【保存版】未経験からクラウドエンジニアへ転職する方法|転職難易度や基本情報まで徹底紹介!
本記事では、未経験からクラウドエンジニアを目指す方へ向けて情報収集や自己分析の方法からスキル習得におすすめの方法、転職活動において意識しておいて欲しいポイントまで紹介しています。
また、クラウドエンジニアへの転職で知っておきたい基本情報も一通り紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。
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未経験からクラウドエンジニアを目指す場合の転職難易度
未経験からクラウドエンジニアを目指す場合にはWebエンジニアやシステムエンジニアのような高度なプログラミングスキルは必要なく、未経験から転職する際に必要な資格も学習難易度は低いです。
また、クラウドエンジニアは保守運用業務ではマニュアルが完備されていることも多いため、未経験者でも基本的な知識やスキルがあれば転職しやすい職種と言われています。
そのため、未経験からクラウドエンジニアを目指す場合の転職難易度はプログラミングスキルが必要なWebエンジニアやシステムエンジニアよりも低く、しっかりと勉強して資格を取得すれば転職できる可能性は十分にあります。
未経験からクラウドエンジニアへ転職した場合には保守運用から経験を積む必要はありますが、クラウドインフラは需要も将来性もある職種なので積極的にチャレンジしていくと良いでしょう。
【保存版】未経験からクラウドエンジニアへ転職する方法
未経験からクラウドエンジニアへ転職をする場合には、転職活動をすぐに始めるのではなく事前に情報収集や準備をして、クラウドインフラに関する知識・スキルの習得や資格取得を目指すための勉強をする必要があります。
また、転職活動を進めていく際にも転職サービスの選び方や求人選びの方法など、それぞれのフェーズで知っておくべき情報もあるため、本項では未経験からクラウドエンジニアへ転職するための具体的な方法やポイントについて紹介していきます。
- STEP1|クラウドエンジニアに関する基本情報を調べる
- STEP2|クラウドエンジニアの転職に関する情報を調べる
- STEP3|自己分析をして希望のキャリアを明確にする
- STEP4|学習計画や転職計画を立てる
- STEP5|クラウドエンジニアに必要な知識やスキルの勉強をする
- STEP6|クラウドエンジニアに関連する資格を取得する
- STEP7|転職の軸や希望条件を整理する
- STEP8|履歴書と職務経歴書を作成する
- STEP9|転職サービスに登録する
- STEP10|希望にマッチする求人を探して応募する
- STEP11|書類選考・面接の実施
- STEP12|内定条件の交渉を行う
- STEP13|現職での退職交渉を行う
STEP1|クラウドエンジニアに関する基本情報を調べる
未経験からクラウドエンジニアへの転職を目指す場合には、まずクラウドエンジニアがどのような職種なのかをしっかりと調べておくことが大切です。
クラウドエンジニアはエンジニアの中でもクラウドサービスを用いたインフラ構築を専門に行う職種で、プログラミングを用いて開発を行うWebエンジニアやシステムエンジニアとは求められる知識やスキルは変わってきます。
そのため、事前にどのような仕事内容でどのようなサービスやツールを利用して仕事をするのかを把握しておかなければ、転職してもミスマッチが発生してしまう可能性もあるので注意しましょう。
また、クラウドエンジニアに関する基本情報を調べる際には、最低でも以下の情報は把握しておく必要がありますが、詳しい情報は本記事の「クラウドエンジニアに関する基本情報」でも紹介しているので参考にしてみてください。
STEP2|クラウドエンジニアの転職に関する情報を調べる
未経験からクラウドエンジニアへ転職する際には「転職難易度がどのくらいなのか」「どのような知識・スキル・資格が必要なのか」「転職活動をする際のポイントや注意点はあるか」など事前に確認しておくべき情報はたくさんあります。
特に、転職難易度や求められる知識・スキル・資格を把握しておかなければ学習計画や転職計画にも影響が出ますし、転職活動をする際のポイントや注意点も円滑に転職活動を進めていくためには重要な情報です。
また、転職活動では転職サービスを活用して求人探しを行いますが、利用する転職サービスによって求人探しの効率は変わりますし、求人選びで意識するポイントを把握していればミスマッチを防ぐことにもつながります。
そして、実際に転職活動を進めていく際にも「職務経歴書作成のポイント」「面接で意識するポイント・注意点」を把握しておくことで選考の通過率を上げることにもつながります。
そのため、未経験からクラウドエンジニアへの転職を考えている方は未経験から転職活動を進める際に必要なポイントや注意点を調べた上で計画的に転職活動を進めていきましょう。
末永
エンジニアにおすすめ転職エージェント
-
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STEP3|自己分析をして希望のキャリアを明確にする
未経験からクラウドエンジニアを目指す場合には、これからどのようなキャリアを歩んでいきたいのかを明確にしておくことが転職を成功させるためにも重要なポイントとなってきます。
