エンジニアのキャリアパスや実現方法を徹底解説!!
本記事では、エンジニアがキャリアについて考える際に役に立つキャリアパスについて紹介します。
また、職種別のキャリアパスの具体例やキャリアパスを決める際の流れまで紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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エンジニアがキャリアについて考える必要性
エンジニアはスキルによって役割が大きく変わる職種で、キャリアの選択肢が他の職種よりも広いです。
また、スキルを磨くために数年単位で経験を積む必要があるため、一つのキャリア選択が今後のキャリア形成にも影響してしまいます。
そのため、エンジニアとして理想のキャリアを実現したいなら、エンジニアのキャリアパスやロードマップを把握した上でキャリアプランを立て、計画的にキャリア形成を進めていく必要があることは覚えておきましょう。
末永
エンジニアの基本的な3つのキャリアパス
エンジニアとして働く際のキャリアパスには「スペシャリスト」「ジェネラリスト」「マネジメント」があります。
本項では、それぞれのキャリアパスの特徴について説明していくので、前提の情報としてしっかりとチェックしておいてくださいね。
末永
エンジニアがキャリアの相談をする時には、人事部や上司に相談する人も多いです。
ですが、会社では社内のキャリアパスの範囲でしか話ができませんし、会社で希望の実現が難しい場合には、その後のモチベーションに影響が出る可能性もあります。
末永
そのため、希望のキャリアが会社で提示できそうになかったり、転職を前提としたキャリア形成が必要な場合には、転職エージェントに相談しましょう。
また、相談する時には、ITエンジニアの転職に精通したキャリアアドバイザーが在籍している以下の転職エージェントを活用すると、専門的な話もしやすいですよ。
エンジニアにおすすめ転職エージェント
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スペシャリストのキャリアパスの特徴
エンジニアはがスペシャリストのキャリアを目指す場合には、得意分野の経験や実績を積みながらスキルを磨いていくことになります。
また、必要に応じて関連分野の知識やスキルを身につけて、エンジニアとしての市場価値を上げていきます。
末永
エンジニアとしてジェネラリストやマネジメントのキャリア形成を目指す場合でも、専門性の高い知識や技術力は必須です。
そのためエンジニアがどのキャリアを目指すにしても、スペシャリストとして通用するスキルを身につけていくと良いですよ。
ジェネラリストのキャリアパスの特徴
ジェネラリストは幅広い分野に対応できる人材のことを指しますが、エンジニアの場合、幅広い分野の知識だけではなく実務スキルがないと評価されにくいです。
ですが、ジェネラリストとして各分野で高いレベルで貢献できるようになると、エンジニアとしての市場価値もかなり上がるため、ジェネラリストを目指すエンジニアも多いです。
また、ジェネラリストを目指すなら得意分野で経験を積んでから、経験を積みたい分野へ挑戦し、ある程度の実務経験を積んだら、また他のスキルを磨く形で経験の幅を広げていきましょう。
エンジニアは基本的にスキル習得や資格取得をしながら、希望する経験ができる職場へ転職をしていくことになります。
そのため、ジェネラリストのキャリアを実現するために転職が必要であれば、転職エージェントを活用して、希望する経験が積める求人を探していくと良いですよ。
末永
ジェネラリストとしてのキャリアを築くために、転職をするなら以下の転職エージェントを活用して求人を探していきましょう。
特に、マイナビIT AGENT・リクルートエージェント(IT)・レバテックキャリアは求人数が豊富なので、希望に合う求人も見つけやすいですよ。
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マネジメントのキャリアパスの特徴
エンジニアのキャリアパスにはスペシャリストやジェネラリスト以外にもマネジメントのキャリアパスも存在し、マネジメントのキャリアパスでは、キャリアアップを目指していくことになります。
具体的にマネジメントのキャリアパスでは「開発チームのリーダー(テックリード)」「エンジニアチームのマネージャー」「開発部門の部長」「開発部門の最高技術責任者(CTO)」を目指すことが多いです。
また、ディレクター・プロジェクトリーダー・プロジェクトマネージャーもマネジメント経験が積める職種なので、キャリアアップを目指す人はキャリアの選択肢に入れておくと良いですよ。
そして、エンジニアがマネジメントのキャリアを目指す場合には、エンジニアとしての経験と実績を積みながら、ディレクターやテックリードへキャリアアップをして、マネージャーなどの管理職へのキャリアアップを目指していきましょう。
末永
マネジメント職では、特定分野に精通するだけではなく、幅広い分野に関する知見があって全体像が見える人の方が適性があります。
そのため、マネジメントのキャリアを目指すなら、得意分野のスキルを磨きつつ、関連分野やマネジメントに関する知見も身につけておくと良いですよ。
【キャリアパス別】エンジニアにおすすめの職種一覧
エンジニアのキャリアパスにも様々な選択肢がありますが、キャリアパスを考える際には、まずはエンジニアのキャリアに関連する職種にどのようなものがあるのかを把握しておくことも大切です。
選択肢が広すぎると迷う人もいるかもしれませんが、最適なキャリア選択をするために必要なので覚えておきましょう。
スペシャリストのキャリアを目指したい人におすすめの職種
これからエンジニアとして働くことを考えているのであれば、エンジニアとしてスペシャリストのキャリアに関連する職種にはどのようなものがあるのかを把握しておくことが大切です。
特に、エンジニアは分野で求められる役割や必要なスキルが異なり、未経験からエンジニアになるなら、各職種の特徴を把握しておく必要があるため、どのような職種があるのか見ていきましょう。
末永
また、一部の職種では基本情報となる関連記事のリンクも設置しているので、気になる職種があればチェックしてみてくださいね。
Web・システム開発
- フロントエンドエンジニア
- サーバーサイドエンジニア
- スマホアプリエンジニア
- アプリケーションエンジニア
- 組み込みエンジニア
ITインフラ
- クラウドエンジニア
- ネットワークエンジニア
- データベースエンジニア
- セキュリティエンジニア
その他分野特化
- AIエンジニア
- IoTエンジニア
- QAエンジニア
- データエンジニア
- データサイエンティスト
スペシャリストのキャリアでは、スキルの専門性を高めていくことになりますが、職種で求められる知識やスキルは違うため、希望する職種で求められる知識やスキルを把握しておくことが大切です。
また、スペシャリストは特定分野に特化したエンジニアを指しますが、同じ職種でも開発分野が分かれていることもあるため、キャリアを考える時には関連する知識やスキルまで把握しておくと良いですよ。
末永
特に、開発に携わるエンジニアは、プログラミング言語やフレームワークのスキルセットで得意分野に違いがあります。
そのため、各職種の中でも特にどの分野でスキルアップを目指すのか考えることも、エンジニアのキャリア形成には必要です。
ジェネラリストのキャリアを目指したい人におすすめの職種
