新卒・中途入社3ヶ月で仕事辞めたい!リスクや辞めてOKなケースを紹介

仕事辞めたい 新卒3ヶ月

    この記事では入社してから3ヶ月で仕事を辞めたい新卒・中途の方に向けて、仕事を辞めてもいいのか、続けたほうがいいのかの判断基準を解説しています。

    また、入社3ヶ月で仕事を辞めたいと感じる原因や対処法、実例を紹介しています。

この記事を書いた人
末永雄大

末永雄大

新卒でリクルートエージェント(現リクルート)に入社。数百を超える企業の中途採用を支援。2012年アクシス(株)設立、代表取締役兼転職エージェントとして人材紹介サービスを展開しながら、年間数百人以上のキャリア相談に乗る。Youtubeチャンネル「末永雄大 / すべらない転職エージェント」の総再生回数は2,000万回以上。著書「成功する転職面接」「キャリアロジック
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仕事辞めたい新卒3ヶ月が転職するのは可能

人物 相談者

新卒3ヶ月で辞めたいけど、辞めたら将来が不安…

人物 相談者

まだ3ヶ月しか経ってないから、ボロボロになっても頑張り続けるしかないのですか?

このように新卒3ヶ月で仕事を辞めたいと感じているけど、こんなに短期間で辞めるのはダメな気がすると悩んでいる人が多いでしょう。

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入社3ヶ月でも転職は可能です。

というのも、現在は第二新卒や中途の採用が盛んであるため、理由によっては入社3ヶ月で辞めても採用してもらえる可能性があるからです。

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特に第二新卒の人は転職できる可能性が高いです。

第二新卒

第二新卒とは大学卒業後、一度就職して1-3年以内に退職した人のことを指します。

初めての就職でビジネスマナーを1から教えないといけない新卒者と違い、第二新卒はビジネスマナーが備わっているため、育成コストが比較的かかりません。

さらに、中途社員と比べて前職に染まりきっていないため柔軟性・吸収力があるという点に魅力を感じている企業が比較的多いです。

また第二新卒は、スキルや経験ではなく人柄や思考性などの「ポテンシャル」が重要視されていて、今後の成長や活躍が期待されています。

そのため、3ヶ月の間にスキルや実績を残せなかったから転職できるか不安という方は、心配しなくて大丈夫ですよ!

実際に、厚生労働省の調査によると、第二新卒の転職成功率は約5~6割であることからも、第二新卒の転職は成功の可能性が高くなっています。

新卒3ヶ月の転職状況

以下のグラフからもわかるように、新卒3ヶ月で辞めたいと感じている人は多く、そう感じてしまうのはあなただけではありません。

新卒が転職を考え始めた時期

引用元:ob総研による『’21卒 入社半年の転職意識調査』

入社半年の段階で新卒全体の34.0%が現状転職を検討していると回答し、考え始めた時期については入社3ヶ月以内と回答したのが47.2%とほぼ半数を占めています。

というのも、まだ慣れていない環境で思うように結果が出せない時期だからです。

新卒は社会人経験もなく、新しい環境で馴染めなかったり、やったことない仕事を任されているため時間がかかってしまいうまくいかないのは、当たり前なことです。

そのため、自分を責めたり落ち込むのではなく、自分がどうしてうまくいかないのか、辞めたいと感じているのかという原因をきちんと整理することが大切ですよ。

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特に新卒3ヶ月の人は自分の主観が強く影響している場合があります。原因を整理する際も、1人ではなくプロと一緒におこなうことをおすすめします。

以下の記事では仕事の悩みの相談先について詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

入社3ヶ月で仕事を辞めるのはおすすめできない

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入社3ヶ月で転職することは可能とお伝えしてきましたが、正直新卒3ヶ月・中途入社3ヶ月で仕事を辞めるのはおすすめできません

というのも、新卒3ヶ月でスキルや経験がついてないまま勢いで辞めてしまうと、「うちに入ってもすぐに辞めてしまいそう…」と企業から懸念されて、採用してもらいづらくなってしまいます。

これは中途入社3ヶ月でも同様です。短期離職すると「嫌なことがあったらすぐに辞める人」というイメージがついてしまい、選考の場でそれを払拭するのは非常に困難です。

さらに、あまり深くまで業務をせずに転職しているため、転職できたとしても入社後に「思っていたのと違った…」というようなギャップを感じてしまい、短期離職を繰り返してしまうケースがあります。

他にもおすすめできない理由をいくつか出しているので、参考にしてみてください。

新卒3ヶ月で辞めるのがおすすめできない理由

  • 短期離職だと紹介できる求人がないため転職エージェントがサポートしてくれない
  • 転職癖がついてしまう可能性がある
  • 人手が足りないブラック企業に入ってしまう恐れがある

このように3ヶ月などあまりにも短期で離職をしてしまうと、転職エージェントも紹介できる求人がなく、仮に紹介してもらえたとしても、辞める人が多く人手が足りない会社である可能性が高いので、ブラック企業である可能性が高いです。

ただ、例外として今ブラック企業で働いていて、残業やパワハラなどで心身ともに追い詰められてしまっているという場合は、働くこと自体が難しくなってしまう可能性が高いので、ためらわず辞めて大丈夫です。

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それでは、ここから10年以上転職業界にいて、数千人の転職者の支援をしてきた私末永が、新卒3ヶ月・中途入社3ヶ月で辞めてもいいケースと辞めない方がいいケースについて解説していきます。

