エンジニアのキャリアパス完全ガイド!職種別ロードマップの描き方
エンジニアとして将来のキャリアパスに悩んでいませんか?
本記事では、IT・Web業界で活躍するシステムエンジニアやインフラエンジニアをはじめとする方々に向けて、キャリアプランの立て方を解説します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
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エンジニアにキャリアパスが必要な理由
エンジニアとして働くうえで、キャリアパスを意識してキャリアを築くことが大切です。
はじめに、エンジニアにキャリアパスが必要な理由を紹介するので参考にしてくださいね。
エンジニアにはキャリアパスは選択肢が多いから
ITエンジニアは、システム・サービス・製品を開発する技術者の総称で、対応分野や領域によって職種が細分化されています。
ITエンジニアの種類
- 開発系エンジニア
- インフラ系エンジニア
- AI・ロボット系エンジニア
- 営業系エンジニア
- ゲーム系エンジニア
上記のカテゴリに加えて、担当領域によって職種が細分化されているため、エンジニア職種だけでもキャリアパスの選択肢は多いです。
そのため、エンジニアのキャリア形成では、希望する領域や役割に合う職種選択をするために、キャリアパスを考える必要があります。
リスクを考慮したキャリア選択が必要だから
ITエンジニアには将来性があるとも言われますが、エンジニアの増加やAI技術の発展により、リスクを考慮したキャリア選択が求められています。
特に、コーディング・テスト・保守運用しかできない人材は、将来的にAIによって仕事が奪われる可能性があります。
そのため、エンジニアもIT業界のトレンドを把握して、5年・10年後も活躍するために、どのようなキャリアを歩めば良いのか考えることが大切です。
キャリア形成には年単位での経験が必要だから
キャリア形成には年単位の経験が欠かせません。
エンジニアが即戦力レベルになるには、1年〜3年程度の経験が一般的です。
さらに、専門性の高さと対応領域の広さが求められるため、常に新しい分野にもチャレンジする姿勢が求められます。
だからこそ、限られた時間をどの分野に投資するかを見極め、自分に合ったキャリアパスを慎重に選ぶ必要がありますね。
エンジニアがキャリアパスを考えるためにやるべきこと
エンジニアがキャリアパスを考えるなら、以下の流れで情報を整理して計画を立てると良いですよ。
エンジニアのキャリアパスに関する情報を集める
キャリアパスを考える際には、希望職種のキャリアパスに関する情報収集から始めます。
情報収集では、希望職種の「仕事内容」「求められるスキル」「需要・将来性」「年収」「キャリアパス」まで幅広く調べることが大切です。
また、希望職種が決まっていない人は「興味のある分野」「将来やりたいこと」を軸に職種を探して、各職種の詳細情報を調べると良いですよ。
情報収集をする際には、厚生労働省が提供している「職業情報提供サイト」がおすすめです。
自己分析をしてキャリアの希望を明確にする
エンジニアがキャリアパスを考える時には、自己分析を通して経験や実績、スキルや強み、キャリアの方向性を整理することが大切です。
そして、キャリアを考える時には「興味関心のある分野」「実現したいこと」「理想のエンジニア像と具体的なスキルセット」「最終的に達成したい年収の水準」を整理すると良いですよ。
「興味関心のある分野」や「実現したいこと」を整理すると、キャリア志向も明確になり、具体的なキャリアパスが見えてくるので、キャリアを考えるときは、まず自己分析から始めるのがおすすめです。
キャリアマップを整理して現在地を確認する
エンジニアがキャリアを考える時には、現在地を把握するためにキャリアマップの整理も必要です。
キャリアマップは「社内」「エンジニア」の軸で考えられるので、それぞれ以下のような観点で作成すると良いですよ。
キャリアマップのポイント
-
社内のキャリアマップ
既存の部署・役職を洗い出して、会社全体の役割の構造を可視化する。 -
エンジニアのキャリアマップ
エンジニアのキャリアパスを軸に、キャリアの選択肢の全体像を可視化する。
キャリアマップを整理する時には、全体像を把握して可視化した方がイメージしやすいので、必要に応じて図で整理するのもおすすめです。