というのも、希望のキャリアを明確にしておくことで転職活動時に転職の軸や志望動機が明確になるため、面接でも説得力のある話ができて評価を得やすくなりますし、求人選びや企業選びの際にミスマッチを防ぐことにもつながります。
そして、希望のキャリアを明確にするためには自己分析を行う必要があり、自己分析をする際には以下の内容について整理していきましょう。
- 業務経歴・保有スキル・実績の棚卸し
- 未経験からクラウドエンジニアを目指す理由
- クラウドエンジニアになって何をしたいのか
- 仕事をしてきた中で大切にしてきたこと
- やりたいこと・やりたくないことの整理
- 人生やキャリアで達成・実現したいこと
- どのようなキャリアを歩んでいきたいのか
自己分析をして希望のキャリアを明確にした後にはキャリアプランまで立てておくとより具体的に何をしたいのか、これからどのようなことをしていけばいいのか明確になるためおすすめです。
また、キャリアプランを立てる際には「人生やキャリアで達成・実現したいこと」を目標として設定した上で、目標達成の期限と目標実現のための具体的な行動をタスク化していきます。
キャリアプランまで明確にすることで転職活動時にも意欲が伝わりやすくなるため、可能な限り転職活動前に自己分析とキャリアプランの作成はしておきましょう。
STEP4|学習計画や転職計画を立てる
クラウドエンジニアになるにはクラウドインフラに関する勉強をして資格を取得してから転職活動を始める方が転職の成功率は上がるので、学習計画や転職計画を立てて計画的に進める必要があります。
学習計画は学習内容の確認と資格取得の勉強時間を事前に調べて、働きながらでも無理なく続けられる範囲で学習計画を立てていきます。
また、転職計画も転職におけるリスクを減らすために基本的には退職してからではなく働きながら転職活動を進める前提で計画を立てましょう。
一般的な転職活動の期間は3ヶ月〜6ヶ月程度ですが、未経験からの転職は長引く傾向にあるため、学習期間から転職活動期間は最低でも6ヶ月は想定して計画を立てていくことをおすすめします。
STEP5|クラウドエンジニアに必要な知識やスキルの勉強をする
クラウドエンジニアとして転職する場合には転職の成功率を少しでも上げるために、事前にクラウドエンジニアとして働く際に求められる知識・スキルの習得や資格取得の勉強が必要になります。
そして、クラウドエンジニアに必要な知識やスキルの勉強をする場合には「独学」「プログラミングスクールの活用」の2つの選択肢があり、それぞれ以下の特徴があります。
-
独学
参考書・動画・学習サービスなどを用いて学習する。
コストが安く自分のペースで勉強できるが、つまづいた時には自分で調べて解決する必要がある。 -
プログラミングスクール
スクールが用意したカリキュラム・参考書・動画を活用して学習することができる。
独学よりも費用はかかるがプロのエンジニアがメンターとしてついてくれるためわからないことがあっても気軽に質問できる。
未経験からクラウドエンジニアに必要な知識やスキルの勉強をしたい場合にはプログラミングスクールの活用がおすすめです。
というのも、基礎知識程度であれば参考書や動画を見れば理解できますが、クラウドサービスを活用するスキルを身につけるためには実際にツールに触れる必要があるため、わからないことがあってもすぐに質問できる環境があるかどうかで学習効率は大きく変わってきます。
また、Webエンジニアやシステムエンジニアとして働いていてインフラ構築に関する前提知識がある場合には独学で問題はないですが、完全に未経験からの場合はメンターがいる環境でスクールのカリキュラムに沿って勉強した方が効果的です。
その他にも、クラウドエンジニアの経験があるメンターがいれば実際の仕事内容や未経験からクラウドエンジニアになった時のエピソードも聞けるため、転職活動や転職後の仕事のイメージがしやすくなりミスマッチを防ぐことにもつながります。
プログラミングスクールは費用がかかりますし、コースによっては基礎しか学べないこともあるためスクール選びは重要ですが、利用するメリットもあるので積極的に活用をしていきましょう。
末永
プログラミングスクールでは「基礎知識を学べるコース」「基礎スキルの習得を目指すコース」「資格取得を目的としたコース」があり、スクールによって内容は変わります。
そのため、プログラミングスクールを選ぶ際には「内容」「金額」「口コミ」まで調べた上で、スクールを比較して目的に合うスクールを選んでいくことが大切です。
おすすめのプログラミングスクール
STEP6|クラウドエンジニアに関連する資格を取得する
未経験からクラウドエンジニアへ転職する場合には資格の有無で書類選考の通過率にも大きく影響してくるため、転職活動前にクラウドエンジニアに関連する資格は取得しておきましょう。
クラウドエンジニアに関連する資格には「Linux技術者認定試験」「シスコ技術者認定」「ORACLE MASTER」など様々な資格がありますが、クラウドエンジニアを目指す際には「AWS」「Azure」「GCP」に関連する資格の取得がおすすめです。
また、クラウドサービスに関する資格には「AWS認定資格」「Microsoft Azure認定資格」「Google Cloud 認定資格」がありますが、転職活動でアピールしたいのであれば実務レベルの知識やスキルを証明する以下の資格を取得していきましょう。
