大学中退でニートの人は就職できる?正社員を目指せる職種を紹介!
大学中退でニートの人は就職できるのか?と悩んでいる人に、正社員を目指せる職種を紹介します!
他にも、利用すべきサービスや面接対策についても解説しています。
大学中退でニート中の人は早めに就職するべき
今、大学中退をしてニート生活を送っている人は、正社員として早めに就職するべきです。
ちなみに大学中退という学歴は、新卒ではなく既卒や中途採用枠での扱いになります。
大学中退者が、就職活動をして正社員になるべき理由としては、以下の3点があるので順に解説していきます。
経験・スキルをいち早く身につけることができる
大学中退後で現在ニートをしている人は、早めに就職し、スキル・経験を積んでキャリアアップすると良いです。
今後どこかの企業に就職して、転職することになったとしたら学歴は一定評価されますが、もっとも評価されるのは経験やスキルになってきます。
少しでも早く就職できるように行動をすることで、スキル・経験をたくさん積むことができ、次へのステップアップも可能です。
空白期間が短いほうが採用されやすい
社会復帰に時間がかかってしまうと、マイナス評価に繋がってしまうので、空白期間は短いほうが良いです。
面接では「大学を中退してからは何をしていましたか?」という質問を必ずされます。面接官はこの質問で、どういう人なのか、どういう人生を送ってきたのかを見抜こうと思っています。
なぜなら、面接官は短い時間で長期的に働いてくれる人や会社を支える戦力になれる人なのかをジャッジする必要があるからです。
大学を中退してニートになったことを見下しているのではなく「仕事をすぐに辞めてしまわないか」「将来どうなりたいのか」を確認したいだけです。
ただ、空白期間が長くなると、その分「働く意欲がない人」だと思われてしまいます。
大学への再入学はデメリットが多い
大学への再入学は、デメリットが多いのであまりおすすめしません。
なぜなら、金銭的な負担が大きいのと、退学した年数+4年間の時間がかかってしまうため、社会に出るころには同級生に比べて経験・スキルや、生涯年収に差が出てきてしまいます。
また、大手企業に入社するために高学歴の大学に再入学する人がいますが、高学歴の大学に入学するとなると長期間の受験勉強が必要になります。
仮に高学歴の大学に入学できたとしても、就職活動は採用企業との相性・運・コネクションも関わってくるので、必ずしも大手企業や有名企業に入れるとは限りません。
早めに就職し、経験・スキルを積んだほうが収入が上がりやすいです。
また、早く行動することで転職での市場価値も高めやすいので、この次の転職で大手企業や有名企業を目指したほうが入社できる可能性は高いです。
大学を中退しても正社員への就職は可能
独立行政法人 労働政策研究・研修機構によると、大学中退から就職に成功した人は39.9%となっており、正社員として働くことは可能です。
大学中退した人は、高卒の中途採用枠に当てはまるので、大学中退=無職ではありません。
周りに大学を中退した人があまりおらずに不安になるかと思いますが、約40%の人が同じ境遇でありながら就職しているので、本人の努力次第で成功させられます。
高学歴の人はポテンシャルを評価してもらえる
大学を中退した人の中でも、高学歴の大学を中退した人は「一生懸命努力して高学歴の大学に入学した」というポテンシャルを評価されます。
ただ、大手企業への転職は正直厳しく、高学歴の大学を卒業している人ですら、1度ニートになってしまうと大手企業への就職は難しいです。
まずは、中小企業で経験・スキルを積むことが大切です。
高学歴だけれどニート生活を送っているという人は、以下の記事を参考にしてみてください。
大学中退者が就職を目指せるおすすめ職種3選
大学中退者におすすめの職種は、以下の3つです。
上記3つの仕事は、学歴関係なく正社員になれる職種になります。
順に詳しく解説していきます。
営業職
営業は、専門スキルよりもコミュニケーション能力や人柄が重視される傾向が多いため、未経験でも挑戦しやすいです。
営業の種類は、以下の3つになります。
- 新規営業
これまで取引がなく、面識のない企業に対しての営業 - 既存・ルート営業
