介護施設で働く看護師の仕事内容とは?求人情報やメリットを紹介

介護施設で働く看護師の仕事内容とは?求人情報やメリットを紹介

    介護施設で働く看護師の仕事内容やメリット・デメリットについて、現役エージェントが徹底解説します。

    また、有料老人ホームや介護老人保険施設、グループホームなどの種類、年収や給料、転職する方法も紹介します。

この記事を書いた人
末永雄大

末永雄大

新卒でリクルートエージェント(現リクルート)に入社。数百を超える企業の中途採用を支援。2012年アクシス(株)設立、代表取締役兼転職エージェントとして人材紹介サービスを展開しながら、年間数百人以上のキャリア相談に乗る。Youtubeチャンネル「末永雄大 / すべらない転職エージェント」の総再生回数は2,000万回以上。著書「成功する転職面接」「キャリアロジック
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介護施設で働く看護師とは・求められる役割

特別養護老人ホーム、有料老人ホーム、デイサービスなどの介護施設で働く看護師は、介護施設利用者の健康管理が主な業務内容です。

病院での勤務とは異なり、介護士とともに健康な介護施設利用者を相手にするので、医療処置が必要となる場面は少なめです。ただ、利用者の容態が急変した際の応急処置や、医師・救急隊員への引継ぎなどが必要になるのと、介護施設に勤める看護師は1人だけというケースもあるので、臨機応変に状況を判断し、行動することが求められます

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日勤中心でワークライフバランスを実現しやすい働き方や、利用者一人ひとりとじっくり関われるメリットなどから、介護施設の仕事は看護師の転職先として人気がありますよ。

また、介護需要の高まりとともに介護施設で働く看護師のニーズは高まっており、売り手市場が続いています。

2019年に内閣府が発表した「高齢社会白書」を参考にすると、2030年に約3人に1人が65歳以上の高齢者になり、その後も2065年頃まで高齢者の占める割合は増えることが予想されています。

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高齢になると運動能力や身体機能が低下してケガや病気になりやすくなります。


少子高齢化社会が進むことで、介護を必要とする高齢者がますます増加するとともに、医療職員の人手不足も進行するので、介護分野における看護職の必要性は高まっていくのは必然ですね。

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看護師が働く介護施設の種類はさまざまです。希望条件にマッチする職場を楽に見つけるためには看護師向け転職サイトの利用がおすすめです。

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看護師の求人がある介護施設の種類

介護分野で働く看護師はどのような介護施設で働いているのでしょうか。介護施設は利用目的や条件、運営主体などによってさまざまな種類があり、看護師の役割・業務内容も異なります。

ここでは、代表的な7つの介護施設と、看護師の役割について紹介します。

特別養護老人ホーム(特養)

特別養護老人ホーム(特養)は社会福祉法人や地方自治体が運営する介護施設で、要介護度3~5の高齢者が利用できます。

食事や入浴などの身体介護や日常生活支援といった介護サービスが中心で、看護師としての高度なスキルや医療技術が必要な場面は少なめです。また、夜間の医療ケアが必要な高齢者の入居を断っている場合は、夜勤シフトがなく日勤のみとされていることもあります。

特別養護老人ホーム(特養)では、入所者100人に対して3人の看護師の常駐が義務付けられているので、小規模施設でも求人を探しやすいのが特徴です。

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特別養護老人ホーム(特養)は1度入居すると基本的には終身利用となるケースが多いので、人生の最期の時間に立ち会う「看取りケア」に注力する介護施設もあります。利用者や家族が希望される最期を迎える支援ができることにやりがいを感じる看護師も多いですね。

介護老人保健施設(老健)

介護老人保健施設(老健)は、病院と自宅の中間的な位置づけで、医療的ケアやリハビリを必要とする要介護1以上の高齢者を受け入れる介護保健施設です。

たとえば、長期入院をしていた高齢者が、病状が回復した直後にいきなり自宅へ戻るのは困難なので、一時的に介護老人保健施設(老健)で介護やリハビリを受けて生活し、在宅復帰を目指す場合などに利用されます。

特別養護老人ホーム(特養)と比べると、基本的に在宅復帰を目指す施設であり、入居期間があらかじめ決められていることも多いです。そのため、入居期間は原則3~6ヶ月の短期間となります。