-
AWS認定資格
-Solutions Architect Associate
-勉強時間目安:60時間〜120時間 -
Microsoft Azure認定資格
-Azure Administrator Associate
-勉強時間目安:30時間〜120時間 -
Google Cloud 認定資格
-Associate Cloud Engineer
-勉強時間目安:30時間〜120時間
クラウドエンジニアとしてクラウドサービスの基礎知識や実践で使うスキルを証明できる資格のレベルは「アソシエイト」で、未経験から資格勉強をする際の勉強時間の目安は100時間程度は想定しておきましょう。
また、クラウドサービスにも需要とシェア率には違いがあり「1位 AWS シェア率30%以上」「2位 Azure シェア率20%以上」「3位 GCP 10%前後」となっているため、資格取得を目指すのであればAWS認定資格の取得を目指すのがおすすめです。
未経験からクラウドエンジニアを目指す場合には資格取得も重要ですが、未経験者はとにかく早く実務経験を積むことが大切なので、取得する資格は一つの資格に絞って最短で取得して転職活動を進めていきましょう。
STEP7|転職の軸や希望条件を整理する
クラウドエンジニアに関する資格を取得した後には本格的に転職活動を進めていくことになりますが、転職活動を進めていく前に「転職の軸」と「希望条件」の整理をしておきましょう。
未経験からクラウドエンジニアへ転職する場合の転職の軸は「未経験の仕事への挑戦」「希望のキャリアや働き方の実現」「将来的な年収の水準を上げたい」であることが多いですが、自分なりに洗い出して優先順位をつけておくことが大切です。
また、希望のキャリアや転職目的が明確であれば転職の軸を決めやすくなりますが、志望動機や転職理由と結びつけやすいものを軸として複数選ぶことでエピソードトークにもバリエーションを持たせることができます。
そして、転職の軸を決めた後には希望条件を決めていきますが、基本的に以下の項目から希望を洗い出した上で優先順位をつけていきましょう。
-
仕事内容や待遇関する希望
希望する仕事内容・ポジション・雇用形態 -
希望する年収や手当
年収・月収・賞与・特別手当
インセンティブ制度の有無 -
希望する残業時間や休日制度
月の残業時間・年間休日日数
土日祝日休み・週休完全二日制
長期休暇の有無 -
就労時間や労働環境に関する希望
フレックス制度や時短勤務の有無
リモート勤務の有無
短時間正社員制度の有無 -
福利厚生に関する希望
資格手当・通勤手当の有無
転職をする際には希望と全てマッチする求人が見つかる可能性は低いですし、希望条件がスキルや経験に対して適切なのかはプロに相談して確認を取る必要がありますが、希望条件を決めておくことで求人探しがしやすくなるので転職の際には転職の軸や希望条件は予め整理しておきましょう。
STEP8|履歴書と職務経歴書を作成する
転職活動を始める前には転職の軸や希望条件の整理以外にも、転職活動を進める際に必要不可欠となる履歴書や職務経歴書の作成もしておきましょう。
転職経験のある方は職務経歴書を既に作成している方もいますが、未経験からクラウドエンジニアへ転職する際には履歴書・職務経歴書の両方でクラウドエンジニアを目指す理由や意欲をアピールできるように作成することが大切です。
特に、職務経歴書は一般職とエンジニアでは書式や記載すべき内容にも違いがあるため、以下のポイントを意識して作成していきましょう。
履歴書を作成する際のポイント
- 志望動機・自己PR・趣味/特技など情報量が多いものを活用する
- 志望動機・自己PRではクラウドエンジニアを目指す動機・理由を中心に記載する
- 希望年収や諸条件の項目がある場合には適正年収や条件を確認してから記載する
職務経歴書を作成する際のポイント
- 職務概要・自己PR・保有スキル・保有資格の項目を用意
- 志望動機や転職理由を伝えるために「クラウドエンジニアを目指す理由」の項目を追加
- 「クラウドエンジニアとして働く際に活かせるスキルや経験」の項目を追加
- 職歴の欄には会社名・所属期間・担当業務・実績まで記載
- 実績は数値を用いて誰がみてもわかりやすく書く
履歴書は記載内容がある程度決まっていますが、職務経歴書は作り方次第で項目を増やしてアピールに使えるため、アピールできるように最大限工夫をすることが転職成功のためには大切です。
ですが、アピールするために情報量が多くなると伝えたいことが正しく伝わらない可能性もあるため、職務経歴書を作成する際には「冗長的にならないように要点を押さえてシンプルにすること」を意識していきましょう。
また、履歴書や職務経歴書がシンプルすぎて魅力が伝わらないことを避けるために内容と同じくらい見た目も意識して作成していくとより良い履歴書や職務経歴書を作成することにつながります。
STEP9|転職サービスに登録する
転職準備が完了して転職活動を本格的に進める際には転職サービスに登録して求人探しを進めていきますが、未経験からクラウドエンジニアへ転職を行う場合には「転職エージェント」「プログラミングスクール」のどちらかを利用する方が多いです。