キャリアマップでは、昇進や次のステップに進むために必要な年数・スキルも記載しておくと具体的にイメージしやすくなりますよ。
キャリアパスの実現に必要なことを整理する
キャリアパスを実現するためには、キャリアの実現のために必要なことを整理します。
また、目標達成に必要なことを整理する時は「特定の作業工程や役職の経験は必要か」「求められる知識・スキル・資格はあるか」「転職が必要かどうか」も考慮しておくことが大切です。
キャリアパスの実現に必要なことを整理すると「やるべきこと」が明確になります。
そして、キャリアプランも立てやすくなるので、一つ一つ情報を整理していくと良いですよ。
希望を実現するためのキャリアプランを立てる
エンジニアがキャリアパスを考える時には、具体的な行動を可視化するためにも希望を実現するためのキャリアプランを立てると良いですよ。
キャリアプランを立てる際には、目的と目標を時系列に沿って整理した上で、目標達成に必要な期間と期限を明確にしてやるべきことを整理します。
また、キャリアプランは計画通りに進むとは限らないので、適宜計画の調整や見直しをおこなうと良いですよ。
エンジニアがキャリアパスを選ぶ時の基準
エンジニアがキャリアパスを選ぶ時には、以下の基準で選ぶことが大切です。
- キャリアの実現はできるのか
- 需要・将来性はあるのか
- 実現性はあるのか
エンジニアのキャリア形成では、順を追ってスキル習得や経験・実績を積む必要があるため、選択が最適かどうかも意識して選ぶと良いですよ。
エンジニアの基本的な3つのキャリアパス
エンジニアのキャリアパスには「スペシャリスト」「ジェネラリスト」「マネジメント」があります。
それぞれのキャリアパスの特徴を解説するので、キャリアパスを考える時の参考にしてくださいね。
スペシャリストのキャリアパスの特徴
スペシャリストを目指す際は、得意分野の経験・実績を積みながらスキルを磨くことになります。
基本的にスペシャリストのキャリアパスでは対応できる範囲を広げたり、上流工程まで対応できるように経験を積むので、特定分野のプロフェッショナルとしてスキルを磨きたい人にはおすすめです。
ジェネラリストやマネジメントのキャリア形成を目指す場合でも、専門性の高い知識やスキルは必要です。
そのため、エンジニアとして働く場合には、スペシャリストとして通用するスキルを身につけることを目標にすると良いですよ。
ジェネラリストのキャリアパスの特徴
ジェネラリストは幅広い分野に対応できる人材のことを指しますが、エンジニアだと幅広い分野の知識だけでなく、実務レベルのスキルも求められます。
そのため、ジェネラリストを目指すなら得意分野で強みを作ってから、希望する分野へ挑戦して担当領域を広げていくと良いですね。
また、ジェネラリストのキャリアでは転職が必要になることもあるので、転職したい時にはエージェントを活用して、希望する経験が積める求人を探してみてくださいね。
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エンジニアにおすすめ転職エージェント
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マネジメントのキャリアパスの特徴
マネジメントのキャリアを目指す場合には、経験と実績を積んでリーダーやマネージャーへのキャリアアップを目指すことになります。
エンジニアの場合は「開発チームのリーダー(テックリード)」「エンジニアチームのマネージャー」「開発部門の部長」「開発部門の最高技術責任者(CTO)」を目指すことが多いですね。
マネジメント職は、特定の分野に精通しているだけではなく、幅広い知見があって全体像が見える人の方が適性があります。
そのため、マネジメント職を目指すなら、得意分野のスキルを磨きつつ、関連分野やマネジメントの知見も身につけると良いですよ。
【キャリアパス別】エンジニアにおすすめの職種一覧
エンジニアがキャリアについて考えるなら、キャリアパスによってどのような職種の選択肢があるのか把握しておく必要があります。
ここでは、キャリアパス別でエンジニアにおすすめしたい職種を紹介していきますね。
スペシャリストのキャリアを目指したい人におすすめ
エンジニアは分野で求められる役割や必要なスキルが異なります。
そして、キャリア選択をする際には、各職種の特徴を把握しておく必要があるため、どのような職種があるのか見ていきましょう。
リンクのある職種では、基本情報の関連記事も設置しているので、チェックしてみてくださいね。
