オープンハウスに転職する方法!中途採用の難易度・ポイントを解説
今回は、そんなオープンハウスへ転職したい人向けに、気になる「オープンハウスへの転職難易度」「年収相場」「評判・口コミ」「オープンハウスへの転職を成功させるコツ」などを徹底的に解説します。
本気でオープンハウスへ転職したい人は、ぜひ最後まで目を通してみてくださいね!
オープンハウスの中途採用の難易度
オープンハウスの中途採用の難易度ですが、しっかりと事前に対策をしていれば、そこまで難しくはないです。
不動産業界で人気の三井不動産や三菱地所、住友不動産と比べると、新規の営業センターの拡大にともない人員を積極的に採用していることもあり、未経験でも内定獲得をしやすいです。
ただオープンハウスの選考では独自の実技試験などがあり、未経験でも挑戦できるとはいえ事前の対策は必要です。
そこで内定をもらえるか不安な人におすすめするのが、転職エージェントの利用です。
オープンハウスのような大手企業の求人は、転職エージェントが保有している可能性が高いです。実際に2021年1月時点でリクルートエージェントでは複数の募集が確認できました。
豊富な転職支援実績があるので、面接対策など内定獲得のためのアドバイスがもらえます。
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オープンハウスの選考情報
オープンハウスの選考の特徴ですが、面接に実技試験があることです。
選考でおこなう実技試験は、街頭アンケートです。
街頭アンケートをおこなう理由として「仕事に対しての熱量」「ガッツ」「行動力」など、オープンハウスが求める人材であるかどうかを確認するためです。
そのため選考では面接も大切ですが、「実技試験の取り組み」が合否に大きく影響するのです。
ちなみに、面接では「将来的に会社に対して、どのような貢献をしたいのか」「前職ではどんな成果をあげたのか」といった即戦力として活躍できるのかも問われます。
オープンハウスは成果主義を重視しているため、前職でどのような成果を残したのかをしっかりと言語化しておくと良いでしょう。
オープンハウスの面接・質問例
オープンハウスの中途採用の面接で聞かれた質問、独特の質問をまとめました。転職を考えている人は参考にしてください。
- とても辛いがやっていけるか?
- 離職者が多い部署だが大丈夫か?
- 土日は勤務可能か?
オープンハウスの採用サイトでも「挑戦し続ける人、募集中!」というメッセージある通り、忍耐力などを面接で見られるようです。
その分、前向きな姿勢である人であれば未経験でも採用される可能性が高いです。
また不動産業界のため、土日勤務は、あるが問題ないか?という質問はされるでしょう。もしこれまで土日休みであったり、家庭を持ってたりする人は、注意しましょう。
以下は、志望動機や自己PRを考える方法をまとめてありますので、考えたけれどうまくまとまらないという人は参考にしてみてください。
オープンハウスの仕事内容・職種
オープンハウスは大きく「不動産コンサルティング」「都市開発の企画・管理職」「技術職」の3つに分けられます。
職種によって仕事内容が異なるため、以下で、それぞれの具体的な仕事内容を説明します。
不動産コンサルティング
営業総合職とも言われる不動産コンサルティングは、「戸建住宅・マンションの紹介・用地の仕入れ業務」が主な役割です。
都市開発の企画・管理職
都市開発の企画・管理職には「企画・設計業務」「外注管理業務」「契約、決済業務」の主に3つの業務があります。
企画・設計業務
企画・設計業務は「取得した用地を分譲する戸建住宅用地として、購入したいと思えるような住宅・土地になるように計画・設計すること」が主な役割です。
見込み客を取り扱うのでマーケティングスキルが求められます。
外注管理業務
外注管理業務は「戸建事業において発注する関係企業との取引管理をおこなうこと」が主な役割です。
プロジェクトマネジメントのスキルが求められます。
契約・決済業務
契約・決済業務は「不動産売買契約・重要事項説明書の作成やチェックをおこない、契約に関するリスクを未然に防ぐこと」が主な役割です。
契約に関する専門的な知識が求められます。
技術職
技術職には「住宅技術職」と「施工技術職」の2つがあります。
住宅技術職
住宅技術職は、オープンハウスの強みである価格の優位性を維持しながら、「セミオーダーの家を建設するために住宅のデザイン設計業務」が主な役割です。
