第二新卒とは高卒も含まれる?転職で成功するために必要なことをプロが徹底解説!
第二新卒とは何であるのか?高卒で短期離職した人も定義に含まれるのか解説していきます。
また、高卒や第二新卒者が転職を成功させるために、必要なことや意識するべきポイントも紹介していきます。
すべらない転職が紹介するサービスの一部には広告を含んでおり、当サイトを経由してサービスへの申込みがあった場合には、各企業から支払いを受け取ることがあります。ただし、ユーザーの利益を第一に考え客観的な視点でサービスを評価しており、当サイト内のランキングや商品の評価に関して影響を及ぼすことはございません。
高卒で就職した後にすぐ辞めた人も第二新卒として転職が可能
「第二新卒」は、明確な定義のない曖昧な概念ですが、多くの企業では学校卒業後2~3年以内の若手社会人を第二新卒として扱っています。
大卒者に限らず、高卒の方も就業後2~3年以内であれば第二新卒枠での転職が可能ですよ。年齢や社会人経験などの条件をしっかりとクリアしていれば、高卒でも第二新卒として転職のチャンスは十分にあるといえるでしょう。
末永
高卒でも応募可能な第二新卒の求人を探すには、転職のプロである転職エージェントを利用するのが近道です。
非公開求人を含む豊富な求人の中から、あなたの希望に合った求人を紹介してもらうことが出来ます。理想通りの転職を実現しやすくなるので、前向きに利用しましょう。
正社員経験が少ない人におすすめエージェント
-
UZUZ
平均12時間以上の手厚いサポート!高卒・既卒・フリーターからの正社員転職に強み -
ハタラクティブ
大手企業が運営している老舗の転職エージェント!未経験から挑戦できる求人多数 -
マイナビジョブ20's
未経験OKの求人が7割以上!新卒支援実績No.1のマイナビによる20代向けエージェント
おすすめの大手総合型転職エージェント
-
リクルートエージェント
業界No1!転職者の8割が利用する最大手の定番エージェント -
doda
顧客満足度トップクラス!サポートが手厚い定番エージェント -
マイナビエージェント
20代支持率No.1!若手を採用したい企業の正社員求人が多数
第二新卒におすすめの転職エージェントは、以下の記事で詳しく解説しています。気になる人は読んでみてください。
第二新卒とはどのようなものかは、以下の記事で詳しく解説しています。気になる人は読んでみてください。
高卒第二新卒の実態
厚生労働省の調査結果によると、令和3年に卒業した学生の離職状況は以下の通りです。
令和3年卒の3年以内の離職割合(離職者数)
- 中学卒:50.5%(378人)
- 高校卒:38.4%(57,065人)
- 短大等卒:44.6%(61,511人)
- 大学卒:34.9%(152,430人)
令和3年卒の高卒者の離職者数は約5万人、高卒者の離職率は38.4%と、3人に1人以上は3年以内に離職しています。かなり多くの人が第二新卒の対象者となることが分かりますね。
また、業種別に見ると高卒者で特に離職率が高いのは「宿泊業、飲食サービス業(65.1%))」「生活関連サービス業、娯楽業(61.0%)」「医療、福祉(49.3%)」でした。
全年代で見ても離職率の高い業界ではありますが、人と関わる仕事や比較的業務時間の長い業界業種は離職率が高いことが分かります。
業種 | 就業者数 | 離職者数 | 離職率 |
---|---|---|---|
調査産業計 | 148,619人 | 57,065人 | 38.4% |
宿泊業、飲食サービス業 | 6,138人 | 3,995人 | 65.1% |
生活関連サービス業、娯楽業 | 4,301人 | 2,623人 | 61.0% |
医療、福祉 | 11,577人 | 5,706人 | 49.3% |
小売業 | 14,595人 | 7,086人 | 48.6% |
不動産業、物品賃貸業 | 1,360人 | 598人 | 44.0% |
建設業 | 15,222人 | 6,574人 | 43.2% |
食料品製造業 | 9,454人 | 3,958人 | 41.9% |
卸売業 | 5,698人 | 2,348人 | 41.2% |
情報通信業 | 1,512人 | 585人 | 38.7% |