Web・システム開発
- フロントエンドエンジニア
- サーバーサイドエンジニア
- スマホアプリエンジニア
- アプリケーションエンジニア
- 組み込みエンジニア
その他分野特化
- AIエンジニア
- IoTエンジニア
- QAエンジニア
- データエンジニア
- データサイエンティスト
スペシャリストのキャリアでは、スキルの専門性を高めていくことになるため、希望職種で求められる知識やスキルを把握しておくことが大切です。
特に、開発系のエンジニアは、分野によって求められるプログラミング言語やフレームワークのスキルセットには違いがあります。
そのため、エンジニアのキャリア形成では、どの分野でのスキルアップを目指したいのかも考えておくと良いですよ。
ジェネラリストのキャリアを目指したい人におすすめ
エンジニアのキャリアパスでは、ジェネラリストのキャリアを目指す際に指標となる職種がいくつか存在します。
フルスタックエンジニアはフロントエンドやサーバーサイドの開発からインフラ構築まで対応できるエンジニアのことを指します。
また、インフラエンジニアはサーバー・ネットワーク・データベース・セキュリティなど、複数のインフラの構築ができるエンジニアの総称ですね。
ジェネラリストはスキルが中途半端だと評価されにくいです。
そのため、まずは特定分野でスペシャリストとして働けるだけのスキルを身につけることを目標にすると良いですよ。
マネジメントのキャリアを目指したい人におすすめ
マネジメントのキャリアパスを目指す場合、正社員ならチームリーダーや開発部門のマネージャー、開発事業の部長を目指すことが多いです。
ですが、職種単位でキャリアアップを目指すなら、以下の選択肢も挙げられますね。
マネジメントのキャリアに関する職種
- テックリード(TL)
- Web/開発ディレクター
- プロジェクトリーダー(PL)
- プロジェクトマネージャー(PM)
開発系のキャリアならテックリード(TL)、マネジメント系のキャリアならプロジェクトマネージャー(PM)を目指すのがおすすめです。
具体的なキャリアパスのロードマップは「プロジェクトマネージャー(PM)を目指す人のロードマップ」でも解説しているので参考にしてみてくださいね。
マネジメントのポジションには限りがあるので、キャリアアップが難しければ転職も必要です。
そのため、転職を検討している人は、以下の転職エージェントで希望に沿う求人があるか探してみると良いですよ。
エンジニアにおすすめ転職エージェント
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IT営業・戦略系のキャリアを目指したい人におすすめ
エンジニアとして営業系や戦略系の職種を目指したいなら、以下の職種へ転職するのも良いですよ。
IT営業は自社製品の販売をする仕事で、未経験でも挑戦しやすいですが、エンジニア経験者ならセールスエンジニアとして働くと良いですよ。
また、IT戦略の仕事に携わりたいなら、IT戦略のプロであるITストラテジスト・ITアーキテクト・ITコンサルタントを目指すのもおすすめです。
ITコンサルタントのキャリアパスには「エンジニア経由」と「IT戦略企画室経由」のキャリアパスがあります。
具体的なことは「ITコンサルタントを目指す人のロードマップ」で紹介しているので、興味がある人は参考にしてみてくださいね。
【職種別】エンジニアのキャリアパスと求められるスキル
エンジニアがキャリアパスを考える時には、職種でどのようなスキルを磨けばいいか気になる人もいると思います。
ここでは、各職種のキャリアパスで求められるスキルを紹介するので参考にしてみてくださいね。
フロントエンドエンジニア
フロントエンドエンジニアとして、キャリア形成を進める場合には、以下のようなスキルを習得していくと良いですよ。
スペシャリストを目指す場合
- 上流工程から下流工程までの経験を積む
- フロントエンドのFWスキルを磨く
- TypeScriptやPHPのスキルを磨く
- WordPressに関連するスキルを身につける
- UI/UXやWebデザインの知識を身につける
- Webマーケティングの知識を身につける
ジェネラリストを目指す場合
- Webデザインに関するスキルを身につける
- UI/UXエンジニアにキャリアチェンジする
- サーバーサイド開発のスキルを身につける
- インフラ構築に関するスキルを身につける
- スマホアプリ開発のスキルを身につける