施工技術職
施工技術職は「デザインが決まった家を建てるためのスケジュール管理やモノの手配をすること」が主な役割です。
どちらも良い住宅をつくるために、非常に重要な役割を担っています。
オープンハウスの企業情報
オープンハウスの会社概要を紹介します。
創業 | 1997年9月 |
---|---|
代表者 | 代表取締役社長 荒井正昭 |
創業 | 1997年9月 |
資本金 | 197億5,010万円 |
従業 員数 (連結) |
2,876名 (2020年9月末時点) |
事業 内容 |
1.不動産売買の代理・仲介事業 2.新築戸建分譲事業 3.マンション・ディベロップメント事業 4.不動産投資事業 5.不動産金融事業 6.前各号に付帯関連する事業 |
オープンハウスは東証一部上場企業で、不動産仲介をはじめとする事業を展開しています。
東京を中心に、13,000名を超える顧客に「住まい」を提供しています。
以下で直近の実績などについて紹介をします。
直近の実績
オープンハウスは「戸建事業」「流動化事業」「アサカワホーム」「マンション事業」「仲介事業」の5つの事業から成り立っており、どれも好調に業績を伸ばしています。
直近の実績ですが、各事業の連結売上は3046億(昨対比123%)、営業利益は376億円(昨対比120%)と好調です。
ちなみにオープンハウスは、1件当たりのハイリターンを求めず、比較的小規模・短期間で物件を積み重ねる戦術が特徴です。
以下でオープンハウスの売上比重が大きい「戸建事業」と「収益不動産事業」について、詳しく説明します。
戸建事業
オープンハウスの売上の約50%を占める戸建事業ですが、2017年期実績は、売上高「1,519億円(昨対比127%増)、営業利益173億円(昨対比135%増)と好調です。
都内のマンション価格の平均が7,129万円に対して、オープンハウスの平均価格が4,435万円と「価格面」で有利なことあり、不動産の引渡し件数が「3,155件(昨対比134%増)」と契約件数にて競合との差をつけています。
収益不動産事業
オープンハウスの売上の収益不動産事業の2017年実績は、売上高889億円(昨対比122%)、営業利益111億円(昨対比105%)と順調です。
営業利益率低下は、不動産価格の高騰が影響していて、物件獲得に対するコストが増えたことが影響しています。
ただ、売上の原資となる引渡件数は、「209戸(26戸増)」であり、営業力の低下ではなく、計画対比に対しては「増収増益」の実績となっています。
今後の事業課題
今後のオープンハウスの経営課題は「事業エリアの拡大」です。
不動産業界では、REITや需要増の影響を受けて、首都圏の土地・建物価格は上昇を続けています。
「価格面」での優位性が強みであるオープンハウスにとって、「仕入れ原価の上昇」は経営に大きな影響を及ぼします。また首都圏のみの事業展開は有事の際の「事業継続のリスク」も当然高まります。
そのため、「首都圏以外の事業展開」というのが今後のオープンハウスの経営課題となります。
将来性
戸建事業を中心に、売上高2,000億円の早期実現、及び2020年には5,000億円を達成する目標を掲げています。
また、マンション開発や不動産金融ビジネスをはじめとする事業拡大にも注力しています。
将来的には都市計画事業に着手することも視野に入れ『不動産総合商社』を目指した事業展開を積極的に推進しています。そのため、今後も着実に成長が見込めると言えるでしょう。
オープンハウスの労働環境
日本一の不動産流通企業を目指すだけに、社内の組織化も急ピッチで進んでいますが、経営側との距離が非常に近いのもポイントの1つです。
社長をはじめ管理職が常に従業員とコミュニケーションを保っているため、急成長企業に生じがちな「社内の温度差」もなく、共通の目標をもとに1人ひとりが高いモチベーションを維持しています。
また、若い従業員に挑戦するチャンスがたくさんあるので、管理職に置ける20代の比率が約70%を占めています。
他にも働く上で気になる労働時間、社内制度、仕事のやりがいについても詳しく説明します。
労働時間
不動産業界は全体的に労働時間が長いので、当然のようにオープンハウスも労働時間が長い傾向にあります。
ただ、オープンハウスは一部上場企業なのもあって、「労働時間の上限」を設けるなど、長時間労働の抑制に努めています。