エンジニアのキャリアパスは、スペシャリストの方がイメージしやすいですが、ジェネラリストのキャリアを目指す際に指標となる職種もいくつか存在します。
エンジニアにおけるジェネラリストの職種の例として、フルスタックエンジニアやインフラエンジニアが挙げられます。
フルスタックエンジニアはフロントエンドやサーバーサイドの開発からインフラ構築まで対応できるエンジニアのことを指します。
また、インフラエンジニアはサーバー・ネットワーク・データベース・セキュリティなど、複数のインフラの構築ができるエンジニアのことです。
その他に、システムエンジニアや社内SEもエンジニア職種ではジェネラリストに分類されますね。
末永
スペシャリストでも「フロントエンド開発もできるサーバーサイドエンジニア」「iOS・Android両方のスマホアプリ開発ができるエンジニア」など、ジェネラリストに近い役割をこなす人もいます。
また、ジェネラリストとして働く場合には、中途半端なスキルは評価されにくいため、まずは特定分野のスペシャリストとして働けるだけのスキルを身につけることから始めると良いですよ。
マネジメントのキャリアを目指したい人におすすめの職種
エンジニアとしてマネジメントのキャリアパスを目指す場合には、正社員ならチームリーダーや開発部門のマネージャー、開発事業の部長など役職がありますが、プロジェクトの役割の中でキャリアアップを目指すなら以下のような選択が挙げられます。
マネジメントのキャリアに関する職種
- テックリード(TL)
- Web/開発ディレクター
- プロジェクトリーダー(PL)
- プロジェクトマネージャー(PM)
エンジニアが職種としてキャリアアップを目指す場合には、技術開発職のキャリアならテックリード(TL)、マネジメント職のキャリアならプロジェクトマネージャー(PM)を目指すのがおすすめです。
テックリード(TL)を目指す場合には、特定分野のスペシャリストとして技術力を高めていけば良いですが、プロジェクトマネージャー(PM)を目指す場合には、キャリアステップを踏む必要があります。
具体的なキャリアパスには、エンジニアとディレクターからのロードマップがあるので、詳しく知りたい人は「プロジェクトマネージャー(PM)を目指す人のロードマップ」も参考にしてみてくださいね。
末永
エンジニアとしてマネジメントのキャリアを目指す場合には、職場で実績を積むことも大切ですが、ポジションには限りがあるので、キャリアアップが難しければ転職を検討することも必要です。
そのため、エンジニアとしてスキルアップやキャリアアップを目指している場合には、以下の転職エージェントを活用して、希望に沿う求人があるか探してみると良いですよ。
エンジニアにおすすめ転職エージェント
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ITエンジニア専門エージェント!2名の専属アドバイザーが年収アップをサポート -
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国内最大の定番エージェント!エンジニアやIT業界の求人も多数保有 -
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ITエンジニア経験者向けのハイクラスIT求人が多数!キャリアUPを狙うエンジニア定番のエージェント
IT営業関連職を目指したい人におすすめの職種
エンジニアの中には、技術職として働くだけではなく、営業の仕事に興味がある人もいると思いますが、そのような人は以下の職種への転職を検討してみるのも良いですよ。
IT営業の仕事は、自社のIT製品を販売するための営業活動をする仕事で、未経験でも挑戦しやすい職種ですが、エンジニア経験があるなら技術営業のセールスエンジニアとして働くのがおすすめです。
セールスエンジニアは、IT営業に同行して技術的観点から提案をしていく仕事で、エンジニアとしての知見が求められる職種なので、IT営業よりも市場価値が高いです。
また、セールスエンジニアは営業活動だけではなく、販売したシステムの導入作業において要件定義や保守運用までおこなうこともあるため、エンジニアとしての経験が活かせます。
末永
他にも、システムの導入支援以降の対応をするプリセールスエンジニアや、導入したシステムや機器の保守運用をおこなうフィールドエンジニアも選択肢としてあるので、希望に応じてどの職種を目指すか決めると良いですよ。
IT戦略関連職を目指したい人におすすめの職種
エンジニアの中で、IT戦略から携わりたいと考えている人は、以下のような職種へのキャリアチェンジを目指すのもおすすめです。
IT戦略企画室は、経営課題の解決のためにIT戦略や成長戦略の企画立案をするチームで、IT戦略における関連職のキャリアの一歩目とされています。
また、最高技術責任者(CTO)は、自社のエンジニア部門の責任者として、IT戦略の立案からITによる事業戦略の意思決定をおこなう役職で、正社員のエンジニアにおけるキャリアのゴールにする人も多いです。
その他にも、IT戦略に携わりたいなら、IT戦略を実現する方法を考えて実行するITストラテジストやITアーキテクトとして働くのも良いですし、IT戦略のプロであるITコンサルタントとしてキャリアアップを目指すのもおすすめです。
末永
ITコンサルタントには「エンジニア経由」と「IT戦略企画室経由」のキャリアパスがあります。
そのため、ITコンサルタントを目指す場合には「ITコンサルタントを目指す人のロードマップ」の内容も参考にして、キャリアプランを立てていくと良いですよ。
【職種別】エンジニアのキャリアパスの具体例
エンジニアがキャリアを考える際には、どのようなキャリアの選択肢があり、どのようなスキルを磨けばいいのか気になる人もいると思います。
本項では、各職種におけるキャリアパスの具体例やスキルアップにおすすめの項目について紹介していくので、参考にしてみてくださいね。
ケース1|フロントエンドエンジニアのキャリアパス
フロントエンドエンジニアとして、キャリア形成を進めていく場合には、以下のようなスキルを習得していくと良いですよ。
スペシャリストを目指す場合
- 上流工程から下流工程までの経験を積む
- フロントエンドのFWスキルを磨く
- TypeScriptやPHPのスキルを磨く
- WordPressに関連するスキルを身につける
- UI/UXやWebデザインの知識を身につける
- Webマーケティングの知識を身につける
ジェネラリストを目指す場合
- Webデザインに関するスキルを身につける
- UI/UXエンジニアにキャリアチェンジする
- サーバーサイド開発のスキルを身につける
- インフラ構築に関するスキルを身につける
- スマホアプリ開発のスキルを身につける
マネジメントのキャリアを目指す場合
- マネジメントに関する経験を積む
- Webディレクターへキャリアアップを目指す
- テックリードへキャリアアップを目指す
- PLへのキャリアアップを目指す
- PMへのキャリアアップを目指す
フロントエンドエンジニアは、Webサイト開発やWebサービス開発に携わるため、キャリア形成では開発スキル以外にも、WordPressやUI/UX、WebデザインやWebマーケティングの知識を身につけることも大切です。
また、スキルアップを目指すなら、JavaScriptのフレームワーク(FW)であるReactやVue、需要のあるTypeScriptのスキル、機能開発やWordPressカスタマイズがしたいならPHPのスキルを身につける選択肢もあります。