新卒・中途入社3ヶ月が退職してもいいケース

入社3ヶ月で仕事を辞めたいと感じた時に本当に辞めてもいいのか、辞めたら将来どうなるか不安になりますよね。

基本的に3ヶ月で辞めてもいいかの判断基準は、社内で解決することができる課題できない課題かという点になります

今の会社で部署異動などをしても解決することができない悩みの場合は、辞めても構いません。一方で、部署異動などによって解決できる可能性がある場合には、もう一度じっくり考え直しましょう。

以下でもう少し詳しく新卒・中途入社3ヶ月が退職してもいいケースについてご紹介します。

心身に悪影響を与えている

過度な残業の強要やパワハラなどの労働環境が原因で、心身が疲弊して辞めたいと感じてしまっている場合は入社3ヶ月でも辞めて大丈夫です。

日々ストレスを感じながら、無理をして働いていた結果、働くこと自体が難しくなってしまっては元も子もありません。

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実際に過去に支援したお客様の中に、ブラックな環境で働き続けたことが原因で、メンタルヘルス不調を経験したという人がいました。


一度メンタルが不調に陥ったことで、働くこと自体がトラウマになったり、自分に合った仕事が見つからなかったり、転職活動が難航していました。

またこのような場合は、面接時に正直に転職理由を話しても、人事側がきちんと理解を示してくれて、マイナス評価にはならないので、躊躇わず転職しましょう。

心身に悪影響を与えている時の対処法

・まずは労働環境を良くするために自分で何かできないかを考え、改善に向けて行動してみる
・会社がブラック企業の特徴に当てはまっていたり、体調を崩しそうな場合は転職する
・転職エージェントやキャリアコーチングなどのキャリアのプロに相談する

今の会社がブラックなのか見分けられないという人は、以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。

他にやりたいことができた

他にやりたいことができたときに、明確なキャリアプランがある場合は辞めても大丈夫です。

なぜなら転職では単なる勤続年数よりも、「企業が納得できる転職理由があるか」が重要だからです。

3年目でも「なんとなく」という理由では転職するのが難しく、逆に3ヶ月でもきちんとしたビジョンがあり納得できる意思決定であれば転職は可能です。

ただ、明確なキャリアプランがないにも関わらず「なんとなく仕事がしんどい」という理由で方針転換をすると転職がうまくいかなくなる可能性があるので注意が必要です。

他にやりたいことができて会社を辞めたいという人の対処法は以下になります。

他にやりたいことができた時の対処法

・自分の意思決定に対する責任をとる意味合いで、1年間は今の仕事をやり切る
・職種に対する理解を深めるために第三者からアドバイスをもらう
・キャリアプランを明確にした上で転職する

「やりたいことができた」のような転職したい理由が一刻を争うようなものではない場合、少なくとも1年は現職で頑張ってみるというのも一つの手です。

見切り発車ではなく、1年じっくりキャリアプランについて考えた上で転職活動をする方が、より転職成功可能性も高まるでしょう。

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やりたいことができたと言っても、3ヶ月での退職は短期離職であることには変わりありません。そのため、その不安を払拭するような強固な転職理由やキャリアプランを立てる必要があります。

とは言っても、特に新卒3ヶ月だと転職活動も初めてでどうしたらいいかわからないですよね。そこでおすすめなのがマジキャリに相談することです。

マジキャリは弊社アクシスが運営するキャリアコーチングサービスです。弊社は転職エージェントサービスも合わせて運営しているため、転職に強いキャリアコーチングサービスであることが特徴です。

転職エージェント経験者のキャリアの知見が豊富なコーチと1対1で徹底的に自己分析をすることで、自分のやりたいことの解像度を上げるだけではなく、より明確なキャリアプランを立てることができます。

そのため、転職活動で自信を持って選考に臨むことができるようになるだけではなく、もう迷わずに自信を持ってキャリアを歩むことができるようになります。

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やりたいことを明確にして、そこから逆算をしたスキルや経験を蓄積して、戦略的に転職していくからこそ、理想のキャリアに就くことも可能になるのです。

マジキャリでは初回面談を無料で実施しているので、ぜひ一度お気軽にご相談ください!

入社3ヶ月で仕事を辞めたい方におすすめ

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新卒で仕事を辞めたいという人は以下の記事で新卒で辞めるリスクや転職成功例を解説しているので、参考にしてください。

新卒・中途入社3ヶ月が退職しない方がいいケース

入社3ヶ月でなんとなく辞めたいという気持ちで辞めてしまうと、その理由によってはその後の転職が不利になってしまったり、キャリアを台無しにしてしまうことがあります。

そのため辞めるか悩んでいる方は、以下の辞めないで現職を続けた方がいい理由に自分が当てはまってないかを確認しながら読んでみてください。

職場の人間関係が良くない

「職場の人間関係」が原因で悩んでいる方は、新卒3ヶ月で仕事を辞めるべきではありません。

というのも、新卒に限らず職場の人間関係が原因で辞めたいと悩んでいる人は多く、人間関係の悩みはどの仕事にも付き物になるためです。

実際に、2018年にエン・ジャパン株式会社が転職経験のある1万776人におこなった職場での人間関係についてのアンケートでは83%の人が「今の職場で人間関係に難しさを感じた事がある」と回答しています。

特に新卒3ヶ月だと、学生の時とは違い会社では一緒に仕事をする同僚を自分で決めることはできないので、人間関係で悩んでしまうのは正直当たり前です。

そのため、まずは今の職場で人間関係のストレスを解消する方法を考えてみて、それでも社内で解決できない時は最終手段として転職を考えてみてください。

職場の人間関係で悩んでいる時の対処法

・本人と直接対話して相互理解の時間を取る
・直接話すのが難しい場合、異動を希望したり、人事に相談してみる
・転職エージェントやキャリアコーチングなどのキャリアのプロの相談する
・仕事だと割り切ったり、相手の良い部分を探してみるなど、自分の考え方を変える
・今の職場では解決できない場合は、転職する

