営業事務から転職の方法!具体的な職種やポイントをプロが徹底紹介!

営業事務から転職の方法!具体的な職種やポイントをプロが徹底紹介!

    本記事では、営業事務から転職をしたいと考えている方にキャリアチェンジする際におすすめの職種について目的別で紹介しています。

    また、営業事務から転職する際の具体的な転職方法やポイント・注意点についても紹介しているので参考にしてみてください。

この記事を書いた人
末永雄大

末永雄大

新卒でリクルートエージェント(現リクルート)に入社。数百を超える企業の中途採用を支援。2012年アクシス(株)設立、代表取締役兼転職エージェントとして人材紹介サービスを展開しながら、年間数百人以上のキャリア相談に乗る。Youtubeチャンネル「末永雄大 / すべらない転職エージェント」の総再生回数は2,000万回以上。著書「成功する転職面接」「キャリアロジック
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営業事務から転職したいと考えている方に多い理由

営業事務から転職をしたいと考えている方の中には、他の人がどんな理由で転職をしようと思ったのか気になる方もいると思います。

そこで、本項では営業事務から転職したいと考えている方に多い理由をいくつか紹介するので、自身の転職理由を整理する際の参考にしてみてください。

1.営業との相性が悪く仕事がやりづらい

営業事務として働いていると複数人の営業担当のサポートをしていきますが、営業担当との相性が悪くてストレスを感じている場合に営業事務から転職しようと考える方もいます。

基本的に営業事務は営業担当から業務を依頼されて対応することが多いですが、営業担当の中には「時間や負担を考慮せず仕事を投げてくる」「指示が曖昧で確認する手間がかかる」「こちらから依頼した仕事を忘れてたり仕事の抜け漏れ・ミスが多い」など営業担当にも良し悪しがあります。

もちろん、営業担当が仕事や配慮ができる人なら良いですが、何度指摘しても改善されない場合や見下した態度をとってくる場合、ストレスを抱えるよりも転職をした方が良いと感じる方も多いようです。

2.営業事務なのに営業活動がメインになっている

営業事務の仕事は主に資料作成や契約書類の作成など営業とクライアントの間に入ってサポートをするのが主な仕事ですが、企業の方針によって営業の立場を理解するために研修で営業経験を積ませることもあれば、人材が不足していて営業と営業事務を兼任させることもあります。

特に、既存のリソースを有効活用するために新しく営業を雇うのではなく営業事務に営業活動の一部を依頼する企業もあり、そのような企業ではいつの間にか営業事務ではなく営業としての仕事がメインになっていることもあるようです。

ですが、営業事務として働きたかったのに営業活動までやらなければいけないことに不満を感じる方も多く、中には営業の仕事もしているのに営業事務としての給料しかもらえないこともあるため不満を感じて転職をする方もいるのでしょう。

3.業務量が多すぎて残業時間が多い

営業事務として働いていると複数人の営業担当の契約書類の作成やクライアントとの連絡などの業務が発生するため、営業事務の人手が不足している状態だと一人当たりの業務負担が大きく残業しなければいけないことも増えてきます。

特に、営業担当からの依頼が多い時や緊急の要件で対応しなければいけないことがあった場合には、休憩をする暇もなかったり残業しないと期日までに対応が終わらないケースもあるようです。

事務系の職種は比較的業務量の調整がしやすくワークライフバランスがとりやすいのですが、営業事務は会社の状況によって業務量が多くなり残業時間も増えてしまうことあるため、もっと働きやすい会社や職種に転職しようと考える方もいるのでしょう。

4.営業とクライアントとの板挟みになっていて面倒

営業事務は営業担当とクライアントの間に入ってサポートをすることも多いですが、間に入って対応するからこそ営業とクライアントとの板挟みになってしまうことも多いです。

例えば、クライアントからの要望を営業に伝えても詳しい理由を聞くことなく「無理」と言われてクライアントに謝る必要があったり、営業のミスでクライアントからクレームが入った場合でも営業事務に怒りの矛先が向いてしまうこともあります。

営業事務として働いていると板挟みになってストレスを抱え込む方も多く、ストレスが溜まっていたり疲れていると「板挟みでストレスを溜めるくらいなら転職した方が良い」と感じる方も多いようです。

5.職場の人間関係が悪くてストレスを感じた

営業事務に関わらずどの職種でも、職場の人間関係が悪くてストレスを感じていることが原因で転職を考える方は多いです。

特に、営業事務の場合は営業担当や営業事務のチームなど密接に関わる人の数が多いため、仕事をしていく中で進め方や考え方がどうしても合わないと感じてしまうことはよくあります。

ですが、職場の人間関係の問題は簡単には解決できないため「このままストレスを溜めるくらいなら転職して関わりをなくした方が良いのではないか」と感じる方もいるようです。

6.営業事務の仕事が合わない

営業事務へ転職したけど実際に仕事をしてみたら性格的に「向いていない」「合わない」と感じてしまう方もいます。

特に、営業事務では書類作成からデータ入力など細かくて地味な作業が多いため、細かい作業や地道な作業が苦手な方にはあまり向いていません。

また、営業事務では会社の方針によって営業のサポート以外にも営業活動に近い業務をしなければいけないこともあるため、働いてから「思っていた仕事となんか違う」と感じてしまい転職を考える方もいるのでしょう。

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7.給料や年収の水準が低い

営業事務の平均年収は348万円一般事務の平均年収の310万円に比べれば年収の水準は高いですが、実際に働いてみると業務量に対して給料や年収が低いのではないかと疑問に感じている方もいます。