ジェネラリストのキャリアを目指すなら、WebデザイナーやUI/UXエンジニアを目指すのも良いですし、エンジニアとしてのスキルを磨くならサーバーサイド・インフラ・スマホアプリのスキルを習得するのもありですね。
そして、マネジメントのキャリアを目指すなら、Webディレクターやテックリードとしての経験を積んで、プロジェクトリーダー(PL)やプロジェクトマネージャー(PM)のステップでキャリアアップを目指していくと良いですよ。
ケース2|サーバーサイドエンジニアのキャリアパス
サーバーサイドエンジニアは、開発言語で得意分野や対応できる開発領域が変わりますが、基本的には以下のようなキャリアパスでスキルアップやキャリアアップを目指すことが多いですね。
スペシャリストを目指す場合
- 上流工程から下流工程までの経験を積む
- 特定の開発言語のFWスキルを磨く
- 複数のFWに対応できるようにする
- 幅広い業界の開発経験を積む
- 対応できる開発領域を広げる
ジェネラリストを目指す場合
- フロントエンド開発のスキルを身につける
- インフラ構築に関するスキルを身につける
- スマホアプリ開発のスキルを身につける
- その他の開発言語やスキルを習得する
マネジメントのキャリアを目指す場合
- マネジメントに関する経験を積む
- 開発ディレクターへキャリアアップを目指す
- テックリードへキャリアアップを目指す
- PLへのキャリアアップを目指す
- PMへのキャリアアップを目指す
スペシャリストを目指す場合は、特定の開発言語とフレームワーク(FW)のスキルを磨きながら上流工程の経験も積んだ上で、様々な業界でシステム開発の経験を積むのが一般的です。
ですが、サーバーサイドの開発言語は、同じ言語でも異なる分野の開発もできるため、スペシャリストを目指すのであれば、特定言語での対応できる領域を増やしていくのがおすすめですね。
また、ジェネラリストを目指す場合は、フロントエンド開発やインフラ構築の経験を積んでフルスタックエンジニアを目指すのも良いですし、別の開発言語を習得して、開発領域を広げている人もいます。
そして、マネジメントのキャリアでは、上流工程の経験を積んだ上で、開発ディレクターやテックリードとしての経験を積み、プロジェクト運営に携わる職種へキャリアアップしていくことになります。
ケース3|スマホアプリエンジニアのキャリアパス
スマホアプリエンジニアは、iOSエンジニアとAndroidエンジニアで開発領域が分かれていますが、キャリアパスとしては以下のようなものが挙げられます。
スペシャリストを目指す場合
- 上流工程から下流工程までの経験を積む
- iOSアプリ開発のスキルを磨く
- Androidアプリ開発のスキルを磨く
- UI/UXやデザインの知識を身につける
- Webマーケティングの知識を身につける
ジェネラリストを目指す場合
- フロントエンド開発のスキルを身につける
- サーバーサイド開発のスキルを身につける
- インフラ構築に関するスキルを身につける
- iOS・Androidの両方のスキルを身につける
- ReactNative/flutterのスキルを身につける
マネジメントのキャリアを目指す場合
- マネジメントに関する経験を積む
- 開発ディレクターへキャリアアップを目指す
- テックリードへキャリアアップを目指す
- PLへのキャリアアップを目指す
- PMへのキャリアアップを目指す
スペシャリストのキャリアでは、iOSやAndroidのアプリ開発のスキルを磨いたり、スマホアプリのUI/UXやデザイン、マーケティングに関する知識を身につけて実務に活かしていく人が多いですね。
また、ジェネラリストのキャリアでは、Web・システム開発のスキルを習得する人もいますが、スマホアプリ開発に特化してiOS・Androidの両方のスキルを習得したり、ReactNativeやflutterのスキルを身につけている人もいますね。
そして、マネジメントのキャリアを目指す場合には、他の職種と同じように、スマホアプリ開発の上流の経験を積みながら、ディレクションやマネジメントの経験を積んで、プロジェクトマネージャーへキャリアアップする人が多いです。
末永
スマホアプリエンジニアはスマホアプリ開発を続ける人が多いですが、キャリアアップのためにWeb開発やシステム開発の経験を積む人もいます。
そのため、将来的にプロジェクトマネージャー(PM)を目指す人は、スマホアプリ以外にもWeb開発やシステム開発に関する知識やスキルを磨いていくのも良いですよ。
ケース4|インフラエンジニアのキャリアパス|ジェネラリストとインフラ各種
インフラエンジニアのキャリアでは、特定のインフラ構築に特化したエンジニアを目指すか、インフラ全般の構築ができるエンジニアを目指すかでキャリアの方向性は変わります。
スペシャリストを目指す場合
- サーバー/クラウド構築の知識やスキルを磨く
- ネットワーク構築の知識やスキルを磨く
- データベース構築の知識やスキルを磨く
- セキュリティ構築の知識やスキルを磨く
ジェネラリストを目指す場合
- インフラ全般の知識や構築スキルを磨く
- フロントエンド開発のスキルを身につける
- サーバーサイド開発のスキルを身につける
- スマホアプリ開発のスキルを身につける
マネジメントのキャリアを目指す場合
- ディレクターへキャリアアップを目指す
- テックリードとしての経験を積む
- マネジメントに関する経験を積む
- PLへのキャリアアップを目指す
- PMへのキャリアアップを目指す
スペシャリストを目指したいのであれば、特定分野に特化して経験を積み、関連するサービスやツールの知識やスキルを身につけていくことになります。
ジェネラリストを目指す場合には、インフラ全般の対応ができるエンジニアになるか、フロントエンドやサーバーサイドの経験を積んで、フルスタックエンジニアを目指す人が多いですね。
また、インフラエンジニアを目指す場合には、各種インフラの構築経験を積んで対応できる領域を増やしていきますが、フルスタックエンジニアを目指すなら、プログラミングスキルの習得が必要なのでキャリアチェンジをして経験を積むことになります。
そして、マネジメントのキャリアパスを希望する場合には、インフラプロジェクトに携わるPMを目指すか、開発全般のプロジェクトに携わるPMを目指すかでキャリアパスは変わるので、希望を明確にした上でキャリア形成を進めていくと良いですよ。
ケース5|システムエンジニア・社内SEのキャリアパス
エンジニアには、ソフトウェアや業務システムの開発をおこなうシステムエンジニアや社内SEとして働く人も多いですが、システムエンジニアや社内SEのキャリアパスには以下のようなものが挙げられます。
スペシャリストを目指す場合
- 上流工程から下流工程までの経験を積む
- 担当分野の知識とスキルを磨く
- 複数のFWに対応できるようにする
- 幅広い業界の開発経験を積む
- 対応できる開発領域を広げる
ジェネラリストを目指す場合
- フロントエンド開発のスキルを身につける
- インフラ構築に関するスキルを身につける
- スマホアプリ開発のスキルを身につける
- その他のサーバーサイド言語を習得する
マネジメントのキャリアを目指す場合
- マネジメントに関する経験を積
- 開発ディレクターへキャリアアップを目指す
- テックリードへキャリアアップを目指す
- PLへのキャリアアップを目指す
- PMへのキャリアアップを目指す
システムエンジニアは、ソフトウェアや業務システムの開発をおこないますが、スキルセットはサーバーサイドエンジニアと共通するため、既存スキルを磨きながらキャリア形成を進めていくことになります。