人間関係が原因で転職しても良いのかどうかや良好な人間関係を築くコツについては以下の記事で解説しています。

働き方・条件面に不満がある

「働き方・条件面」が原因で仕事を辞めたいと感じている人は、新卒3ヶ月で仕事を辞めるべきではありません。

というのも、新しい環境では誰でも緊張しやすく、心身ともにストレスがかかりやすくなってしまうものです。そのため、周りからの影響に普段よりも過敏になっている可能性があります。

また、期待値通りかどうかという基準で見てしまうため、違った時にミスマッチを感じやすくなってしまいます。

そのため、入社してみたら、思っていたよりも雰囲気が暗かったり、ピリピリしているということに対して、必要以上に反応してしまうのが当たり前です。

新人は、他の人よりも作業に時間がかかってしまうため、遅くなってしまうものです、そのため帰る時間が遅くなることもありますが、そこで聞いていた話と違うなどのギャップを感じることもあります。

繰り返しになりますが、パワハラや過度な残業により体調不良になってしまっている場合は、辞めましょう。

働き方・条件面に不満がある時の対処法

・新卒3年目が周囲の状況に過敏な状況であることを認知する
・挨拶などを徹底して顔を覚えてもらうことで、居心地のいい空間にする
・今の職場では解決できない場合は、転職する

仕事にやりがいを感じない

新卒・中途入社3ヶ月で仕事にやりがいを感じない場合は、辞めないでください。

「仕事しんどい」「仕事つまらない」「仕事にやりがいを感じない」など…仕事をする上で誰でもこのような不満を感じます。

特に新卒の場合は、学生と社会人のギャップを感じて、仕事を辞めたいと感じてしまうことが多いです

なぜなら、学生はお金を払ってサービスを受けるという消費者側ですが、それに対して社会人はお金をもらって消費者を楽しませる供給者側という大きな違いがあるからです。

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社会人として仕事をするということは、お金をもらっている以上、人がやりたくないことをやったり、自分を犠牲にして努力をしないといけなくなります。

仕事がつまらないとかやりがいを感じないという理由で辞めてしまうと、どの仕事も続きません。

そのためすぐに転職しようとせずに今の環境を自分で改善できるように工夫してみましょう。

仕事自体にモチベーションが湧かない時の対処法は以下になります。

仕事にやりがいを感じない時の対処法

・与えられた仕事の中でやりがいを感じたり、やる気が出る方法を考えてみる
・自己分析をする
・思い切ってゆっくり休む
・適切な目標を立ててモチベーションを維持する
・モチベーションを上げるために自分で今できることは全てやり切ったという方は、転職する

仕事にやりがいが感じられない時の原因やサイン、対処法を解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

【実例】仕事辞めたい新卒3ヶ月が退職した末路…

ここまで退職してもいいケース、退職しないほうがいいケースの2パターンに分けて解説してきました。

ここからは新卒3ヶ月の人にフォーカスし、実際に新卒3ヶ月で仕事を辞めた人の中で「辞めてうまくいった人」と「辞めて失敗してしまった人」の実例を紹介します。

新卒3ヶ月で辞めた人の成功例①

評判・口コミ

成功例①鬱→転職成功

成功例①鬱→転職成功

新卒で入った企業で1ヶ月で鬱になりました。

周りの人とうまくいかず、仕事に行きたくなくなってしまったのが原因だったと思います。

結果として入社して3ヶ月で辞めるのは甘えだと思いましたが、どうしても辞めたいと感じて辞めました。

正直転職がうまくいくか不安でしたが、この経験から自分に合った職場がどんな環境かというのを結構しっかりと考えました。

そのおかげか、転職がうまくいき、今の会社では同僚がみんな優しく職場環境がとてもいいです!

キャリアアップを目指してさらに頑張って仕事をしています!

新卒のまま続けていたら、今の自分はなかったと思います。

新卒3ヶ月で辞めた人の成功例②

評判・口コミ

成功例②試用期間中に転職→やりたいことができた

成功例②試用期間中に転職→やりたいことができた

試用期間の3ヶ月が終了して、すぐに新卒で入社した企業を退職し、翌日から転職先に移りました。

というのも、どうしてもやりたいことが見つかり、今の会社で働いていくのは勿体無いと感じたので転職しました。

どうしても今の業種に行きたかったので、面接の際にその思いが伝わったんだと思います!