また、人員配置基準は特別養護老人ホームと同様ですが、実際には常勤医師がいますし、看護師も看護・介護職員総数の7分の2程度と介護施設に勤務する医療従事者が多いのが特徴です。

介護医療院(介護療養型医療施設)

介護療養型医療施設は、2018年4月から新たに法定化され、従来の「介護療養型医療施設」に代わる介護施設です。長期的な医療と介護の両方を必要とする高齢者を対象に、「日常的な医学管理」や「看取りやターミナルケア」等の医療機能と、「生活施設」としての機能を提供します。介護保健施設ではありますが医療機関の側面も併せ持つのが特徴です。

介護施設ではありますが、医療+介護を提供する施設なので、1施設に配置される看護師・医師の数は他の介護施設よりも多くなります。

看護師の業務内容も投薬や処置だけでなく、必要に応じてたんの吸引、経管栄養、インスリン注射、各種検査などをおこないます。入院するほどではないが、一般的な介護施設ではカバーできない専門的な医療ケアを提供する施設という位置づけです。

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介護医療院は高齢者介護・看護に関する幅広い知識・スキルを習得できる介護施設です。


全国的な施設数は多くありませんが、医師や他の看護師も常勤している環境の中で、入所者の急変時にも安心して対応できるとともに、看取り介護に携われるので、スキルアップにもつながる点は大きなメリットですね。

有料老人ホーム

有料老人ホームは、自立状態の高齢者を対象とした民間の介護施設で、高齢者が暮らしやすいように配慮された「住まい」として、食事・介護(入浴・排泄・食事)・家事(洗濯・掃除等)・健康管理などのサービスを提供します。厚生労働省の公表資料によると有料老人ホームは全国1万4000ヶ所以上と、もっとも多い介護施設です。

大きく「介護付」「住宅型」「健康型」の3タイプに分類され、日中帯に看護職員を配置することが義務付けられている介護付有料老人ホームが、看護師の主な働き先となります。利用者は要支援・要介護の認定を受けた高齢者ですが、特別養護老人ホーム(特養)に比べると要介護度の低い利用者が多いので、看護師としての専門性を求められる場面は少な目です。

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介護施設の中では比較的平均給与額が高く、日勤メインとなる働き方です。


有料老人ホームは利用者の急変も少ないので落ち着いて働けること、生活支援や予防的なケアなど利用者にじっくり関わりながら看護にあたれることなどから、看護師からの人気も高い職場ですよ。

サービス付き高齢者向け住宅

サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)は、2011年に新たに誕生した介護施設形態で、60歳以上の高齢者が単身や夫婦で居住できる住宅です。バリアフリー構造などの設備面と、医師や看護師・介護福祉士といった専門家による「見守りサービス(=安否確認と生活相談)」のサービス面で、厚生労働省が定めた基準をクリアした施設がサービス付き高齢者向け住宅として登録されます。

大きく「一般型(全体の93%)」と「介護型(全体の3%)」に分類でき、自立した生活が送れる高齢者は「一般型」、要介護・要支援の認定を受けている高齢者は「介護型」を利用するのが一般的です。

「一般型」の施設では看護師や医師・介護福祉士など「ケアの専門家」が日中1名以上常駐、「介護型」の場合は入居者30人に対し1人以上の配置と決められているので、看護師の求人も多くみられます。

自立した高齢者の健康管理・生活支援が主な業務内容となるため、病棟勤務と比べると体力面での負担は軽めです。高度な看護スキルが求められることも少なく、夜勤がない施設も多いので、落ち着いた環境でじっくり仕事をしたい人に向いていますね。

グループホーム

グループホームは、認知症の高齢者向けの介護施設で、自宅での生活が困難な高齢者が、専門知識を持つ介護職員による援助が受けられます。医師から認知症の診断を受けていて、集団生活を営むことに支障のない要支援2から要介護5までの認定を受けている人が入居対象です。

医師や看護師の配置義務がありませんが、多くのグループホームで看護師が常勤しており、看護師の転職先としても人気があります。主な業務内容は点滴、胃ろう、経管栄養の管理が中心で、積極的な医療行為はおこないません。ただ、認知症により意思疎通の難しい利用者の些細な変化を見逃さず、日々の業務の中で見守り、健康を管理することが求められます。