また、システムエンジニアはサーバーサイド開発以外の対応をすることもあり、フロントエンドのコーディングの経験やインフラ構築経験がある人もいるため、既存の経験に合わせてキャリアパスを決めていくことが大切です。
社内SEは社内で利用するシステムの開発やインフラの保守運用をおこなう仕事で、システムエンジニアと業務内容は共通する部分もあるため、基本的なキャリアパスは同じと考えておいて良いですよ。
ですが、社内SEはヘルプデスクやテクニカルサポートとして働いたり、社内のインフラ全般の対応をすることも多いので、開発・インフラ構築・社内セキュリティ、IT資産管理など様々な知識やスキルを身につける必要があるのが特徴です。
末永
エンジニアのキャリアパスは、キャリアの方向性を整理した上で決めていく必要があります。
ですが、エンジニアのキャリアについて、どのように整理して選んでいけば良いのかわからない人もいると思います。
そのため、エンジニアがキャリアについて考える際には、最適なキャリア選択をするためにも、転職エージェントでプロに相談するのもおすすめです。
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エンジニアがキャリアアップを目指す際のロードマップ
エンジニアがキャリアを考える際には、「フルスタックエンジニア」「プロジェクトマネージャー(PM)」「ITコンサルタント」を目指す人も多いですが、キャリアアップを目指すためには、どのような経験を積んでいけば良いのでしょうか?
本項では、エンジニアがキャリアのゴールとして設定することの多い3つの職種を目指すためのロードマップを紹介するので、興味がある人はチェックしてみてくださいね。
フルスタックエンジニアを目指す人のロードマップ
エンジニアとして働く人の中には、フルスタックエンジニアを目指す人もいると思いますが、フルスタックエンジニアになるためのロードマップは、以下のような形になることが多いです。
フロントエンドエンジニアの場合
1.フロントエンドコーディングのスキルを磨く
2.何かしらのサーバーサイド開発の経験を積む
3.開発を通してデータベース構築の経験を積む
4.クラウドでのサーバー構築の経験を積む
5.フルスタック開発ができる仕事で実績を作る
サーバーサイドエンジニアの場合
1.サーバーサイド開発のスキルを磨く
2.開発を通してデータベース構築の経験を積む
3.クラウドでのサーバー構築の経験を積む
4.フロントエンドのスキルを身につける
5.フルスタック開発ができる仕事で実績を作る
インフラエンジニアの場合
1.インフラエンジニアとしての経験を積む
2.開発に携わるエンジニアにキャリアチェンジ
3.フロントエンドのスキルを身につける
4.何かしらのサーバーサイド開発の経験を積む
5.フルスタック開発ができる仕事で実績を作る
スマホアプリエンジニアの場合
1.フロントエンドのスキルを身につける
2.何かしらのサーバーサイド開発の経験を積む
3.開発を通してデータベース構築の経験を積む
4.クラウドでのサーバー構築の経験を積む
5.フルスタック開発ができる仕事で実績を作る
上記は、ロードマップの一例ですが、フルスタックエンジニアを目指す場合には、最低でも「フロントエンド」「サーバーサイド」「サーバー」「データベース」の経験を積む必要があります。
そのため、フルスタックエンジニアを目指す場合には、自社で積める経験を積んだ上で、キャリアパスの実現に必要な経験を積むために転職をしながら、キャリア形成を進めていくことになります。
また、経験を積むために転職する場合は、既存スキルとの関連性を意識すると転職もしやすいため、自主的に勉強してスキルを習得したり、資格を取得するのもアピールする際には効果的ですよ。
プロジェクトマネージャー(PM)を目指す人のロードマップ
プロジェクトマネージャー(PM)は、開発プロジェクトのマネジメントをおこなうため、開発に関する知識が求められますが、具体的なロードマップとしては以下のような形になりますね。
プロジェクトマネージャー(PM)へのロードマップ
1.エンジニアとしての経験と実績を積む
2.Web・開発ディレクションの経験を積む
3.テックリードとしての経験と実績を積む
4.プロジェクトリーダー(PL)の経験を積む
5.プロジェクトマネージャー(PM)として働く
プロジェクトマネージャー(PM)として働くには、エンジニアとしての経験や実績が必要なため、まずはエンジニアとして上流工程に携われるようにスキルを磨いていきましょう。
また、プロジェクトマネージャー(PM)になるには、ディレクターやテックリードの経験も重要なので、エンジニア経験を積んだ後は、ディレクターやテックリードとして経験と実績を積みましょう。
そして、ディレクターやテックリードとしての経験や実績があれば、小規模プロジェクトであればプロジェクトマネージャー(PM)としてアサインされる可能性があります。
そして、小規模プロジェクトで経験を積んでプロジェクトマネージャー(PM)として働けるだけの実績を作れば、本格的にプロジェクトマネージャー(PM)として活躍していくことができますよ。
ITコンサルタントを目指す人のロードマップ
エンジニアの中には、将来的にITコンサルタントとして働きたいと考えている人もいると思いますが、ITコンサルタントを目指す場合のロードマップは以下のようになっています。
エンジニア経由でITコンサルタントを目指す場合
1.エンジニアとしての経験を積む
2.ディレクターやテックリードの経験を積む
3.PMOやPLとしての経験を積む
4.PMとしての経験と実績を積む
5.ITコンサルタントへ転職をする
IT戦略企画室経由でITコンサルタントを目指す場合
1.エンジニアとしての経験を積む
2.IT戦略企画室へ異動して経験を積む
3.ディレクターやPMOの経験を積む
4.ITアーキテクチャの経験を積む
5.ITコンサルタントへ転職をする
エンジニア経由でITコンサルタントを目指す場合は、エンジニア経験を積み、プロジェクト管理のサポートを横断的におこなうPMOやプロジェクトリーダー(PL)の経験を経て、プロジェクトマネージャー(PM)の実績を積んでから転職するケースが多いです。
ですが、ディレクターやテックリード、PMOやプロジェクトリーダー(PL)の経験がなくても、ITコンサルタントへの転職はできるので、すぐにITコンサルタントへ転職する人もいますね。
また、IT戦略企画室経由だと、エンジニアからIT企画室へ異動して、IT戦略の立案や分析の経験を積んだ上で、開発現場の経験を積むためにディレクションやPMOとして働くことが多いです。
そして、IT戦略企画室での経験と開発現場の経験をして、ITコンサルタントへ転職する人も多いですが、IT戦略に関する実績を積むために、ITアーキテクチャやITストラテジストとして働く人もいるので、希望に応じて検討してみると良いですよ。
末永
エンジニアからフルスタックエンジニア・プロジェクトマネージャー(PM)・ITコンサルタントを目指すなら、経験を積むために転職が必要なこともあります。
そのため、希望のキャリアを実現するために転職をしたいのであれば、以下の転職エージェントを活用して、転職活動を進めていくと良いですよ。
エンジニアにおすすめ転職エージェント
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【キャリア志向別】エンジニアにおすすめの雇用形態
エンジニアとしてキャリア形成を進めていく際には、雇用形態も大切な要素ですが、雇用形態によって働き方にどのような違いがあり、キャリアにどのような影響を与えるのでしょうか?