また、転職する際に自分で決めていたことが2つあります。

「在職中に転職先を決めること」「転職先では腹をくくって3年は続ける覚悟をもつこと」です。

これがないと、転職先が見つからなかったり、転職してもうまくいかないと思っていました。

すでに今の会社で働いて、3年になりますが、転職して本当に良かったです。

新卒3ヶ月で辞めた人の失敗例①

評判・口コミ

失敗例①やりたいことができて転職→短期離職を繰り返す

失敗例①やりたいことができて転職→短期離職を繰り返す

新卒で入った会社は3ヶ月、その次のところは3日で辞めてしまいました。

最初の会社は、自分のやりたいことをやってご飯を食べたいと思い辞めて、次の会社はブラックだったので辞めました。

それぞれそれなりに理由はあるのですが、今思い返すとその理由も後付けのように思えて、何やってんだ自分…となってしまいます。

今はずっと夢だったカメラマンになることができて、働いて1週間が経ちましたが、ちょっと思ったのと違うな〜と感じてしまい、辞めたいなと思うこともあります。

ずっと夢だったのに、いざ働いてみると自分のやりたかったことってこれなのかという疑問が生まれてきて、正直もう自分が何をしたいか分かりません。

どんな仕事をしても楽しくないし面白くないし、働いてもすぐ辞めたくなってしまいます。

このまま辛い気持ちのまま働き短期離職を繰り返すと思うと、辛くて仕方ないです。

新卒3ヶ月で辞めた人の失敗例②

評判・口コミ

失敗例②33ヶ月で退職→フリーターへ

失敗例②33ヶ月で退職→フリーターへ

私は23歳のフリーターです。

借金もあるので就職しないとまずいとはわかっているのですが、新卒で就職した会社を3ヶ月で辞めたことで自信を無くしてしまい、そこからコンビニのアルバイト生活をしています。

正直最初の仕事を辞めた理由は完全に自分の甘えでした。

勤務時間が長すぎて帰れなかったり、家と会社を行き来する毎日に嫌気がさし、研修期間の3ヶ月で辞めました。正社員になったら休みなんて無く朝から晩まで働いてないといけないのはわかっていたのですが続きませんでした。

早く働いて両親に迷惑をかけないようにしたいと思っているのですが、新卒で入社した会社を3ヶ月で辞めてしまったことが正直自分でも情けなくて、「次は同じことを繰り返さないように・・・」と思えば思うほど意思決定ができません。

自分には何が合ってて、どの会社に入れば続けられるかわかりません!毎日不安で仕方ないです…

いかがでしょうか?上記の例からもわかるように、結果的に成功した人は自分がどんな職に合うのかを徹底的に考え抜いた上で、転職に関して優先順位や条件を決め、覚悟を持って転職していますよね。

転職エージェント末永 末永

入社3ヶ月だと慣れていない環境のせいでどうしてもうまくいかないことも多く、辞めたくなる瞬間も多いでしょう。ただ、見切り発車で辞めてはいけません。きちんと自己分析をして辞める理由、今後のキャリアプランなどを明確にしてから辞めましょう。

この転職で何を達成したいのか、譲れない条件は何かなどの条件にあらかじめ優先順位をつけ、それを元に企業選びやキャリアプランを立ててみてください。

すると、転職後多少ギャップがあったとしても「最優先事項は達成したからこの環境で頑張ろう」と気持ちを切り替えやすく、短期離職を防ぐことにもつながるのでおすすめです。

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1人でここまで考え抜けるか不安だという人はマジキャリに相談してみてください。
キャリアの知見が豊富なプロのキャリアコーチが自己分析を一緒におこない、なぜ辞めたくなったのか、今後どんなキャリアを歩めば理想に近づけるのかを考え抜くお手伝いをしてくれます。

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入社3ヶ月で仕事を退職するデメリット

新卒にしろ、中途にしろ入社3ヶ月で退職する最も大きなデメリットは短期離職によるイメージダウンです。

しかし、それ以外にも入社3ヶ月で退職するデメリットはあります。そこでこの項では、入社3ヶ月で退職する主なデメリット4つをご紹介します。

転職しにくくなる

新卒3ヶ月は、第二新卒にあたるため転職しやすいとお伝えしましたが、転職が難しくなってしまう可能性もあります。

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なぜなら、自分で会社を決めたのに1年以内に辞めるのは社会人として無責任と判断されるためです。

厳しいこと言いますが、このような人は何をやっても途中で投げ出したり、責任感がない人と思われてしまい、「うちに来ても何もやり遂げることができないんじゃないか?」「すぐに辞めたいというんじゃないか?」と採用側に思われてしまう可能性が高いです。

社会人になると自分で決めたことは、どんな環境でもどんな不満があっても責任を取って最後までやり遂げなければなりません。

そのためいつまでも学生気分でいると、一緒に働きたいと思ってもらえず良い評価をしてもらえないため、転職しにくくなってしまうでしょう。

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これはいわゆる短期離職が敬遠される理由ですね。新卒だけではなく、中途の人も例外なくこれに当てはまります。

選択肢が減る可能性がある

第二新卒で転職する場合、転職に有利だと冒頭でお伝えしましたが、これはあくまでも中途入社と比較した場合であり、新卒と比較すると圧倒的に選択肢が減る傾向にあります。

なぜならいくら年齢が若くても中途として扱われてしまうため、新卒の時よりも選択肢の幅が狭くなり、挑戦できる会社が限られてしまいます。

特に大手企業や人気企業は、新卒採用に力を入れている傾向が強く、中途採用枠がなかったり募集していても難易度が高く転職するのが難しくなります。

また第二新卒の採用をおこなっている会社の中には、「社会人経験1年以上」などの応募条件がある場合が多いのが現状です。

新卒3ヶ月では転職市場で評価されないため、転職しにくくなるだけでなく、将来の選択肢が減ってしまう可能性があります。

自分に合った仕事が見つからないことから、短期離職を繰り返してしまったり、その後のキャリアの選択肢が減ってしまう可能性があります。

転職できても、同じような悩みを持ちやすい

1年目以内に転職したいと感じる原因のほとんどは、どの仕事においても避けられないことである可能性が高いです。

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「やりがいを感じられない」「仕事を辞めたい…」という声はよく聞きますが、これは何もかも未経験な新卒1年目にとっては当たり前なことで、仕事を変えても同じです。

というのも仕事は、徐々に慣れてきて成果が出たり、周りの人に評価されたり、顧客から感謝されることでやりがいを感じるようになっていくものです。

このことを理解せずに目先の不満を解消したくて転職すると、また同じ不満を感じて短期離職が続いてしまい、転職難易度がどんどん上がっていくという負のスパイラルに陥ってしまいます。