マネジメントのキャリアを目指す場合
- マネジメントに関する経験を積む
- Webディレクターへキャリアアップを目指す
- テックリードへキャリアアップを目指す
- PLへのキャリアアップを目指す
- PMへのキャリアアップを目指す
フロントエンドエンジニアは開発スキル以外にも、WordPressやUI/UX、WebデザインやWebマーケティングの知識も大切です。
また、スキルアップを目指すなら、JavaScriptのReactやVue、需要のあるTypeScriptを習得したり、機能開発やWordPressカスタマイズがしたいならPHPのスキルを身につけるのもおすすめです。
サーバーサイドエンジニア
サーバーサイドエンジニアは、開発分野や対応領域で求められるスキルは変わりますが、基本は以下のようなキャリア形成を進めることになります。
スペシャリストを目指す場合
- 上流工程から下流工程までの経験を積む
- 特定の開発言語のFWスキルを磨く
- 複数のFWに対応できるようにする
- 幅広い業界の開発経験を積む
- 対応できる開発領域を広げる
ジェネラリストを目指す場合
- フロントエンド開発のスキルを身につける
- インフラ構築に関するスキルを身につける
- スマホアプリ開発のスキルを身につける
- その他の開発言語やスキルを習得する
マネジメントのキャリアを目指す場合
- マネジメントに関する経験を積む
- 開発ディレクターへキャリアアップを目指す
- テックリードへキャリアアップを目指す
- PLへのキャリアアップを目指す
- PMへのキャリアアップを目指す
サーバーサイドエンジニアとして働く場合は、特定の開発言語とフレームワーク(FW)のスキルを磨きながら上流工程の経験を積み、様々な業界で開発経験を積む人が多いです。
また、サーバーサイドの開発言語は、同じ言語でも異なる分野の開発ができるため、スペシャリストを目指すなら特定言語での対応できる領域を広げるのがおすすめです。
スマホアプリエンジニア
スマホアプリエンジニアは、iOSとAndroidで開発領域が分かれていますが、キャリアパスとしては以下のようなものが挙げられます。
スペシャリストを目指す場合
- 上流工程から下流工程までの経験を積む
- iOSアプリ開発のスキルを磨く
- Androidアプリ開発のスキルを磨く
- UI/UXやデザインの知識を身につける
- Webマーケティングの知識を身につける
ジェネラリストを目指す場合
- フロントエンド開発のスキルを身につける
- サーバーサイド開発のスキルを身につける
- インフラ構築に関するスキルを身につける
- iOS・Androidの両方のスキルを身につける
- ReactNative/flutterのスキルを身につける
マネジメントのキャリアを目指す場合
- マネジメントに関する経験を積む
- 開発ディレクターへキャリアアップを目指す
- テックリードへキャリアアップを目指す
- PLへのキャリアアップを目指す
- PMへのキャリアアップを目指す
スペシャリストのキャリアでは、iOS・Androidアプリの開発スキルを磨いたり、スマホアプリのUI/UXやデザイン、マーケティングに関する知識を身につけていく人が多いですね。
ジェネラリストのキャリアでは、Web・システム開発のスキルを習得する人もいますが、スマホアプリの開発に特化してiOS・Androidの両方のスキルやReactNative・flutterを習得する人もいますね。
マネジメントのキャリアは、他職種と同じように上流工程やディレクション・マネジメントの経験を積んで、プロジェクトマネージャー(PM)へキャリアアップする人が多いですよ。
インフラエンジニア
インフラエンジニアのキャリアでは、特定のインフラ構築に特化したエンジニアを目指すか、インフラ全般の構築ができるエンジニアを目指すかでキャリア志向は変わります。
スペシャリストを目指す場合
- サーバー/クラウド構築の知識やスキルを磨く
- ネットワーク構築の知識やスキルを磨く
- データベース構築の知識やスキルを磨く
- セキュリティ構築の知識やスキルを磨く
ジェネラリストを目指す場合
- インフラ全般の知識や構築スキルを磨く
- フロントエンド開発のスキルを身につける
- サーバーサイド開発のスキルを身につける
- スマホアプリ開発のスキルを身につける
マネジメントのキャリアを目指す場合
- ディレクターへキャリアアップを目指す