本項では、キャリア志向別でおすすめの雇用形態と「アルバイト・派遣」「正社員」「フリーランス」で、働き方にどのような違いがあるのかについて紹介していきます。
キャリアアップやスキルアップを目指したいなら「正社員」
エンジニアとしてキャリアアップやスキルアップを目指したい場合には「正社員」として働くのがおすすめです。
正社員のエンジニアとして働くメリット
- 会社と雇用契約を結ぶので安定して働ける
- 特定のスキルや経験を積む機会が多い
- 責任のある仕事を任せてもらえる
- 結果を残せばキャリアアップも目指せる
正社員のエンジニアとして働くデメリット
- 会社によって待遇に大きな差がある
- 希望する仕事ができるとは限らない
- 会社に働き方や業務を決められる
- 社内の人間関係によるストレスも多い
正社員は会社と雇用契約を結んで働くことになるので、安定して働けますし、正社員は育成対象となるため、経験を積む機会を与えてもらいやすいです。
また、アルバイトや派遣に比べて責任のある仕事を任せてもらいやすく、結果を残せばキャリアアップや年収アップも目指しやすいのも正社員として働くメリットになります。
ですが、正社員は安定して働ける反面、会社によって待遇に差が出ることも多いですし、会社が働く場所や仕事内容を決めるため、希望する仕事ができないこともあります。
末永
エンジニアとして経験を積みたいなら、正社員として働いて様々な経験を積むのが良いですね。
ですが、会社によっては希望する仕事ができなかったり、待遇や労働環境が悪いケースもあるので、会社選びは慎重におこないましょう。
自分のペースで仕事をしていきたい人は「アルバイト・派遣」
正社員のエンジニアは安定して働けてスキルアップやキャリアアップも目指しやすいですが、ワークライフバランスを重視するなら「アルバイト」や「派遣」の働き方もおすすめです。
アルバイトのエンジニアとして働くメリット
- 勤務時間や休日を決めやすい
- 仕事に対する責任が少ない
- 経験が少なくても採用されやすい
アルバイトのエンジニアとして働くデメリット
- 正社員よりも給料が低くなる
- 安定して働けるとは限らない
- 責任のある仕事は任されにくい
派遣のエンジニアとして働くメリット
- 希望の仕事を自分で選びやすい
- 柔軟な働き方を実現しやすい
- 複数の現場の掛け持ちもできる
派遣のエンジニアとして働くデメリット
- 契約期間に制限がある
- 責任のある仕事は任されにくい
- キャリアアップは目指しにくい
アルバイトとして働く場合には、シフト制で仕事をすることが多いため、勤務時間や休日を決めやすく、経験が少なくても採用されやすいです。
また、派遣も自分で希望する仕事を選べますし、労働日数や1日の労働時間は契約で事前に決められるため柔軟な働き方を実現しやすく、複数の現場を掛け持ちすることもできます。
ですが、アルバイトや派遣は責任のある仕事は任されにくいので、キャリアアップは難しいですし、アルバイトだと給料が低く、派遣も契約期間に制限があるのはデメリットになりますね。
末永
アルバイトや派遣は、未経験から実務経験を積みたい人や家庭の都合で働き方に制限がある人向けの選択肢になります。
そのため、もしスキルアップやキャリアアップを目指したいと考えているのであれば、正社員として働いた方が良いですよ。
年収アップや自由な働き方を目指したいなら「フリーランス」
エンジニアとして経験を積んで年収アップや自由な働き方を実現したいと考えているのであれば、フリーランスとして独立して働くのもおすすめです。
フリーランスエンジニアとして働くメリット
- 働き方や働く場所を自分で選ぶことができる
- 案件を自分の裁量で選ぶことができる
- スキルがあれば年収アップを実現しやすい
- 仕事の費用を経費として計上できる
- 個人で仕事をするため人間関係の悩みが減る
フリーランスエンジニアとして働くデメリット
- スキルがないと仕事が獲得できない
- 未経験分野のスキル習得のハードルが高い
- 体調を崩したら収入が減ってしまう
- ボーナスや福利厚生は受けられない
- 事務や会計も自分でやる必要がある
フリーランスエンジニアは、個人事業主として仕事をするため、働き方や働く場所、案件を自分の裁量で決めることができますし、スキルがあれば案件単位で年収アップを目指すこともできます。
また、仕事の備品やスキル習得のための教材費などは経費として計上できるため、正社員の時よりも節税をしやすくなりますし、個人で仕事をするので正社員の時よりも人間関係の悩みも減ります。
ですが、フリーランスエンジニアは、スキルがないと案件が獲得できずに収入が安定しないこともあり、フリーランスはスキルや経験で仕事を獲得しているので、未経験の分野の経験を積みたくてもハードルが高いのが現実です。
その他にも、体調を崩すと収入は減りますし、ボーナスや福利厚生は受けられず、事務作業や会計処理も、基本的に自分で対応する必要があるため、正社員より大変だと感じる人も多いですね。
末永
フリーランスエンジニアとして働くには、3年程度の実務経験が求められるため、フリーランスに興味がある人は、正社員の内にスキルと経験を積むことが大切です。
また、フリーランスはスキルと経験が商品なので、未経験分野のスキルを身につけるなら正社員として働いている時にチャレンジした方が良いですよ。
エンジニアがキャリアパスを決める際の流れ
エンジニアがキャリアパスを決める際には、基本的に以下の流れで進めていくことになります。
末永
エンジニアがキャリアパスを決める際には、情報収集や自己分析をして、キャリアプランを立てた上で、キャリア形成を進めていく必要があります。
そのため、本項ではエンジニアがキャリアパスを決めるために必要なことについてお伝えするので、参考にしてみてくださいね。
1.エンジニアのキャリアに関する情報収集をする
エンジニアがキャリアパスを決める際には、エンジニアのキャリアパスの詳細にはどのようなものがあるのか、各職種でトレンドとなっている技術はあるのかまで、情報収集をすることが大切です。
また、エンジニア界隈では新しい技術やトレンドとなっている技術はありますが、キャリアパスを決める際には「職種の需要と将来性」「技術のトレンドと成長性」も把握しておきましょう。
というのも、需要が低く将来性のない職種を選ぶと、将来的に仕事がなくなる可能性もありますし、トレンドも流行なので、成長性や汎用性、エンジニア界隈での評価まで把握しておく必要があります。
そのため、エンジニアがキャリアパスを決める際には、エンジニアのキャリアパスや関連する情報は網羅的に集めて、需要と将来性を考慮したキャリア選択ができるように準備をしておきましょう。