特に、営業事務としてサポートする営業の人数が多く、業務での貢献度も高いのに評価されなかったり、営業の仕事を一部兼任しているのに営業事務としての給料や年収しか貰えていない場合には「割に合わない」と感じる方も多いです。

企業によって営業事務の給料や年収の水準は変わりますが、中小企業だと環境が整っていないが原因で業務過多になりやすかったり、人件費を抑えるために低い年収のままにしておこうと考える企業もあるため不満を感じて転職する方もいるのでしょう。

8.専門的なスキルを身につけられない

営業事務は資料作成など営業のサポートからクライアントから問い合わせ対応まで幅広い仕事に携わるため、事務職の中では役に立つスキルを磨きやすいですが、人事や経理のように専門性の高い知識やスキルが身に付くわけではありません。

例えば、営業事務の仕事では資料作成・事務処理などの仕事における土台となるスキルを磨くことはできますが、営業ノウハウやエンジニアのプログラミングスキルのように専門性の高いスキルを身につける機会は少ないです。

そのため、将来のキャリアを考えた際に「手に職をつけられる仕事に就きたい」と感じた方は、営業事務ではなく他の専門的なスキルや経験を身につけられる職種へ転職をするかたもいます。

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何かしらの理由で営業事務から転職したいと考えている方は一度転職エージェントで転職をするべきか相談してみましょう。


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営業事務から転職するのにおすすめの職種

営業事務から転職したいと考えている方の中には「転職するならどんな職種がいいのだろう?」と感じている方もいると思いますが、おすすめの職種は本人のキャリア志向によって変わってきます。

そして、本項では「営業事務以外の事務系職種へ転職したい場合」「手に職をつけられる職種に転職したい場合」「将来的に高年収を目指したい場合」におすすめの職種をそれぞれ紹介していくので職種選びの参考にしてみてください。

事務職でも営業事務以外の仕事をしたい場合におすすめの職種

営業事務から転職をしたい方の中で営業事務以外の事務系の職種へ転職したいと考えている場合には以下の職種の中から選ぶのが良いでしょう。

事務系の職種へ転職するのにおすすめの職種

  • 一般事務(OA事務)
  • 総務
  • 広報/PR
  • 人事
  • 経理/会計/財務
  • 法務
  • 受付事務
  • 貿易事務
  • 医療事務
  • 介護事務
  • 学校事務

上記の中でも年収よりも業務的な負担を減らしたいと考えている場合には「一般事務(OA事務)」「受付事務」、幅広い業務に携わっていきたいと考えている場合には「総務」「学校事務」がおすすめです。

また、事務系の職種の中でも専門性を持って働きたい場合には「広報/PR」「人事」「経理/会計/財務」「法務」、業界特化の仕事をしたいなら「医療事務」「介護事務」の仕事が適しています。

「経理/会計/財務」「法務」「医療事務」などの専門性が高い仕事の場合には、転職する際には業務に関連する専門知識が求められてきますが、事務系の職種は営業事務の経験を活かして業務に携われるため比較的転職はしやすい職種になります。

そのため、転職するなら今までの経験を活かして仕事を続けていきたいと考えている場合には、キャリアや転職における希望を明確にした上で、将来的なキャリアや働き方の実現に結びつきやすい職種を選んでいきましょう。

手に職をつけたいと考えている方におすすめの職種

営業事務から転職する際に「手に職をつけられる仕事に転職したい」と考えている方もいると思いますが、手に職をつけられる仕事に転職したい場合には以下の職種がおすすめです。

手に職をつけたい方におすすめの職種

  • 営業|IT営業・人材営業
  • カスタマーサクセス
  • 介護士
  • ファイナンシャルプランナー
  • Webライター
  • 動画クリエイター

手に職をつけられる職種は他にもたくさんありますが、未経験からチャレンジしていきたいのであれば上記の職種の中から選んでいきましょう。

そして、上記の中でも営業事務の経験を活かしていきたい場合にはIT営業・人材営業などの「営業職」や顧客の成功のために自社ツールの導入や活用の支援する「カスタマーサポート」がおすすめです。

また、他業界の職種に興味がある方は未経験からでもチャレンジしやすい「介護士」やライフプランなど人生設計やお金に関する相談に乗ってサポートする「ファイナンシャルプランナー」も選択肢として挙げられます。

その他にも、手に職をつけられる仕事の中には経験を積んでいくことでフリーランスとして独立しやすい職種もたくさんありますが、その中でも未経験からキャリアチェンジがしたい場合には未経験からでもチャレンジしやすい「Webライター」「動画クリエイター」がおすすめです。

将来的に高年収を目指したいと考えている方におすすめの職種

営業事務からキャリアチェンジを考えていて、将来的に高年収を目指していきたいと考えている場合には以下の職種がおすすめです。

高年収を目指したい方におすすめの職種

  • Webエンジニア
  • システムエンジニア
  • インフラエンジニア
  • Webデザイナー
  • Webマーケター

他にも高年収の職種はたくさんありますが、上記のようなIT関連の職種は需要が高く経験や実績を積むことで将来的に高年収が目指せたり、フリーランスとして独立もできる職種となっています。

特に、Webエンジニア・システムエンジニア・インフラエンジニアはIT職種の中でも専門性が高いため年収の水準が高く、IT社会の発展に必要不可欠な職種なので需要や将来性も非常に高い職種です。