というのも、転職サイトでは希望の求人を見つけて応募しても経験がないことを理由に書類選考で落とされてしまったり、応募した企業の内情がわからずに選考を進めていく中でミスマッチが起こってしまうリスクもあります。
ですが、転職エージェントではエージェントが条件にマッチする求人を紹介してくれるため書類選考の通過率も転職サイトより高く、エージェントから詳しい企業情報話を聞ける可能性があるのでミスマッチが発生するリスクを下げることにつながります。
また、プログラミングスクールでも「転職保証コース」があるスクールでは学習サポートから転職支援まで対応してくれますし、未経験からの応募が前提の求人がほとんどなので効率的に希望の求人を見つけることが可能です。
プログラミングスクールは転職エージェントと違ってコースを受講する必要があるため費用がかかりますが、未経験者向けの求人を紹介してもらえる点は未経験からの転職において大きなメリットとなるので積極的に活用していくのがおすすめです。
そして、転職エージェントを活用する場合には「エンジニアの転職に強いエージェント」と「求人を豊富に取り扱っている大手転職エージェント」を併用することで希望の求人を見つけやすくなるので気になるサービスには登録しておきましょう。
末永
未経験から転職活動を進める場合には転職のプロがサポートしてくれる環境があるかで転職活動の効率や成功率も変わってきます。
そして、転職エージェントもサービスによって取り扱っている求人に違いはありますが、以下のエージェントではエンジニア関連の求人を豊富に取り扱っているため積極的に活用していきましょう。
エンジニアにおすすめ転職エージェント
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マイナビIT AGENT
マイナビのコネクションを活かした、人気企業求人や社内SEなどの求人が多数 -
ウィルオブテック
ITエンジニア専門エージェント!2名の専属アドバイザーが年収アップをサポート -
リクルートエージェント(IT)
国内最大の定番エージェント!エンジニアやIT業界の求人も多数保有 -
レバテックキャリア
ITエンジニア経験者向けのハイクラスIT求人が多数!キャリアUPを狙うエンジニア定番のエージェント
STEP10|希望にマッチする求人を探して応募する
転職サービスに登録した後には希望にマッチする求人を探して応募していきますが、転職エージェントやプログラミングスクールでは条件を確認した希望にマッチする求人を探して紹介してくれます。
また、転職エージェントの求人の中には公開すると応募が殺到してしまうため非公開にしている求人もあるため基本的には条件を伝えたら紹介が来るのを待つことになります。
そして、求人紹介を受けた際には希望とマッチ度の確認や企業情報を調べて問題がなければ応募を進めていきますが、求人とのマッチ度や企業情報を確認する際にはミスマッチが起こらないように以下の項目を重点的に確認しておきましょう。
求人でチェックする項目
- 希望条件と求人条件がマッチしているか
- 希望する職種・仕事内容の求人かどうか
- 教育体制や労働環境が整っているかどうか
- 年間休日が120日以上確保されているか
- 残業の頻度や時間・休日出勤の有無
- 働き方が希望にマッチしているかどうか
事前に調べておくべき企業情報
- 企業の事業内容や提供サービスの内容
- HPやSNSなどで企業が発信している情報
- 企業の口コミや評判の内容
求人にも情報は掲載されていますが、中には掲載されていない情報もあるため気になる情報があって自分でも調べてみてわからなかった場合には応募前にエージェントに確認をしてみるのがおすすめです。
ですが、未経験から応募可能な求人は数が少なくて競争率も高く、条件にこだわりすぎると紹介できる求人がなくなる可能性もあるため、紹介が来たら大きな問題がない限り応募することが大切です。
もちろん、仕事内容や労働条件の希望がマッチしていなかったり、口コミや評判が悪い場合にはその旨を伝えた上で一度エージェントに相談して応募するか判断していきましょう。
STEP11|書類選考・面接の実施
求人に応募した後には書類選考と面接を実施していきますが、書類選考は「STEP8|履歴書と職務経歴書を作成する」の内容を参考に作成した後にはエージェントに添削してもらうと選考の通過率を上げることにつながるので確認してもらいましょう。
また、書類選考を通過して面接を行う際には事前に面接準備をしておくことで当日に慌てずに対応できるため、最低でも以下の情報の整理や確認はしておきましょう。
- 企業理念や事業内容などの基本情報の整理
- 志望動機・自己PR・転職理由などの整理
- 想定質問に対する受け答えの内容の精査
- 面接後の逆質問の内容の洗い出しと精査
- 当日の服装や持ち物の用意と確認
また、面接を実施する際にも身だしなみ・態度・言葉遣いで相手に与える印象が大きく変わりますが、未経験からの転職では人柄・マナー・コミュニケーションに対する評価の比重は大きいので以下のポイントはチェックはしておくことが大切です。
清潔感や身だしなみ
- 服の皺やよれがないか
- 靴や服に汚れがないか
- 寝癖・髭などの身だしなみに問題はないか
- 汗・タバコ・香水の匂いは臭くないか
- TPOをわきまえた服装かどうか
面接での話し方や言葉遣い
- 話し方が馴れ馴れしくなっていないか
- 聞き取りにくい話し方になっていないか
- 面接官の話を最後まで聞けているか