すでに取引している顧客に対しての営業 - 深耕営業
顧客が求めている新たなニーズを探り、取引を増やす営業
営業は、基本給+インセンティブ(歩合制)の給与形態が基本となっています。
営業職で高収入を得ている人のほとんどは、仕事で成果を出して基本給の上乗せ分で稼いでいます。
営業職について詳しく知りたい人は、以下の記事を参考にしてください。
事務職
事務職は未経験でも働けて、多くの求人が掲載されています。
また、事務職は女性向けの求人が多く、将来結婚や出産を考えている人に働きやすい環境が整っていることが多いという特徴もあります。
事務職とはいっても以下のようにたくさんの種類があり、希望によって就職難易度が違います。
- 営業事務
業務内容:営業職の見積書・企画書・発注書などを作成、電話対応など - 経理事務
業務内容:伝票の仕分けと処理、帳簿の清算など - 人事事務
業務内容:採用や退職・部署異動・社会保険の手続きなど - 総務事務
業務内容:文具・オフィス用品の管理、防犯や防災対策など - 法務事務
業務内容:契約書のチェック・管理など - 貿易事務
業務内容:貿易に関する書類作成・申請、飛行機や船舶の手配、輸送先の倉庫の手配など
事務職の平均給与は約20万ほどで、資格やスキルによって昇給していきます。
ただ、正社員として事務職を採用する会社が少ないというのが現状で、派遣社員から正社員になるといった流れが近道になります。
事務職は、女性向けの求人が多いことから、女性が事務職で働くにはどうすればいいかを以下の記事にまとめてあるので参考にしてください。
インフラエンジニア
インフラエンジニアは、年齢がある程度若く、必要な資格があれば未経験でも働くことは可能です。
インフラエンジニアは、今後需要のある仕事だと言われていますが、上記でも述べたように資格が非常に重要な仕事になります。
インフラエンジニアで必要になる資格は、以下のようになります。
国家資格
- ITパスポート
- 基本情報処理技術者
- 応用情報処理技術者
- ネットワークスペシャリスト
- データベーススペシャリスト
ベンダー資格
※ベンダー資格とは、ベンダーというIT関連製品を製造・販売する企業が自社で開発した製品について、適切な操作技術や管理技術を満たしているか?ということを認証するための民間資格制度です。
- Linux技術者認定 LinuC レベル1
- Linux技術者認定 LinuC レベル2
- Linux技術者認定 LinuC レベル3
- シスコ技術者認定 CCNA
- シスコ技術者認定 CCNP
- シスコ技術者認定 CCIE
インフラエンジニアは、資格の有無で価値が決まり、年収が大きく変わってきます。
実際に筆者である私の友人は、フリーターから資格を取ってインフラエンジニアになり、大手企業に雇われて年収600万円からスタートしました。
インフラエンジニアについて気になる人は、以下の記事を参考にしてください。
大学中退者が利用すべき就職支援サービス
大学中退者が利用すべきサービスには、就職エージェント・ハローワーク・求人サイトの3つがあります。
各種サービスを、サポートの質・求人の質・求人の量で比較した早見表が以下になります。
サポートの質 | 求人の質 | 求人の量 | |
---|---|---|---|
エージェント | ◎ | ◯ | ◯ |
ハローワーク | △ | △ | ◎ |
求人サイト | △ | ◯ | ◎ |
就職エージェントがおすすめな理由
大学を中退したニートに、もっともおすすめなのは就職エージェントです。
なぜなら、就職エージェントを利用すると内定率が80%以上まで跳ね上がるからです。
また、就職エージェントは一定の基準を設けて、取り扱う求人を厳選しています。その基準に満たない、ブラック企業は徹底的に排除されますね。
就職エージェントは色々とありますが、とくに平均20時間にも及ぶ手厚いサポートによりUZUZの定着率はは94.7%にもなっています。
このように利用するメリットがたくさんある就職エージェントですが、その中で大学を中退したニートにおすすめの2社ご紹介します。利用するコツは両方に登録し、それぞれを比較しながら、最終的に1番相性が合うほうと一緒に就活を進めていくと良い就職ができます!