2.自己分析をして希望を明確にする
エンジニアがキャリアパスを決める際には、自己分析をしてエンジニアとしての「経験や実績」「スキルや強み」「キャリアの方向性」を整理して、希望を明確にしていく必要があります。
自己分析をする際には「職務経歴の棚卸し」「経験してきたことや実績の整理」「スキルの経験年数やレベルの整理」「エンジニアとしての強みの整理」をしてからキャリアについて整理していきます。
キャリアについて整理する際には「興味関心がある分野」「実現したいこと」「理想のエンジニア像と具体的なスキルセット」「将来的に実現したい年収」について整理しましょう。
エンジニアとして興味関心がある分野や実現したいことを整理すると、キャリア志向も明確になり、どのようなキャリアパスを目指せばいいのかが見えてくるので、自己分析では情報の整理とキャリアの整理を中心におこなうと良いですよ。
3.希望を実現するためのキャリアプランを立てる
自己分析をして希望のキャリアパスを明確にした後には、具体的にどのようにキャリアを実現するのかをキャリアプランとして整理していきます。
キャリアプランを立てる際には「キャリアのゴール」を明確にした上で「ゴールを実現するために必要なことや目標」を洗い出して、キャリアのゴールを実現するためのロードマップを作ります。
具体的には「10年後・5年後の姿」を想像して、その時にどのような経験や実績があり、スキルセットはどうなっているのかまで想像すると、実現のために必要なことを整理しやすくなります。
そして、エンジニアとしてキャリア形成を進める際には、計画的に経験を積んでスキルを磨かないと、希望のキャリアの実現は難しいので、キャリアプランを立てて、計画的に行動していきましょう。
4.キャリア実現に必要な勉強や資格取得をする
キャリアパスを決めて、具体的なキャリアプランを立てた後には、目標や具体的な行動計画に沿って、キャリア実現に必要な経験を積みながら、知識やスキルを身につけていきます。
エンジニアのキャリア形成では、希望の経験が積める職場へ転職をする人も多いですが、転職を成功させるにはエンジニアとしての経験やスキルが重要なため、目標を達成するために、スキルアップが必要なら勉強をして資格を取得することも大切です。
もちろん、エンジニアとしては実務経験を積むことの優先度の方が高いですが、未経験分野の経験を積むために転職する場合には、資格を取得すれば転職でもアピールできます。
そのため、未経験分野へ転職したい人や今の職場から転職をすると短期離職になってしまう人は、転職をする前に勉強や資格取得をして、転職を有利に進められるように準備をしておくと良いですよ。
5.転職をしながら希望のキャリア形成を進めていく
エンジニアがキャリアを実現するためには、希望する経験が積めて、スキルアップを目指せる職場で働くことが大切なため、必要に応じて転職をしながらキャリア形成を進めていきましょう。
転職する際には、転職サービスを活用しながら希望に合う求人を探していきますが、効率的に希望に合う求人を探したいのであれば、転職エージェントを活用していくと良いですよ。
転職エージェントでは、希望条件を伝えるとマッチする求人を紹介してくれますし、転職相談や応募先との連絡の仲介、職務経歴書の添削や面接対策のフォローまで、様々な転職支援をしてくれます。
そのため、効率的に転職活動を進めることができ、転職の成功率を上げることにもつながるため、転職で希望する経験が積める職場に転職したい人は転職エージェントを積極的に活用していきましょう。
末永
エンジニアの転職で転職エージェントを活用する場合は、マイナビIT AGENT・ウィルオブテック・リクルートエージェント(IT)・レバテックキャリアがおすすめです。
マイナビIT AGENTやリクルートエージェント(IT)は求人数も豊富ですし、ウィルオブテックやレバテックキャリアでは手厚い転職支援を受けられるので、活用する際は複数のサービスに登録してサポートしてもらうと良いですよ。
エンジニアにおすすめ転職エージェント
-
マイナビIT AGENT
マイナビのコネクションを活かした、人気企業求人や社内SEなどの求人が多数 -
ウィルオブテック
ITエンジニア専門エージェント!2名の専属アドバイザーが年収アップをサポート -
リクルートエージェント(IT)
国内最大の定番エージェント!エンジニアやIT業界の求人も多数保有 -
レバテックキャリア
ITエンジニア経験者向けのハイクラスIT求人が多数!キャリアUPを狙うエンジニア定番のエージェント
エンジニアがキャリアプランを立てる際のポイント
エンジニアがキャリアプランを立てる際には、実現性の高い計画を立てるためにも、以下のポイントは意識しておくと良いですよ。
末永
特に、キャリアプランでは目標設定や実現性を意識した計画を立てることが重要なので、キャリアプランを立てる際には参考にしてみてくださいね。
キャリアプランでは明確な目標も設定すること
エンジニアがキャリアプランを立てる際には、ゴールから逆算して必要な行動を洗い出しますが、具体的な行動を洗い出す時には目標も設定しましょう。
目標を設定する時には「SMARTの法則」を意識しつつ、具体的な目標を設定していくと良いですね。
そして、目標を設定すると具体的な行動がイメージしやすくなるため、行動をタスク単位で洗い出して、キャリアプランを立てていきます。
また、目標を設定する際には期限も設定しますが、期限の設定では目標の難易度や達成にかかる時間を考慮して、何かしらの理由で予定通りに進まなくてもリカバリーできるように設定すると良いですよ。
末永
目標は「大目標」「中目標」「小目標」に分けてスモールステップを意識して達成できるようにすると、具体的で実現性の高い目標を設定できます。
そのため、目標設定では関連性も意識して「小さな目標を達成し続けた結果、大きな目標も達成できた」という形を作りましょう。
SMARTの法則
-
Specific(具体的)
具体的な目標になっているか -
Measurable(測定可能)
数値や達成基準が明確になっているか -
Assignable(達成可能)
達成できる目標になっているか -
Realistic(現実的)
ゴールにつながる目標になっているか -
Time-related(期限)
期限が明確に設定されているか
キャリアプランの実現性や妥当性は考慮すること
エンジニアがキャリアプランを立てる時には、キャリアプランの実現性や妥当性も考慮して計画を立てるようにしましょう。
というのも、キャリアプランを立てる時には、現在のスキルレベルや市場価値を考慮した実現性のあるキャリアプランを立てないと、ハードルが高くて挫折してしまう可能性もあります。