- 敬語など正しい言葉遣いができているか
- 要点を押さえて質問に回答ができているか
マナーや態度
- 時間に余裕を持って行動できているか
- 歩き方や座った時の姿勢に威圧感がないか
- 面接官以外の人にも挨拶ができているか
- 必要な場面で感謝や挨拶ができているか
- 話す時・聞くときに無表情になっていないか
事前に意識していれば問題がないものも多いですが、話し方・言葉遣い・マナー・態度の中には付け焼き刃だとボロが出てしまうこともあるため、できていないことがあれば普段の生活から意識して修正しておきましょう。
そして、面接では当日の立ち居振る舞いと同じくらい、事前準備がどれだけできているかが重要になるため、面接準備や対策は入念に行いましょう。
STEP12|内定条件の交渉を行う
面接実施後に無事に内定をもらうことができた場合には内定条件の提示をされますが、内定条件次第では交渉が必要になる時もあります。
転職エージェントではエージェントが仲介に入って交渉を進めていきますが、内定条件の交渉は慎重に行わないと最悪の場合内定取り消しになる可能性もあるため注意が必要です。
特に「年収」「入社日」は生活水準や前職での退職日の都合で交渉が必要なケースが多いですが、年収はスキルや経験に対して希望年収が高すぎる場合には取り合ってもらえませんし、入社日も数ヶ月先になると内定取り消しになる可能性もあります。
そのため、内定条件の交渉時には「先方に提示された条件の理由を確認すること」「希望条件がある場合には理由となぜその条件である必要があるのかを説明すること」を意識しておくことが大切です。
また、未経験から転職では貢献できるだけのスキルがないため、前職の年収が高ければ年収が下がるリスクがある点は考慮して、スキルや経験に対して適切な年収を希望することも必要だということは覚えておきましょう。
STEP13|現職での退職交渉を行う
退職するタイミングは人それぞれですが、多くの場合は「転職の目処が立ってから」「内定が出て入社日が決まってから」になると思います。
ですが、退職交渉を進める際には現職の仕事の状況や引き継ぎの量、会社の方針によってどの程度の期間が必要か変わってくるため、転職活動を進めていく際に同時並行で退職に関する準備も進めていくことが円滑に退職するためには大切です。
では、具体的に退職する際の準備としてはどのようなことを行っていけば良いのでしょうか?
- 会社の契約書の退職に関する項目を確認する
- 退職時の引き継ぎのために業務整理を行う
- 引き継ぎ資料を可能な範囲で作成しておく
法律では退職届が提出されて2週間後には退職できますが、急に退職すると職場に迷惑がかかるため、事前にどの程度の退職期間が必要になるかは契約書の退職に関する項目を確認しておきましょう。
また、退職の相談をする際には仕事の状況や引き継ぎ期間を考慮して退職日を決めることが多いため、事前に業務整理と引き継ぎ資料を作成してスムーズに引き継ぎ業務を進めていけるようにしておくことが大切です。
そして、退職日は上司に退職届を提出した後に話をして決めていきますが、会社によっては引き止めに遭う可能性もあるため、必要に応じてエージェントに状況を説明して対処法について相談しているのも良いでしょう。
クラウドエンジニアに関する基本情報
未経験からクラウドエンジニアとして転職をする際には事前にクラウドエンジニアに関する基本情報を把握しておくことが大切です。
そのため、ここからはクラウドエンジニアの関する基本情報についてまとめて紹介していくので、クラウドエンジニアについて詳しく知りたい方はぜひ参考にしてみてください。
クラウドエンジニアの仕事内容
クラウドエンジニアは主にクラウドサービスを用いてサーバー・ネットワーク・データベース・セキュリティなどのインフラを構築する職種になります。
クラウドインフラの仕事は「企画・要件定義」「基本設計・詳細設計」「構築・テスト」「保守運用」の3つのフェーズに分かれており、規模によってチームの人数も変わり、それぞれの工程を兼任することもあれば工程ごとに担当を決めて仕事を進めていくこともあります。
また、クラウドエンジニアとしての経験やスキルレベルで保守運用<構築・テスト<企画・要件定義と業務の範囲が広がっていきますが、未経験からクラウドエンジニアになる場合は「保守運用を行うエンジニア」として採用されるケースが多いです。
そのため、未経験からクラウドエンジニアになる際には保守運用からキャリアをスタートして、経験を積んで構築・テストの工程を経験して最終的にはマネジメントや上流工程の業務に携っていくことになると考えておきましょう。
他にも関連業務では資料作成や報告書の作成などの業務もあるため、事前にそれぞれのフェーズでどのようなメイン業務と関連業務があるのか調べておくとクラウドエンジニアの仕事内容への理解を深めることにつながります。
インフラエンジニアとクラウドエンジニアの違い
クラウドエンジニアに関連する職種にはインフラエンジニアがありますが、インフラエンジニアとクラウドエンジニアの大きな違いは専門性と担当する業務範囲の違いにあります。
クラウドエンジニアはクラウドサービスを用いたインフラ構築のスペシャリストですが、インフラエンジニアはインフラ構築を行うエンジニア全般を指しているため、クラウドエンジニアも含めてインフラエンジニアと呼ばれることも多いです。