学術研究、専門・技術サービス業 | 3,480人 | 1,281人 | 36.8% |
運輸業、郵便業 | 8,952人 | 3,257人 | 36.4% |
木材・木製品、家具・装備品製造業 | 1,106人 | 401人 | 36.3% |
金属製品製造業 | 4,381人 | 1,480人 | 33.8% |
製造業 | 59,183人 | 17,033人 | 28.8% |
金融業、保険業 | 1,825人 | 526人 | 28.8% |
機械関係 | 24,920人 | 5,573人 | 22.4% |
化学工業、石油製品・石炭製品製造業 | 5,204人 | 1,115人 | 21.4% |
電気・ガス・熱供給・水道業 | 1,146人 | 134人 | 11.7% |
また、厚生労働省の令和5年若年者雇用実態調査の概況によると、高卒で最初に就職した企業を退職した理由は以下の通りでした。
離職理由 | 割合 |
---|---|
人間関係がよくなかった | 28.0% |
労働時間・休日・休暇の条件がよくなかった | 24.8% |
賃金の条件がよくなかった | 22.9% |
仕事が自分に合わない | 21.6% |
ノルマや責任が重すぎた | 12.2% |
健康上の理由 | 10.8% |
会社に将来性がない | 10.7% |
結婚、子育てのため | 7.8% |
自分の技能・能力が活かせられなかった | 5.8% |
不安定な雇用状態が嫌だった | 5.8% |
倒産、整理解雇又は希望退職に応じたため | 5.5% |
1つの会社に長く勤務する気がなかったため | 3.9% |
高卒者の退職理由は人間関係や労働環境・待遇、仕事内容に関するものが上位を占めています。
第二新卒として高卒の人が転職する場合は、再び早期離職してしまわないように、自己分析を入念におこなって自分に合った職種や業界を見極めることが大切ですね。
高卒の第二新卒者によくある転職理由
高卒の第二新卒者が転職を検討するのはどのような理由からでしょうか。
厚生労働省の令和5年若年者雇用実態調査の概況によると、転職理由は以下の通りでした。
理由 | 男女計 | 男性 | 女性 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
全年齢 | 15~19歳 | 20~24歳 | 全年齢 | 15~19歳 | 20~24歳 | ||
賃金の条件がよい会社にかわりたい | 59.9% | 61.5% | 29.1% | 64.6% | 58.5% | 46.3% | 60.3% |
労働時間・休日・休暇の条件がよい会社にかわりたい | 50.0% | 43.9% | 43.5% | 42.8% | 55.3% | 50.0% | 59.8% |
仕事が自分に合った会社にかわりたい | 41.9% | 38.1% | 46.8% | 44.7% | 45.3% | 58.5% | 54.1% |
自分の技能・能力が活かせる会社にかわりたい | 33.8% | 38.4% | 18.1% | 35.2% | 29.7% | 14.3% | 31.3% |
将来性のある会社にかわりたい | 33.1% | 40.4% | 38.0% | 37.1% | 26.6% | 20.0% | 28.8% |
人間関係のよい会社にかわりたい | 24.8% | 23.2% | 18.4% | 18.0% | 26.3% | 12.9% | 29.9% |
健康上の理由、家庭の事情、結婚等 | 18.4% | 12.9% | 1.9% | 14.7% | 23.3% | 6.1% | 21.9% |
1つの会社で長く勤務する気はない | 17.9% | 17.6% | 17.3% | 22.9% | 18.2% | 30.0% | 20.2% |
独立して事業を始めたい | 13.1% | 16.4% | 10.4% | 13.5% | 10.3% | 5.4% | 4.9% |
経営状態が悪そうだから又は解雇されそうだから | 6.4% | 7.7% | 2.2% | 5.0% | 5.2% | - | 2.3% |
責任のある仕事を任されたい | 3.9% | 5.3% | 5.7% | 6.6% | 2.7% | 0.3% | 1.3% |