また、理想のキャリアをイメージしてキャリアプランを立てても、キャリア実現のために努力ができるのか考慮しないと、机上の空論になるので、理想と現実を見て妥当性も意識する必要があります。
そのため、キャリアプランを立てる際には「具体的で実現までのイメージができるか」「客観的に見て目標やキャリアプランの達成ができるか」を考慮しておくと良いですよ。
キャリアに迷ったら積極的にプロに相談すること
エンジニアがキャリアについて考える際には、一人で考えるよりも転職エージェントやキャリアコーチングなどのプロの意見を聞くことも大切です。
もちろん、自分なりに考えて計画を練ることも必要ですが、キャリアプランを考えるために自己分析をしてみると上手くできなかったり、思ったように進まなくて、後回しにしてしまう人も多いです。
そのため、キャリアプランの立て方や自己分析の進め方に迷ったらキャリアコーチングサービスを活用したり、転職について悩んだら転職エージェントで話を聞くようにしましょう。
末永
エンジニアのキャリア形成では計画的に実務経験を積んでスキルを磨く必要があるため、キャリアコーチングサービスを活用しているエンジニアも増えています。
キャリアコーチングは費用が必要ですが、キャリアコンサルタントがサポートしてくれるので、将来への投資として活用してみるのもおすすめです。
末永
そして、キャリア実現のために転職をするなら、希望の求人を効率的に探せるように転職エージェントは積極的に活用しましょう。
また、ITエンジニア向けの転職エージェントは数多くありますが、求人数や転職支援の手厚さで選ぶのであれば、以下の転職エージェントを活用すると良いですよ。
エンジニアにおすすめ転職エージェント
-
マイナビIT AGENT
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ウィルオブテック
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ITエンジニア経験者向けのハイクラスIT求人が多数!キャリアUPを狙うエンジニア定番のエージェント
キャリアパスを実現するエンジニア転職のコツ
エンジニアがキャリアパスを決めて、具体的なキャリアプランを立てた後には、キャリアを実現するために行動していきますが、キャリア実現のためには転職が必要なことも多いです。
そのため、本項ではエンジニアがキャリアパスを実現するために転職をする時に意識しておいて欲しいことについて紹介していくので、転職を検討している人は参考にしてみてください。
転職前にスキルの習得や資格取得をしておくこと
エンジニアがキャリアパスを実現するために転職をするのであれば、転職前にスキルの習得や資格取得をしておくことが大切です。
特に、未経験分野へ転職して経験を積みたいと考えていたり、既存のスキルを活かしながら新しい分野の経験も積もうとしている場合には、関連するスキルや資格の有無で転職での評価も変わります。
もちろん、今までエンジニアとして働いてきた経験や得意分野のスキルレベルも評価の比重としては高いですが、新しい分野へチャレンジしたいのであれば、アピール材料を増やすために事前にスキル習得や資格取得をしておくと良いですね。
また、自身の得意分野でスキルアップ・キャリアアップを目指す際にも、自主的な学習や資格取得は大切なので、働きながら勉強をする習慣をつけて、着実にスキルを磨いていくと良いですよ。
ポートフォリオやGitHubで技術レベルを可視化すること
エンジニアとして転職する際には、経験や実績でスキルレベルを判断しますが、実務レベルの評価は書類や面接だけでは判断が難しいため、転職時にはポートフォリオやGitHubで技術レベルを可視化しておくのがおすすめです。
特に、フロントエンドエンジニアは、今までの実績をポートフォリオとしてまとめることで、得意分野や具体的なスキルレベルをイメージしやすいです。
また、プログラミング言語を活用するエンジニアであれば、GitHubでコードを公開している人も多く、選考の際にGitHubでコードを公開している場合には提出を求められることもあります。
そのため、希望のキャリアパスを実現するために転職をするのであれば、技術レベルを評価してもらいやすいように、実績をまとめたポートフォリオを作ったり、GitHubでソースコードを公開しておくと良いですよ。
末永
最近では、プログラミングスキルを見るためにテストを実施する企業も増えているため、コーディングテストの対策をしておくことも大切です。
そのため、コーディングテストの対策をしたい人は、無料で「Track Test」のテストが受けられるウィルオブテックで対策をしておくと良いですよ。
IT業界向けの転職エージェントを併用すること
エンジニアがキャリアパスを実現するために転職をする時には、複数の転職エージェントを併用することをおすすめします。
というのも、転職エージェントでは、求人数や対応エリア、得意領域や保有している非公開求人には違いがありますし、転職エージェントのキャリアアドバイザーもサービスによって質に差があります。
また、転職エージェントを活用して転職活動をする際には、希望に合う求人数の多さとキャリアアドバイザーとの相性が重要なため、複数の転職エージェントを併用することでサービスの比較もできます。
そのため、転職時に求人探しの幅を広げたい人や自分に合ったサービスを見つけたい人は、3社〜4社の転職エージェントを併用しながら、転職活動を進めていくと良いですよ。
末永
転職エージェントにも特徴がありますが、求人数と転職支援実績で求人を選ぶならマイナビIT AGENTとリクルートエージェント(IT)には登録しておきましょう。
また、レバテックキャリアも年収アップの実績もありますし、ウィルオブテックも2名体制で転職支援をしてくれてコーディングテストを受けられるため、併用する際に登録してみると良いですよ。
エンジニアにおすすめ転職エージェント
-
マイナビIT AGENT
マイナビのコネクションを活かした、人気企業求人や社内SEなどの求人が多数 -
ウィルオブテック
ITエンジニア専門エージェント!2名の専属アドバイザーが年収アップをサポート -
リクルートエージェント(IT)
国内最大の定番エージェント!エンジニアやIT業界の求人も多数保有 -
レバテックキャリア
ITエンジニア経験者向けのハイクラスIT求人が多数!キャリアUPを狙うエンジニア定番のエージェント
未経験分野ならプログラミングスクールの活用も検討すること
エンジニアとしてキャリアパスを実現する際には、未経験分野へ挑戦する人もいると思いますが、未経験分野のスキル習得を目指すならプログラミングスクールの活用もおすすめです。