新卒1年目の転職のリスクやポイントについて解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

失業手当がもらえない

入社3ヶ月で仕事を辞めると基本的には失業保険を受け取ることができません。

ハローワークの給付要件に記載されているように、雇用保険に加入していても、失業給付金は最低でも1年以上働いていなければ受け取ることができません。

ただし、会社の倒産や解雇などの会社都合による退職となった場合は、勤続1年未満でも失業給付金を受け取ることができるので確認しましょう。

仕事辞めたい新卒3ヶ月が退職するメリット

新卒3ヶ月で仕事を辞めるのは、おすすめしないとお伝えしてきましたが、新卒3ヶ月で辞めるメリットもいくつかあるので紹介していきます。

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ストレスや不満から解消される時間を無駄にしないで済むは新卒以外の中途の場合にも当てはまります。自分の場合に置き換えて、メリットとデメリットを天秤にかけてよく考えてみてください。

ストレスや不満から解消される

「仕事辞めたい…」とストレスや不満を日々抱えている人は、今の仕事を辞めることでこの辛い状態から解消されることができます。

仕事において、ストレスや苦痛を感じながら働き続けていても、仕事にやる気が出ず、成果を出すことや成長することが難しくなるという悪循環になってしまいます。

一方であなたがストレスを感じにくく、あなたに合った仕事では、モチベーションを持って働くことができるため、仕事にやりがいを感じて、成果を出すこともできるようになるでしょう。

例えば、ノルマや数字にプレッシャーを感じやすく、プレッシャーを感じると自分の出せるはずの力が出せないという人は、営業職として働いていても、日々苦痛を感じてしまい、成果を出すのが厳しくなってしまいます。

このような人がたとえば事務職などに就くとのびのび働くことができたり、強みを活かせて評価されるということがあります。

また新しい環境になることで、新しい人との出会いがあったり、より自身の適性が活かせる仕事と出会えるなど新しい発見ができる可能性もありますよ。

時間を無駄にしないで済む

新卒3ヶ月で仕事を辞めるということは、時間を無駄にしないで済むということになります。

20代をどう過ごすかによって、その後のキャリアは変わってきますし、選択肢が大きく変化してきます。

というのも、キャリアは経験×年齢によって、対象となる求人と年収はほぼ決まってしまうため、20代をなんとなく過ごしてしまうと、30代になってやりたいことができても挑戦できなくなってしまいます。

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逆にいうと20代のうちから、将来の目標を明確にして、そこから逆算した経験やスキルを蓄積し戦略的に逆算して転職していけば理想の仕事に就くことも可能になります。

時間を無駄にしないためにも、辞めるという意思決定をしたら、その意思決定を正解にする方法を考えましょう。

第二新卒として評価されやすい

先ほどもお伝えしましたが、新卒3ヶ月は第二新卒として就活できるので、転職しやすくなるというメリットがあります。

新卒3ヶ月は第二新卒とは言え勤続年数が短いため、転職が難しいと思われがちですが、現在は第二新卒の採用に積極的な会社が増えているのでむしろ転職しやすい層といえます。

というのも、人材不足で困っている会社にとっては、若く柔軟性がある点や社会人として最低限のビジネスマナーが備わっていることから、企業側の採用ニーズが高まっております。

そのため企業側からすると、新卒3ヶ月の間にそのようなビジネスマナーを身につけておかないと、新卒を採用するのと変わらず第二新卒を採用するメリットがなくなってしまうため、内定が取りにくくなってしまいます。

短い3ヶ月という期間ですが、研修や仕事の中でしっかりと面接で話せるようなビジネスマナーを積んでおくことは重要です。

第二新卒の転職のコツについては、以下の記事で詳しく解説しているので、参考にしてください。

未経験の仕事を始めやすい

第二新卒の採用は、ポテンシャル(強みや志向性)で評価され辞めた、未経験の業界や職種でも挑戦しやすいです。

中途市場ではスキルや実績が見られているため、未経験の業種に転職するのは難易度が高くなります。

そのため、新しい業種に挑戦したいから今の仕事を辞めたいという方は、第二新卒として評価されるうちがおすすめです。

特に、学歴が高ければ(関東だとMARCH以上、関西だと関関同立以上)、全くの未経験であってもチャレンジができる求人が多いです。

第二新卒で未経験の業種に転職したいと考えている人は、以下の記事を確認してみてください。

新卒・中途入社3ヶ月が転職を成功させるポイント8選

ここまで仕事を辞めたい入社3ヶ月が転職をするメリットやデメリットについてお話ししてきました。

それでは、皆さんが最も気になるであろう実際に入社3ヶ月で仕事を辞めてから転職を成功させるポイントについて解説していきます。

仕事を辞めたい原因を明確にする

入社3ヶ月で「仕事を辞めたい」と感じた時は、まず辞めたいと感じる原因を特定することが一番大切です。

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なぜなら、原因を分析しないとそこから改善することができないためです。

例えば「残業の多さが不満」「職場の人間関係が不満」など人によって辞めたいと感じる原因が違うので、それを特定して、残業がどの程度であればいいのか、職場の人間関係がどうであればストレスを感じずに働くことができるのかを考えてみましょう。

それが、転職先を探す時の一つの軸になります。

逆に、辞めたい理由が自分でコントロールできることであった場合は、転職しないでも部署異動や自分の考え方次第で今の職場でも解決できる可能性があります。

人間関係がよくないから辞めたいと感じる人は非常に多いですが、例えば悩みによっては別の部署に異動させてもらったり、仕事だと割り切って自分のマインドを変えるなど転職しなくても様々な解決策があります。