ニート・正社員経験が少ない方向けの転職エージェント
未経験OK、正社員経験ナシでもチャレンジできる求人を多数保有!20代で経歴に自信がない方向けに手厚い就職サポートを実施しています。
大手エージェントと合わせて登録しておきましょう。
急成長のベンチャーとして、多くのメディアに掲載されているUZUZが展開する
第二新卒・既卒・フリーターに特化した就職支援サービス
※サポートエリアが首都圏・関西圏に限られます。
愛知・福岡にお住いの人は、ニート/フリーター/既卒の求人を豊富に保有しているハタラクティブへの登録がおすすめです。
ポイント
- 自身も早期離職経験があるキャリアアドバイザーが同じ目線でアドバイスしてくれる
- 10時間以上にも及ぶ丁寧なサポートで内定率UP!1年後の定着率は94.7%!
18〜20代前半未経験OKの求人数は業界トップクラス!
人材業界で多数サービスを展開するレバレジーズが運営!若手向け就活支援サービス
※対象エリアは東日本(渋谷、立川、秋葉原、池袋、千葉、横浜)と西日本(大阪、福岡、名古屋、神戸)となります
ポイント
- 経歴よりも人柄を重視して積極採用する企業を紹介!
- 20代前半未経験の方向けの求人2300件以上
- ハタラクティブ独自の自分発見カウンセリングが無料で受けられる!
30代以上の人はハローワークがおすすめ
30代以上の人は、ハローワークの利用をおすすめします。
就職エージェントは、20代の人をターゲットにしており、社会経験のない30代以上の人は対応してくれない可能性が高いです。
ただ、ハローワークの求人にはばらつきがあるので、慎重に求人を見て企業を見極める必要があります。
ハローワークで仕事探しをしようと思っている人は、以下の記事を参考にしてください。
自分で求人を選びたい人は転職サイトを活用しよう
リクナビネクストなどの求人サイトは、時間を気にせずに仕事を探すことができます。
ただ、求人サイトで良い求人を見つけても、その後の履歴書・職務経歴書の作成・面接対策などは自分1人で進めていかなくてはなりません。
また、1つのサイトでは求人数に限りがあるので、複数のサイトを同時に利用する必要があり、応募管理が面倒になりがちというマイナス点もあります。
ニートにおすすめの求人サイトについて詳しく知りたい人は、以下の記事を参考にしてください。
大学中退者が内定獲得のための面接対策
大学中退者は、面接で「空白期間はなにをしていたのか?」という質問を必ずされるので、しっかり答えられるようにしておきましょう。
また「なぜニートになったのか?」という質問も必ずされます。
よく、自分をよく見せるために嘘をつく人がいますが、正直に答えましょう。
面接官は、たくさんの人の面接をしているので嘘を見抜くことができます。
面接対策については、以下の記事を参考にしてください。
履歴書・職務経歴書の書き方
履歴書・職務経歴書は、自分が今までどのようなことをしてきて、どのような成果を上げたかが求められます。
ニートの人は、学生の頃にやっていたアルバイトの経験など、少しでも働いた経験があればしっかり書きましょう。
どのような仕事・アルバイトをしていたのか、企業が見たときにイメージしやすいように「職務内容・努力したこと・実績」を具体的に書きましょう。
履歴書・職務経歴書の書き方に悩んでいる人は、以下の記事を参考にして書いてください。
【大学中退者向け】ニートの就職に役立つ関連記事
就職を目指すニートに役立つ関連記事を載せておきますので、こちらも合わせて参考にしてください。