特に、非プログラミング職からプログラミングをおこなうエンジニアを目指す場合は、独学だと挫折する可能性があるため、未経験でも効率的にスキル習得ができるスクールを活用した方が挫折するリスクを減らすことにもつながります。
もちろん、プログラミングスクールでは未経験者向けのカリキュラムなので既知の部分もありますが、スクールによっては学習後に案件を紹介してくれるため、実務を通して経験を積む機会もあります。
また、転職も検討している人なら、カリキュラムを修了後に求人紹介が受けられる転職保証コースを提供しているスクールもあるため、興味がある人はどのようなスクールがあるのか調べると良いですよ。
末永
おすすめのプログラミングスクール
エンジニアがキャリア形成のために転職する際の注意点
エンジニアがキャリアパスを実現するには転職も必要ですが、キャリア形成のために転職をする場合は、転職後にミスマッチが発生しないように事前に把握しておくべき情報があります。
本項では、エンジニアがキャリア形成のために転職をする際に知っておいて欲しい注意点を4つ紹介するので、転職を考えているエンジニアはチェックしておいてくださいね。
未経験の分野への転職では年収が下がることもある
エンジニアは経験を積んでスキルを磨いていくと、高年収を目指せる職種ですが、エンジニア経験者でも未経験分野へ転職する場合には年収が下がることもあるため注意しましょう。
というのも、エンジニアの年収はスキルレベルや会社への貢献度で決まるため、未経験分野だとエンジニアの知見は活かせても、スキルレベルは下がるので、年収水準も低くなることが多いです。
もちろん、エンジニアとしてのポテンシャルを見て同じ程度の年収になることもありますが、基本的には未経験分野や経験の少ない分野へ転職する際には、年収が下がる可能性があると考えて希望条件を設定することが大切です。
転職前にスキル習得が求められることも多い
未経験からエンジニアとして転職をしたり、未経験分野の経験を積むために転職をする場合には、最低限の知識や技術が求められることも多いため、転職前にスキル習得をしておく必要があります。
中には、メインスキルで開発に貢献できれば、未経験のスキルはキャッチアップすれば良いという企業もありますが、転職する際には未経験分野だと転職難易度が上がると考えておきましょう。
そのため、既存のスキルと関連性がある技術以外の経験を積みたいと考えているのであれば、事前に学習をしてスキルを習得してから転職活動をした方が、転職の成功率を上げることにつながりますよ。
末永
新しいスキルを習得する時は、参考書や動画学習サービスで勉強する人も多いですが、学習を続ける自信がない人はプログラミングスクールの活用も検討しましょう。
また、プログラミングスクールを活用するなら、幅広いコースがあるTECH ACADEMY・TECH CAMPやオーダーメイドでカリキュラムを組める侍エンジニア・Code Campがおすすめですよ。
面接ではキャリアの希望をアピールしすぎない
エンジニアがキャリアパスを実現するために転職をする場合、面接では志望動機でキャリアの希望について話す人も多いですが、キャリアの希望をアピールする時には注意が必要です。
というのも、キャリアの希望をアピールしすぎると「キャリアのために利用しようとしている」という印象が強くなってしまい「転職しても希望に沿わなかったり、目的を達成した時点で転職してしまうのではないか」と思わる可能性があります。
そのため、志望動機でキャリアについて話をするのは良いですが、話をする時には会社に貢献できることや採用するメリットを伝えたり、キャリアよりも会社に魅力を感じたことを伝えて、不安要素を取り除くことも大切です。
転職すれば希望の仕事ができるとは限らない
キャリア形成のために転職をする人は、希望する経験が積めて、スキルアップが目指せる求人を探す人が多いですが、転職できたとしても希望する仕事ができるとは限りません。
会社の状況次第で仕事内容は変わるため、希望する仕事ができるのかは事前に確認をしておく必要があります。
また、スキルレベルが低い場合は、保守運用から経験を積んで、上流工程の仕事をすることが多く、未経験分野で働く場合には、いきなり希望する仕事ができるとは限らない点には注意しましょう。
末永
転職後のミスマッチを防ぎたいなら、転職エージェントで求人の詳細をチェックしたり、面接でも仕事内容に認識の相違がないかを確認しておく必要があります。
そのため、転職活動を進めていく中で、疑問に感じることやわからないことがあった場合には、必ず確認をして認識を合わせておくようにしましょう。
エンジニアのキャリアアップには転職エージェントの活用がおすすめ
エンジニアがキャリアアップの転職をするなら、転職エージェントを活用して転職活動を進めていくのがおすすめです。
特に、ITエンジニアの転職に強い転職エージェントでは、IT業界に精通したキャリアアドバイザーがサポートしてくれるため、上手く活用することで転職の成功率を上げることにもつながります。
また、転職サイトでも求人は探せますが、大手企業や有名企業の優良求人は非公開にしていることも多く、転職エージェント経由でしか見つけられないこともあるため、待遇の良い求人を探したいなら転職エージェントを活用した方が良いですね。
そして、転職エージェントにも求人数や得意分野には違いがあるため、効率的に希望の求人を探したいなら、複数の転職エージェントを併用して、転職活動を進めていくと良いですよ。
末永
転職エージェントを活用するのであれば、高年収の求人も多いマイナビIT AGENTや業界最大級の求人数を誇るリクルートエージェント(IT)の活用がおすすめです。
また、レバテックキャリアも「エンジニアが利用したい転職エージェントNo.1」の実績がありますし、ウィルオブテックも2名体制で手厚く転職支援してくれるので、気になるサービスがあれば登録しておくと良いですよ。
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- エンジニアがスキルアップできる求人多数
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- 大手IT系・Web系企業からスタートアップまで幅広く網羅
- WEB・アプリエンジニア、インフラエンジニア、PM、ITコン、SEなど多様な職種に対応
本記事では、基本的なキャリアパスから具体的なキャリアの選択肢、キャリアパスの決め方やキャリアプランを立てる際のポイントまで幅広く紹介していきます。
エンジニアの中にも、キャリア選択に迷う人は多いので、本記事の内容を参考に希望のキャリアを明確にしていきましょう。