家業をつぐ又は手伝いたい | 1.7% | 2.8% | 2.9% | 2.9% | 0.7% | - | 0.5% |
退職理由と同じく、高卒第二新卒の転職理由は賃金や労働環境、自分にあった仕事を求めるものが多く上がっています。
背景として、高卒者は就職時の「一人一社制」の影響を受けていることがあげられます。
一人一社制は高卒採用において最初の応募先を1社に絞るルールで、高校生が学校斡旋を利用して就職活動を行う際は内定後に必ず応募した企業に入社するのが一般的です。
末永
学業を中心とした多忙な高校生活に支障が出ないなどメリットも多い制度ですが、経験の浅い高校生が進路指導担当の先生の薦めに従い、提示された複数の企業の中から応募先を選択するため、ミスマッチも起こりやすいといえますね。
実際に自由に就職活動ができる大卒者と比較しても高卒者の3年以内の離職率は高く、自己分析や企業研究の後に本当に納得して選びにくい背景から早期離職につながっていると考えられます。
末永
第二新卒では新卒時の失敗を繰り返さないためにも、なぜ現職を退職したいと思うのか、どういう転職を実現したいのかをしっかりと考えることが大切ですよ。
ここからは、高卒第二新卒における代表的な転職理由をそれぞれ解説していきます。
第二新卒の転職理由やその伝え方は、以下の記事で詳しく解説しています。気になる人は読んでみてください。
年収アップを目指したい
高卒者の転職理由として最も多いのが、年収アップです。
実際に厚生労働省の令和6年賃金構造基本統計調査によると、学歴別の平均月収は以下の通りでした。
学歴別の平均月収(年収)
- 高卒者:28.8万(345.6万円)
- 大卒者:38.5万円(462万円)
就業後に同年代の大卒者と比較して給与水準が低いことに不満を感じ、より高収入を目指せる業界業種への転職を目指したいという人は多くいますね。
なお、年収アップを狙う場合は単に高い基本給が高いだけでなく、将来の昇給・昇進のしやすさ、福利厚生なども考慮しながら、自分に合った企業を選ぶことが大切です。
以下の記事では、年収が低い人向けに年収アップの方法を解説しています。気になる人は読んでみてください。
働きやすい職場環境を求めたい
高卒者の転職理由として2番目に多いのが、労働時間や休日、休憩時間など労働環境に関する不満を解消したいというものです。
具体的には職場環境に対する転職理由として、以下のものが挙げられます。
職場環境に対する転職理由
- 残業が多い
- 休みが少ない(完全週休二日制になっていない)
- 有給休暇が取れない
- 仕事の負担が過度に重い
- パワハラ・セクハラなどのハラスメントがある
上記のような不満を解消するために、よりホワイトな企業に転職したい人が多いです。
また近年はワークライフバランスを意識し、フレックスタイムやリモートワーク、育児・介護支援制度が導入されているなど柔軟な働き方を求める傾向も見られます。
末永
働きやすさは求人票だけでは実態をつかみにくいところもあるので、転職先を選ぶ際は実際に働く社員の声や口コミ情報も参考にすると良いですね。
第二新卒がホワイト企業に転職する方法は、以下の記事で詳しく解説しています。気になる人は読んでみてください。
自分に合った仕事・企業に関わりたい
高卒で初めて就職した時点では選択肢が限られていたり、自己分析が不十分だったりすることが多いため、第二新卒で改めて自分の適性や興味に合った仕事や企業を探す人も多いです。
たとえば、現職の中で「人と接するのが好き」「クリエイティブな仕事が好き」「データを使った仕事に興味がある」「社会貢献度の高い仕事をしたい」など自分の強みや成長したい方向性を再認識することも多くあります。
末永
実際に働いてみた経験をふまえて自己分析を丁寧に行い、自分の強みや興味を明確にすることで、より満足度の高い転職が実現できますよ。
将来性のある会社に就職したい
第二新卒は将来性を重視して転職を考えるケースも多いです。
特に、現在の企業や業界に将来の成長や安定性を感じられない場合、より先進的で成長が期待できる企業や業界への転職を希望することが増えますね。
企業の財務状況、市場シェア、技術革新への取り組みなどを総合的に評価し、自分の理想とするキャリアパスを実現できる企業を選ぶことが重要です。
末永