ただただ「辞めたい」と考えるのではなく、原因を突き止め、まず「自分でできることは何か」について考えましょう。

人間関係で悩んでいる方は以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。

自己分析と企業分析をする

先ほどもお伝えしましたが、新卒3ヶ月で仕事を辞めると「またすぐに辞めてしまうのではないか」と企業から懸念されてしまいます。

そこで「この人はすぐに辞めなそうだ!」「ちゃんと仕事を頑張ってくれそう」と思ってもらうために、自己分析と企業研究をおこなうことが非常に重要になります

まずは自己分析をして、過去の経験からあなたの適性や強みを整理して、その強みや適性を活かすことができる企業を見抜くことが大切になります。

また、自己分析すると、本当に転職する必要があるのか、それとも今の会社でも改善することができるのかが明確になります。

自己分析と企業分析をきちんとおこなうことで、あなた自身も入社後にやりがいを感じられずに悩んだり、転職後に「こんなはずじゃなかったのに…」とミスマッチを感じてしまう可能性を減らすことができますよ。

実際に入社後3ヶ月で辞めたいと感じている人のほとんどが入社前にきちんと自己分析や企業分析できていないため、なんとなく魅力的だと感じた企業を選択してしまっている人が多いです。

自己分析や企業研究の詳しいやりかたについては、以下の記事を参考にしてください。

キャリアコーチングに相談する

新卒3ヶ月での転職はポテンシャル採用になります。

なぜなら企業は第二新卒に即戦力を求めているわけではなく、将来的に活躍してほしいという育成前提で採用している場合が多いためです。

専門的なスキルや経験よりも「活躍できるポテンシャルのある人物か?」「前職の選択のミスマッチについて自己反省できているか?」というような視点で評価されます。

そして、新卒・中途に限らず「前職をなぜ辞めたのか」「これから何をしたのか」という点は面接官が特に気にするポイントです。今のままで答えられる自信がない人は時間をとってきちんと自分の気持ちを整理しておきましょう。

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とは言っても、「自己分析はもう済んでいて、辞めた理由は答えられるよ」と考える人も多いですよね。しかし、本当にそうでしょうか?

厳しいことを言うようですが、本当に自己分析が自分1人でできていたのならば、入社3ヶ月で退職という短期離職にはつながっていないはずです。

そのため、次の転職では自分1人で自己分析をして満足するのではなく、自分の気づいていない自分に気づくため、第三者と自己分析をすることをおすすめします。

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手前味噌で恐縮ですが、第三者に相談する際におすすめなのがマジキャリです。コーチとの1対1の対話の中で自己分析を進めるため、自分の気づいていなかった思考や強みなどを自然に言語化することができます。

マジキャリでは「仕事辞めたい…」「新卒3ヶ月でも転職できるのかわからない…」といった悩みに対して、自己分析を活用してどうすればその悩みが解消されるのかを具体的なアクションに落として提案をしてくれます。

そのため、面接でアピールできるようなあなただけの強みや適性を発見できるので、しっかりとあなたに合っている会社から内定をもらえる可能性も上がりますよ!

そしてマジキャリは転職エージェントサービスも運営する弊社アクシスが運営しており、社内にキャリアに関する知見が豊富にあるため、転職に強いキャリアコーチングサービスであることに定評があります

転職活動を見据えた自己分析やキャリアプランの設計はもちろんのこと、面接対策、提出書類の添削などの実際の選考対策までおこなってもらえます。

ただいまマジキャリでは初回面談無料キャンペーンをおこなっております。ぜひ一度お気軽にご相談ください

おすすめのキャリアコーチングサービス

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    キャリアのプロが徹底的に相談者様のキャリアの悩みに向き合います!

キャリアコーチングについて気になる方は、以下の記事でキャリアコーチングのサービス内容や特徴について詳しく解説しているので参考にしてみてください。

在職中に転職活動を行う

新卒3ヶ月で転職するなら、在職中に進めることをおすすめします。

なぜなら、退職してから転職活動を始めると無職の期間ができてしまい、一定の収入がなくなる恐れがあるからです

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実際に、経済的な焦りから自分の転職軸がズレてしまったり、妥協をしてしまい、入社後にミスマッチを感じてしまうというケースもあります。

また、転職先がすぐに見つかれば問題ないですが、なかなか決まらず転職活動が長引いてしまうと空白期間ができてしまうというデメリットもあります。

そのため、現職で働きながら空いてる時間で転職活動をするのは大変ではありますが、先のことを考えずにとりあえず辞めるのはおすすめ出来ません。

ただ、現職が忙しすぎて面接に行けない場合や、止むを得ない事情の場合は、退職してからの転職活動も視野に入れてみてください。

仕事をしながら転職活動をおこなう際の注意点についてこちらの記事で解説しているので、気になる人は読んでみてください。

転職エージェントを利用する

新卒3ヶ月で転職を成功させたいのであれば、転職エージェントを活用するというのも一つの手です。

転職エージェントを活用すると、自分で調べるだけでは手に入らないような業界や企業ごとの特性などその業界にいないと分からないような実際の業務内容や雰囲気を教えてくれるので、転職後のミスマッチが減ります。

ただ、転職エージェントは転職を前提としたサービスになるので、求人紹介がメインになります。

そのため、自分の中でキャリアビジョンや転職軸が明確になっていない人が転職エージェントを使うと、いろんな求人を見て軸がぶれてしまったり、目の前の求人に魅力を感じてしっかり吟味せずに転職して、ミスマッチになる可能性が高いです。

自分のキャリアビジョンや転職の軸が明確に決まっていて、求人を知りたい、面接のサポートをしてもらいたいという人は転職エージェントがおすすめです。

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一方でキャリアビジョンや転職の軸が明確ではない人は、繰り返しになりますが、一度キャリアコーチングサービスに相談してみてください


きちんと自分のやりたいことを明確化し、軸を定めてからでも遅くありませんよ!