また、WebデザイナーやWebマーケターも経験を積むことで高年収を目指せて、エンジニア職と同じく需要が高く将来性もある職種なので、キャリアチェンジして将来的に高年収を目指したいと考えている方にはおすすめの職種になります。

ですが、専門性の高い職種は転職するために基礎的な知識やスキルを身につける必要があるため、転職を検討する際には事前に学習期間も考慮して中長期的な計画を立てていくことが大切です。

会社に対する不満が理由なら他企業の営業事務への転職もおすすめ

営業事務から転職したいと考えている方の中には「会社の仕事内容や待遇に対して不満がある」「会社内の人間関係がわるくてストレスを感じた」といった理由で営業事務から転職を考えている方もいると思います。

ですが、営業事務の仕事自体に大きな不満がないのであれば無理にキャリアチェンジをしなくても他の企業の営業事務へ転職することで、現在の不満や悩みを解決できたり、年収アップを実現ができる可能性もあります。

特に「営業事務なのに営業がメインになっている」「平均年収に対して年収が低い」「会社内の人間関係が悪く仕事に支障が出ている」といったケースは会社の方針や所属している人が影響する要素なので転職することで解決できる可能性は高いです。

もちろん、自分で努力すれば解決できそうなことであれば自主的に働きかけることが大切ですが、頑張ってみてもどうしようもない場合には転職を視野に入れて活動していくことも必要になってきます。

ですが、現時点で転職するべきか悩んでいる方もいると思うので、その場合には現状を整理した上で転職のプロに相談することで解決策を一緒に考えてくれたり、転職に関する相談に乗ってくれるため積極的に相談してみることをおすすめします。

営業事務から転職をする際の流れ

営業事務から転職活動を進めていく場合には基本的に以下のSTEPに沿って進めていきますが、転職活動を成功させるためにはそれぞれのSTEPで意識しておいて欲しいポイントや注意点があります。

そして、本項では転職活動を進めていく流れやそれぞれのSTEPで意識しておいて欲しいポイントや注意点について詳しく紹介していくので、転職活動を進める際の参考にしてみてください。

STEP1|現状の不満や転職したい理由を整理する

営業事務から転職活動を進める際にはまず「現状の不満や転職したい理由を整理すること」から始めていきましょう。

というのも、現状の不満や転職理由によってはキャリアチェンジをしなくても会社を変えるだけで悩みが解決することもありますし、キャリアチェンジをしたいと考えていても実際には年齢や転職難易度などを考慮して職種を選ばなければいけません。

また、転職活動を進める際には転職理由は必ず聞かれるため、現状の不満や転職したい理由を整理して「なぜ転職するに至ったのか」をキャリアの希望も交えて説明できるようにしておく必要があります。

そのため、転職活動を進めていく際には「どんなことに対して不満を感じているのか」「転職をして何をしたいのか」「転職しようと決めたきっかけや背景」といった内容に関して情報を整理して自分の考えをまとめておくようにしましょう。

STEP2|興味のある職種に関する情報収集を行う

営業事務以外の仕事にキャリアチェンジする場合には事前の情報収集と準備が転職の成功にも大きく影響してくるため、興味を持った段階で気になった職種に関する情報収集はしっかりと行いましょう。

情報収集では主に以下の情報を調べることで、複数の職種を比較して最適な選択をしたり、転職計画を立てる際にも役立つので参考にしてみてください。

  • 職種の主な仕事内容と関連業務の内容
  • 全体の平均年収と未経験者の年収の目安
  • 職種の主なキャリアパスと実現性
  • 職種のやりがい・大変なところ
  • 職種に向いている人・向いていない人の特徴
  • 未経験から転職する場合の転職難易度
  • 未経験からの転職で求められる知識・スキル
  • 未経験からの転職で必要なスキル・資格
  • スキル習得や資格取得にかかる時間

未経験の職種を選ぶ際には第一印象や興味関心で選んで情報収集をしない方もいますが、転職活動を始めてから「思っていた仕事と違う」とミスマッチが起こってしまうと時間が無駄になるので職種を決める際には必ず情報収集はしましょう。

また、転職して働いてみたけど実際に仕事をしてみると「仕事が思ったより大変」「向いていない」と感じてすぐ辞めることになれば、その後のキャリアにも悪影響が出るため事前に大変なところや向き不向きに関する情報収集も大切になります。

そして、職種の中には未経験から転職するには難易度が高い職種もあれば、スキルや資格を取得しなければ転職が難しい職種もあるため事前に調べておくことで、学習期間も考慮した転職計画を立てていくことにつながります。

STEP3|自己分析をして希望のキャリアについて整理する

営業事務から転職活動を進める際には自己分析をして希望のキャリアを整理した上で職種選びや今後のキャリアについて決めていくことが大切です。

自己分析をする際には職務経歴や保有スキルなどの棚卸しや将来の希望するキャリア・働き方まで整理していくことで具体的なキャリアプランを立てやすくなり、転職活動の軸を決めやすくなるので、以下の内容を参考に情報整理をしていきましょう。

  • 職務経歴・保有スキル・保有資格の棚卸し
  • 仕事で活かせる知識・スキルの整理
  • 仕事で意識・工夫してきたことの整理
  • 仕事でやりがいを感じた出来事の整理
  • 仕事で辛い・辞めたいと思った出来事の整理
  • やりたいこと・やりたくないことの整理
  • 仕事をする上で大切にしている価値観
  • 希望するキャリアや働き方の整理
  • 希望のキャリアや働き方の実現に必要なことの整理