- テックリードとしての経験を積む
- マネジメントに関する経験を積む
- PLへのキャリアアップを目指す
- PMへのキャリアアップを目指す
スペシャリストを目指す場合は、特定分野の経験や実績を積んで、上流工程からプロジェクトに携われるようにスキルを磨くことになります。
システムエンジニア・社内SE
ソフトウェアや業務システムの開発をおこなうシステムエンジニアや社内SEとして働くなら、以下のようにキャリア形成を進めることが多いですね。
スペシャリストを目指す場合
- 上流工程から下流工程までの経験を積む
- 担当分野の知識とスキルを磨く
- 複数のFWに対応できるようにする
- 幅広い業界の開発経験を積む
- 対応できる開発領域を広げる
ジェネラリストを目指す場合
- フロントエンド開発のスキルを身につける
- インフラ構築に関するスキルを身につける
- スマホアプリ開発のスキルを身につける
- その他のサーバーサイド言語を習得する
マネジメントのキャリアを目指す場合
- マネジメントに関する経験を積む
- 開発ディレクターへキャリアアップを目指す
- テックリードへキャリアアップを目指す
- PLへのキャリアアップを目指す
- PMへのキャリアアップを目指す
システムエンジニアのスキルセットは、サーバーサイドエンジニアと共通するので、基本は得意分野のスキルを磨いてキャリア形成を進めていきます。
また、システムエンジニアはフロントエンドやインフラ構築の対応をすることもあるため、キャリア志向に合わせて経験を積んでいくと良いですよ。
エンジニアがキャリアパスについて考える時は、転職のプロに相談するのもおすすめです。
以下の転職エージェントでは、エンジニア転職に精通したキャリアアドバイザーがいるので、専門的な相談もしやすいですよ。
エンジニアにおすすめ転職エージェント
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リクルートエージェント(IT)
国内最大の定番エージェント!エンジニアやIT業界の求人も多数保有 -
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レバテックキャリア
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キャリアアップに向けたロードマップの描き方
エンジニアの中には、以下のような職種へのキャリアアップを目指す人も多いです。
ここでは、エンジニアがキャリアアップをする際に選択肢に挙がることの多い職種を目指すためのロードマップを紹介していきます。
AIエンジニアを目指す場合
エンジニアとして働く人が、AIエンジニアへキャリアチェンジする場合には、以下のようなロードマップで進めていくことになります。
スキルを習得してAIエンジニアを目指す場合
- AIエンジニアに関する情報収集をする
- AIや機械学習について勉強する
- Pythonとフレームワークのスキルを習得する
- 統計学・データ分析について勉強する
- SQL・BigQuery・R言語のスキルを習得する
- PythonやAIに関連する開発経験を積む
AIエンジニアとして働くには、PythonやR言語のスキル、機械学習やデータ分析の知識などが求められるため、まずは必要なスキルを把握して習得するところから始めると良いですね。
また、未経験からAIエンジニアを目指す場合は、学歴や研究も評価対象になることもあるため、大学・大学院に通って専門的に学ぶ人もいますね。
AIエンジニアは、IT業界での需要・将来性が高く、今後のIT業界を牽引する役割を期待されているため、興味がある人は挑戦してみると良いですよ。
フルスタックエンジニアを目指す場合
フルスタックエンジニアになるためのロードマップは、以下のような形になることが多いです。
フロントエンドエンジニアの場合
- フロントエンドコーディングのスキルを磨く
- 何かしらのサーバーサイド開発の経験を積む
- 開発を通してデータベース構築の経験を積む
- クラウドでのサーバー構築の経験を積む
- フルスタック開発ができる仕事で実績を作る
サーバーサイドエンジニアの場合
- サーバーサイド開発のスキルを磨く
- 開発を通してデータベース構築の経験を積む
- クラウドでのサーバー構築の経験を積む
- フロントエンドのスキルを身につける
- フルスタック開発ができる仕事で実績を作る
インフラエンジニアの場合