救急対応や夜勤も少ないので、利用者と密接に関わりながら、コミュニケーションを重視した看護を目指す人にとって、魅力的な職場ですね。

デイサービス

デイサービス(通所介護)は、要介護状態となった利用者が生活機能の維持・向上を目指し、必要な日常生活上の世話および機能訓練をするための介護施設です。利用者の社会的孤立感の解消や、心身の機能の維持、利用者の家族の身体的・精神的負担の軽減などを図る目的もあります。

デイサービスにおける看護師の業務は、利用者の健康管理がメインです。たとえば、利用時のバイタルチェックや服薬管理、褥瘡や創部の処置、インスリン注射などの医療行為があげられます。

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看護師の需要が増している介護施設は主に7つに分類されます。それぞれで働き方や年収などが異なるので、最適な転職先を見つけるためにもプロに頼るのがおすすめです。


とくに看護師向けの求人を豊富に取り扱っている転職サイトは支援実績も豊富にあるため、相談すれば納得のいく転職を実現できる可能性が高まります。

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介護施設で働く看護師の仕事内容

介護施設で働く看護師の仕事内容は、大きく分類すると入居者・利用者の「健康管理」や「療養」「医療行為」の3つに分けられます。

ここでは、それぞれの具体的な仕事内容を紹介します。

健康管理に関する業務

入居者・利用者の健康管理(バイタルチェック)をおこなう業務です。たとえば以下のような業務内容が該当します。

  • 血圧・脈拍・体温の測定
  • 血糖値の測定
  • 爪切りや歯を磨くなどの日常生活のサポート
  • 耳垢を除去する

介護施設を利用する高齢者は体調不良がバイタルに反映されにくい、寝たきり・認知症で自分から症状を訴えないなどの場合もあります。日々のコミュニケーションを通じて、「いつもと少し違う」「ボーっとしている」「顔色悪い」などと些細な変化を見逃さず、トータルで体調を判断することが必要です。

療養に関する業務

療養とは、積極的に治療をおこなう必要がなく、症状が安定した入居者・利用者を相手にする業務です。たとえば、以下の様な業務があります。

  • 注射や採血
  • 経管栄養ケア
  • 褥瘡処置
  • 吸痰
  • 与薬

毎日の業務はルーティンワークがメインで、介護的な業務が多くなります。健康管理や療養をメインとしている介護施設では、急性期病院のように高度な医療技術に触れたり、自然と新しい看護技術が身についたりということは、ほとんどありません。

医療行為に関する業務

介護施設で入居者・利用者の健康状態に合わせて、投薬や点滴の処置や、急変時は医師の指示・指導に基づく医療行為を担うこともあります。

  • 投薬
  • 点滴
  • 採血
  • 床ずれ処置
  • 尿道カテーテルの挿入

医師や看護師、介護職員などのスタッフと連携しながら、入居者・利用者に安全かつ高品質なサービス提供を目指します。

介護施設で働く看護師の1日のスケジュール

介護施設での看護師の働き方を、日勤・夜勤の具体的な1日のスケジュールとして紹介します。

日勤と夜勤では働き方が異なるので、介護施設を転職先に入れたい場合は参考にしてみてください。

介護施設の日勤看護師の働き方

ここでは、介護老人保健施設(老健)で働く日勤看護師の働き方を紹介します。介護老人保健施設は医療ケアやリハビリを必要とする要介護1以上の高齢者を受け入れる介護保健施設で、常勤の看護師・医師と協力しながら看護業務を担います。

8:00 出勤
夜勤担当者からの申し送り 施設内を巡回し、利用者の状態を確認
8:30 バイタルチェック
投薬の確認
10:00 医師による診察サポートや医療処置
介護職員とのミーティング
介護職員の介助サポート
11:30 昼食時に服用する内服薬の準備
利用者の食事補助、嚥下機能チェック
13:00 休憩
14:00 介護職員などとのカンファレンス
利用者に関する情報共有
15:00 レクリエーションなど利用者とのコミュニケーション
16:00 看護記録を記入
備品チェックや物品補充
17:00 夜勤担当者への申し送り
退勤

病院やクリニックで働く看護師と比べると、業務スケジュールは固定的です。介護施設は急な検査の用意や利用者の急変といった突発的な出来事が起こる機会が少なく、休憩時間が大幅にずれたり、残業で業務終了時間が大きく遅れたりと、不規則な勤務時間になることは少ないです。