自己分析で職務経歴・保有スキル・保有資格の棚卸しをする際には「自分の知識やスキルをどのような場面で活かせるのか」も明確にしておくと職務経歴書を作る際に役立ちます。

他にも「仕事で意識・工夫してきたこととエピソード」「仕事で楽しい・やりがいがあると感じた出来こと」「辛い・辞めたいと感じた出来事」も整理しておくと自分が大切にしている価値観を明確にする際に参考になるので整理しておきましょう。

また、仕事でやりたいこと・やりたくないことを整理しておくとキャリアチェンジをする際の職種選びの基準が明確になり、優先順位をつけておくことで職種を決める際に職種と希望のキャリア・働き方とのマッチ度の比較がしやすくなります。

そして、整理した情報をもとにこれからどのようなキャリアを歩み、どのような働き方を実現したいのかを明確にし、希望のキャリアや働き方を実現するために必要なことの整理と目標・期限の設定をしてキャリアプランを立てていきましょう。

自己分析する際の目安には「情報を整理すること」と「キャリアプランを立てること」がありますが、キャリアプランまで立てておくことで希望のキャリアが明確になり転職活動でも具体的で説得力のある話ができるようになるので、できる限りキャリアプランまで立てることをおすすめします。

とはいえ、なかなかキャリアプランが思いつかない方も多いのではないでしょうか。

実際に、約65%の人が自分自身のキャリアビジョンを実現するためのキャリアプランは描けていないのが現状です。

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STEP4|具体的な転職から退職までの計画を立てる

自己分析をして希望のキャリアを明確にした後には、転職活動の計画を立てていきます。

計画を立てる際には「スキル習得や資格取得に必要な学習期間」「転職活動自体に必要になる期間」「退職を進めるために必要な期間」を意識して計画を立てていくことが大切です。

学習期間は希望する職種でスキル習得や資格取得が必要なケースに限られますが、具体的な学習期間はスキルや資格の難易度によって変わるため、事前に調べた情報を参考に働きながら学習を進めていく前提で計画を立てていきましょう。

また、転職計画に関しては経験のある職種で1ヶ月〜3ヶ月程度、未経験の職種への転職では3ヶ月〜6ヶ月程度が転職期間の目安となるため、働きながら転職活動を進めてる前提で余裕を持って計画を立てていきましょう。

そして、退職計画では繁忙期や引き継ぎ期間も考慮して退職までに1ヶ月〜3ヶ月は必要になると考えて計画を立てておき、実際に退職手続きを進める際にはどのような流れで進めるのかまで考えておくと行動に移す際にスムーズに進めることができます。

STEP5|履歴書と職務経歴書を作成する

営業事務から転職をする際には求人探しを始める前に履歴書と職務経歴書を作成しておきましょう。

そして、営業事務の方が職務履歴書や経歴書を作成する際には以下のポイントを意識しておくと魅力的な書類が作成できるので参考にしてみてください。

履歴書作成のポイント

  • 志望動機・自己PR・趣味/特技など情報量が多いものを活用する
  • 未経験の職種を希望する場合は志望動機・自己PRで動機や理由を記載
  • 希望年収や諸条件の項目には適正年収を確認してから記載する

職務経歴書作成のポイント

  • 職務概要・自己PR・保有スキル・保有資格の項目を用意する
  • 未経験の職種を希望する場合は転職動機・転職背景の項目を追加する
  • 希望職種への転職で活かせるスキルや経験の項目も追加する
  • 職歴の欄には会社名・所属期間・担当業務・実績まで記入する
  • 実績は数値を用いて誰がみてもわかりやすいように記載する
  • 職歴では意識したこと・工夫したことを記載するのもおすすめ

営業事務から転職する場合には「なぜ転職を考えたのか」「なぜその職種を希望するのか」「貢献できること・活かせるスキルはあるのか」「貢献できることを示す根拠となる実績はあるのか」といったことまで把握できるように作成することが大切です。

また、スキルや実績などの能力面以外にも仕事に対する姿勢をアピールするために職歴ごとに意識したこと・工夫したことも記載するとわかりやすい経歴書を作成することにつながるのでおすすめです。

そして、職務経歴書では「伝えたいことが網羅的に伝わる内容になっているか」「企業担当者がその経歴書を見て魅力を感じてくれるか」が非常に重要なので、内容を見返す際には希望職種の採用担当になった気持ちでチェックしてみましょう。

ですが、希望職種の採用担当者の目線で客観的にチェックするのが難しいと感じた場合には、転職エージェントなどで添削してもらうとより良い経歴書を作成できるので積極的に活用していきましょう。

STEP6|転職の軸や希望条件の優先順位を明確にする

転職活動を進めるために転職サービスに登録する際には、事前に転職の軸や希望条件を整理した上で優先順位を明確にしておくことで転職活動を円滑に進めていくことにもつながります。

そして、営業事務から転職する場合の転職の軸には「年収アップ・キャリアアップのため」「新しい環境で働くため」「新しい仕事に挑戦するため」といったものが挙げられますが、転職理由によって軸は変わるので転職理由をもとに転職の軸を明確にしていきましょう。

また、転職の軸が決まったら希望条件も「仕事内容・待遇」「年収・手当」「残業・休日」「就労時間・労働環境」「福利厚生」の中から希望を洗い出して優先順位をつけていきましょう。