- インフラエンジニアとしての経験を積む
- 開発に携わるエンジニアにキャリアチェンジ
- フロントエンドのスキルを身につける
- 何かしらのサーバーサイド開発の経験を積む
- フルスタック開発ができる仕事で実績を作る
スマホアプリエンジニアの場合
- フロントエンドのスキルを身につける
- 何かしらのサーバーサイド開発の経験を積む
- 開発を通してデータベース構築の経験を積む
- クラウドでのサーバー構築の経験を積む
- フルスタック開発ができる仕事で実績を作る
フルスタックエンジニアを目指す場合には、最低でも「フロントエンド」「サーバーサイド」「サーバー」「データベース」の経験を積む必要があります。
そのため、フルスタックエンジニアを目指す人は、キャリアパスの実現に必要な経験を積むために、転職しながらキャリア形成をすることも多いですね。
プロジェクトマネージャー(PM)を目指す場合
プロジェクトマネージャー(PM)としてキャリアアップを目指す場合のロードマップは以下のような形になりますね。
プロジェクトマネージャー(PM)へのロードマップ
- エンジニアとしての経験と実績を積む
- Web・開発ディレクションの経験を積む
- テックリードとしての経験と実績を積む
- プロジェクトリーダー(PL)の経験を積む
- プロジェクトマネージャー(PM)として働く
プロジェクトマネージャー(PM)として働くには、エンジニアの経験・実績は重要なので、まずは上流工程に携われるようにスキルを磨くことが大切です。
ITコンサルタントを目指す場合
ITコンサルタントを目指す場合のロードマップは以下のようになっています。
エンジニア経由でITコンサルタントを目指す場合
- エンジニアとしての経験を積む
- ディレクターやテックリードの経験を積む
- PMOやPLとしての経験を積む
- PMとしての経験と実績を積む
- ITコンサルタントへ転職をする
IT戦略企画室経由でITコンサルタントを目指す場合
- エンジニアとしての経験を積む
- IT戦略企画室へ異動して経験を積む
- ディレクターやPMOの経験を積む
- ITアーキテクチャの経験を積む
- ITコンサルタントへ転職をする
エンジニアを経由する場合は、ディレクター・プロジェクトマネージャー(PM)の経験・実績を積んでからITコンサルタントに転職する人が多いです。
エンジニアからキャリアアップを目指すなら、経験を積むために転職が必要なこともあります。
そのため、転職をするなら以下の転職エージェントを活用して、効率的に転職活動を進めていくと良いですよ。
エンジニアにおすすめ転職エージェント
-
マイナビIT AGENT
マイナビのコネクションを活かした、人気企業求人や社内SEなどの求人が多数 -
リクルートエージェント(IT)
国内最大の定番エージェント!エンジニアやIT業界の求人も多数保有 -
Geekly(ギークリー)
IT・WEB・ゲーム業界特化の転職エージェント!IT求人数は業界最大級を誇り、一都三県・関西圏に強い! -
レバテックキャリア
ITエンジニア経験者向けのハイクラスIT求人が多数!キャリアUPを狙うエンジニア定番のエージェント
雇用形態で変わるキャリアの描き方
雇用形態もキャリアに影響する要素ですが、雇用形態で働き方にどのような違いがあるのでしょうか。
ここでは、キャリア志向別でおすすめの雇用形態と働き方の違いについて紹介していきますね。
正社員:キャリアアップと安定性を重視
エンジニアとしてキャリアアップやスキルアップを目指したい人は「正社員」がおすすめです。
正社員のエンジニアとして働くメリット
- 会社と雇用契約を結ぶので安定して働ける
- 特定のスキルや経験を積む機会が多い
- 責任のある仕事を任せてもらえる
- 結果を残せばキャリアアップも目指せる
正社員のエンジニアとして働くデメリット
- 会社によって待遇に大きな差がある
- 希望する仕事ができるとは限らない
- 会社に働き方や業務を決められる
- 社内の人間関係によるストレスも多い
正社員は会社と雇用契約を結んで働くため安定してますし、正社員は育成対象なので、経験を積む機会を与えてもらいやすいです。
ですが、正社員は安定して働ける反面、会社で待遇に差が出ますし、会社が働く場所や仕事内容を決めるので、希望する仕事ができないこともあります。
エンジニアとして経験を積みたいなら、正社員で様々な経験を積むのが良いですよ。
ですが、会社次第で希望する仕事ができないこともあるため、会社選びは慎重におこないましょう。