また、教育投資や人材育成に熱心な企業は、長期的な成長・キャリア形成の機会を提供してくれる可能性が高いので、転職先選びの際はぜひチェックしたいポイントですよ。
人間関係の良い会社に関わりたい
職場の人間関係は、仕事の満足度に大きな影響を与える要素です。実際に高卒者の4人に1人が「人間関係」を転職理由に挙げていることからも、関心の高い領域だと分かりますね。
特に第二新卒は社会人経験が少ないこともあり、職場でのコミュニケーションの取り方や適切な言葉遣い、立ち振る舞いに慣れていないことが多いです。
その結果、上下関係の築き方や仕事の進め方など暗黙のルールに気づけず、人間関係に関する問題がストレスになることがあります。
良好な人間関係を築ける職場で働くことは、心身の安定を保ちながら仕事を続けるためにも重要な要素ですよ。
末永
どのような転職理由であっても、数多くの求人の中から自分1人で理想の職場を探すのは時間も手間もかかります。また、ブラック企業を正しく見極められないと、せっかく転職したにも関わらず「こんなはずじゃなかった」と再度早期離職につながる恐れもありますね。
そのため、社会人経験の浅い第二新卒は転職のプロである転職エージェントを活用するのがおすすめです。
転職エージェントは、経験豊富なキャリアアドバイザーが求職者の希望を丁寧にヒアリングした上で、ピッタリの求人を紹介してもらえます。
また、その後の選考対策、応募先企業とのやり取り、入社条件の交渉なども幅広くサポートしてもらえるので、転職活動を成功させるための心強いポートナーになってくれますよ。
求職者は全て無料で利用できるので、気軽に利用してみましょう。
おすすめの大手総合型転職エージェント
-
リクルートエージェント
業界No1!転職者の8割が利用する最大手の定番エージェント -
doda
顧客満足度トップクラス!サポートが手厚い定番エージェント -
マイナビエージェント
20代支持率No.1!若手を採用したい企業の正社員求人が多数
正社員経験が少ない人におすすめエージェント
-
UZUZ
平均12時間以上の手厚いサポート!高卒・既卒・フリーターからの正社員転職に強み -
ハタラクティブ
大手企業が運営している老舗の転職エージェント!未経験から挑戦できる求人多数 -
マイナビジョブ20's
未経験OKの求人が7割以上!新卒支援実績No.1のマイナビによる20代向けエージェント
高卒第二新卒が転職するメリット
高卒第二新卒の転職には、数多くの魅力的なメリットがあります。
高卒第二新卒のメリット
- 若さと柔軟性が評価される
- キャリアの方向修正がしやすい
- ポテンシャル採用の対象となる
- 未経験分野に挑戦しやすい
- 転職市場での需要が高い
高卒の第二新卒での転職は、若さや柔軟性が武器となります。
年齢でいうと18~21歳程度の若手社会人ゆえに同業種でのキャリアアップや未経験分野への挑戦・キャリアの軌道修正など、自分のスキルや興味に合わせて、キャリアを柔軟に選択することが可能ですね。
特にポテンシャルを重視する企業においては、成長を期待される存在として注目されます。また、転職市場での需要が高いため、自分に合った企業や職種を見つけるチャンスがありますよ。
第二新卒で転職するメリットは、以下の記事で詳しく解説しています。気になる人は読んでみてください。
高卒第二新卒が転職するデメリット
高卒第二新卒の転職はメリットが多い反面、デメリットもあります。転職後の後悔を避けるためにもデメリットを理解した上で、慎重に検討しましょう。
高卒第二新卒のデメリット
- 社会人経験の浅さから評価が悪くなる可能性がある
- 前職の早期離職がマイナスイメージになる場合がある
- 選べる求人の選択肢が限られることもある
- 年収や待遇面でのハンデがある場合がある
- 再び早期離職するリスクがある
社会人経験が浅いことは高卒第二新卒のデメリットにもなります。
中途採用として実務能力を重視する企業では、即戦力として評価されにくかったり、退職の経緯によってはネガティブな印象を持たれる可能性がありますね。
また、スキル不足から希望通りの年収や待遇が叶わなかったり、第二新卒求人の少なさから転職先が再びミスマッチになるリスクも考慮する必要があります。