転職エージェントについて詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。

大手企業や人気企業にとらわれず視野を広げる

企業選びの際に大手や人気企業ばかりにこだわりすぎてしまうと、転職活動に失敗してしまいます。

というのも、多くの大手企業の場合は新卒採用に力を入れている傾向が強く、中途採用枠がなかったり募集していても難易度が高かったりするので、転職するのが難しいためです。

また、大手企業や人気企業ではなくても、職場環境が整っていたり、業績が高い会社などはもちろんあります。

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そのため、転職を失敗しないためにも、中長期的な目線で「将来どうなりたいのか」「何をしたいのか」という部分をしっかりと定義した上で必要なスキルや経験が身につく転職先を探すのがベストですね。

大手企業を志望する際のポイントや、メリットデメリットを知りたい人は以下の記事を読んでみてください。

就活と同じ感覚で進めないこと

就活と同じ感覚で転職活動をしてしまうと、中途市場では評価されないため注意が必要です。

就活では、学生時代のアルバイトや部活の経験を自己PRで伝えることができますが、転職活動ではこれまでの業務経験を志望企業の業務と関連づけて伝えなければならないので、途端に難易度が増します。

また、新卒の就職活動のように、企業の人事任せでスケジュールや情報提供を受け身でゆだねるのではなく、仕事をしながらそれぞれの個人が自ら情報収集や選考への活動を進めていく必要があります。

そのため、就活と転職が別物であると理解した上で、転職活動を進めていくようにしましょう。

就職活動と転職活動の詳しい違いや気を付けるべき点について、以下の記事を参考にしてください。

退職理由はポジティブに伝える

転職理由を伝える際に「やりたい仕事と違ったから」「社風が合わなかったから」などとネガティブな理由を事実のままに伝えてはいけません。

なぜなら企業は、今までの自分の行動や意思決定を振り返って反省し、前向きに改善できる人物を求めているからです。

辞めたいと思い、転職という決断に至るまでに、会社や上司などの環境要因が含まれているのは面接官もわかっています。

とはいえそれを他責にして終わりではなく、短期離職に至った要因や反省をしっかりと伝え、同じことを繰り返さないためにどのようなことを考えているのか具体的に伝えることが、困難に対して前向きな人材であると評価してもらえるきっかけになるのです。

また、退職理由や面接では基本的に嘘をつかないようにしましょう。

転職理由の上手な伝え方については、以下の記事を参考にしてください。

仕事辞めたい新卒3ヶ月の退職の仕方

新卒3ヶ月で会社を辞めることを決めたけど、どのような手順で辞めたらいいのか分からない…という人はこの後の内容を参考にしてみてください。

①退職交渉をする

退職することを決めて、まず最初に取り組むべきことは退職交渉です。

まずは、対面で上司と話せる日程を探しアポを取りましょう。

どうしても営業時間内に時間がない場合は、就業後に話せないか相談を持ちかけてみましょう。

ここで注意してほしいことが二つあります。

注意点

  • 退職することは、直属の上司にのみ伝えること
  • 退職交渉をするのは対面でおこなうこと

退職することを同期や取引先に伝えたい気持ちはわかりますが、第三者から直属の上司に退職の旨が伝わってしまう可能性があり、トラブルの原因になるケースがあるためです。

②退職届の提出

退職交渉ができたら、退職届を提出しましょう。

退職届は退職することが正式に決まったあとに提出するものなので、上司に辞めることを伝えた後に提出することになります。

退職届を提出する相手は、直属の上司になります。

退職届や退職願の書き方については、以下の記事を参考にしてください。

③退職の挨拶メール送信

退職届が提出できたら、退職の挨拶メールを送りましょう。

退職の挨拶メールは、最終出社日に全社向けに送ります。

ただ、退職の挨拶メールは必ず送らなくてはいけないというルールはないので、マナーとして送っておくのが良いでしょう。

営業職など外部とのやりとりが発生する職種の場合は、外部の人にも退職の連絡をする場合があります。

退職の挨拶メールの例文などは、以下の記事に記載されているので参考にしてください。

新卒3ヶ月で転職した後に気をつけること

新卒3ヶ月で転職した方は、再度短期離職してしまうと、キャリアに傷がつき、さらに入れる会社が限られてしまいます。

そのため、同じように転職をくり返さないために、入社後に以下の5点を意識してみてください。

  • 仕事=他の人がやりたくないことを代わりにおこなうことという認識を持つこと
  • コミュニケーションを積極的に取る
  • 失敗=経験と考える
  • 与えられた仕事はやり切る
  • 遠慮しないで周りの社員を頼る

先ほどもお伝えしたように、新卒で辞めたいと思ってしまうのは「仕事は楽しいもの」「やりがいを感じられる」と仕事に期待しすぎてしまっていることが原因の可能性があります。

そのため、仕事=他の人がやりたくないことを代わりにおこなうことでお金をもらえるものという認識を持つことで、辞めたいと感じることなく仕事に割り切って取り組めるようになるでしょう。

新卒はどうしても新しい環境へのストレスを感じやすく、それが原因で辞めたいとか仕事に行きたくないと感じてしまう可能性があるので、しっかりと職場の人とコミュニケーションを取ったり、同僚や先輩を頼ることで働きやすい職場を自ら作り出すことができますよ!