介護施設の夜勤看護師の働き方

介護施設は医療施設ではないので、夜勤の場合も看護業務よりも入居者・利用者の健康管理や介護業務が多くなります。ただ、医師が常駐していないことも多いので、急変時は看護師による積極的な対応が求められます。

17:00 出勤
日勤担当者からの申し送り 施設内を巡回し、利用者の状態を確認
17:30 バイタルチェック
夕食時に服用する内服薬の確認
18:00 利用者の食事補助、嚥下機能チェック
介護職員の介助サポート
19:00 利用者の健康状態の確認
21:00 利用者の就寝
介護職員とともにおむつ交換などの介護業務
23:00 巡視(以降数時間おきに巡視)
深夜帯は夜勤担当者で順番に仮眠
6:00 利用者の起床
健康状態の確認やトイレ介助など
7:00 朝食時に服用する内服薬の準備
利用者の朝食補助
8:00 看護記録の記入
日勤担当者への申し送り
退勤

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介護施設ごとのスケジュールを調べるのは大変なものです。どのような働き方になるのか、ワークライフバランスを保って働けるのかを事前に把握したい人は転職サイトに相談してみてください。


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介護施設で看護師が働くメリット・デメリット

介護施設は、一人ひとりとじっくり関われる、日勤中心の働き方などメリットも多く、看護師の転職先として人気の職場です。ただ、誰にとっても働きやすい環境というわけではないので、メリットとデメリットを両面で理解しておくと、転職後に「こんなはずではなかった」という後悔を減らせますよ。

ここでは、介護施設で看護師が働くメリット・デメリットをそれぞれ紹介します。

介護施設で看護師が働くメリット

看護師が介護施設で働くメリットとしては、病院よりも業務負荷が軽いことがあげられます。介護業務は体力を使うものが多いですが、介護施設であれば基本的には介護士がおこなうので体力に不安がある人でも働きやすいです。

また、突発的な残業などもほとんどなく定時に帰れることが多いため、プライベートを充実させたい人や小さい子供がいる育児中の人でも安心です。

他にも、介護施設で看護師として働いたという経験は、介護施設だけでなく訪問看護などその他の介護・看護の現場でも活かせるので、汎用性・将来性の高いスキルを習得できるのもメリットですね。

介護施設で看護師が働くデメリット

看護師が介護施設で働くデメリットとしては、医療処置の機会が少ないことがあげられます。介護施設では病院・クリニックと異なり、常に医療処置が必要というわけではないので、高度な看護技術やスキルを求められる機会は少ないです。

最新の技術を学ぶためにはセミナーに参加したり、外部研修に参加したりと自ら学ぶ機会を作らないと、看護師としての経験を積みにくいのがデメリットになります。

また、医師が常駐していない施設だと医療従事者が看護師だけということになり、場合によっては医療ケアの判断を下さなければならず責任が重いと感じる人もいるかもしれません。

介護施設が向いてる看護師の特徴

介護施設に向いているのは以下のような特性を持つ看護師です。

  • 高齢者と関わるのが好き
  • チームで協力しながら仕事がしたい
  • 看護師の実務経験がある

介護施設の利用者は要介護・要支援の高齢者なので、高齢者と関わるのが好き・楽しいと感じられることは大きな条件です。

また、要領よく仕事をこなしていくことは大切ですが、利用者がゆったりと過ごせる環境づくりや、寄り添い・見守る姿勢が重要です。落ち着いていて、性格の穏やかな人が向いていますね。

また、介護施設は病院と異なり医療スタッフの人数が限られるので、1人で看護業務をこなさないといけない場面も多いです。そのため基本的な看護技術を習得済みで、状況に応じて冷静な判断ができると、介護施設で活躍できます。

介護施設と病院看護師との違い

病院やクリニックと、介護施設では看護師の業務内容・働き方は大きく異なります。主な違いを紹介します。

介護施設 病院
施設の特徴 利用者の生活機能維持・向上を目指す 病気やケガの治療や回復を目指す
利用者 要介護・要支援の高齢者 病気やケガで来院・入院した患者
業務内容 利用者の健康管理
健康維持のための医療ケア
治療を目的とした医療ケア
医師の補助
関係者 医師・介護職員・リハビリ職・ケアマネージャー・生活相談員など 医師・看護助手・臨床検査技師・薬剤師・理学療法士など