ですが、クラウドサービスを用いたインフラ構築に特化したエンジニアがクラウドエンジニア、クラウドサービスに限らずオンプレミス環境でのインフラ構築まで対応できるエンジニアがインフラエンジニアと呼ばれると覚えておきましょう。
また、細かく区分すると以下のように業務内容は明確に分かれているため、クラウドエンジニアとして働く方はどの分野の仕事に携わっていくのかを認識した上でスキルを磨いていくことが大切です。
クラウドエンジニアの業務範囲
- クラウドサービスを用いたインフラ構築
-クラウドサーバーの構築
-クラウドネットワークの構築
-クラウドデータベース構築
-クラウドセキュリティの構築
インフラエンジニアの業務範囲
- オンプレミス環境でのサーバー構築
- ネットワーク機器を用いたネットワーク構築
- 社内データベースの構築
- 社内セキュリティの構築
- クラウドサービスを用いたインフラ構築
-クラウドサーバーの構築
-クラウドネットワークの構築
-クラウドデータベース構築
-クラウドセキュリティの構築
クラウドエンジニアに求められる知識・スキル
クラウドエンジニアとして働く場合にはクラウドサーバーに関する知識やインフラを構築するスキルが求められますが、その他にもクラウドインフラの構築では以下の知識やスキルが求められてきます。
- クラウドサービスを用いたインフラ環境構築の知識・スキル
- クラウドサービスの特徴や各種サービスの使い方に関する知識
- OS/ミドルウェアに関する知識や取り扱うためのスキル
- インフラ関連業務に活用されるプログラミング言語の知識
- オンプレミス環境でのインフラ構築全般に関する知識
クラウドエンジニアとして働く場合には、クラウドサービスを用いたインフラ構築に関するスキルからクラウドサービスの特徴や違いに関する知識、クラウド上でのインフラ構築全般の知識・スキルなど幅広く求められてきます。
また、インフラ構築では「Windows」「UNIX」「Linux」といったOSや「Webサーバー」「アプリケーションサーバー」「データベース管理サーバー」といったミドルウェアの知識やスキルも必要になるため併せて勉強しておくことが大切です。
その他にも、クラウドインフラ構築ではコマンドやコードで予めプログラムを作成して設定を反映させる手法が主流となっていたり、データベース構築ではSQLを用いて構築を行なうため、業務に関連するプログラミング言語の知識も求められます。
そして、クラウドエンジニアとして仕事をする中でオンプレミス環境からクラウドインフラへの移行プロジェクトを担当することもあるため、従来のインフラ構築で利用されてきたツールやインフラ構築方法についても把握しておくと業務の幅を広げることにつながります。
クラウドエンジニアが活用するツール
クラウドエンジニアが活用するクラウドツサービスには「AWS(Amazon Web Services)」「Azure(Microsoft Azure)」「GCP(Google Cloud Platform)」が活用されることが多いです。
そして、クラウドサービスのシェア率は「1位 AWS シェア率30%以上」「2位 Azure シェア率20%以上」「3位 GCP 10%前後」となっており、国内でのクラウドエンジニアのほとんどがいずれかのツールを活用したインフラの構築を行なっています。
AWS・Azure・GCPは基本的にクラウド上で様々なサービスを提供しており、幅広い分野のインフラ構築ができますが、サービスによって得意分野や関連サービスとの親和性には違いがあるため把握しておくことが大切です。
-
AWS(Amazon Web Services)
Amazonが提供しているクラウドサービスの総称で、22分野のカテゴリ240以上のサービスを取り扱っていて、様々な企業が活用している代表的なサービス。 -
Azure(Microsoft Azure)
マイクロソフト社が提供しているクラウドサービスで、Microsoft製品との親和性が高くWindowsを利用している企業で活用されることが多い。 -
GCP(Google Cloud Platform)
Googleが提供しているクラウドサービスで、Googleが提供しているサービスとの親和性が高くGoogleプラットフォームを活用している企業で活用されることが多い。
また、クラウドエンジニアとして働いていると仮想サーバーの構築や管理を行うためのツール、インフラの構築を自動化して効率化するためのツールなどがあるため併せて把握しておきましょう。
コンテナ構築・管理ツール
-
Docker
コンテナ型仮想化を用いてアプリケーションを実行するためのソフトウェア。
ソフトウェアを実行する上で必要なものが内包されているため環境問わずにアプリケーションにデプロイしてコードの実行が可能。 -
Kubernetes
コンテナ(ホストOS上にアプリケーション・ライブラリ・設定ファイルなどをひとまとめにしたもの)の運用管理や自動化を実現するためのOSSでコンテナオーケストレーションツールの一つ。
インフラ構築においてコンテナ管理をスムーズに行うことができるのが強み。
構成管理ツール
-
Terraform
クラウドインフラの構築を行う際に形式コードとして記述して設定を適応できるソフトウェアの一つ。 -
Ansible