第二新卒で転職を考える際は、しっかりと自己分析をおこない、自分のキャリアの方向性を明確にすることが重要です。転職理由や目指すべき職場環境を整理し、慎重に企業選びをすることで、転職を成功させることができますよ。
高卒第二新卒が挑戦しやすい業界業種
高卒第二新卒が転職をするのであれば、大前提として前職と同じ業界・業種への転職がおすすめです。前職での経験やスキルを活かせるので、希望通りの転職を実現しやすくなりますよ。
一方で、未経験の転職を目指すのであれば、前職の実務経験を活かしやすい業界業種や、学歴よりもポテンシャルや柔軟性が重視されやすいものなど、第二新卒を受け入れてもらいやすい業界・業種を選ぶことが重要です。
ここでは、高卒第二新卒が挑戦しやすい業界業種のおすすめを紹介します。
前職と同じ業界・業種
前職で培った経験やスキルを活かせる同じ業界・業種への転職は、最も有利な選択肢です。既に持っている専門知識や実務経験は、新しい職場でも大きな強みとなりますね。
末永
-
即戦力として評価される:
採用担当者にも同業界の経験者として評価されやすくなる。入社後も前職の経験が活かせるため、早期に成果を上げやすくなる。 -
慣れた環境でキャリアを深められる:
業界の基本的な仕組みや業務フローを既に理解しているため、新しい職場でもスムーズに馴染むことができる。 -
キャリアの一貫性をアピールできる:
志望動機や転職理由に前職との繋がりを持たせられ、軸のある理由が出せて第二新卒の選考に有利になる。また、同じ業界で経験を積むことで、将来的にキャリアアップや専門性を高めることができる。
製造業
製造業は生産ラインでの作業、品質管理、設備メンテナンスなど、さまざまな職種があります。実務経験や現場でのスキルが重視されるため、高卒でも評価されやすいことや、第二新卒の若さや柔軟性が現場の技術習得や改善提案に活かせる点でおすすめできますね。
また、地方圏でも求人が多い傾向にあり、比較的安定した雇用とキャリアアップが実現しやすいのも特徴です。
末永
-
未経験からでも挑戦しやすい:
高卒採用枠が多く、未経験者でも教育制度が整っている。 -
需要が安定している:
日本の製造業は多岐にわたり、食品、自動車、電気機器など、安定的に需要がある分野が多い。 -
専門スキルを習得できる:
製造工程に関連する技術や資格を取得することで、将来のキャリアに役立てることができる。
製造業の求人が多い転職サイトについて、以下の記事で詳しく解説しています。気になる人は読んでみてください。
IT業界
IT業界はシステム開発、プログラミング、インフラ管理、サポートデスク、Web制作など幅広い分野があります。
学歴よりもスキルやポテンシャルを重視する企業が多いので、未経験からでも挑戦しやすく、スキル習得後はキャリアパスの多彩さも魅力ですね。
また、フレックスやリモートワークなどワークライフバランスを実現しやすい制度を持つ企業も多く、柔軟な働き方を実現できる点も大きな特徴ですよ。
末永
-
将来性の高さ:
デジタル化の進展に伴い、IT人材の需要は増加しており、スキルを身につければ安定したキャリアが築きやすい。 -
未経験者歓迎の求人が多い:
研修制度やスクールを活用して基礎知識を学べば、未経験からでも挑戦可能。 -
リモートワークや柔軟な働き方が可能:
IT業界ではリモートワークを導入している企業が多く、自由度の高い働き方ができる。
IT業界への転職に強い転職エージェント・転職サイトについて、以下の記事で詳しく解説しています。気になる人は読んでみてください。
また、以下の記事では未経験からIT業界に転職する方法を詳しく解説しています。気になる人は読んでみてください。
営業職が中心の業界
営業職はヒアリング、提案書作成、契約締結、アフターフォローなど個人客や法人相手に商品やサービスを提案・販売する仕事です。
幅広い業界で営業職の需要があり、人柄やコミュニケーション能力・意欲などが重視されるため未経験でも挑戦しやすいこと、実力次第でキャリアアップを狙いやすいのがメリットですね。
末永
-
コミュニケーション能力を活かせる:
学歴にかかわらず人柄ややる気、コミュニケーション能力が評価されやすい。 -
成果が評価に直結しやすい:
成果を出せばインセンティブや昇給のチャンスが多く、努力が報われやすい環境。 -
幅広い業界での経験が積める:
不動産、自動車、保険など、様々な業界の営業職が存在する。自分の興味や適性に応じて業界を選ぶことができる。
営業職は商材への理解や顧客への提案力、コミュニケーション能力など経験することで身に着けられることが多く、一度経験するとキャリアアップに繋がりやすい職種です。
今後のキャリアに繫がる仕事がしたい人には、おすすめの職種と言えますね。
営業職への転職でおすすめの転職エージェント・転職サイトは、以下の記事で詳しく解説しています。気になる人は読んでみてください。
小売・サービス業
小売・サービス業は接客、販売、在庫管理、顧客対応など幅広い業務内容がありますが、接客経験が重視されやすく、学歴要件は比較的穏やかです。
実践的なスキルも積みやすく、アルバイトスタッフの採用・教育など、若手でも責任ある仕事を任されやすいこと、店舗運営やマネジメントまで幅広いキャリアパスがある点などが魅力ですね。
末永
-
未経験者でも始めやすい:
高卒採用が一般的で、研修制度やマニュアルが整備されている企業が多い。未経験者でも安心してスタートできる。 -
対人スキルを磨ける:
お客様との接点が多く、コミュニケーション能力や問題解決力が自然と身につく。 -
キャリアパスが明確:
販売員から店舗管理者、エリアマネージャーなど、経験を積めばキャリアアップの道が広がる。
高卒第二新卒の転職では、前職の経験を活かせる場合はスムーズにキャリアを進められる同業界・同業種への転職経験や特性を活かせる分野がおすすめです。
とはいえ、製造業やIT業界で専門スキルを新たに身につけるチャンスがあったり、営業職や小売・サービス業でコミュニケーション力を強みとして活躍できる場が広がっていたりと、未経験でも挑戦しやすい業界業種ならではの魅力もありますね。
末永
自分の得意分野や将来の方向性を踏まえて、最適な業界・業種を選ぶことが重要ですが、転職を成功させるためには転職のプロである転職エージェントに相談するのもおすすめです。
経験豊富なキャリアアドバイザーが求職者の適性を見極め、悩みや不安に寄り添った実践的なアドバイスがもらえますよ。
正社員経験が少ない人におすすめエージェント
-
UZUZ
平均12時間以上の手厚いサポート!高卒・既卒・フリーターからの正社員転職に強み -
ハタラクティブ
大手企業が運営している老舗の転職エージェント!未経験から挑戦できる求人多数 -
マイナビジョブ20's
未経験OKの求人が7割以上!新卒支援実績No.1のマイナビによる20代向けエージェント
おすすめの大手総合型転職エージェント
-
リクルートエージェント
業界No1!転職者の8割が利用する最大手の定番エージェント -
doda
顧客満足度トップクラス!サポートが手厚い定番エージェント -
マイナビエージェント
20代支持率No.1!若手を採用したい企業の正社員求人が多数
高卒第二新卒が転職を成功させるためのポイント
高卒第二新卒が転職を成功させるためには、いくつかのポイントを押さえておくことが重要です。
ここでは、自分にピッタリの職場を見つけ、理想通りの転職を実現するためのコツを詳しく解説します。
丁寧に自己分析をする
転職成功の第一歩は、徹底的な自己分析です。
現在の仕事で培ったスキル、強み、弱み、興味のある分野を客観的に見つめ直しましょう。自分の職業適性、価値観、キャリアビジョンを明確にすることで、自分に合った転職先を見つけやすくなります。
具体的には、これまでの業務経験を振り返り、どのようなスキルを身につけたか、どのような場面で成果を上げたかを詳細に整理します。
また、前職の退職理由を整理し、理想のキャリア像に向けたキャリアプラン・転職理由を整理することで、面接時の自己PRや志望動機にも説得力が生まれますよ。
末永
自己分析が甘いと、ミスマッチが起きやすく、再び転職を考えることになる可能性があります。しっかり時間をかけて行いましょう。
企業・業界研究を徹底する
高卒での就職時は進路指導教諭の主導の元で就職活動を進めていたため、企業理解・職業理解が乏しいことも多く、入社後のミスマッチも多くみられます。
第二新卒で同じ失敗を繰り返さないためにも、目指したい業界業種や企業の調査は徹底して行うことが重要です。
たとえば、企業・業界研究で見るポイントとしては以下の項目が挙げられます。
- 企業の基本情報(事業内容と取り扱い製品・サービスなど)