また長期休暇制度もあるので、リフレッシュする機会もしっかりとあるようです。
社内制度
部署ごとに研修が一任されており、上司とともに仕事を学んでいくという研修スタイルを取っています。
若い従業員にも挑戦するチャンスが多く用意されているので、1人1人の裁量が大きく、成長できる機会に恵まれています。
やる気と成果さえあれば、年齢関係なく昇進できるのもオープンハウスの強みの1つです。
仕事のやりがい
不動産事業なのもあって「一生に1度の買い物である住宅購入をお客様のニーズに応えながら設計、提案していく」ということに対して、やりがいを感じている人が多いです。
また、オープンハウスは一部上場企業でありながらも、ベンチャー気質の社風があるので「仕事を通じて個人の成長を感じることができる」という点にもやりがいを感じているようです。
オープンハウスの年収・給与相場
2020年10月の有価証券報告によると、オープンハウスの平均年収は、約656万円です。
ただしオープンハウスの給与制度は成果報酬なので、具体的な年収は成果次第で大きく変わります。
オープンハウスの役職別平均年収を知りたい人は参考にしてみてください。
年収 | |
---|---|
入社1年目 | 約400~600万円 |
入社3年目 | 約500~1,000万円 |
主任、係長 | 約700~1000万円 |
課長 | 約800~1,200万円 |
スピーディーな成長が求められ、少々ハードな環境ではあるものの、頑張りや実績には確実に報いる会社です。
不動産業界ではインセンティブ報酬が多いですが、オープンハウスは「固定給が高い」というのが特徴で、「実力に見合った給与がほしい」という人にはおすすめの会社です。
オープンハウスの評判・口コミ
オープンハウスに興味がある、オープンハウスへ転職したい、と思いつつも実際の労働環境ってよく分からないですよね。
そこで元社員や現在も働いている人からの評判を集めてみました。ぜひ、転職するかどうかの参考にしてみてください。
良い評判・口コミ
オープンハウスは実力主義らしく、成果を出せば年収や出世に反映されるという口コミが多く寄せられていました。
不動産業界のため、労働時間が長くなりがちなのですが、労務担当者を置き、長時間労働を抑制しているという口コミも多かったです。
年々女性が働きやすい環境になっていると思う。
産休・育休を取得する人が増えており、中には時短勤務をしている人がいる
不動産業界はブラック企業と言われていますが、オープンハウスは各事業部に労務担当者を置いています。
その人がひとりひとりの勤務時間を厳しく管理しているので、ブラック企業という感じがしません。
研修は座学というよりは現場で先輩や上司から学ぶといった感じ。
現場で1つ1つ学んでいくため、しっかりとマネジメント力などが身につく。
悪い評判・口コミ
実力主義・成果主義に対する不満が多く寄せられていました。
また、体育会系の社風が肌に合わず辞めていく人も多いとのことです。
ベンチャーな雰囲気や体育会系な社風が合わない人には向かない会社かもしれませんね。
なんでも実力次第。
成果を出せば、給料やボーナスが増えるけど……
頑張れば入社2年目で1000万円稼ぐ人もいるけど、プライベートの時間はないと思ったほうがいい。
体育会系色が強いですね。
大声で挨拶するのは絶対で、そういうのが合わない人にはツライ環境です。
新卒は可愛がられるが、中途だと風当たりが強い。
しっかり結果を出して見返さないと、どんどん立場がなくなっていって精神的にきつくなる。
産休や育休があるものの、取得する人は少なくそのまま辞めていく人が多いです。
基本的に激務で、家庭と仕事の両立が難しく復帰する人は少ないのが現状です。
オープンハウスへの転職を成功させるコツ
オープンハウスへ転職したいのなら、転職エージェントを利用をおすすめします。
なぜなら転職エージェントを活用したほうが、面接でどんなことを聞かれ、どんな回答したら良いのか。面接官はどんな人か、どんなポイントをみられるのかを知ることができます。
また企業の採用担当者から、直接ヒアリングした内容をもとに対策をするので、自分で準備するよりも効率的で密度の濃い対策が可能です。
転職エージェントを利用する際の注意点は、担当のキャリアアドバイザーによって、転職の可能性が左右されます。
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