サーバー構築時に予め用意した設定ファイルに従って自動でソフトウェアのインストールや設定などを行う構成管理ツール。
クラウドエンジニアとして働く際には基礎的な知識だけではなく実務で利用する可能性のあるツールの特徴や使い方まで把握しておくことでより円滑に業務を遂行していくことができます。
そして、未経験からでも関連ツールまで把握しておくと勉強にもなるので、上記以外にもクラウドインフラ構築でどのようなツールが使われているのか気になる方は調べてみると良いでしょう。
クラウドエンジニアの平均年収
年収 | 月給 | 初任給 | |
---|---|---|---|
クラウドエンジニア | 595万円 | 50万円 | 22万円 |
インフラエンジニア | 520万円 | 43万円 | 21万円 |
データベース エンジニア |
597万円 | 50万円 | 21万円 |
セキュリティ エンジニア |
589万円 | 49万円 | 21万円 |
ITエンジニア | 485万円 | 40万円 | 21万円 |
システムエンジニア | 509万円 | 42万円 | 21万円 |
クラウドエンジニアの平均年収は595万円でとなっており、ITエンジニアやシステムエンジニアと比較して年収の水準は高いことがわかります。
年収の水準はエンジニア人口と需要で変動することが多く、インフラエンジニア・ITエンジニア・システムエンジニアのように複数の職種を包括している職種はエンジニア人口が多いので年収の水準は専門性が高い職種に比べて下がる傾向にあります。
そして、クラウドエンジニアはクラウドインフラ構築のスペシャリストなので専門性も高く、他職種に比べてエンジニア人口が少ないことがクラウドエンジニアの年収の水準が高くなっている要因としてあげられます。
また、クラウドエンジニアの平均年収のスキル感は3年〜5年程度の実務経験があり上流工程から下流工程まで一通り対応できるレベルなので、未経験からクラウドエンジニアになった場合の年収は330万円〜400万円程度になる可能性が高いと考えておきましょう。
クラウドエンジニアの需要・将来性
ITサービスやWebシステムが普及している現代において開発を行うWebエンジニアやシステムエンジニアの需要は高いですが、同様にクラウドエンジニアをはじめとしたインフラ構築を行うエンジニアの需要も非常に高い状態です。
というのも、ITサービスやWebシステムをはじめとした様々な開発現場においてインフラは必要不可欠なものであり、インフラがなければ開発・保守・運用ができないためサービス運営においては非常に重要な役割を担っています。
また、今までインフラは物理サーバーやネットワーク機器を用いて構築するものでしたが、クラウドサービスが普及してからはクラウド上でのインフラ構築が主流なためインフラエンジニアの中でもクラウドエンジニアの需要は非常に高くなっています。
最近では、Webエンジニアやシステムエンジニアでもインフラ構築ができる人は増えていますが、クラウドインフラの構築に特化している人材の需要も高いため専門性を磨いていけば将来的にも安定して働いていくことも可能です。
そのため、未経験でもクラウドエンジニアとして転職して経験を積んでいくことで十分に活躍する機会があり、将来的に高年収の実現も可能です。
クラウドエンジニアのやりがい・きついところ
未経験からクラウドエンジニアへ転職する際には、クラウドエンジニアとして働くやりがい・きついところもしっかりと把握しておくことで転職後のミスマッチを防ぐことにつながります。
そのため、本項ではクラウドエンジニアのやりがいときついところについてそれぞれ紹介していくので参考にしてみてください。
クラウドエンジニアのやりがい
クラウドエンジニアとして働く際のやりがいには主に以下のようなものが挙げられます。- 経験を積むことで年収アップも目指しやすい
- 幅広い業務に携われてやりがいがある
- 企業にとって重要な役割を担うことができる
クラウドエンジニアは平均年収の水準が高く、未経験からでも経験を積んでいくことで着実に年収アップを目指すことができます。
また、クラウドエンジニアの仕事ではサーバー・ネットワーク・データベース・サキュリティなど様々なインフラの構築に携わる機会があるため、幅広く仕事の経験が積めることにやりがいを感じている方もいるようです。
そして、インフラはITサービスやシステムをはじめとした企業運営において必要不可欠なものであるため、役割を認識している人は企業にとって重要な役割を担うことができていることにやりがいを感じている方もいます。
クラウドエンジニアのきついところ
クラウドエンジニアはエンジニアの中でもインフラ構築を専門に業務を行う職種のため他のエンジニアとは違った大変さもあり、働く中で以下のことがきついと感じる方も多いようです。
- 求められる知識やスキルが多く仕事量も多い
- 運用保守では24時間の監視対応が必要になる
- 障害時には時間を問わずに対応が必要になる
クラウドエンジニアはサーバー・ネットワーク・データベース・セキュリティなど幅広いインフラの構築を行う必要があるため業務量が多くなりがちで、少数で構築業務を行うこともあるため一人当たりの業務負担が多くなってしまうこともあります。
また、インフラは24時間稼働させる必要があるためインフラ関連の保守運用業務では24時間体制の監視業務が必要になることが多く、保守運用を担当することがあるクラウドエンジニアは夜勤が発生する可能性も高いです。