  • 仕事内容や待遇に関する希望
    希望する仕事内容・ポジション・雇用形態

  • 希望する年収や手当
    年収・月収・賞与・特別手当
    インセンティブ制度の有無

  • 希望する残業時間や休日制度
    月の残業時間・年間休日日数
    土日祝日休み・週休完全二日制
    長期休暇の有無

  • 就労時間や労働環境に関する希望
    フレックス制度の有無
    リモート勤務の有無・時短勤務の有無
    短時間正社員制度の有無

  • 福利厚生に関する希望
    資格手当・通勤手当の有無
    育児休暇/介護休暇の取得状況

優先順位をつける際には「必須条件」「歓迎条件」のようにランクをつけた上で「理想」「希望」「許容範囲内」「最低」の段階に分けて細かく条件を設定しておくことでより正確に求人の条件と希望とのマッチ度を判断できるようになります。

ですが、希望条件が経験やスキルに対して高すぎる場合や特定の条件にこだわりすぎてしまうと求人探しの幅が狭まってしまうので、転職サービスに登録した後は一度プロに相談して適切な条件についても確認してみることも大切です。

STEP7|転職サービスに登録する

営業事務から転職をする際には転職サービスを活用して求人を探していきますが、転職サービスにもそれぞれ違いがあるので把握しておきましょう。

  • 転職サイト
    求職者を探している企業が求人を掲載しているサイト。基本的に自分で求人を探す必要があり転職支援はほとんどないが、スカウトサービスやヘッドハンティングを提供していれば企業やヘッドハンターからのスカウトで効率的に求人を探すこともできる。

  • 転職エージェント
    求職者と人材を採用したい企業をエージェントがマッチングするサービス。求人探しから転職支援までエージェントが対応してくれるため効率的に転職活動を進めることが可能。

  • SNS(Wantedly/LinkedIn)
    企業の情報や魅力を発信するために活用されることが多いが、求人の公開もしているため自分で企業を探して応募することもできる。また、企業からもプロフィールを見てスカウトメッセージが来ることがある。

転職サービスを利用する方のほとんどは「転職サイト」か「転職エージェント」のどちらかを活用して、情報収集のためにSNSをチェックすることが多いですが、いずれの転職サービスも特徴を把握した上で目的に合わせて使い分けていくことで希望の求人を効率的に探していくことができます。

転職サイトでは「転職支援がなくてもいいから自分のペースで求人を探したい」「求人にどのようなものがあるのかを確認したい」「スカウトで良い求人があれば応募を進めていきたい」といった方におすすめです。

また、転職エージェントは「転職活動を効率的に進めていきたい」「相談しながら転職活動を進めたい」「条件に合う求人を探してもらいたい」と考えている方におすすめのサービスになります。

SNSに関しては企業の情報収集に活用されることが多いですが、自身もSNSを活用して情報発信をしていれば企業に自分の人柄や考え方を知ってもらいやすいため、転職活動に慣れていて応募後のミスマッチを防ぎたい方はSNSも活用していきましょう。

そして、転職サイトや転職エージェントを活用して求人を探す場合には、そのサービスの得意としている業界・職種・特性を考慮して選ぶことで希望に沿った求人を見つけやすくなるので登録する際には情報を調べた上で選んでいくようにしましょう。

転職エージェント末永 末永

転職サービスにはいくつか種類があり、得意分野や特徴の違いはありますが効率的に希望の求人を探したいなら転職エージェントの活用がおすすめです。


特に、未経験の職種へ転職したい場合はエージェントの有無で転職の成功率にも影響がでるため営業事務から未経験の職種へキャリアチェンジしたい方は転職エージェントを活用していきましょう。

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STEP8|求人を探して応募する

転職サービスに登録した後は希望にマッチする求人を探していきますが、求人を選ぶ際には求人が希望とマッチしているかをしっかりと確認してから応募することでミスマッチを防ぐことにつながります。

そして、希望と求人とのマッチ度を判断するには希望条件と求人内容を参考に判断していきますが、具体的には以下の内容についてチェックして問題がなければ応募を進めていくのが望ましいです。

  • 希望の条件と求人の条件がマッチしているか
  • 必須条件・歓迎条件の要件を満たしているか
  • 仕事内容が希望と同じかどうか
  • 働き方の希望にマッチしているか
  • 残業頻度・時間が許容範囲内かどうか
  • 年間休日が120日以上確保されているか

基本的には上記の内容をチェックしておけば問題はありませんが、条件で曖昧な箇所があればミスマッチを防ぐために事前に確認することが大切です。

また、自分で調べてもわからない場合は転職サイトやSNSであれば問い合わせるか、転職エージェントの場合には転職エージェントに聞きましょう。

そして、求人に応募する際は応募後の選考通過率を上げるためにも未経験職種へチャレンジする場合は未経験からでも応募できるか確認し、経験者でも「必須条件・歓迎条件」を満たしているかをチェックした上で応募することを心がけましょう。

STEP9|書類選考・面接を実施する

求人応募後には職務経歴書をチェックして書類選考に通過すれば選考面接を実施していきます。

そして、面接では事前にどれだけ準備をしたかによって面接の合否にも影響してくるため、面接準備をする際には最低でも以下の情報整理と内容の精査はしておきましょう。

  • 企業に関する基本情報の整理
  • 志望動機・自己PR・転職理由の整理
  • 想定質問に対する回答の精査
  • 逆質問の内容を考えて精査
  • 当日の服装や持ち物の用意と確認

準備では上記の情報の整理や精査をしていけば基本的に問題ありませんが、面接をする際には受け答えの内容だけではなく態度や身だしなみも評価対象となる可能性が高いため、態度や身だしなみもできる限りチェックしておきましょう。