病院・クリニックは「治療や回復」を目的としているのに対して、介護施設は「生活の質を向上」させるための施設です。病院看護師は、患者の病気やケガの治療のため、医師の指示に基づいて患者のケアをおこないます。

一方、介護施設勤務の看護師は基本的に医療ケアをおこなう場面が少なく、利用者の日々の健康管理が主な業務です。利用者の日常生活と治療のバランスをとるため、他の介護職員や利用者自身とコミュニケーションをとりながら業務にあたります。

介護施設で働く際に評価される看護師のスキル

介護施設で働く際に必要となるスキルを紹介します。転職時はこれらのスキルを保有していることをしっかりアピールすると、即戦力として活躍できる人材と評価されるので、転職活動はスムーズに進みますよ。

  • 基本的な看護技術
  • 高齢者に対する理解
  • 施設職員や医師などとの円滑なコミュニケーション

介護施設は利用者のバイタルチェック、服薬管理といった健康管理が中心となるので、高度な医療技術よりも、基本的な処置・対応を落ち着いてできることが重要です。

看護師として複数年の実務経験があり、利用者・関係者と良好な関係性を築きながら責任をもって業務遂行できると良いですね。

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介護施設で働く看護師が身につけられるスキル

介護施設は体力勝負なところもありますが、病院とは異なるスキル・技術を習得できる魅力的な職場です。たとえば、以下のようなスキルを習得できます。

  • 介護技術
  • コミュニケーション能力
  • 指導力

介護施設は病院と異なり、利用者の生活機能維持・向上を目的とした施設で、医療的ケアを求められる機会は少ないです。一方で介護職員とともに、食事の介助やトイレの介助、入浴介助などを担うことも多いので、介護技術が身に付きます。

病院では治療が終わると退院となりますが、介護施設では利用者の日常生活を支援する介護・福祉的な技術を学べるのが大きな特徴です。

また、介護施設では多くの介護職員とともに働くことになるので、自然とコミュニケーション能力が身に付くのと、急変時は医療職として介護職員やスタッフに指示を出しながら対応しなければならないので、リーダーシップも習得できます。

介護施設で働く看護師の年収・給料

厚生労働省の「令和3年度介護従事者処遇状況等調査結果」から介護施設で働く看護師の年収・給料を紹介します。施設の種類や夜勤の有無、職歴などによって異なるので、あくまで参考としてみてください。

平均給与額
常勤 36万9,210円
(平均年収:約443万円)
非常勤 20万4,380万円
(平均年収:約245万円)

介護施設の常勤職員として勤務する場合の平均年収は約443万円、派遣やアルバイトなど非常勤職員として勤務する場合の平均年収は約245万円でした。200万円程度と大きな差があることが分かります。

常勤看護師の場合は、非常勤よりも勤務時間が長い傾向があることや、基本給(給料)のほか各種手当や賞与などの一時金がプラスされることが影響していると考えられます。

医療施設別の平均年収比較

看護師の勤務施設別の平均年収を「看護師ワーカー(旧:医療ワーカー)」のデータをもとに紹介します。

平均年収
介護施設 501万円
病院 547万円
検診センター 545万円
クリニック 496万円
保育園 491万円

施設によって給与は違いますが、一般的に高度かつ専門的な看護技術が求められる病院の平均年収は高くなります。病院と比較すると介護施設の年収は低めですが、利用者とじっくり関わることができたり、日勤のみの勤務ができたりするなどの魅力もあるので、転職先として多くの看護師に選ばれています。

看護師の年収事情について、さらに詳しく知りたい人は下記の記事もチェックしてみてください。

看護職員処遇改善加算の対象か

令和3年に制定された「看護職員処遇改善加算」は、医療機関に勤務する看護職員を対象に、令和4年10月以降収入を3%程度(月額平均12,000円相当)引き上げるための処遇改善の仕組みです。

医療機関における看護職員等の数(保健師、助産師、看護師および准看護師の常勤換算の数)および延べ入院患者数(入院基本料、特定入院料又は短期滞在手術等基本料を算定している患者の延べ人数)を用いて算出した数に基づいて、補助金が支給される制度ですが、介護施設で働く看護師は対象外となります。