そして、インフラに大規模な障害が発生すると業務や運営に大きな影響を及ぼすため、障害が起こった際には復旧するまで時間を問わずに原因解明から復旧作業を行う必要があるのもきついと感じる要因の一つとなっています。
クラウドエンジニアに向いている人・向いていない人の特徴
クラウドエンジニアのような技術職では適性によって業務効率に影響が出たり、ストレスを感じやすくなってしまう可能性があるため、向き不向きは事前にチェックしておくことが大切です。
本項では、クラウドエンジニアに向いている人・向いていない人の特徴についてそれぞれ紹介していくので、クラウドエンジニアに向いているかどうか判断する際の参考にしてみてください。
クラウドエンジニアに向いている人の特徴
クラウドエンジニアに向いている人の特徴には以下のものが挙げられます。
- 地味な作業でも苦に感じずに取り組める人
- 小さな変化やミスに気づくことができる人
- 自発的に問題解決に取り組める人
インフラの構築や保守運用業務をする場合には設定を反映させてテストをしたり、インフラの稼働状況を監視してエラーがあればマニュアルに沿って対応するなど地味な作業が多いため地味な作業でも苦に感じずに取り組めるかは重要な要素となります。
また、構築段階で脆弱性に気付いて指摘したり、監視業務中にも動作の異常にいち早く気付いて対応できるかどうかで、その後の大きな障害を回避できる可能性もあるため、小さな変化やミスに気付けたり自発的に問題解決に取り組めるかどうかもクラウドエンジニアには必要な能力となってきます。
クラウドエンジニアをはじめとしたインフラエンジニアはインフラを問題なく構築・運営することが仕事であるため、上記の特徴がある人はクラウドエンジニアに向いていると考えて良いですね。
クラウドエンジニアに向いていない人の特徴
クラウドエンジニアに向いていない人の特徴には主に以下のようなものが挙げられます。
- 地味・細かい作業にストレスを感じる人
- 障害対応に対して苦手意識がある人
- 夜勤や休日出勤はしたくない人
クラウドエンジニアの仕事は思いのほか地味で細かい作業が多いので、地味な作業や細かい作業にストレスを感じやすく集中力がない方はミスを起こす可能性があるためあまり向いているとは言えません。
また、インフラは障害が起きないように構築・保守運用をしていきますが、どんなインフラであっても障害が発生する可能性はあり、障害が発生したら復旧するまで最優先で対応する必要があります。
そのため「突発的な仕事に対して苦手意識がある」「障害対応はしたくない」「夜勤・休日出勤は絶対にしたくない」といった方はクラウドエンジニアにはあまり向いていないです。
クラウドエンジニアのキャリアパス
クラウドエンジニアとして働いていく場合には主に以下の4つのパターンのキャリアパスが存在します。
- 特定のクラウドサービスのスペシャリストとしてスキルを磨く
- ジェネラリストとして複数クラウドサービスやツールを使いこなせるようになる
- 実績を積んでマネジメント職へのキャリアアップを目指す
- プログラミングスキルを磨いてフルスタックエンジニアを目指す
クラウドエンジニアの中でも特定のクラウドサービスのスペシャリストを目指す場合はAWS・Azure・GCPのいずれかのサービスを用いて様々な分野のインフラ構築ができるように専門性を磨いていくことになります。
そして、クラウドエンジニアの中でもジェネラリストとして活躍したい場合は、AWS・Azure・GCPなど複数のクラウドサービスや関連ツールの経験を積んでどのサービスを用いたインフラ構築にも対応できるようにスキルを磨いていきましょう。
その他にも、年収アップやキャリアアップを目指す場合にはマネジメント職へキャリアアップを目指すのも良いですし、プログラミングを勉強してフルスタックエンジニアを目指すことができれば市場価値も上がるため、自身のキャリア志向に合わせて最適なキャリアを選んでいくと良いでしょう。
未経験からクラウドエンジニアを目指すなら転職エージェントの活用がおすすめ
未経験からクラウドエンジニアを目指す場合には転職エージェントを活用して転職活動を進めていくのがおすすめです。
転職エージェントでは求職者の希望を聞いた上でエージェントが希望にマッチする求人を探して紹介してくれるだけではなく、転職活動がうまくいくように職務経歴書の添削や面接におけるアドバイスなど幅広い転職支援をしてくれます。
また、未経験からクラウドエンジニアに転職する場合にはどのように転職活動を進めていけば良いのかアドバイスをもらうこともできますし、求人を選ぶ際に意識するポイントや希望条件が適正かどうかの確認をすることも可能です。
未経験からクラウドエンジニアへ転職する場合には1人で転職活動を進めてもうまくいかないことが多いため、転職活動を効率的に進めていきたい方は積極的に転職エージェントを活用していきましょう。
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本記事では未経験からの転職活動で必要なことについて一通り紹介しているので、ぜひ最後まで読んで参考にしてみてください。
また転職に関する情報収集や相談がしたい場合には、転職のプロに話を聞くのが有効なので1人だと不安な方は転職エージェントを積極的に活用していくのがおすすめです。