派遣・アルバイト:ワークライフバランスを重視
ワークライフバランスを重視するなら「アルバイト」や「派遣」の働き方もおすすめです。
アルバイトのエンジニアとして働くメリット
- 勤務時間や休日を決めやすい
- 仕事に対する責任が少ない
- 経験が少なくても採用されやすい
アルバイトのエンジニアとして働くデメリット
- 正社員よりも給料が低くなる
- 安定して働けるとは限らない
- 責任のある仕事は任されにくい
派遣のエンジニアとして働くメリット
- 希望の仕事を自分で選びやすい
- 柔軟な働き方を実現しやすい
- 複数の現場の掛け持ちもできる
派遣のエンジニアとして働くデメリット
- 契約期間に制限がある
- 責任のある仕事は任されにくい
- キャリアアップは目指しにくい
アルバイトや派遣は、勤務日時や休日の調整もしやすく、経験が少なくても採用されやすいのが特徴ですね。
特に派遣は、仕事内容・労働日数・勤務時間は、事前に契約で決められるので希望する働き方が実現しやすく、ワークライフバランスが取りやすいです。
アルバイトや派遣は、未経験から実務経験を積みたい人や家庭の都合で働き方に制限がある人向けの選択肢になります。
そのため、スキルアップやキャリアアップを目指したいと考えているのであれば、正社員として働いた方が良いですよ。
フリーランス:自由な働き方と収入アップを重視
エンジニアとして経験を積んで年収アップや自由な働き方を実現したいと考えているなら、フリーランスとして独立するのもおすすめです。
フリーランスエンジニアとして働くメリット
- 働き方や働く場所を自分で選ぶことができる
- 案件を自分の裁量で選ぶことができる
- スキルがあれば年収アップを実現しやすい
- 仕事の費用を経費として計上できる
- 個人で仕事をするため人間関係の悩みが減る
フリーランスエンジニアとして働くデメリット
- スキルがないと仕事が獲得できない
- 未経験分野のスキル習得のハードルが高い
- 体調を崩したら収入が減ってしまう
- ボーナスや福利厚生は受けられない
- 事務や会計も自分でやる必要がある
フリーランスエンジニアは、働き方や働く場所、案件を自分で決めることができますし、スキルがあれば案件単位で年収アップも目指せます。
また、体調を崩して仕事を休むと収入は減りますし、ボーナスや福利厚生はなく、事務作業や会計処理も自分で対応する必要があるため、正社員より大変だと感じる人は多いようです。
フリーランスとして働くには、3年程度の実務経験が求められるため、興味がある人は正社員の内に経験を積むことが大切です。
もし、フリーランスに興味がある人は、どのような案件があるかレバテックフリーランスでチェックしてみると良いですよ。
エンジニアがキャリアパスを実現するために必要なこと
エンジニアがキャリアパスを実現するには、以下のようなことを意識してキャリア形成を進めることが大切です。
キャリアパスの実現に必要な経験を優先的に積むこと
エンジニアのキャリア形成では、キャリアパスの実現に必要な経験を優先的に積むことが大切です。
例えば、PMを目指すなら、エンジニアとして上流工程の仕事に携わるか、ディレクターやテックリード・PLとして実績を作る必要があります。
そのため、キャリアパスの実現に必要なことを整理したら、最短で目的を達成するためにはどの選択が最善かを考えて経験を積んでいくと良いですよ。
転職も視野に入れてキャリア形成を進めていくこと
エンジニアのキャリア形成では、希望する仕事ができる職場に転職できても、数年で別の経験を積むために転職しなければいけないこともあります。
特に、ジェネラリストのキャリア形成では、未経験分野の経験を積むために転職が必要になることも多いです。
自社開発会社・受託会社・SESで働き方の特徴は違います。
そのため、転職する時は会社の特徴を考慮して、希望する経験が積める職場を選ぶと良いですよ。
エンジニア転職に強い転職エージェントを活用すること
エンジニアがキャリア形成のため転職をするなら、エンジニア転職に強いエージェントの活用がおすすめです。
というのも、専門エージェントは技術スキルや業界構造を理解しており、企業が求める人材像と転職者の強みを結びつける高いマッチング力があります。
そのため、キャリア実現のために必要なことについて相談したい人や希望に合う求人を効率的に探したい人は、積極的に活用すると良いですよ。