介護施設で働く看護師が感じる辛いこと

介護施設では、看護師だけではなく他の職種の人とも連携しなければなりません。重要となるのが介護職との連携で、こういった他業種との連携は慣れない人にとっては大変だと感じる場面も多いです。

また、入居者には家族がいて家族とのコミュニケーションも辛いことと捉える意見も多くみられます。とくに有料老人ホームなどで高い施設利用料を払っている施設で、ケアが不十分だったり、連絡が行き届いていなかったりと、費用に見合わないサービスが受けられない場合は、厳しく叱責されたという経験を持つ人も少なくありません。

介護施設の業務は体力的に厳しいというイメージがありますが、人間関係や精神的ストレスなどに辛さを感じる人も多いですね。

看護師の仕事でつらいことや大変なことについて、さらに詳しく知りたい人は下記の記事もおすすめです。

看護師が介護施設へ転職する方法

介護施設は日勤メインの働き方が選択できる点や、一人ひとりの利用者と深く関われることから、ワークライフバランスや職場環境を重視する看護師に人気の転職先です。そのため、好条件の職場は入職後に長く務める人が多く、離職率も低いので、人気のある施設の求人情報はなかなか出回りません。

看護師が転職先を探す方法はハローワークやナースセンターなどの公的サービスを利用する方法もありますが、数少ない求人情報に求職者が殺到するため、転職難易度は高めです。また、ハローワークやナースセンターは最低限の転職支援しか受けられないので、初めての転職で不安な人や、日々忙しく転職活動の時間を確保できない人には向かないこともあります。

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看護師が介護施設へ転職する際の注意点

介護施設は施設ごとに特徴や働き方は大きく異なります。自分の理想とする職場に出会うためにも、転職活動を始める前に、希望条件を明確にしておくことが大切です。

たとえば、夜勤の有無や夜間オンコールの有無、入居者やスタッフ数の規模など、自分の働き方に合った条件を明確にし、それを軸に転職先の施設を探します。また、給料や待遇も重要なので、求人票やクチコミをよく確認するとともに、職場見学時や面接時に直接確認しながら情報収集することがポイントです。

ほかにも、介護施設に転職した後、以下のような理由から仕事を辞めたいと思ってしまう看護師もいます。

  • 看護師の人数が少ないため、責任が重い
  • 利用者や介護職員との人間関係が悪い
  • 1人当たりが担当する利用者の人数が多い
  • 介護業務など看護以外の業務が多い
  • 給料が低い

応募先の職場の勤務条件や職場環境をあらかじめ確認し、転職後の失敗を避けることが重要です。

看護師の転職について、詳しく知りたい人は下記の記事もチェックしてみてください。

看護師が介護施設で働くときによくある質問

看護師が介護施設で働くにあたって感じる疑問や不安を集めました。質問形式で回答するので、ぜひ参考にしてください。

介護施設で働く看護師のやりがい

人物 転職者

介護施設で働く看護師のやりがいは何ですか?

転職エージェント末永 末永

病気やケガから回復したら退院となる病院と異なり、介護施設では中長期にわたって同じ利用者と関わりながら看護を提供します。


施設内に在籍する看護師が少なく、急変時に冷静な判断を求められるなど責任は重いですが、その分利用者の生活・人生にじっくりと寄り添いながら医療ケアができるのをやりがいやモチベーションに感じる人が多いようですね。実際、毎日顔を合わせているからこそ、入居者の変化に気づくことができたなどといった経験を持つ人も多いです。

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介護施設で働く看護師の残業時間

人物 転職者

介護施設で働く看護師の残業時間はどれくらいですか?

転職エージェント末永 末永

介護施設での業務はスケジュールが決められており、救急や緊急処置などの業務もほぼ発生しません。そのため、多くの介護施設で残業なし、もしくは5時間以内となるのが一般的です。


ただし、過去に日本看護協会が実施した調査結果によると、介護施設に勤務する正規雇用職員(フルタイム)の残業時間は平均14.1時間、18%の看護師が24時間以上の超過勤務をしていました。


介護施設によって残業時間はまちまちなので、転職先を探す際は、求人票を確認するだけでなく、職場見学や面接・口コミを参考にしながら実態をよく確認するようにしてください。

転職エージェント末永 末永

自分で判断できるか不安な場合は転職エージェントに相談するのがおすすめです。希望条件にマッチする残業時間が少ない介護施設を提案してもらえます。

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ブランクがある看護師でも介護施設で働ける?

