こりやすくなるので、数あるポイントのうちの1つとして捉えておくとよいでしょう。
薬剤師の年収について詳しく知りたい人は、ぜひ以下の記事も合わせてチェックしてみてください。
職場別の志望動機の書き方のコツはある?
志望動機の書き方のコツはあり、人事が重点を置いているポイントをおさえておけば選考に通りやすくなります。
薬剤師向けの採用担当者に刺さる志望動機の書き方は以下の記事にまとめているので、ぜひ合わせてチェックしてみてください。
薬剤師の転職先選びで上記の疑問点を抱いた際は、ぜひ参考にしてみてください。
薬剤師の転職先の選び方に悩んでいる人へ
薬剤師の転職先選びに悩んでいる人は、本記事で紹介した5つのコツをおさえて臨むことで転職を成功に導きやすくなります。
よりスムーズなジョブチェンジを実現するなら、薬剤師に特化した転職エージェントの活用がおすすめです。
転職エージェントを利用すれば、その道のプロが薬剤師の転職に関するすべてのプロセスをサポートしてくれます。
- キャリア相談・アドバイス
- 履歴書・職務経歴書の添削
- 求人選定、非公開求人の紹介
- 企業の人事への推薦
- 面接対策
- 条件交渉
- 入社、転職完了までのサポート
転職エージェントは完全無料で利用できるので、効率的に転職活動をおこないたいのであれば活用しない手はありません。
エージェント選びに迷った際は、ぜひ本記事で紹介したおすすめの7社を試してみてください。
どの転職エージェントも数分あれば登録が完了します。
転職前提でなくても利用可能なので、まずは気軽に相談してみてくださいね。
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