マイナビIT AGENTやリクルートエージェント(IT)は求人数も豊富なので、幅広い選択肢から希望の求人が見つけやすいです。
Geekly(ギークリー)やレバテックキャリアも専門のキャリアアドバイザーから手厚い支援が受けられるのでおすすめです。
エンジニアにおすすめ転職エージェント
-
マイナビIT AGENT
マイナビのコネクションを活かした、人気企業求人や社内SEなどの求人が多数 -
リクルートエージェント(IT)
国内最大の定番エージェント!エンジニアやIT業界の求人も多数保有 -
Geekly(ギークリー)
IT・WEB・ゲーム業界特化の転職エージェント!IT求人数は業界最大級を誇り、一都三県・関西圏に強い! -
レバテックキャリア
ITエンジニア経験者向けのハイクラスIT求人が多数!キャリアUPを狙うエンジニア定番のエージェント
エンジニアが転職をするなら転職エージェントの活用がおすすめ
エンジニアの転職では、経験者と未経験者でおすすめの転職エージェントは変わります。
ここでは、エンジニアの転職におすすめしたい転職エージェントを経験者・未経験者に分けて紹介するので参考にしてみてくださいね。
キャリアアップ・年収アップにおすすめの転職エージェント
エンジニアがキャリアアップや年収アップのために転職をするなら、マイナビIT AGENT・リクルートエージェント(IT)・Geekly(ギークリー)・レバテックキャリアを活用がおすすめです。
特に、マイナビIT AGENTやリクルートエージェント(IT)は、大手が運営する転職エージェントで、ニーズにマッチする求人を多数取り扱っているので、希望にマッチする求人が探しやすいです。
また、Geekly(ギークリー)・レバテックキャリアも、エンジニアに特化した転職支援が期待できますし、キャリアアップ・年収アップの実績も豊富で非公開求人も多数取り扱っています。
他にもおすすめのエージェントはありますが、エンジニア経験者がキャリアアップや年収アップの目的で転職をするなら、紹介したサービスには優先的に登録しておくと良いですよ。
エンジニアにおすすめ転職エージェント
-
マイナビIT AGENT
マイナビのコネクションを活かした、人気企業求人や社内SEなどの求人が多数 -
リクルートエージェント(IT)
国内最大の定番エージェント!エンジニアやIT業界の求人も多数保有 -
Geekly(ギークリー)
IT・WEB・ゲーム業界特化の転職エージェント!IT求人数は業界最大級を誇り、一都三県・関西圏に強い! -
レバテックキャリア
ITエンジニア経験者向けのハイクラスIT求人が多数!キャリアUPを狙うエンジニア定番のエージェント
未経験からエンジニアへ転職したい人におすすめの転職エージェント
未経験からエンジニアへ転職するなら、ユニゾンキャリア・ワークポート・ウィルオブテックの活用がおすすめです。
ユニゾンキャリアやワークポートでは、未経験者向けの求人紹介だけではなく、無料で利用できるITスクールも運営しているため、エンジニアに必要な知識・スキルの学習もできます。
また、ウィルオブテックでは、2名体制の手厚い転職支援だけではなく、無料でコーディングテストが受けられて、未経験からの転職でもスキルの証明ができて転職でもアピールが可能です。
未経験者向けの求人は数が少ないので、求人探しでは求人保有数が豊富なマイナビエージェント・リクルートエージェント・dodaといった大手転職エージェントにも登録しておくと良いですよ。
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未経験からエンジニアへ転職するならプログラミングスクールの活用もおすすめ
未経験からエンジニアへ転職しようと考えているのであれば、プログラミングスクールを活用してスキル習得を目指すのもおすすめです。
また、プログラミングスクールの中には、カリキュラム修了後に求人を紹介してくれる転職保証コースを提供しているスクールもあるため、未経験から転職する時にも活用できます。
スクールの活用では費用がかかりますし、3ヶ月〜6ヶ月程度の学習は必要ですが、エンジニア経験者からフォローしてもらえるので、効率的にスキル習得を目指したい人は利用すると良いですよ。
おすすめのプログラミングスクール
今後のIT業界では、AIを活用したサービスの開発や業務効率化ができる人材の需要が増加します。
他にも、IT業界では注目されている技術がたくさんあるので、興味がある人は以下の記事も参考にしてみてくださいね。