人物 転職者

ブランクがあっても介護施設で看護師として働けますか?

転職エージェント末永 末永

もちろん勤務可能です。介護施設は利用者の健康管理がメイン業務になるので、高度・最新の看護技術を求められる場面は少ないです。


基本的な看護技術が身に付いていれば、結婚・出産・育児などによる一時的なブランクがあっても復職して活躍することができますよ。

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パートや派遣看護師の働き方はあり?

人物 転職者

パートや派遣として介護施設で働くことはできますか?

転職エージェント末永 末永

実際に転職サイトでは介護施設でのパート看護師や派遣看護師の求人が掲載されています。本格的な職場復帰の前に非常勤として働きたい、病院勤務にプラスして一時的に働きたい看護師などに人気がありますよ。

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介護施設へ転職する際の志望動機

人物 転職者

介護施設に転職する際にうまくアピールする志望動機を教えてください。

転職エージェント末永 末永

今までの業務経験や実績を盛り込みながら、志望動機をアピールしましょう。ここでは介護施設への転職を志望する看護師に向けてパターン別に2つ紹介します。

病院勤務から介護施設への転職

急性期病院での看護業務を3年間経験しています。看護師として働く中で看護師としての専門技術や状況に応じた判断力・対応力を身に付けてきましたが、患者様の入れ替わりが早く、じっくり関わることができませんでした。今後は施設の利用者様と中長期にわたってゆっくりと関わり、日々のコミュニケーションを通して生活機能向上・維持を支援するケア業務に興味を持ち、転職を決意しました。

ブランクからの復帰

このたび子育てが一段落したこともあり、利用者様の暮らしに寄り添った看護がしたいと思い、入居施設の仕事を希望しました。口腔ケアや褥瘡などの処置には自信がありますし、介護職員・スタッフと力を合わせ、利用者様のQOL向上に努めたいと思います。

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転職理由の考え方・伝え方

人物 転職者

応募先にうまく転職理由を伝える方法を教えてください。

転職エージェント末永 末永

ネガティブな理由で現在の職場を辞める・辞めた場合も、そのまま伝えるのではなく、介護施設の採用担当者が納得しやすいストーリーを準備しましょう。


具体的には「客観的に聞いていて納得感のある理由か」「早期離職の心配はないか」「できるだけポジティブな理由に転換して話す」の3点を抑えて転職理由を整理することが重要です。

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履歴書・職務経歴書の書き方

人物 転職者

履歴書・職務経歴書の書き方を教えてください。

転職エージェント末永 末永

一般的に転職活動では履歴書と職務経歴書の提出を求められます。履歴書は応募者のプロフィールを確認するための書類で、職務経歴書はこれまでの業務経験と仕事に活かせるスキルを確認するための書類です。履歴書は基本フォーマットに従って記載しつつ、職務経歴書で応募先施設が興味を持ってもらえそうな経験や、スキルをアピールできると良いですね。


とはいえ、はじめての転職で何から始めたらいいのか分からず不安に思う人も多いです。看護師の転職事情に詳しい転職エージェントを利用すると、書類作成や選考対策など求職者一人ひとりのニーズに合わせた支援が無料で受けられます。前向きに利用してみましょう。

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介護施設にはいじめがあるって本当?

人物 転職者

介護施設にいじめがあるという噂を聞き、不安に感じています。

転職エージェント末永 末永

結論から言うと、いじめの有無は職場によります。特に看護師と介護士の仲が悪く、無視されたり、悪口を言われたりといった問題が多くみられますね。


女性ばかりの職場でギクシャクしている、職場環境が閉鎖的、給与が低くて不満がある、人手不足で余裕がないなどの理由のほか、仕事内容の違いや考え方の違い・理解不足から、相手の行動に不満を感じることで「いじめ」につながっていると考えられます。


不安に感じる場合は職場見学をしたり、口コミを参考にしたりと、職場環境を事前に把握するようにすると良いですよ。

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もしくは転職エージェント経由で職場環境を確認するのもおすすめの方法です。転職エージェントを利用すれば質問しにくいことも確認できます。

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