清潔感や身だしなみ

  • 服の皺やよれがないか
  • 靴や服に汚れがないか
  • 寝癖・髭などの身だしなみに問題はないか
  • 汗・タバコ・香水の匂いは臭くないか
  • TPOをわきまえた服装かどうか

面接での話し方や言葉遣い

  • 話し方が馴れ馴れしくなっていないか
  • 聞き取りにくい話し方になっていないか
  • 面接官の話を遮らずに聞けているか
  • 敬語など正しい言葉遣いができているか
  • 要点を押さえた受け答えができているか

マナーや態度

  • 時間に余裕を持って行動できているか
  • 歩き方・座った時の姿勢に問題はないか
  • 面接官以外の人にも挨拶できているか
  • 必要な場面で感謝や挨拶ができるか
  • 話す時・聞く時に無表情になっていないか

上記の中でも匂い・言葉遣い・態度は普段から意識しないと気づけないことが多いため、普段から清潔感や匂いを意識して生活したり、言葉遣いや態度で気をつけなければいけないことはないか意識しておくことが大切です。

また「面接の流れ」「想定質問の内容」「逆質問の内容」について詳しく知りたい方は以下の記事で紹介しているので参考にしてみてください。

STEP10|内定条件の交渉と退職手続きを進める

選考面接に通過して無事に内定をもらった後には内定条件を提示されて、条件の調整が必要な場合には交渉を進めていくことになりますが、交渉の際には企業が提示した条件が決まった背景を確認した上で、自分が希望する条件の理由と希望条件の正当性を示す情報も伝えるようにしましょう。

特に、年収や入社日に関しては前職の年収や退職日で変動することも多いため調整が必要になることもありますが、年収に関しては未経験職種の場合は適正年収を考慮しておく必要があり、入社日を交渉する際も正確な退職日を伝えられるように予め退職手続きをある程度進めておく必要があります。

入社日に関しては内定から入社まで1ヶ月〜3ヶ月が平均的な期間ですが、退職交渉が難航して決まった入社日の延長が続いてしまうと内定取り消しになる可能性もあるため、有休消化・引き継ぎ業務も考慮して交渉を進めていくことが大切です。

また、退職手続きは基本的に内定が出てから進めることが多いですが、退職から入社までの期間を空けないためにも退職の相談をする前に「社内規定のチェック」「業務整理」「引き継ぎ資料の作成」を行い、退職交渉時に退職までの期間を短縮できるように準備しておきましょう。

営業事務から転職する職種はどうやって決めればいいのか

営業事務からキャリアチェンジのために転職をしたいと考えている方の中には、キャリアチェンジする職種はどうやって決めていけばいいのか気になっている方もいると思います。

基本的に未経験から職種を選ぶ際の指標はいくつかありますが、総合的に判断していきたい場合には以下の6つの要素で判断していくのがおすすめです。

  • 興味関心の度合い
    その仕事自体に興味を持てるか。仕事内容を調べた上でやってみたいと感じるかどうか。

  • 希望するキャリアとの関連性の深さ
    希望のキャリアを実現するために必要な職種かどうか。将来的に希望のキャリアの実現につながる職種かどうか。

  • 希望する条件や働き方の実現性の高さ
    将来的に希望する年収や働き方の実現ができそうか。その職種で働いて希望の条件や働き方を実現している人はどれくらいいるのか。

  • 今までの業務経験との親和性
    その職種で営業事務としての経験を活かせるかどうか。転職をする上で活かせる部分があれば転職活動も進めやすくなる。

  • 職種の需要と将来性
    希望する職種の需要や将来性は十分にあるかどうか。需要や将来性が低いと将来的に失業するリスクもあるため注意が必要。

  • 未経験からの転職のしやすさ
    希望する職種で未経験から転職は可能か・転職難易度はどの程度なのか。実際に未経験から転職をしている人はどれくらいいるのか。

希望する職種を選ぶ際のきっかけは興味関心であることが多いですが、興味関心だけで職種を決めてしまうと後になってミスマッチが起こったり、将来のキャリアの実現が難しいことがわかって後悔するリスクもあるため注意が必要です。

そのため、最低でも気になる職種があれば上記の内容について調べた上で、最も希望のキャリアや働き方の実現性が高い職種を選んでいくと最適な職種選択につながります。

営業事務からの転職で活かせる知識・スキル

営業事務から転職をする際には営業事務として働いてきた中で培った知識やスキルをアピールしていくことが大切ですが、営業事務として転職で活かせるスキルにはどのようなものがあるのでしょうか。

本項では、営業事務からの転職で活かせる知識・スキルにはどのようなものが挙げられるのか紹介していくので、自己分析をしたり自己PRを考える際の参考にしてみてください。

事務処理能力

営業事務として働く場合には営業支援のために効率的かつ合理的にタスクを完了させることが求められるため事務処理能力は営業事務にとって重要なスキルの一つです。

また、営業事務では複数の営業担当から仕事を依頼されますが、時には優先度の高い仕事や緊急の仕事が入ることもあり、効率的に作業を進めていかなければいけないことも多いため、仕事の効率を上げるために事務処理能力を高めていく必要があります。

そのため、営業事務として働いていく中で効率的に作業を進めていくために業務効率を見直してきたことで、効率良く事務作業を進めたり業務を効率化する能力が身に付いている方も多いです。

そして、事務処理能力は社会人としてのベーススキルでどの仕事をする際にも活かせるスキルなので、転職する際には事務処理能力の高さはアピール材料として活用できるでしょう。