- 企業のビジョンやミッション(経営理念や目指す方向性)
- 売上高や利益率の推移など経営状況
- 経営方針や課題
- 競合との差別化ポイント
- 職場の雰囲気、離職率、職場環境
- 働きやすさ(福利厚生、育成制度、昇進制度など)
- 募集職種の具体的な仕事内容
- 求められるスキルや経験
- 1日の業務スケジュールや担当する業務範囲
- その職種のキャリアパス
- 企業文化や社風が自分に合うか
転職エージェント、企業のウェブサイト、ニュース記事、業界レポート、口コミサイトなど、多様な情報源を活用して情報収集を行いましょう。
末永
企業研究を徹底することで、自分に合った企業や職種を選びやすくなり、説得力のある志望動機や自己PRを作成できるようになります。
また、面接で企業に対する深い理解をアピールできるため、選考を突破する可能性が高まりますよ。
効果的な志望動機・自己PRを作成する
採用担当者に自分をアピールするうえで、志望動機や自己PRは非常に重要です。単なる表面的な内容ではなく、自分の経験と企業の求める人材像を結びつける具体的で説得力のある内容を心がけましょう。
志望動機は「なぜその企業で働きたいのか」「その企業でどんな貢献ができるか」を具体的に記述します。一方で、自己PRは自分の強みや実績をアピールしつつ、それが応募する仕事にどう活かせるかを伝えます。
自己分析や企業研究の結果を反映させることで、より納得感のある内容にすることができますよ。
志望動機や自己PRは、以下の記事でそれぞれ詳しく解説しています。例文付きで紹介しているので、実際に志望動機・自己PRを作成する際はぜひ参考にしてくださいね。
面接対策を怠らない
面接は採用の可否を左右する重要な選考プロセスであり、事前の十分な面接準備が成功の鍵です。
退職理由、志望動機、自分の強み・弱み、前職での経験など想定される質問を事前にリストアップし、簡潔で明確な回答を用意しておくことで、緊張せず自信を持って臨めますよ。論理的かつ熱意のある説明ができるよう練習しましょう。
また、面接マナーも事前に確認することがおすすめです。清潔感のある身だしなみや、時間厳守、礼儀正しい態度を心がけましょう。
末永
面接は家族や友人に対して模擬面接をしたり、転職エージェントにアドバイスを求めたりすることで実践力を高めることができます。
特に転職エージェントでは面接を突破するためのノウハウを豊富に保有しているので、スムーズに転職活動を進めるためにも、前向きに利用しましょう。
在職中に転職活動をする
在職中に転職活動を行うことで、収入が途切れるリスクを防ぎながら余裕を持って活動ができます。金銭面の不安から焦って転職をしないように在職中に転職活動を進めましょう。
末永
マイナビの転職動向調査2024年版によると、転職活動にかかる期間は2ヵ月未満で転職が終わるのは求職者全体の4割程度であり、半数以上の人は転職に2ヵ月以上かかっています。
もし、転職先が決まる前に仕事を辞めてしまうと、数ヵ月間は収入がない生活になる可能性が高いです。
なお、現職に迷惑をかけないように、転職活動は勤務時間外や休日、有給休暇を使って行うなど、慎重に行動することが重要です。
末永
また、現職での円満退職を心がけ、退職理由を前向きに伝える、引継ぎをしっかり行うなど、現職の上司・同僚と良好な関係を保つなども大切ですよ。
転職エージェントを活用する
転職活動を円滑に進めるには、転職のプロである転職エージェントを活用するのが近道です。
一般には公開されていない非公開求人を含む豊富な求人の中から、自分にピッタリの求人を紹介してもらえるだけでなく、応募書類の添削、面接対策、入社時の条件交渉など転職活動全般を幅広くサポートしてもらえますよ。
転職エージェントのサポート内容例
- 求人の選定
- キャリア相談
- 履歴書・職務経歴書の書き方アドバイス、添削
- 面接対策
- 応募先施設との面接調整やフォロー
- 職場見学や面接の同行
- 給料や待遇などの条件交渉
- 転職後のアフターフォロー など
特に第二新卒や既卒など、社会人経験の浅い20代向けの転職エージェントであれば、未経験からでも挑戦しやすい求人を多く保有しており、若手社会人のサポートノウハウも豊富です。
求職者は全て無料で使えるので、気になるサービスは積極的に活用しましょう。