また、初めておこなう仕事や慣れていないことなので、失敗してしまうことは当たり前です。

そのため、失敗をしてしまったからと落ち込むのではなく、失敗の数が多いほど、仕事の引き出しも増えているということなので、新卒のみなさんは失敗を恐れずに何事にも挑戦していけるといいでしょう!

新卒3ヶ月で仕事を辞めたいあなたへ

ここまで、新卒3ヶ月で仕事を辞めてもいいのか、続けた方がいいのかなど解説してきましたが、本当に3ヶ月で辞めて転職がうまくいく自信がなかったり、不安を感じていませんか?

「まだ入社しても3ヶ月しか経ってないけど、早く仕事辞めたいです…」

「3ヶ月で辞めても転職できるのですか?」

という悩みを持っている方は多くいます。

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何もかも未経験な新卒や転職してまもない既卒が、新しい環境でやったことのない仕事を任されて悩むのは正直当たり前なことです。

繰り返しになりますが、入社3ヶ月で仕事を辞めるべきではない理由は、1年目以内に辞めてしまうと「うちに入ってもすぐに辞めてしまいそう」と思われるからです。

また、新卒3ヶ月の人に関しては基本的なビジネスマナーが身についていないことから、第二新卒としても評価されない場合があるためです。

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1年目に感じる不満や悩みはどの仕事にも共通していることの場合が多いので、見切り発車の転職はせっかく転職しても同じような不満を感じてしまう可能性がありますよ。

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とはいえ、それぞれ辞めたいと思う事情があって、3ヶ月で辞めない方がいいのはわかった上で、どうしても辞めたいという方ももちろんいるでしょう。

そのような方は、転職する前に自己分析と企業研究をしっかりとおこなうべきです

これができていないと、大手企業や人気企業などの一見魅力的な求人に惹かれて、なんとなくの気持ちで転職してしまい「こんなはずじゃなかったのに…」「思っていたのと違う!」とミスマッチを繰り返してしまいます。

1人ではちゃんと自己分析できているか不安な方や、自分にはどこが合っているかわからないという方は、キャリアコーチングサービスに相談してみるのがおすすめです。

キャリアコーチングでは、専任のコーチとマンツーマンで面談の中で、短期離職のリスクはわかっているけれど辞めたい原因を明確にして、それに対して解決策を一緒に考えることができます。

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中でも、今回の転職を絶対に失敗させたくない、自分に合った会社を見つけたいという人はマジキャリがおすすめです。

マジキャリでは、先ほどお伝えした自己分析と企業研究の両方に強みがあり、自己分析については他のキャリアコーチングサービスと比較してもかなり注力しています。

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1回あたりの時間 1.5時間 1時間

また、マジキャリを運営している弊社アクシス株式会社は転職エージェントも運営しているため、社内に転職に関する知識が豊富にあるので、自己分析の結果を踏まえてあなたに合った業種やキャリアを一緒に見つけてくれますよ。

ただし、キャリアが複雑化、多様化している現在はキャリアに悩んでいる人が多いため、マジキャリの無料面談の予約が殺到しています。

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そのため、20代の自己分析を得意とするコーチの枠がすぐに埋まってしまうのが現状です。

ここまでこの記事を読んでくれた方限定で10名様に優先的に初回無料面談の枠を受け付けます。


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新卒3ヶ月で仕事を辞めたい人によくある質問

新卒3ヶ月で辞めてもいいのか

人物 相談者

新卒3ヶ月で仕事を辞めるのはダメでしょうか?

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新卒3ヶ月で辞めるのが一概にダメとはいえませんが、おすすめはできません

基本的に新卒3ヶ月で辞めると、その後の転職が厳しくなってしまったり、転職しても同じような理由で短期離職を繰り返しやすくなってしまうケースが多いためです。

ただ、ブラック企業に入ってしまい、パワハラや過剰な残業時間などで、心身がすり減ってしまっている場合は辞めた方がいいでしょう。

新卒3ヶ月でも転職できるかどうか

人物 相談者

もし新卒3ヶ月で仕事を辞めたとして転職できるんでしょうか。

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新卒3ヶ月でも転職は可能です。

なぜなら就職して3年以内であれば、第二新卒として扱ってもらえるため、転職しやすくなる可能性があるためです。

ただ、1年以内に辞めている場合だけ、第二新卒として評価されなくなってしまうことがあります。

というのも、すぐに辞めそうと思われてしまったり、基本的なビジネススキルがついていないなら新卒と変わらないという理由で選ばれにくくなってしまうのです。

そのため、3ヶ月で辞めたいと思っても、1年間は頑張って今の会社で働き、ビジネススキルや経験を積んでおくといいですよ!

新卒3ヶ月で転職を成功させる方法

人物 相談者

新卒3ヶ月で転職を成功させるにはどうしたらいいですか?

転職エージェント末永 末永

新卒3ヶ月で仕事を辞めた人が転職を成功させるには、自己分析と企業研究をしっかりと行うことが大切です。

新卒で入社した会社で辞めたいと感じてしまうということは、きちんと自分の適性や強みを整理できていなかったことと、それを踏まえてあなたに合った会社を見つけることができていなかったことが原因である可能性が高いです。

そのため、1人で自己分析や企業研究がうまくいく自信がないという人は、キャリアコーチングなどのキャリアのプロに一度相談してみると、あなたの軸が見つかるのでおすすめです

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