書類・資料作成能力

営業事務として働いていると契約関連書類の作成や営業のプレゼンテーション資料の作成を依頼されることも多いため、仕事を通して書類・資料作成能力も磨かれていきます。

特に書類作成では営業活動や契約に必要な書類を作成したり、特定の業務で活用する書類をフォーマット化して社内で運用することもありますが、書類作成から運用方法の策定までした経験がある場合には一つの強みとしてアピールすることも可能です。

また、資料作成能力に関しても営業事務として資料作成の経験を積むことで情報をわかりやすくまとめる能力が磨かれるので他職種の仕事でも役立つスキルとして認識されています。

そして、転職で書類・資料作成能力をアピールする際には「どのような書類・資料作成の経験があるのか」「書類・資料作成で工夫したこと」「自身が資料を作成したことで評価されたエピソード」もまとめておくと具体的なアピールにつながります。

タスク・スケジュール管理能力

営業事務として仕事を進めていく場合には複数人の営業からタスクを振られることも多いため、タスク管理能力やスケジュール管理能力は営業事務として働く上でも重要なスキルの一つとなっています。

特に、営業事務の方がタスク管理をする際には「重要度・緊急度」「求められているレベル」「タスクを処理するために必要な時間」「タスクの期限」を正確に把握した上で優先順位を付けて、既存のタスクと調整していくことも多いです。

また、スケジュール管理に関してもタスクの優先度に応じて業務スケジュールを調整したり、キャパシティを考慮して必要に応じてタスクの調整をすることも多いため営業事務として働いているとスケジュール管理能力も自然と身につきます。

そして、タスク管理能力やスケジュール管理能力も仕事をする上で土台となるスキルなので、営業事務として働く中で身につけたタスク管理・スケジュール管理能力は具体的なエピソードがあれば転職活動でのアピール材料として活用が可能です。

コミュニケーション能力

営業事務として働く場合には「営業事務チーム」「営業担当」「クライアント」など多くの人とコミュニケーションを取る必要があるため、齟齬なく情報を伝えて円滑に仕事を回していくためのコミュニケーション能力は重要なスキルとなっています。

特に、営業担当から仕事を振られた際には認識の齟齬がないように確認したり、既存のタスクを考慮して調整の交渉が必要なこともあったり、顧客から問い合わせが来た際には正確に要件を伝える必要があるため、営業事務の方は業務を通してコミュニケーション能力が磨かれている方も多いです。

そして、コミュニケーション能力もベーススキルなので、どの職種に転職する場合でもコミュニケーション能力が高いことは強みになるため、具体的なエピソードがあれば面接の際にも強みとしてアピールすることが可能です。

ですが、コミュニケーション能力は面接で会話をしていればある程度はわかるため、アピール材料としては弱いですが、コミュニケーションを取る際に意識していることを伝えることで相手に良い印象を与えられるので、コミュニケーション能力をアピールしたい場合には参考にしてみてください。

営業事務から転職する際のポイント・注意点

営業事務から転職をする際には「営業事務から転職をする際の流れ」で紹介したSTEPとは別に意識しておいて欲しいポイントや注意点があります。

そして、本項では営業事務から転職する際に意識しておいて欲しいポイントや注意点について紹介していくので「営業事務から転職をする際の流れ」の内容と併せて参考にしてみてください。

未経験職種への転職では転職難易度や必要なスキルまで調べること

営業事務から未経験の職種へ転職する際には事前に情報収集しておくことが大切だとお伝えしましたが、特に「転職難易度」と「転職に必須のスキル・資格の有無」は必ず確認しておきましょう。

というのも、未経験からキャリアチェンジする場合には職種によって「未経験からだと転職が難しい職種」「働くためにはスキル習得や資格取得が必要な職種」があるため、事前に把握しておいて対策をしなければ書類選考で落とされてしまいます。

そのため、未経験職種への転職をする際には「未経験からの転職難易度」「未経験から転職する際に求められる知識・スキル」「未経験からの転職で必須のスキル・資格の有無」「スキル習得や資格取得にかかる時間」を調べた上で具体的な計画を立てていくことが大切です。

また、未経験から希望職種へ転職した人の体験談や転職において大変だったことも調べておくことで、転職活動を進める上で必要なことを整理しやすくなるで余裕があれば併せて調べておきましょう。

基本的には働きながら転職活動を進めるようにする

転職活動を進める際にスキル習得や資格取得の勉強をしたり、転職活動に集中するために退職してから転職活動を進める方もいますが、退職してから勉強や転職活動することは基本的におすすめしません

というのも、転職活動の期間は経験がある職種への転職で1ヶ月〜3ヶ月程度、未経験の職種への転職で3ヶ月〜6ヶ月程度の転職期間が必要とされており、学習期間も資格の難易度によって3ヶ月〜1年以上必要になるケースが多いです。

特に、未経験から専門職へ転職する場合には職種によってスキル習得や資格取得が必要なことも多いため、未経験職種へ転職する場合には学習期間と転職期間を合わせて最低でも6ヶ月〜1年程度は必要と考えておく必要があります。

ですが、勉強や転職活動に集中するために退職をしてしまうと学習期間や転職期間中の収入がなくなってしまうため、もし学習や転職活動が長引いてしまうと生活費が足りなくなるリスクもあり、期間によってはキャリアにブランクが発生して転職で不利になってしまう可能性も出てきます。