高卒第二新卒が応募できる求人例
業界最大級の求人保有数を誇るdoda(デューダ)から、2024年12月時点でのdoda第二新卒向け求人を紹介します。
高卒・第二新卒・学歴不問・未経験転職などのキーワードでヒットする実際の求人を紹介するので、ぜひ参考にしてください。
プロモーション・販売職の求人
未経験歓迎の求人で、社員の9割以上が未経験入社なので入社後の研修・教育体制は期待出来ますね。
-
職種:
プロモーション・販売 -
勤務地:
関東・関西・北海道・東北・東海・中国・九州のいずれかの拠点 -
雇用形態:
正社員 -
業務内容:
店頭での商品PR・販売・お客様フォロー、購買意欲を高めるPOPや陳列などのマーケティング・販促企画、イベントの企画・立案・実施 など -
給与:
月給18万円~30万円+諸手当+賞与年2回 -
福利厚生:
通勤交通費全額支給(規定あり)、精勤手当、役職手当、特別手当、各種社会保険完備、健康診断無料(雇い入れ時・年1回)、社内割引制度(人気の化粧品などの自社製品が50%OFFで購入可能)、FA制度(キャリアチェンジが可能な制度。他の事業部へ異動希望が出せます)など
ITエンジニア職の求人
未経験でも挑戦しやすいITエンジニアの求人です。案件にもよりますが、在宅勤務も可能なので柔軟な働き方を求めている人にもおすすめできます。
-
職種:
ITエンジニア -
勤務地:
東京・神奈川・埼玉・千葉の各プロジェクト先 -
雇用形態:
正社員 -
業務内容:
web系、アプリ、ゲームなどの開発業務 -
給与:
月給28万円~60万円+諸手当+賞与(年2回) -
福利厚生:
社会保険完備(健康・厚生年金・雇用・労災)、婚姻祝い金、出産祝い金、勤続表彰(旅行券10万円)、資格取得支援(プログラミング講習や自己啓発支援、資材の購入費用補助など)、部活動制度(サウナ部・ゲーム部)、マッサージ手当/オシャレ手当(月4,500円まで)※入社7ヶ月目以降、副業OK
警備職の求人
学歴不問で高卒者も幅広く受け入れている求人で、充実の研修・マニュアルで立ち上がりをサポートしてもらえるのと、業務は基本的に2人1組なのでフォローが体制も手厚いのも特徴です。
-
職種:
警備 -
勤務地:
全国24都府県のいずれかの事業所へ配属 -
雇用形態:
正社員 -
業務内容:
異常が発生した時に駆けつける機械警備 or財産を輸送する警備輸送など -
給与:
東京都23区内:月給20万8800円以上 -
福利厚生:
社会保険完備(雇用・労災・健康・厚生年金)、グループ保険、交通費支給(月10万円まで)、時間外勤務手当、深夜勤務手当(22時~翌5時は割増賃金になります)、家族手当(配偶者:月1万9000円、子1人につき:月7000円~8000円 ※人数制限なし)、車両無事故報奨金(3カ月毎に連続4回までは2万2500円、連続5回目以降は4万5000円を支給)、退職金制度(勤続3年以上)、住宅取得支援、財産形成支援、社内貸付金制度
高卒第二新卒によくある質問
高卒第二新卒が転職を検討する際によくある質問をまとめました。関連記事も併せてぜひ参考にしてください。
高卒は第二新卒求人に応募できますか?年齢制限はありますか?
転職者
高卒は第二新卒求人に応募できますか?年齢制限はありますか?
末永
高卒者でも第二新卒求人への応募は可能です。第二新卒は一般的に「新卒で社会人1年目から3年目程度の3年以内で転職する人」を指し、最終学歴は問われません。
とはいえ、何歳なら第二新卒と見なすのかは企業によって条件が変わるので、応募前に募集要項をよく確認するようにしましょう。
高卒第二新卒での転職は誰に相談すべきですか?
転職者
高卒第二新卒での転職は誰に相談すべきですか?
末永
高卒第二新卒での転職に不安や悩みがある人は、転職のプロである転職エージェントに相談するのがおすすめです。転職市場やキャリアの知識、転職活動に精通しているので、実践的なアドバイスがもらえますよ。
対して、相談先としてよくある身近な同僚や上司は転職するという情報がバレて会社に居づらくなったり、評価が下がってしまったりと嫌がらせを受けるリスクがあります。相談先は慎重に選びましょう。
ただし、企業によっては応募条件を4年制大学卒業者に限定している場合もあるため、事前に求人要件を慎重に確認することが重要です。