もちろん、正当な理由があればブランクがあっても転職で不利になることは少ないですが、正当性・妥当性が示せなければ転職で不利になる可能性があることや生活費の心配もしなければいけないことも考慮すると基本的には働きながら転職活動を進める前提で考えて計画を立てていくことが大切です。

転職するべきかの判断基準を把握しておく

営業事務から転職を考えている方は現状に何かしらの不満を感じている方が多いですが、転職するべきか判断する際には客観的に情報を整理した上で判断基準を明確にした上で冷静に判断していくことが大切です。

転職するべきか判断する基準としては主に「現在の会社での所属年数」「不満やストレスの原因の解決の可否」があり、現在の会社の所属年数が1年〜2年未満の場合には短期離職として捉えられてしまう可能性があるため注意が必要です。

また、不満やストレスの原因の解決の可否に関しては、問題に向き合って解決しようと努力したかどうかで転職活動における評価も変わり、不満やストレスを感じただけで何もせずに転職をしてしまうと、問題が起きても自分なりに解決する努力をしない人と思われる可能性があります。

ですが、問題に向き合って努力をしても改善・解決できなかった場合は「妥当性があり致し方ない理由で転職を決めた」と認識されるためマイナス評価になる可能性は低く、明らかに会社側に問題がある場合にも正当な理由があって転職をしようと考えたのだと思ってもらえる可能性も高いです。

そのため、転職するべきか判断する際には「短期離職にならないか」「転職理由に正当性・妥当性があるか」を基準に判断していくと、転職活動においてマイナス評価を受けて転職がうまくいかなくなるリスクを避けることにつながります。

転職サービスを利用する際には転職エージェントを活用すること

転職活動を進めていく際には転職サービスを活用していくと効率的に求人探しができるとお伝えしましたが、特にこだわりがない場合には転職エージェントを優先的に活用していきましょう。

というのも、転職エージェントではエージェントが求職者の希望にマッチした求人を紹介してくれるだけではなく、転職活動がうまくいくように「職務経歴書の添削」「応募時の推薦ポイントの共有」「面接時のアドバイス」などをしてくれます。

転職サイトでは求人に応募しても書類以外で情報を伝える術がなく、人柄や推薦ポイントを客観的に伝えられず、求人探しも基本的には自分で行う必要があるため手間もかかります。

ですが、転職エージェントを活用すれば転職活動の中で負担の大きい求人探しや応募企業との連絡・交渉は基本的にエージェントが対応してくれるため、求職者はエージェントからの連絡に対応するだけで転職活動を進めていくことが可能です。

もちろん、転職エージェントでも紹介された求人を選んだり情報収集をするなど自分でやらなければいけないことはありますが、他の転職サービスを使って求人を探すよりも効率的に転職活動を進めていくことにつながるため、転職エージェントは積極的に活用していくようにしましょう。

営業事務から転職をする際におすすめの転職エージェント

営業事務から転職をする場合には転職エージェントの活用がおすすめとお伝えしましたが、転職エージェントを有効活用するためにはエージェントの特徴をしっかりと把握しておく必要があります。

総合型転職エージェント

  • 大手総合型エージェント
    全国・全業界・全職種の豊富な求人の取り扱いがあり、幅広い選択肢の中から希望の求人を探すことが可能。

  • 中小総合型エージェント
    大手に比べて求人数は少ないが首都圏中心に幅広い業界や職種の求人を探すことができて、手厚い転職支援をしていることも多い。

特化型転職エージェント

  • 業界・職種特化型エージェント
    特定の業界や職種に特化した求人が探せて、業界や職種の転職に特化したエージェントが在籍しているので専門的な相談も可能。

  • 年代・属性特化型エージェント
    20代/30代向け・第二新卒向け・未経験者向け・ハイクラス向けなどの特定のニーズに特化した求人を探すことができる。

転職エージェントには「幅広い業界・職種の求人を取り扱う総合型転職エージェント」「特定の業界・職種・属性に特化した求人を取り扱う特化型エージェント」があり、それぞれ取り扱う求人の特徴や強みとしている分野に違いがあります。

そのため、営業事務から転職をするためにエージェントを活用する際には「希望職種」「転職目的」に合わせてエージェントを活用してくことで、希望の求人を効率的に探していくことが可能です。

そして、転職エージェントを活用する際には複数のエージェントを併用することで希望に合う求人を見つけやすくなるので、転職エージェントに登録する際には3社〜5社程度に登録して、その中から希望にマッチした求人を紹介していくれるエージェントを優先的に活用していくのがおすすめです。

大手や人気企業の求人を多数保有!大手エージェント

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大手エージェントには、全業界・職種の求人が集まっています。さらに、大手企業や人気企業の求人を独占で持っていることも。
幅広い選択肢の中から求人を提案してもらいたい、大手企業や人気企業への転職を検討しているという方は登録しておきましょう。

リクルートエージェント

業界No.1!転職者の8割が利用している
国内最大の定番エージェント

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  1. 求人数が業界No.1!人気企業・大手企業の非公開求人を多数保有
  2. 数の強みを活かした幅広い業界・職種の提案が可能
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doda

CMでおなじみ!顧客満足度トップクラス!
豊富な求人数に加えて、専任アドバイザーの手厚いサポートが強み

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  1. リクルートと並ぶ、実績豊富な国内最大級の転職エージェント
  2. 20万件以上(2023年3月時点、非公開求人を含む)の求人から、厳選して紹介をしてくれる数少ないエージェント
  3. リクルートが保有していない有名企業の求人に出会える可能性が高い

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既卒・正社員経験が少ない人向けの転職エージェント

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